ブレット・ガードナー

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ブレット・ガードナー
Brett Gardner
現役時代
(2019年6月21日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 サウスカロライナ州オレンジバーグ郡ホリーヒル(英語版)
生年月日 (1983-08-24) 1983年8月24日(43歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 中堅手、左翼手
プロ入り 2005年 MLBドラフト3巡目
初出場 2008年6月30日
最終出場 2021年10月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブレット・マイケル・ガードナー(Brett Michael Gardner, 1983年8月24日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州オレンジバーグ郡ホリーヒル(英語版)出身の元プロ野球選手(外野手)。左投左打。

経歴

チャールストン大学(英語版)の3年の時に、2005年のMLBドラフト3巡目(全体109位)でニューヨーク・ヤンキースから指名を受け、6月12日に契約した。

2008年6月30日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビュー。「1番・左翼手」でスタメン起用され、3打数無安打1三振に終わった。

2009年はメルキー・カブレラとのポジション争いで開幕スタメンの座を勝ち取った。5月13日、トロント・ブルージェイズ戦にてメジャー初本塁打を放つ。

2010年は、左翼のレギュラーに定着し、150試合に出場。リーグ3位の47盗塁を記録した。また、チーム2位の79四球を選び、出塁率は.383を記録した。

好プレーをみせるガードナー

2011年は49盗塁でココ・クリスプと共に初の盗塁王に輝いた。

2012年1月20日に1年280万ドルで契約を延長した[1]。シーズンは右肘の怪我により、わずか16試合の出場に留まった[2]。12月7日に1年285万ドルで契約を延長した[3]。

ガードナーの打撃フォーム
(2014年5月13日)

2014年1月17日にヤンキースと560万ドルの1年契約に合意した[4]。2月23日にヤンキースと総額5200万ドルの4年契約(2019年・1250万ドルのオプション付き)に合意し[5]、翌24日に球団が発表した[6]。9月21日のブルージェイズ戦で球団創設1万5千発目の本塁打をドリュー・ハッチソンから放った。シーズンでは、前年に記録した8本塁打(それまでの自己ベスト)を大幅に更新し、自身初の2桁となる17本塁打を記録した。一方で三振134も自己ワーストで、規定打席に到達したシーズンでは自己最少となる21盗塁に終わった。

2015年も左翼手のレギュラーで起用されたが、ジャコビー・エルズベリーが故障で離脱した事もあって、40試合で中堅手も守った打撃面では打率.259・16本塁打・66打点という成績を記録し、2014年から2年連続で15本塁打以上を放った。しかし135三振は自己ワーストだった。また盗塁数も2シーズン連続で減少し、20盗塁だった。

2016年は148試合に出場。打率.261、7本塁打、41打点を記録した。しかし16盗塁に終わり、規定打席に達したシーズンとしては自己最少だった。オフにゴールドグラブ賞を左翼手部門で初受賞した。

2017年6月1日のブルージェイズ戦で通算1000本安打を達成[7]。8月25日に前日に起きた乱闘の件で罰金処分が科せられた[8]。この年もリードオフマンとして151試合に出場し、打率.264、21本塁打、63打点、OPS.778、23盗塁を記録。自身初の20本塁打を記録するなど長打率、OPSはキャリアハイの成績を残した。また、2年ぶりに20盗塁以上を記録し、安打数もキャリアハイとなる157安打を記録した。一方で対左投手の打率が.209に留まった。

2018年は外野手のレギュラー候補が多い状態で開幕を迎えた。しかしながら、その候補の一人であるジャコビー・エルズベリーが後にシーズン全休になる怪我を負い、クリント・フレイジャーはスプリングトレーニング時になった脳震盪に一年を通して苦しみ出場機会を得ることができず、アーロン・ジャッジは手首の怪我で二か月ほど離脱をしたため、元々予想されていた試合の出場時間よりも増え、140試合に出場し、2008年以来もっとも低い打率となる.236、12本塁打、45打点だった[9]。2018年10月31日、ヤンキースは2019年シーズンに向けて1250万ドルのオプション契約を結ぶことを辞退したが、そのかわり750万ドルの単年契約を結んだ[10]。

2019年も前年同様外野手の飽和状態で開幕を迎えたが、前年同様故障者が続出し、ジャンカルロ・スタントンはほぼ全休、アーロン・ヒックスはケガを繰り返し最終的にはトミー・ジョン手術、ジャッジも脇腹を痛め2ヶ月近くも戦列を離れるなか、ほぼケガなくこれらのプレイヤーの穴を埋めた。8月10日のブルージェイズ戦で球審の判定に暴言を吐いたとしてベンチに居たガードナーが退場になったが、実際にはダグアウトの天井をバットで突くような素ぶりを見せただけで無実だった[11][12]。最終的にはチームに故障者が続出する中、141試合に出場。打率.251ながら、自己最多・チーム3位となる28本塁打を放ち、長打率とOPS、打点でも自己ベストを記録した。オフの10月31日にFAとなった[13]。

2020年1月11日、ヤンキースと1年1250万ドルで契約合意した[14]。この年は49試合に出場して打率.223、5本塁打、15打点、3盗塁を記録した。オフの10月30日に球団が延長オプションの放棄を発表したため、FAとなった[15]が、2021年2月22日にヤンキースと1年185万ドルで再契約した[16]。2022年は230万ドルのプレイヤーオプションとなるが、ガードナーがこれを破棄した場合、球団側が715万ドルのオプションを行使するか115万ドルを支払いバイアウトするかを選択することができる。

2021年は140試合に出場したが打率.222、86安打、10本塁打、39打点。前年の短縮シーズンを除けば継続していたシーズン100安打以上を途切れ、全てのプレーに精彩を欠いた。オフにプレイヤーオプションを破棄し、球団もオプションを破棄したためFAとなった[17]。正式な引退宣言やセレモニーの類は行われていないが、以降いずれの球団にも所属しておらず、事実上の引退状態である。

2025年3月、家族旅行で訪れたコスタリカのホテルにおいて、設備不良により発生した事故で次男が死亡した。原因は一酸化炭素中毒[18]。

2026年3月、ガードナー夫妻は上述の事故につき、ホテルを相手取り訴訟を提起した[19]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2008 NYY 421411271829520381613131802300.228.283.299.582
2009 10828424848676639423265612603403.270.345.379.724
2010 150569477971322075181474795379151016.277.383.379.762
2011 159588510871321987188364913826018935.259.345.369.714
2012 163731710200123221050070.323.417.387.804
2013 1456095398114733108224522487352181278.273.344.416.759
2014 14863655587142258172345821513656061343.256.327.422.749
2015 1516565719414826316228662058368161358.259.343.399.742
2016 148634547801432267198411644570081066.261.351.362.713
2017 1516825949615726421254632355372281224.264.350.428.778
2018 1406095309512520712195451624565051076.236.322.368.690
2019 1415504918612326728247741020352041086.251.325.503.829
2020 491581302029515511533012601350.223.354.392.747
2021 14046138747861641014039405660031003.222.327.362.688
MLB:14年 1688661457379431470251731392284578274646942699667124558.256.342.398.740
  • 2021年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2008 NYY 17251001.00022534001.000-
2009 -99186322.990-
2010 123200911.99544873011.000-
2011 149294743.9871828010.966-
2012 15141001.000--
2013 -138327531.991-
2014 126227320.99125502001.000130001.000
2015 1191786011.0004087120.978-
2016 147249932.989310001.000-
2017 12220510011.00022362011.000-
2018 107199531.98634661011.000-
2019 45651001.00098215210.995-
2020 3943020.95610261001.000-
2021 3548110.9801052052011.000-
MLB 1044174753169.99165813672697.994130001.000
  • 2021年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞年

タイトル

表彰

記録

背番号

  • 11(2008年 - 2021年)

脚注

  1. ↑ Yanks ink deal with Gardner ESPN New York
  2. ↑ Fletcher, Jeff (2012年7月20日). “Brett Gardner needs elbow surgery”. ESPN.com (英語). 2012年10月10日閲覧.
  3. ↑ Gardner avoids arbitration with one-year deal MLB.com
  4. ↑ Bryan Hoch (2014年1月17日). “Gardner, Kelley, Nova, Robertson avoid arbitration”. MLB.com. 2014年1月18日閲覧。
  5. ↑ Adam Berry (2014年2月23日). “Yanks, Gardner agree to four-year, $52M extension”. MLB.com. 2014年2月24日閲覧。
  6. ↑ “Yankees sign outfielder Brett Gardner”. MLB.com Yankees Press Release (2014年2月24日). 2014年2月25日閲覧。
  7. ↑ Gardner proud of 1,000th-hit accomplishment MLB.com (英語) (2017年6月2日) 2017年10月4日閲覧
  8. ↑ Miggy suspended 7 games, Sanchez 4 in fracas MLB.com (英語) (2017年8月25日) 2017年8月26日閲覧
  9. ↑ “MLB #11 Brett Gardner”. ESPN.com. ESPN, Inc.. 2018年10月31日閲覧。
  10. ↑ “Yankees bring back Brett Gardner and save $3 million”. nypost.com. NYP Holdings, Inc.. 2018年10月31日閲覧。
  11. ↑ “「ノールック退場」に大荒れ 球審が暴言の主を確認せず選手に退場宣告で波紋”. Full-count. 2019年12月1日閲覧。
  12. ↑ “【MLB】“無言で退場”の悲劇も… “天井ツンツン男”再来に批判殺到「大人になれ」”. au Webポータル. 2019年12月1日閲覧。
  13. ↑ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (English). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。
  14. ↑ “ヤンキースがガードナーと1年13・7億円で契約”. nikkansports.com (2020年1月12日). 2020年1月13日閲覧。
  15. ↑ “Yankees Decline Brett Gardner's Option” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月30日閲覧。
  16. ↑ “Yankees Re-Sign Brett Gardner” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月23日閲覧。
  17. ↑ “Brett Gardner, Darren O'Day Reach Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年11月5日閲覧。
  18. ↑ “Brett Gardner's family sues resort one year after death of 14-year-old son Miller” (英語) (2026年3月20日). 2026年5月6日閲覧。
  19. ↑ “Brett Gardner's family sues resort one year after death of 14-year-old son Miller” (英語) (2026年3月20日). 2026年5月6日閲覧。

関連項目

外部リンク