スズハローム

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スズハローム
2024年キタサンブラックC出走時
欧字表記 Suzu Khalom
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 鹿毛
生誕 2020年3月11日(6歳)
父 サトノダイヤモンド
母 アイライン
母の父 ローレルゲレイロ
生国 日本の旗 日本(北海道新冠町)
生産者 アラキファーム
馬主 森達郎
調教師 牧田和弥(栗東)
競走成績
生涯成績 23戦6勝
獲得賞金 1億7921万円
(2026年10月12日現在)
勝ち鞍
GIIIダービー卿CT2026年
Listed洛陽S2026年
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スズハローム(欧字名:Suzu Khalom、2020年3月11日 - )[1]は日本の競走馬。主な勝鞍は2026年のダービー卿チャレンジトロフィー。

馬名の由来は、冠名+ヘブライ語で夢[2]。

経歴

2歳(2022年)

2022年11月26日に東京競馬場で行われた新馬戦にて菅原明良を背にデビュー、1番人気に押されるも4着に終わった。12月25日に行われた2歳未勝利戦にて戸崎圭太との初コンビで挑み、後続を5馬身離し初優勝を飾った[3]。次走はリステッド競走のジュニアカップを見据えていたが、疲れなどが見られたため1勝クラスの若竹賞に変更[3]。

3歳(2023年)

2023年初戦は予定通り若竹賞に出走、1番人気に押されるも6着と敗北。しかし続く3歳1勝クラスで3着に入ると、7月9日に中京競馬場で行われた1勝クラス・タイランドカップでは、未勝利戦同様後続を5馬身離し2勝目を挙げた[4]。鮫島克駿との初コンビで挑んだ3歳2勝クラスを優勝オープン入りがかかった清水ステークスではトゥードジボンの3着に終わりオープン入りは来年にお預けとなった。

4歳(2024年)

2月24日に中山競馬場で行われた幕張ステークスに出走。2番人気に押されるも10着と初の二桁入線を喫した。続くキタサンブラックカップでは、中段付近で先頭集団の様子をうかがいながら進行。最終コーナ付近から徐々に末脚を伸ばしてゆきゴール板直前で一気にまくりあげ差し切って勝利をあげ、またこれによりオープン入りを果たした[5][6]。なお、後続には2番人気のブリュットミレジメ、3番には11番人気のサトノペルセウス入線したことにより、三連単は75万円の高額配当を記録した[7]。オープン入り初戦は重賞初挑戦で京王杯スプリングカップに挑戦、8番人気ながら3着と善戦、続くCBC賞はクビ差の2着と惜しい競馬が続いた。その後一旦放牧され[8]、放牧後挑んだスワンステークスでは出走前にゲートを曲がるぐらいに破壊したことに再出走となった。最終コーナから徐々に減速してゆき一旦最下位にまで落ちたものの持ち直し上がっていくも間に合わず15着と大敗した[9][10]。

5歳(2025年)

2月22日に行われた阪急杯に出走、12着と大敗すると続くGI初挑戦で挑んだ高松宮記念では18頭中15番人気で出走するも、道中からは最後方で進み最終コーナーから足を伸ばすも追いつけないほど離されてしまい17着と大敗、その後最下位に沈むことはなかったものの、2桁敗戦が11月29日に東京競馬場で行われたリステッド競走のキャピタルステークスまで続いた。

6歳(2026年)

1月24日に行われた睦月ステークスでは9着と負けたものの約1年半ぶりに1桁順位となり、続く洛陽ステークスでは後方で脚をためながら進行、最終直線では大外から一気に脚を使いぐんぐんと伸びてゆき残り200m付近で先頭集団を捉えるとそのまま抜け出しオープン入り初勝利、約2年ぶりに勝利を上げた[11][12][13]。4月4日に行われたダービー卿チャレンジトロフィーでは前走同様最後方付近での競馬となり、最終直線入った直後はまだ最後方付近だったが、残り300m付近から持ち前の末脚が炸裂、大外から14頭を一気にゴボウ抜きし2着にクビ差で制し重賞初制覇を果たした[14][15]。また、サトノダイヤモンド産駒として初の重賞制覇となった[16]。レース後騎乗した藤懸貴志は「(ゴール直後は)まったくわからなかったのですが、ターフビジョンを見て、みんなが勝っていると言ってくれていました。本当に嬉しいです。そして、スズハロームが勝てたのが嬉しいです。道中は後方からというのは知っていたので、ペースも流れていましたし、あとはどれだけ脚を使うかと思っていましたが、差し切ったので大したものです。前走、今回とそうですが、末脚がこの馬の武器ですね。この子は重賞で2着、3着とありましたが、そこからは低迷してしまっていました。リステッドを勝って、またこの舞台に来られて良かったです。また次も頑張っていきたいです。(自身2度目の重賞制覇ですね)前回の重賞はコロナ禍でしたので、今回お客さんのいる前でやってきたことを出せて良かったです」と末脚について絶賛していた[17][18]。その後、6月7日の安田記念でGI初挑戦となったが最下位の17着に破れる。次のスワンステークスでは最後方から上がり最速32.7秒で猛追するもダイヤモンドノットとハナ差(3cm)で2着となった。

競走成績

競走日競馬場競走名格距離
(馬場)
頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順タイム
(上り)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2022.11.26 東京 2歳新馬 芝1600m(良) 17 5 10 2.5(1人) 4着 1:36.3(34.3) 0.9 菅原明良 55 レイベリング 452
12.25 中山 2歳未勝利 芝1600m(良) 16 1 2 4.7(2人) 1着 1:34.8(35.1) -0.8 戸崎圭太 55 (ハルオーブ) 456
2023.1.22 中山 若竹賞 1勝 芝1800m(良) 10 7 7 2.2(1人) 6着 1:49.4(35.7) 1.3 戸崎圭太 56 パクスオトマニカ 460
2.19 東京 3歳1勝クラス 芝1600m(良) 12 8 12 10.6(6人) 3着 1:32.2(34.8) 0.3 戸崎圭太 56 ノッキングポイント 456
7.9 中京 タイランドC 1勝 芝1400m(稍) 18 3 6 3.1(1人) 1着 1:20.2(35.0) -0.8 松山弘平 55 (サク) 458
9.30 阪神 3歳2勝クラス 芝1400m(良) 17 3 6 4.3(1人) 6着 1:21.5(34.6) 0.6 松山弘平 56 ジューンオレンジ 460
10.28 京都 3歳2勝クラス 芝1400m(良) 13 6 8 4.3(3人) 1着 1:20.4(33.2) -0.2 鮫島克駿 56 (マチカゼ) 452
11.26 京都 清水S 3勝 芝1600m(良) 13 4 5 5.1(3人) 3着 1:33.4(32.6) 0.2 鮫島克駿 55 トゥードジボン 454
2024.2.24 中山 幕張S 3勝 芝1600m(稍) 11 1 1 4.3(2人) 10着 1:35.4(34.7) 1.7 鮫島克駿 58 ニシノスーベニア 446
3.31 阪神 キタサンブラックC 3勝 芝1400m(良) 17 3 6 4.9(3人) 1着 1:20.4(33.7) 0.0 鮫島克駿 58 (ブリュットミレジメ) 450
5.11 東京 京王杯スプリングC GII 芝1400m(良) 15 6 11 26.9(8人) 3着 1:20.1(33.3) 0.4 鮫島克駿 57 ウインマーベル 452
8.18 中京 CBC賞 GIII 芝1200m(良) 18 3 6 6.5(3人) 2着 1:07.5(33.4) 0.0 鮫島克駿 56 ドロップオブライト 450
10.26 京都 スワンS GII 芝1400m(良) 17 4 8 4.6(2人) 15着 1:21.4(34.6) 0.9 鮫島克駿 57 ダノンマッキンリー 454
12.1 中山 ラピスラズリS L 芝1200m(良) 16 7 14 6.1(4人) 6着 1:07.8(33.5) 0.6 鮫島克駿 57 ペアポルックス 452
2025.2.22 京都 阪急杯 GIII 芝1400m(良) 18 6 10 17.4(6人) 12着 1:22.5(35.2) 0.8 吉村誠之助 57 カンチェンジュンガ 466
3.30 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 6 11 170.4(15人) 17着 1:10.1(34.8) 2.2 佐々木大輔 58 サトノレーヴ 458
5.3 東京 京王杯スプリングC GII 芝1400m(良) 12 6 8 120.9(11人) 11着 1:19.8(33.5) 1.5 菅原明良 57 トウシンマカオ 454
11.29 東京 キャピタルS L 芝1600m(良) 18 2 3 171.4(17人) 11着 1:32.6(34.5) 0.7 藤懸貴志 57 ミッキーゴージャス 454
2026.1.24 京都 睦月S OP 芝1600m(良) 14 2 2 82.1(10人) 9着 1:34.6(32.5) 0.5 藤懸貴志 58 レイベリング 470
2.14 京都 洛陽S L 芝1600m(良) 14 7 11 12.0(7人) 1着 1:34.0(32.7) -0.2 藤懸貴志 55 (チェルビアット) 468
4.4 中山 ダービー卿CT GIII 芝1600m(稍) 16 6 11 15.9(10人) 1着 1:33.4(33.8) 0.0 藤懸貴志 57 (サイルーン) 464
6.7 東京 安田記念 GI 芝1600m(稍) 17 4 7 44.7(12人) 17着 1:33.9(34.2) 2.0 藤懸貴志 58 シックスペンス 468
10.12 京都 スワンS GII 芝1400m(良) 18 2 2 19.7(8人) 2着 1:19.2(32.7) 0.0 藤懸貴志 57 ダイヤモンドノット 462
  • 競走成績は2026年10月12日現在

血統表

スズハロームの血統(出典[§ 1])
父系 サンデーサイレンス系 [§ 2]
父
サトノダイヤモンド
2013 鹿毛
父の父
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
父の母
*マルペンサ
2006 鹿毛
Orpen Lure
Bonita Francita
Marsella *サザンヘイロー
Riviere
母
アイライン
2012 黒鹿毛
ローレルゲレイロ
2004 青鹿毛
キングヘイロー *ダンシングブレーヴ
*グッバイヘイロー
ビッグテンビー *テンビー
モガミヒメ
母の母
ローレルシャイン
1997 青鹿毛
*コマンダーインチーフ *ダンシングブレーヴ
Slightly Dangerous
アラマサゴールド *オウインスパイアリング
アラホウトク
母系 (F-No.) トリーテイ系  (FN: 4-l) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo:S4×S5✕M5、ダンシングブレーヴ:M4×M4、Lyphard:S5✕M5✕M5 [§ 4]
出典
  1. ↑ [19]
  2. ↑ [20]
  3. ↑ [19]
  4. ↑ [19]

脚注

注釈

出典

  1. ↑ “スズハローム”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年12月26日閲覧。
  2. ↑ “競走馬情報 スズハローム”. 日本中央競馬会. 2026年4月5日閲覧。
  3. 1 2 “【注目馬動向】未勝利戦5馬身差圧勝のスズハロームは若竹賞へ”. スポーツ報知 (2023年1月2日). 2026年4月11日閲覧。
  4. ↑ “【タイランドC】(中京)スズハロームが人気に応えて勝利”. ラジオNIKKEI. 2026年4月11日閲覧。
  5. ↑ “【阪神10R・キタサンブラックC】スズハロームが差し切りオープン入り 鮫島克駿騎手「本格化は先ですが楽しみ」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知. 2026年4月11日閲覧。
  6. ↑ “【キタサンブラックC】(阪神)4頭大接戦のゴール前はわずかにスズハロームが前”. ラジオNIKKEI. 2026年4月11日閲覧。
  7. ↑ “2024年 キタサンブラックC”. netkeiba. 2026年4月11日閲覧。
  8. ↑ “【CBC賞】スズハローム しっかり伸びた、牧田師「動きは良かったと思う」”. スポニチ競馬Web. 2026年4月11日閲覧。
  9. ↑ “【スワンS・人気馬の敗因】2番人気スズハロームは外枠発走で15着に惨敗 鮫島克駿「気持ちの波の激しいところが…」”. 東スポ競馬 (2024年10月26日). 2026年4月11日閲覧。
  10. ↑ “【スワンS】スズハロームはゲートに「扉が曲がるぐらい突進」して外枠発走に レースは15着”. スポーツ報知 (2024年10月26日). 2026年4月11日閲覧。
  11. ↑ “【洛陽S】スズハロームが鮮やか直線一気で1年11か月ぶりV 藤懸貴志「今日はカッコ良かったです」”. 東スポ競馬 (2026年2月14日). 2026年4月11日閲覧。
  12. ↑ “【洛陽S】スズハローム 22カ月ぶり快勝 待望のOPクラス初勝利に藤懸「とてもうれしい」”. スポニチ競馬Web. 2026年4月11日閲覧。
  13. ↑ “【洛陽S】(京都)スズハロームが大外から一気の末脚で他馬を飲み込んで豪快な差し切り勝ち”. ラジオNIKKEI. 2026年4月11日閲覧。
  14. ↑ “【ダービー卿CT】スズハローム 大外一気ゴボウ抜き!豪脚V 5年ぶりJRA重賞勝利の藤懸「差し切るなんて大したもん」相棒を絶賛 今後はマイル頂上決戦・安田記念へ”. Yahoo!ニュース. 2026年4月11日閲覧。
  15. ↑ “【ダービー卿CT】単勝10番人気のスズハロームが大外から差し切り重賞初V 1番人気ファーヴェントは3着”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2026年4月11日閲覧。
  16. ↑ “【ダービー卿CT・レースメモ】スズハロームVでサトノダイヤモンド産駒は4年連続の重賞制覇”. スポーツ報知 (2026年4月5日). 2026年4月11日閲覧。
  17. ↑ “【ダービー卿CT】(中山)道中は最後方待機のスズハロームが、直線一気の末脚で悲願の重賞初制覇”. ラジオNIKKEI. 2026年4月11日閲覧。
  18. ↑ “【ダービー卿CT】スズハローム 豪快差し切りV! 殊勲の藤懸は重賞2勝目「この子が勝ててうれしい」”. Yahoo!ニュース. 2026年4月11日閲覧。
  19. 1 2 3 “血統情報:5代血統表|スズハローム|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年9月13日閲覧。
  20. ↑ “スズハロームの血統表|競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2025年9月13日閲覧。

外部リンク