一地両検

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一地両検(いっちりょうけん、英語: juxtaposed controls; 簡体字: 一地两检; 繁体字: 一地兩檢, 拼音: yīdì liǎngjiǎn, 粤拼: jat1 dei6 loeng5 gim2)は二国間(或いは国境管理を行う二つの地域)を行き来する旅客の通関手続きや検査手続きを一括に行う形態を指す言葉。 主に中国本土と香港及びマカオの間で行われる物を指すことが多い。

主な事例

香港

2026年現在、正式に一地両検を行なっているのは深圳湾口岸と皇崗口岸の2か所である[1]。かつては深圳湾口岸のみであったが、2026年に皇崗口岸がリニューアルされ、あわせて一地両検が導入された[2]。
広深港高速鉄道の香港西九龍駅などの他の検問所に関しても、出入国の手続きが別々に行われる[3]という違いこそあるものの、実際の入国をする前にそれらの手続きが行えるという形態から、実質的な一地両検だとされることがある[4][5]。

マカオ

マカオにおいては、正式な一地両検が広く行われており広東省珠海市との間に、港珠澳大橋珠澳口岸(中国語版)[6]、横琴口岸[7]、青茂口岸(中国語版)[8]の3箇所が置かれている。

施行に対する批判

香港においては「より簡単に行き来が可能になることで法治が損なわれるのではないか」といったような反対意見も存在している[9][10][11]。

脚注

  1. ↑ “深圳湾海关正式开关 采用“一地两检”通关模式”. 2020年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月12日閲覧。
  2. ↑ “合作查驗、一次放行”. 中華人民共和国香港特別行政区政府保安局. 2026年11月1日閲覧。
  3. ↑ “有關實施一地兩檢安排的立法建議”. 2021年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月22日閲覧。
  4. ↑ “西九龍駅で本土との出入境手続きを一括実施” (2018年6月18日). 2025年5月2日閲覧。
  5. ↑ “香港の高速鉄道駅で見た中国との「境目」” (2019年1月28日). 2025年5月2日閲覧。
  6. ↑ “港珠澳大橋澳門口岸管理區軟硬件基本就緒 三地談判跨境車配額交通安排迎接大橋開通”. 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月22日閲覧。
  7. ↑ “落实国务院《珠海口岸查验机制创新试点方案》工作推进会在珠海市举行 珠海为全国口岸查验机制改革趟路试水”. 2019年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月5日閲覧。
  8. ↑ “治安警察局與內地公安部出入境管理局探討青茂口岸通關便利措施取得良好進展”. 2020年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月18日閲覧。
  9. ↑ “中国に飲み込まれる香港、強まる解放軍の存在感”. 日経ビジネス (2018年11月7日). 2025年5月2日閲覧。
  10. ↑ “#09 香港の駅が“アク禁”に!? 鉄道開通でくすぶる「中国イミグレ問題」” (2018年9月28日). 2025年5月2日閲覧。
  11. ↑ “香港への高速鉄道、中国の法律適用 香港の民主派反発”. 朝日新聞. 朝日新聞デジタル. 2017年12月27日. 2018年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2018年10月5日閲覧.

関連項目