エクソシストを堕とせない
| エクソシストを堕とせない Make the Exorcist Fall in Love | |
|---|---|
| ジャンル | オカルト[1]、恋愛[2]、バトル漫画[3] |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | 有馬あるま |
| 作画 | フカヤマますく |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表期間 | 2021年12月15日[4] - |
| 巻数 | 既刊15巻(2026年7月3日現在) |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『エクソシストを堕とせない』(エクソシストをおとせない)は、原作:有馬あるま、作画:フカヤマますくによる日本の漫画作品。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて、2021年12月15日より連載中[4]。
沿革
2021年12月15日に『少年ジャンプ+』にて連載を開始[4]。2022年5月には、公式PVを公開[2]。同年9月6日に『少年ジャンプ+』の当時連載中の作品とリクルートがコラボレートし、Webショートムービーを配信[5]。作品は同サイトの人気作の全10タイトルが選出され、本作も参加している[5]。
あらすじ
Chapter0(1話 - 3話)
最強のエクソシストであり[2]、「サタンを倒すために生まれてきた」16歳の少年である神父は[6][1]、18歳の画家である愛月イムリを守るために日本にやってくる[1]。神父は、イムリを狙う悪魔たちと戦うことになるが、イムリとの出会いによってその心に恋と希望を抱いていく[2][1]。
Chapter1:強欲編(4話 - 9話)
イムリの要望で水族館を訪れた神父くんは、カラスへ姿を変えたマモンと対峙する。マモンが起こした2度の悪事から民間人を救った神父くんに、マモンは招待状を渡し、2人は招待状に示された場所へ向かうことになった。
Chapter2:嫉妬編(10話 - 17話)
イムリの新たな護衛として来日したシスター・レア、バーバラ。教会の別荘である海の家で共同生活を送ることになる[7]。
しかしある時、浜辺に子供が倒れているのを発見する。その子供は魔王リバイアサンであった。
Chapter3:暴食編(18話 - 35話)
リモート会議が開かれ、エクソシスト・ダンテは一人、フランスの廃教会へ向かった。
そんな中、ベルゼブルは東京の侵攻を開始した。ベルゼブルの魔力を察知したレアの推察を信じ、一同は東京タワーへと向かう[8]。
Chapter4:色欲編(36話 - 55話)
歌姫・アリアのライブに赴いたイムリと神父くん。だが、突如色欲の魔王・アスモデウスが、アリアに対する犯行声明を行う。アリアは神父くんが学校に行き守ってほしいと要望。神父くんはイムリと共に学園生活を送ることとなった[9]。
そんな中、アリアの本来の護衛・ミハイルが来日する。
Chapter5:怠惰編(56話 - 83話)
アスモデウスとの戦いの後、一同は拠点をヴァチカンの仮拠点に移した。
日に日に精神が摩耗していく神父くんは、夢の中で、「ベル」を名乗る人物と交流を深めていく。
Chapter6:傲慢編(84話 - 101話)
怠惰の魔王との戦いの末、イムリと共に逃げることを決めた神父くん。だが神父を拘束しようとしたヴァチカンの攻撃により、イムリは致命傷を負う。前にリバイアサンと契約したことを思い出した神父くんは、リバイアサンを召喚し、ヴァチカンから逃げるために地獄へ向かった[10]。
イムリを直せるただひとりの魔王・ルシファーの元へ向かうため、神父くんはアスモデウスに使える悪魔・キャサリンの娼館へ向かう[11]。
Chapter7:憤怒編(102話 - )
ルシファーにイムリを治してもらい、イムリと共に、普通の人間としてスタートを切ることになった神父くん[12]。
イムリが一人の時、突如黒猫が現れる。それは古の魔女・バーバヤーガの一部となった、イムリの友人・ヴァシリサだった[13]。
登場人物
声の項は公式PVの声優。
- 神父
- 声 - 斉藤壮馬[2]
- 本作の主人公[1]。エクソシスト(祓魔師)である16歳の少年。
- 名前はジョシュア•エル・アンゲレス•アダムス。
- 作中では、神父くんとよく呼ばれる。
- サタンを倒すために育てられた最強のエクソシスト。聖句によって心を強く保っている。
- 愛月イムリ
- 声 - 高橋李依[2]
- 18歳の画家。描く絵画のモチーフは全て「恋する悪魔」。神父くんの護衛対象。
- 魔王サタンに狙われ[14]、神父くんと同居生活を始めることとなる。
- シスター・レア
- 声 - 未定
- 明るく人当たりの良い性格。シスター・バーバラとコンビを組み、彼女を相棒と呼んでいる。
- 錬金術を扱うが、本来の器ではないために、天使の力が体を大きく蝕んでいる。
- エクソシスト・ダンテ
- 声-未定
- 神父くんの教育係。神父くんからは「センセイ」と呼ばれる。神父くんの研修が終わった4年後には顔に傷がついているが、詳しい時系列・理由は不明。とある魔女との確執を持つ。
- 魔王サタン
- 憤怒の魔王。イムリを狙っており[14]、作中では「最悪の魔王」と呼ばれている[15]。実質的に全ゲヘナを治めている。
- 魔王ベルゼブル
- 暴食の魔王。[14]異名として「蝿の王」がある。[16]
作風
ライターの成馬零一によると、「色欲」が大きく扱われている本作は、「恋」が少年にとって祝福となるか呪いとなるか問いかけており、それが最大のテーマである[1]。主人公は「神父」や「少年」また、100話以降は、イムリからはジョシュと呼ばれる。
評価
本作は、次にくるマンガ大賞2022のWebマンガ部門にて第9位に選出された[17]。
ライターの成馬零一によると、本作は「登場人物の頭身は低く、記号性が強調された造形となって」おり、「かわいらしいキャラクター」が「太い線で描かれ」ている点が印象に残るという[1]。背景の線が抑制され、躍動感が備わり、「どのコマも一枚絵として完成度がとても高い」といい、特に悪魔と対決するシーンでは「大ゴマを駆使したダイナミックなコマ運び」で描かれ、「画力が存分に発揮されている」と評している[1]。
漫画ウォッチャーの小原良平は本作を「漫画好き以外の一般層に広く知られた作品とは言い難い」が、「バトル漫画としても、恋愛漫画としても読み応えがあり」、「尖った物語性」と作画が魅力であると評している[3]。
書誌情報
- 有馬あるま(原作)、フカヤマますく(作画)『エクソシストを堕とせない』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊15巻(2026年7月3日現在)
- 2022年5月2日発売[18]、ISBN 978-4-08-883138-1
- 2022年7月4日発売[19]、ISBN 978-4-08-883174-9
- 2022年10月4日発売[20]、ISBN 978-4-08-883266-1
- 2023年2月3日発売[21]、ISBN 978-4-08-883375-0
- 2023年6月2日発売[22]、ISBN 978-4-08-883517-4
- 2023年9月4日発売[23]、ISBN 978-4-08-883637-9
- 2024年1月4日発売[24]、ISBN 978-4-08-883779-6
- 2024年6月4日発売[25]、ISBN 978-4-08-884030-7
- 2024年9月4日発売[26]、ISBN 978-4-08-884179-3
- 2025年1月4日発売[27]、ISBN 978-4-08-884331-5
- 2025年4月4日発売[28]、ISBN 978-4-08-884461-9
- 2025年8月4日発売[29]、ISBN 978-4-08-884617-0
- 2025年12月4日発売[30]、ISBN 978-4-08-884783-2
- 2026年3月4日発売[31]、ISBN 978-4-08-884876-1
- 2026年7月3日発売[32]、ISBN 978-4-08-885119-8
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 成馬零一 (2022年6月8日). “少年に訪れるのは呪いか、祝福か? ジャンプ+『エクソシストを堕とせない』の恋の重要性”. Real Sound|リアルサウンド ブック. 2023年3月18日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 Inc, Natasha (2022年5月2日). “恋を知らない少年神父の聖戦記1巻、斉藤壮馬&高橋李依出演のPVも(動画あり)”. コミックナタリー. 2023年3月18日閲覧。
- 1 2 小原良平 (2023年9月28日). “【推しの子】横槍メンゴ、『エクソシストを堕とせない』作者の“ファンアート”に感激 相思相愛の関係にファンほっこり”. Real Sound|リアルサウンド ブック. 2023年10月11日閲覧。
- 1 2 3 少年ジャンプ+ 2021年12月15日のツイート、2023年3月18日閲覧。
- 1 2 “リクルートが集英社「少年ジャンプ+」作品とともに贈る「まだ、ここにない、出会い。」をテーマにしたWebムービー公開 『SPY×FAMILY』など人気作の名シーンを作品の枠を超え紡ぐ 2022年9月6日(火)公開・配信スタート”. リクルート (2022年9月6日). 2023年3月18日閲覧。
- ↑ 日経クロストレンド. “「ジャンプ+」春スタートやアニメ化で注目&お薦めの作品は?”. 日経クロストレンド. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “[10話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[22話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[37話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[83話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[84話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[101話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[102話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- 1 2 3 “[3話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[107話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “[21話エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく]”. 少年ジャンプ+. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “結果発表”. 次にくるマンガ大賞 2022. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 1/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 2/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 3/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 4/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年2月26日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 5/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年6月2日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 6/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2023年9月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 7/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2024年1月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 8/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2024年6月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 9/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2024年9月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 10/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2025年1月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 11/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2025年4月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 12/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2025年8月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 13/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2025年12月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 14/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2026年3月4日閲覧。
- ↑ “エクソシストを堕とせない 15/フカヤマ ますく/有馬 あるま | 集英社 ― SHUEISHA ―”. 集英社 ― SHUEISHA ―. 2026年7月3日閲覧。