CBC賞
第59回CBC賞(2023年7月2日)
優勝馬:ジャスパークローネ 鞍上:団野大成
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 中京競馬場
創設 1965年12月5日
2024年の情報
距離 芝1200m
格付け GIII
賞金 1着賞金4100万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(特指)
競走条件も参照
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1][2]
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CBC賞(シービーシーしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。

寄贈賞を提供する中部日本放送は、名古屋市に本社を置き、東海3県でTBS系列(JNN・JRN)の放送を行うCBCテレビ・CBCラジオの両社を掌握する総務省認定放送持株会社[3]であり、開局以来、ラジオのみで中央競馬中継を実施している。

正賞はCBC賞[1][2]。

概要

本競走は1965年、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として中京競馬場に創設[4]。当初の施行距離は砂1800mであったが、1970年は中京競馬場に芝コースが新設されたことにより芝1800mに変更[4]。その後距離は短縮され、翌1971年からは芝1400mに変更された後、1981年から芝1200mに変更され、現在に至っている[4]。

1984年からグレード制施行に伴いGIIIに格付け。1990年からGIIに格上げされたが、2006年からGIIIに格下げとなった[4]。施行時期も当初は12月だったが、1990年のGII格上げ時から6月開催へ、1996年から11月開催へ、2000年から12月開催へと変更された[4]。その後、2006年のGIII格下げ時から6月開催へ、2012年から7月開催へと変更された。

創設時の負担重量はハンデキャップだったが、翌1966年から別定に変更。2006年のGIII格下げ時から再びハンデキャップとなった[4]。

1996年から1999年までは中央競馬指定交流競走とされ、地方所属馬が3頭まで出走可能になった。その後2000年から2005年まで、および2012年以降は特別指定交流競走とされ、地方所属馬の出走は2頭までとされた[5][6]。また、外国産馬は混合競走となった1990年より出走可能になったほか、2004年から国際競走となって外国馬も出走可能になった[5]。

競走条件

以下の内容は、2024年現在[1][2][7]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

負担重量:ハンデキャップ

賞金

2024年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]。

歴史

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1965年12月5日中京砂1800mシヨウゲツ牝51:54.5稲部和久田中朋次郎村松健一
第2回1966年12月4日中京砂1800mミスニホンピロー牝41:55.3鹿戸幸治小川佐助小林百太郎
第3回1967年12月3日中京砂1800mミドリオー牡51:53.2内藤繁春武田文吾鈴木理恵
第4回1968年12月1日中京砂1800mミドリエース牝41:52.7野村彰彦長浜彦三郎福島広吉
第5回1969年7月20日中京砂1800mアトラス牡51:52.5武邦彦小野留嘉松岡重雄
第6回1970年12月6日中京1800mオウジャ牡31:50.2古賀正俊古賀嘉蔵飯田正
第7回1971年12月5日中京1400mエリモシルバー牡41:22.6新田幸春大久保亀治山本慎一
第8回1972年12月17日中京1400mスガノホマレ牡31:22.5佐々木昭次秋山史郎菅原光太郎
第9回1973年12月16日中京1400mレイクファイア牡31:22.3押田年郎坂口正二奈村信重
第10回1974年12月8日中京1400mケイスパーコ牝41:23.1池江泰郎浅見国一内田恵司
第11回1975年12月7日中京1400mオーラミハル牡31:24.7柴田政見山本正司奥村悠貢
第12回1976年12月12日中京1400mシルバーランド牡61:21.8高橋成忠佐藤勇冨士田竹三
第13回1977年12月11日中京1400mリキタイコー牡31:21.8飯田明弘服部正利水上力夫
第14回1978年12月10日中京1400mリキタイコー牡41:22.9武邦彦服部正利水上力
第15回1979年12月9日中京1400mヤマニンダンディー牡31:23.6田原成貴浅見国一土井宏二
第16回1980年12月14日中京1400mマリージョーイ牝41:22.3村本善之田中良平小田切有一
第17回1981年12月13日中京1200mアグネスベンチャー牡41:08.6久保敏文久保道雄渡辺孝男
第18回1982年12月19日中京1200mハッピープログレス牡41:09.8武邦彦山本正司藤田晋
第19回1983年12月18日中京1200mニホンピロウイナー牡31:09.8丸山勝秀服部正利小林百太郎
第20回1984年12月16日中京1200mハッピープログレス牡61:09.1武邦彦山本正司藤田晋
第21回1985年12月15日中京1200mニシノイブ牝51:10.4今井規和田所秀雄西山正行
第22回1986年12月14日中京1200mリードトリプル牡31:09.5田島信行服部正利熊本芳雄
第23回1987年12月20日中京1200mセントシーザー牡51:09.3田島良保橋口弘次郎杉谷枡夫
第24回1988年12月18日中京1200mトーアファルコン牡71:09.0原田聖二小原伊佐美伊藤昭二
第25回1989年12月17日中京1200mミスティックスター牡61:09.1山田和広坪正直山本衛
第26回1990年6月24日中京1200mパッシングショット牝51:08.3楠孝志橋田満森本忠治
第27回1991年6月23日中京1200mフェイムオブラス牝41:10.8安田隆行田中良平小田切有一
第28回1992年6月28日中京1200mユウキトップラン牡41:08.6小島貞博佐山優雪本秀樹
第29回1993年6月27日京都1200mトシグリーン牡61:07.9西浦勝一柳田次男上村孝輝
第30回1994年6月26日中京1200mニホンピロプリンス牡51:07.9武豊目野哲也小林百太郎
第31回1995年6月25日中京1200mトーワウィナー牡51:08.6河内洋佐山優斉藤一郎
第32回1996年11月23日中京1200mエイシンワシントン牡51:07.3熊沢重文内藤繁春平井豊光
第33回1997年11月22日中京1200mスギノハヤカゼ牡41:07.9田島裕和鹿戸幸治杉江義夫
第34回1998年11月28日中京1200mマサラッキ牡51:09.6藤田伸二増本豊丸井正貴
第35回1999年11月27日小倉1200mアグネスワールド牡41:07.5武豊森秀行渡辺孝男
第36回2000年12月16日中京1200mトロットスター牡41:07.9蛯名正義中野栄治高野稔
第37回2001年12月15日中京1200mリキアイタイカン牡31:09.1山田泰誠松田正弘高山幸雄
第38回2002年12月15日中京1200mサニングデール牡31:08.4池添謙一瀬戸口勉後藤繁樹
第39回2003年12月21日中京1200mシーイズトウショウ牝31:08.5安藤光彰鶴留明雄トウショウ産業(株)
第40回2004年12月19日中京1200mプレシャスカフェ牡51:08.2蛯名正義小島太西川清
第41回2005年12月24日中京1200mシンボリグラン牡31:08.7D.ボニヤ畠山吉宏シンボリ牧場
第42回2006年6月11日中京1200mシーイズトウショウ牝61:09.0池添謙一鶴留明雄トウショウ産業(株)
第43回2007年6月10日中京1200mブラックバースピン牡41:09.1四位洋文手塚貴久藤田与志男
第44回2008年6月15日中京1200mスリープレスナイト牝41:08.0上村洋行橋口弘次郎(有)サンデーレーシング
第45回2009年6月14日中京1200mプレミアムボックス牡61:08.0鮫島良太上原博之(有)社台レースホース
第46回2010年6月13日京都1200mヘッドライナー騸61:08.9幸英明西園正都(有)社台レースホース
第47回2011年6月12日阪神1200mダッシャーゴーゴー牡41:08.1川田将雅安田隆行芦田信
第48回2012年7月1日中京1200mマジンプロスパー牡51:08.7浜中俊中尾秀正佐々木主浩
第49回2013年6月30日中京1200mマジンプロスパー牡61:08.0福永祐一中尾秀正佐々木主浩
第50回2014年7月6日中京1200mトーホウアマポーラ牝51:08.6福永祐一高橋亮東豊物産(株)
第51回2015年7月5日中京1200mウリウリ牝51:09.1岩田康誠藤原英昭金子真人ホールディングス(株)
第52回2016年7月3日中京1200mレッドファルクス牡51:07.2M.デムーロ尾関知人(株)東京ホースレーシング
第53回2017年7月2日中京1200mシャイニングレイ牡51:08.0北村友一高野友和(有)キャロットファーム
第54回2018年7月1日中京1200mアレスバローズ牡61:07.0川田将雅角田晃一猪熊広次
第55回2019年6月30日中京1200mレッドアンシェル牡51:09.8福永祐一庄野靖志(株)東京ホースレーシング
第56回2020年7月5日阪神1200mラブカンプー牝51:08.7斎藤新森田直行増田陽一
第57回2021年7月4日小倉1200mファストフォース牡51:06.0鮫島克駿西村真幸安原浩司
第58回2022年7月3日小倉1200mテイエムスパーダ牝31:05.8今村聖奈五十嵐忠男竹園正繼
第59回2023年7月2日中京1200mジャスパークローネ牡41:07.2団野大成森秀行加藤和夫
第60回2024年8月18日中京1200mドロップオブライト牝51:07.5幸英明福永祐一岡田牧雄

CBC賞の記録

レースレコード - 1:05.8(第58回優勝馬 テイエムスパーダ)なお、このタイムは芝1200m3歳以上のJRAレコードでもある。

同名の競走

現行重賞競走が施行される以前に、「CBC賞」という名称の競走が1958年(昭和33年)から1964年(昭和39年)まで年2回、冬(1月または2月)と夏(7月または8月)に中京競馬場で施行されていた。競走施行条件については1958年(昭和33年)から1960年(昭和35年)の2年間は冬が5歳以上(当時の馬齢呼称)オープン、夏が4歳以上(当時の馬齢呼称)準オープンであったが、1961年(昭和36年)に冬と夏の競走条件を入れ替え、冬が5歳以上準オープン、夏が4歳以上オープン競走として1964年まで施行された。また全てのレースにおいて負担重量はハンデキャップにより定められる方式を採用していた。

この時代のCBC賞の勝ち馬にはトキノキロク、スイートワン、ヤマトキヨウダイなど重賞勝利馬の名も見られる。

なお、この特別競走「CBC賞」が設けられる前は、中京競馬場唯一の重賞競走だった中京記念に、豊田賞と合わせてCBC賞が提供されていた。

優勝馬

施行日距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
1958年8月24日砂1700mワールドグレイス牝51:47.0伊藤修司伊藤勝吉不明
1959年1月25日砂1800mブレツシング牝81:53.0保田隆芳尾形藤吉小野晃[14]
1959年8月23日砂1700mタマノミネ牡41:48.2武田作十郎加藤清一楠本逸治[15]
1960年1月24日砂1800mスイートワン牡51:54.9野平祐二野平省三和田共弘[16]
1960年7月31日砂1800mイセロンパー牡41:54.1田所秀雄武輔彦真野正男[17]
1961年1月29日砂1800mトキノキロク牝51:55.6武田作十郎松田由太郎涌谷辰造[18]
1961年7月30日砂1800mミスヤマニン牝51:54.4池江泰郎相羽仙一土井宏二[19]
1962年2月4日砂1700mクサナギ牡61:48.0伊藤竹男岩佐宗五郎日本軽種馬株式会社[20]
1962年7月15日砂1800mシズマサ牡61:54.0松永高徳梶与三男橘八重子[21]
1963年2月10日砂1800mヤマトタチバナ牝51:55.1坂田正行清水茂次野上政次[22]
1963年7月7日砂1700mアンデス牡41:46.9宇田明彦星川泉士ナルミ[要曖昧さ回避][23]
1964年2月2日砂1800mタカチオ牡51:54.8中島啓之菊池一雄丸谷キミ[24]
1964年8月2日砂1800mヤマトキヨウダイ牡51:53.3梶与四松稲葉幸夫門井みち[25]

脚注・出典

参考文献

注釈

    出典

    1. 1 2 3 4 “重賞競走一覧(レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 23 (2024年). 2024年7月28日閲覧。
    2. 1 2 3 4 “2024年第2回中京競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年7月28日閲覧。
    3. ↑ “2023年度第3回中京競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 2. 2023年9月8日閲覧。
    4. 1 2 3 4 5 6 “歴史・コース:CBC賞 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2023年9月8日閲覧。
    5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】
    6. ↑ “重賞競走一覧(レース別・関西)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 21 (2012年). 2020年7月6日閲覧。
    7. ↑ “中央競馬指定交流競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法(夏季競馬)” (PDF). 日本中央競馬会 (2024年). 2023年9月8日閲覧。
    8. ↑ 2004年の成績表参照。
    9. ↑ 2007年の成績表参照。
    10. ↑ “令和2年度競馬番組等について(3. 京都競馬場整備工事に伴う開催の振替について)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 1 (2019年11月21日). 2020年7月6日閲覧。
    11. ↑ “7月4日(土曜)から19日(日曜)までの中央競馬の開催等について(7月6日(月曜)更新)”. 日本中央競馬会 (2020年6月26日). 2020年7月6日閲覧。
    12. ↑ “令和3年度の重賞競走の主な変更点について”. 日本中央競馬会 (2020年10月19日). 2020年10月20日閲覧。
    13. ↑ “2024年度開催日割および重賞競走”. 日本中央競馬会 (2023年10月16日). 2024年7月28日閲覧。
    14. ↑ 昭和34年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 152頁
    15. ↑ 昭和34年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 1,142頁
    16. ↑ 昭和35年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 163頁
    17. ↑ 昭和35年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 1,085頁
    18. ↑ 昭和36年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 165頁
    19. ↑ 昭和36年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 1,126頁
    20. ↑ 昭和37年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 214頁
    21. ↑ 昭和37年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 990頁
    22. ↑ 昭和38年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 238頁
    23. ↑ 昭和38年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 1,031頁
    24. ↑ 昭和39年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 252頁
    25. ↑ 昭和39年『競馬成績公報』日本中央競馬会刊 1,374頁

    各回競走結果の出典

    netkeiba.comより(最終閲覧日:2020年7月6日)

    外部リンク

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