デレク・ディートリック

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デレク・ディートリック
Derek Dietrich
マイアミ・マーリンズ時代
(2017年7月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州クリーブランド
生年月日 (1989-07-18) 1989年7月18日(35歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手、左翼手、三塁手、一塁手
プロ入り 2010年 MLBドラフト2巡目
初出場 2013年5月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

デレク・リチャード・ディートリック(Derek Richard Dietrich, 1989年7月18日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド出身のプロ野球選手(ユーティリティープレーヤー)。右投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はディーツ[1]。

姓は「Dietrich」と表記するため、日本では「ディートリッチ」とされる傾向にあるが、英語での読みは「ディートリック」である[2]。祖父はデトロイト・タイガース、クリーブランド・インディアンスでプレーしたスティーブ・デミッター(英語版)[3]。

経歴

プロ入り前

2007年のMLBドラフト3巡目(全体111位)でヒューストン・アストロズから指名されたが[2]、入団せずジョージア工科大学へ進学した[4]。

プロ入りとレイズ傘下時代

A級ボーリンググリーン・ホットロッズ時代
(2011年8月25日)

2010年のMLBドラフト2巡目(全体79位)でタンパベイ・レイズから指名され[5][2]、契約を結び、遊撃手としてプロ入りした[要出典]。契約後、傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズでプロデビュー。45試合に出場して打率.279、3本塁打、20打点、50安打、2盗塁を記録した[2]。

2011年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ(英語版)でプレーし[2]、127試合に出場して打率.277、22本塁打、81打点、133安打、5盗塁を記録した[2]。一方で、128三振と粗っぽさが目立ち、また守備でも25失策を喫した[2]。なお、この年に放った22本塁打は、チーム記録となった[3]。

2012年は、まずA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーした[2]。ここでは、98試合に出場して打率.282、10本塁打、58打点、105安打、4盗塁を記録した[2]。その後、AA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーした[2]。ここでは、34試合に出場して打率.271、4本塁打、17打点、36安打を記録した[2]。また、AA級モンゴメリーに昇格以降は遊撃手から二塁手に転向した[2]。

マーリンズ時代

2012年12月5日にユネル・エスコバーとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[6]。

2013年は、まず傘下のAA級ジャクソンビル・サンズでプレーした。5月8日にメジャーに昇格した[7]。同日のサンディエゴ・パドレス戦に「7番・二塁手」で先発出場してメジャーデビューを果たした。この試合では、3打数1安打だった[8]。最終的にこの年メジャーでは57試合に出場して打率.214、9本塁打、23打点、46安打、1盗塁を記録した[9]。AA級ジャクソンビルでは、63試合に出場して打率.271、11本塁打、38打点、59安打、3盗塁を記録した[2]。

2014年はメジャーで開幕を迎えると、49試合に出場して打率.228、5本塁打、17打点、36安打、1盗塁を記録した[9]。しかし、7月以降はマイナー生活となり、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレー[要出典]。さらに故障もあって調整のため、一時的にA+級ジュピター・ハンマーヘッズに降格した。計26試合に出場して打率.316、8本塁打、18打点、31安打、1盗塁を記録した[2]。

2015年は同じ二塁手のディー・ゴードンの加入もあり、AAA級ニューオーリンズで開幕を迎えたが、クリスチャン・イエリッチの故障やマーセル・オズナの不振もあって、6月に外野手としてメジャー昇格した[要出典]。昇格後は左翼手及び三塁手で主に起用され、90試合に出場。打撃面では、いずれも自己ベストとなる打率.256、10本塁打(自身初の二桁本塁打)、24打点という成績を残した。

2016年は4月末にゴードンの出場停止以降、二塁手として出場した。この年はキャリアハイの128試合に出場して打率.279、7本塁打、42打点、1盗塁、出塁率.374を記録した。リーグトップの24死球を記録した。

2017年は135試合に出場して打率.249、13本塁打、53打点を記録した。

2018年は149試合に出場して打率.265、16本塁打、45打点、2盗塁を記録した。オフの11月20日にDFAとなった[10]後、26日にFAとなった[11]。

レッズ時代

2019年2月18日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。3月28日にメジャー契約を結んで40人枠入りした。この年は113試合に出場して打率.187、19本塁打、43打点、1盗塁を記録した。オフの11月4日にマイナー契約で傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属された[13]。

2020年7月20日に自由契約となった[14]。

レンジャーズ時代

2020年7月23日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[15]が、8月9日に自由契約となった[16]。

その後、8月10日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び[17]、11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[18]。オフの10月28日にFAとなった[19]。

ヤンキース傘下時代

2021年2月17日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[20]。3月27日に自由契約となった[21]。2日後の29日にヤンキースとマイナー契約で再契約したが、AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで36試合に出場し、打率.215、5本塁打、22打点の成績に終わり[2]、7月4日にFAとなった[13]。

ナショナルズ傘下時代

2021年7月9日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだが、AAA級ロチェスター・レッドウイングスで43試合に出場し、打率.121、3本塁打、13打点の成績に終わり[2]、9月13日に自由契約となった[13]。

ヤンキース傘下時代

2022年4月18日に前年も在籍したニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[13]。8月5日、マイナーリーグ薬物予防・治療プログラムで禁止されている薬物であるジメチルベンジルアミン(DMBA)の検査で陽性反応を示したため、MLBから50試合の出場停止処分を受けた[22]。オフの11月10日にFAとなった[13]。

メキシカンリーグ時代

2023年5月26日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約した[13]。8試合に出場したが打率.143、2打点に終わり、6月13日に自由契約となった[13]。

プレースタイル

2011年以降は毎年二桁死球を記録(メジャー・マイナー合算)しており、2015年はメジャーで13死球、マイナーで15死球の計28死球を記録している[2]。

守備面では強肩だが、二塁手としては敏捷性に欠けるほか、外野手として起用される事もあるが基本的に拙守である[23]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2013 MIA 5723321532461029872310001117561.214.275.405.679
2014 4918315831366256117102013010381.228.326.386.712
2015 9028925038641431011424020323213654.256.346.456.802
2016 1284123513898205714942100532224846.279.374.425.798
2017 135464406561012251317253010436518984.249.334.424.758
2018 1495514997213226216210452002292211405.265.330.421.751
2019 CIN 1133062514147821911643110128225742.187.328.462.790
2020 TEX 2575619121052881100905214.197.347.459.806
MLB:8年 746251321913185361072184937255752151811412357627.245.335.428.762
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

内野守備
年
度
球
団
一塁(1B)二塁(2B)三塁(3B)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2013 MIA -5798158231.992-
2014 -44581341024.95010010.000
2015 211001.000220001.0002663544.911
2016 167940121.00075120165433.98613514021.000
2017 10401031.000101321051.00010355144919.957
2018 3320911316.987423001.00020000----
2019 CIN 211191328.9855863105128.99410000----
2020 TEX 640215.977322001.000304001.000
MLB 8848832644.98925335858817121.982149661971425.949
外野守備
年
度
球
団
左翼(LF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2015 MIA 4676020.974-
2016 8100001.000-
2017 530001.000-
2018 97138511.99310000.---
2019 CIN 1690001.000-
MLB 172236531.98810000.---
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

  • 51(2013年)
  • 32(2014年 - 2018年、2020年)
  • 22(2019年)

脚注

  1. ↑ Breakdown of Marlins' Players Weekend names MiLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月27日閲覧
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 “Derek Dietrich Minor League Statistics & History” (英語). Baseball Reference.com. 2021年9月25日閲覧。
  3. 1 2 MWL notes: Dietrich on right track Milb.com Curt Rallo 英語 (2011年11月18日) 2015年3月21日閲覧
  4. ↑ “Georgia Institute of Technology (Atlanta, GA) Baseball Players”. Baseball-Reference.com. 2024年1月25日閲覧。
  5. ↑ Derek Dietrich, former St. Ignatius High School star, drafted by Tampa Bay in second round of Major League Baseball draft Cleveland.com Tim Rogers, The Plain Dealer 英語 (2010年6月8日) 2015年3月21日閲覧
  6. ↑ Marlins acquire infielder Derek Dietrich from Tampa Bay for Escobar MLB.com Press Release 英語 (2012年12月5日) 2015年3月21日閲覧
  7. ↑ Marlins call up Derek Dietrich to start at second base NBC Sports Aaron Gleeman 英語 (2013年5月8日) 2015年3月21日閲覧
  8. ↑ Wednesday, May 8, 2013 Padres 1, Marlins 0 MLB.com 英語 (2013年5月8日) 2015年3月21日閲覧
  9. 1 2 Drew Naylor Stats MLB.com
  10. ↑ Jeff Todd (2018年11月20日). “Marlins Acquire Nick Anderson, Designate Derek Dietrich” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月14日閲覧。
  11. ↑ Jeff Todd (2018年11月26日). “Derek Dietrich Clears Waivers, Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月14日閲覧。
  12. ↑ Mark Sheldon (2019年2月18日). “Reds add Dietrich on Minor League deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月14日閲覧。
  13. 1 2 3 4 5 6 7 MLB公式プロフィール参照。2024年1月25日閲覧。
  14. ↑ Connor Byrne (2020年7月20日). “Reds Release Derek Dietrich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月5日閲覧。
  15. ↑ Connor Byrne (2020年7月23日). “Cubs Sign Derek Dietrich To Minor League Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月5日閲覧。
  16. ↑ Mark Polishuk (2020年8月9日). “Cubs Release Derek Dietrich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月13日閲覧。
  17. ↑ Steve Adams (2020年8月10日). “Rangers Sign Derek Dietrich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月13日閲覧。
  18. ↑ Steve Adams (2020年8月11日). “Rangers Designate Greg Bird For Assignment, Select Derek Dietrich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月13日閲覧。
  19. ↑ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月11日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月17日閲覧。
  20. ↑ “Yankees Sign Derek Dietrich, Nick Goody” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月17日閲覧。
  21. ↑ “Jay Bruce To Make Yankees' Opening Day Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月28日閲覧。
  22. ↑ “Five Minor League players suspended”. MLB.com (2022年8月5日). 2022年8月5日閲覧。
  23. ↑ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年。ISBN 978-4-331-52002-4。

関連項目

外部リンク