『ゴエティア』に記されたブネのシジルその1
『ゴエティア』に記されたブネのシジルその2

ブネ(Bune)はヨーロッパにおける悪魔学で言及される悪魔の一人。

概要

ビム(Bim)、ビメ(Bime)とも呼ばれる[1]。グリモワール『ゴエティア』によると、地獄の30の軍団を率いる序列26番の強壮な大公爵とされる。

召喚されると犬・グリフォン・人間の、三つの頭部を持つドラゴンの姿で現れる[2]。

高く威厳のある声音で話すという[3]。死体を移動させたり、召喚者が用意した墓地に配下の悪魔を集結させたりする力を持つ。また、人に富や知識、雄弁さを与える力も持つ。求められれば質問に対して真摯に答えてくれるという。

コラン・ド・プランシーは著書『地獄の辞典』の中で、ブネをタタール人に伝わるブニと呼ばれる悪霊に結び付けている[4]。

脚注

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  1. ↑ The Lesser Key of Solomon, pp.29-30
  2. ↑ ヨーハン・ヴァイヤーの『悪魔の偽王国』では3番目の頭が人間のものに酷似しているとのみ記されており、残りの2つについては記述がない。Pseudomonarchia Daemonum参照
  3. ↑ 『悪魔の偽王国』では静かな声で話す、あるいは無口であると読み取れる。
  4. ↑ 『地獄の辞典』、237頁。

参考文献

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