サクララン
サクララン
分類(APG IV)
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
目 : リンドウ目 Gentianales
科 : キョウチクトウ科 Apocynaceae
亜科 : ガガイモ亜科 Asclepiadoideae
連 : Marsdenieae
属 : サクララン属 Hoya
種 : サクララン H. carnosa
学名
Hoya carnosa (L.f.) R.Br.
英名
wax plant, porcelainflower
サクラランの葉

サクララン(桜蘭[1][2]、学名:Hoya carnosa[3])はキョウチクトウ科(旧ガガイモ科)サクララン属のつる性多年草~常緑樹。和名は花色がサクラに、多肉質の葉がランにそれぞれ似ることから付けられた[4]。なお、桜とも蘭とも関係はない[5]。

サクララン属

属名Hoyaは、英国の庭師・植物学者のThomas Hoyにちなみ名付けられた[6]。同属の外国産種も園芸用に栽培され、ホヤまたはサクラランと総称される[7][2]。

サクララン属は100–200種あるとされ[8]、その多くがアジア、オーストラリア、太平洋諸島の熱帯雨林に分布する[9]。本種は最も耐寒性が高く、最低気温5℃まで耐える[10]。

特徴

茎は太く、節から根を出して樹幹や岩を這い登り、垂れ下がることもある。葉柄や若枝は有毛。葉は対生し、葉身は長さ4–10 cmの楕円形で厚く全縁、葉表は光沢がありほぼ無毛、葉裏には斜上する毛がある。花序は腋生し、白~薄桃色で径1.5 cmほどの花を密につけ、直径5–7 cmほどの半球~球形の散形花序を形成する。花がマリのように見えるので、「毬蘭」とも呼ばれ、よい香りがする[5]。花期は夏。各花の中心にある紅色の副花冠がよく目立つ[1][2][4][8][11][12]。

分布と生育環境、利用

九州南部~琉球列島、東南アジアにかけてに分布。海岸近くの岩場や石灰岩地の林内に生育。庭木など鑑賞用に利用される[1][2][4][8][9][11][12]。

脚注

  1. 1 2 3 (大川 & 林 2016, p. 371)
  2. 1 2 3 4 (林 & 名嘉 2022, p. 52)
  3. ↑ (米倉 & 梶田 2003)
  4. 1 2 3 (池原 1979, p. 117)
  5. 1 2 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、355頁。
  6. ↑ (Brown 1810, p. 459)
  7. ↑ (片野田 2019, p. 223)
  8. 1 2 3 (近田 1997, p. 76)
  9. 1 2 (山城 2021, p. 319)
  10. ↑ (Brickell 1996, p. 535)
  11. 1 2 (新里 & 嵩原 2002, p. 46)
  12. 1 2 (片野田 2019, p. 223)

参考文献

外部リンク

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