シンザン記念

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シンザン記念
Shinzan Kinen[1]
第50回シンザン記念(2016年1月10日)
優勝馬:ロジクライ(画像左手奥)
開催国 日本の旗日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 京都競馬場
創設 1967年1月15日
2025年の情報
距離 芝1600m(中京競馬場)
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳(国際)(特指)
負担重量 馬齢(#競走条件を参照)
出典 [2][3]
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シンザン記念(シンザンきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「日刊スポーツ賞 シンザン記念(にっかんスポーツしょう シンザンきねん)」と表記している[3]。

競走名の「シンザン」は1964年に日本競馬史上2頭目の三冠(皐月賞・東京優駿・菊花賞)制覇を達成、翌年も天皇賞(秋)と有馬記念を優勝し「五冠馬」と呼ばれている[4]。 1984年に顕彰馬に選出されたことを称え、京都競馬場には銅像が建立されている[5]。

正賞は日刊スポーツ新聞社賞[3]。

概要

シンザン像(京都競馬場)

本競走はシンザンを記念し、1967年に4歳(現3歳)馬限定の重賞として創設された[5]。創設以来、1980年と1994年に阪神競馬場、2021年から2023年及び2025年に中京競馬場で施行された(後述)以外は、京都競馬場・芝1600m(外回り)で変わらず行われている[5]。

外国産馬は1995年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になった[5]ほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走になった[5]。

シンザンの血を持つ馬は、初年度産駒のシンザンホマレ(4着)や、1971年のシングン(2着)、2015年のレンイングランド(5着)らが出走したが、これまでに勝利した馬はいない。

本競走の創設にあたり、中京馬主協会はシンザンの馬主であった橋元幸吉が所属していたこともあり中京競馬場での施行を希望していたが、日本中央競馬会は京都競馬場で施行することを決め、代わりに中京大賞典[注 1]が創設された[7]。なお、実際に本競走は2021年からの3年間は京都競馬場整備工事、及び2025年は阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日程の変更により中京競馬場で施行されている。

競走条件

以下の内容は、2025年現在[2][3][8]のもの。

出走資格:サラ系3歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)
  • 負担重量:馬齢重量(57kg、牝馬2kg減)

賞金

2025年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[2][3]。

歴史

  • 1967年 - 4歳馬による重賞競走「シンザン記念」として創設[5]。
  • 1974年 - 名称を「日刊スポーツ賞 シンザン記念」に変更[5]。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 2]に格付け。
  • 1995年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[5]。
  • 1996年 - 特別指定交流競走に指定、地方所属馬が2頭まで出走可能となる[5]。
  • 2001年 - 馬齢表示を国際基準へ変更したことに伴い、出走条件を「3歳」に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格により、格付表記をJpnIIIに変更[5]。
  • 2009年
    • 国際競走に指定され、外国馬が8頭まで出走可能となる[5]。
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更[5]。
  • 2015年
    • 出走可能頭数を18頭に拡大。
    • 外国馬の出走枠を9頭に変更。
  • 2021年 - 京都競馬場の整備工事に伴い、中京競馬場で施行[9][10]。このため、出走可能頭数が16頭に変更される(2022年・2023年も同様)。
  • 2024年 - 負担重量を馬齢重量に変更。
  • 2025年 - 阪神競馬場のリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更に伴い、中京競馬場で施行[11]。このため、出走可能頭数が16頭に変更される。

歴代優勝馬

距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1967年1月15日京都1600mタイギヨウ牡31:39.0武邦彦武平三中山芳雄
第2回1968年1月15日京都1600mヒカリオー牡31:41.0領家政蔵田中好雄松本市三郎
第3回1969年1月15日京都1600mファインハピー牝31:38.8簗田善則坪重兵衛吉田久博
第4回1970年1月15日京都1600mハイプリンス牡31:36.9高橋成忠佐藤勇吉嶺一徳
第5回1971年1月24日京都1600mフイドール牡31:42.3松本善登武田文吾小原菊枝
第6回1972年1月23日京都1600mシンモエダケ牝31:38.5藤岡範士田之上勲久保光吉
第7回1973年1月14日京都1600mディクタボーイ牡31:38.8柴田政見布施正今井重雄
第8回1974年1月13日京都1600mナニワライト牡31:37.0清水英次荻野光男西田アヤ
第9回1975年1月12日京都1600mエリモジョージ牡31:38.4福永洋一大久保正陽山本慎一
第10回1976年1月11日京都1600mバンブトンシェード牡31:39.3久保敏文伊藤修司樋口正蔵
第11回1977年1月16日京都1600mテンザンサクラ牡31:38.1河内洋松永善晴平野三郎
第12回1978年1月15日京都1600mラブリトウショウ牝31:37.0小谷内秀夫戸山為夫トウショウ産業(株)
第13回1979年1月14日京都1600mテルノエイト牡31:37.2飯田明弘清水久雄中村照彦
第14回1980年1月13日阪神1600mノトダイバー牡31:38.4加用正北橋修二(有)能登
第15回1981年1月11日京都1600mヒロノワカコマ牡31:35.8河内洋伊藤修司伊藤裕子
第16回1982年1月10日京都1600mシルクテンザンオー牡31:36.8伊藤清章伊藤修司中山信一
第17回1983年1月9日京都1600mメジロモンスニー牡31:36.7清水英次大久保正陽メジロ商事(株)
第18回1984年1月15日京都1600mキタヤマザクラ牡31:36.3小島貞博戸山為夫藤本龍也
第19回1985年1月13日京都1600mライフタテヤマ牡31:37.5猿橋重利安田伊佐夫辻幸雄
第20回1986年1月12日京都1600mフレッシュボイス牡31:37.3古小路重男境直行円城和男
第21回1987年1月11日京都1600mヤマニンアーデン牡31:38.4田島信行池江泰郎土井宏二
第22回1988年1月10日京都1600mラガーブラック牡31:37.2村本善之大久保正陽奥村啓二
第23回1989年1月15日京都1600mファンドリポポ牝31:37.4西浦勝一夏村辰男水戸富雄
第24回1990年1月14日京都1600mニチドウサンダー牡31:36.0増井裕白井寿昭山田敏夫
第25回1991年1月13日京都1600mミルフォードスルー牝31:35.7河内洋田中耕太郎則武清司
第26回1992年1月19日京都1600mマヤノペトリュース牡31:35.8田原成貴坂口正大田所祐
第27回1993年1月17日京都1600mアンバーライオン牡31:35.9田所秀孝鹿戸幸治リボー(株)
第28回1994年1月16日阪神1600mナムラコクオー牡31:36.8上村洋行野村彰彦奈村信重
第29回1995年1月15日京都1600mメイショウテゾロ牡31:34.5上籠勝仁星川薫松本好雄
第30回1996年1月14日京都1600mゼネラリスト牡31:34.5松永幹夫山本正司マエコウファーム(有)
第31回1997年1月15日京都1600mシーキングザパール牝31:34.6武豊佐々木晶三植中倫子
第32回1998年1月18日京都1600mダンツシリウス牝31:36.8四位洋文山内研二山元哲二
第33回1999年1月17日京都1600mフサイチエアデール牝31:34.6武豊松田国英関口房朗
第34回2000年1月9日京都1600mダイタクリーヴァ牡31:35.4高橋亮橋口弘次郎(有)太陽ファーム
第35回2001年1月8日京都1600mダービーレグノ牡31:35.4幸英明高橋成忠(株)ダービー社
第36回2002年1月14日京都1600mタニノギムレット牡31:34.8武豊松田国英谷水雄三
第37回2003年1月12日京都1600mサイレントディール牡31:34.8武豊池江泰郎金子真人
第38回2004年1月12日京都1600mグレイトジャーニー牡31:35.4武豊池江泰郎(有)ノースヒルズマネジメント
第39回2005年1月10日京都1600mペールギュント牡31:35.7武豊橋口弘次郎(有)サンデーレーシング
第40回2006年1月9日京都1600mゴウゴウキリシマ牡31:34.4石橋守梅田康雄西村新一郎
第41回2007年1月8日京都1600mアドマイヤオーラ牡31:35.1岩田康誠松田博資近藤利一
第42回2008年1月13日京都1600mドリームシグナル牡31:35.4岩田康誠西園正都セゾンレースホース(株)
第43回2009年1月11日京都1600mアントニオバローズ牡31:35.3角田晃一武田博猪熊広次
第44回2010年1月10日京都1600mガルボ牡31:34.3池添謙一清水英克石川一義
第45回2011年1月9日京都1600mレッドデイヴィス騸31:34.0浜中俊音無秀孝(株)東京ホースレーシング
第46回2012年1月8日京都1600mジェンティルドンナ牝31:34.3C.ルメール石坂正(有)サンデーレーシング
第47回2013年1月6日京都1600mエーシントップ牡31:34.3浜中俊西園正都(株)栄進堂
第48回2014年1月12日京都1600mミッキーアイル牡31:33.8浜中俊音無秀孝野田みづき
第49回2015年1月11日京都1600mグァンチャーレ牡31:34.8武豊北出成人松本俊廣
第50回2016年1月10日京都1600mロジクライ牡31:34.1浜中俊須貝尚介久米田正明
第51回2017年1月8日京都1600mキョウヘイ牡31:37.6高倉稜宮本博瀬谷隆雄
第52回2018年1月8日京都1600mアーモンドアイ牝31:37.1戸崎圭太国枝栄(有)シルクレーシング
第53回2019年1月6日京都1600mヴァルディゼール牡31:35.7北村友一渡辺薫彦(株)G1レーシング
第54回2020年1月12日京都1600mサンクテュエール牝31:35.9C.ルメール藤沢和雄(有)キャロットファーム
第55回2021年1月10日中京1600mピクシーナイト牡31:33.3福永祐一音無秀孝(有)シルクレーシング
第56回2022年1月9日中京1600mマテンロウオリオン牡31:34.1横山典弘昆貢寺田千代乃
第57回2023年1月8日中京1600mライトクオンタム牝31:33.7武豊武幸四郎(有)社台レースホース
第58回2024年1月8日京都1600mノーブルロジャー牡31:34.5川田将雅吉岡辰弥(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
第59回2025年1月13日中京1600mリラエンブレム牡31:34.6浜中俊武幸四郎(株)Gリビエール・レーシング

脚注

注釈

  1. ↑ 1971年に高松宮杯(現・高松宮記念)が創設されたことに伴い廃止[6]。
  2. ↑ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典

  1. ↑ IFHA 2016 Nikkan Sports Sho Shinzan Kinen - 国際競馬統括機関連盟(IFHA) 2016年1月7日閲覧。
  2. 1 2 3 “重賞競走一覧(レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 1. 2024年4月30日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 “2025年第1回中京競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2025年1月7日閲覧。
  4. ↑ “2025年度第1回中京競馬特別レース名解説(第5日)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 3. 2025年1月7日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 “歴史・コース:シンザン記念 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2025年1月7日閲覧。
  6. ↑ 中央競馬ピーアール・センター/企画編集『中京競馬40年のあゆみ』日本中央競馬会中京競馬場、1993年、28-29頁。
  7. ↑ 『中京馬主協会50年史 : ふれあい、かさねて』中京馬主協会、2003年、56-57頁。
  8. ↑ “中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(2025年度春季競馬)” (PDF). 日本中央競馬会. 2025年1月7日閲覧。
  9. ↑ “令和3年度の重賞競走の主な変更点について” (PDF). 日本中央競馬会 (2020年10月19日). 2020年10月20日閲覧。
  10. ↑ 令和5年開催日割(PDF)日本中央競馬会、2022年10月17日閲覧
  11. ↑ “2025年度の重賞競走の主な変更点について” (PDF). 日本中央競馬会. 2025年1月7日閲覧。

各回競走結果の出典

関連項目

  • シンザン - 本競走の冠名となっている馬(1964年三冠馬)

外部リンク