在日パキスタン人

ウィキペディアから、無料の百科事典
在日パキスタン人
جاپان میں پاکستانی تارکین وطن
パキスタンの旗日本の旗
総人口
34,911人
(2025年12月末現在)[1][2]
居住地域
首都圏、中京圏
言語
日本語、英語、ウルドゥー語、パンジャーブ語など
宗教
イスラム教

在日パキスタン人(ざいにちパキスタンじん、ウルドゥー語: جاپان میں پاکستانی تارکین وطن)は、日本に一定期間在住するパキスタン国籍の人々である。日本に帰化や亡命した人、およびその子孫のことをパキスタン系日本人と言う。

統計

日本の法務省の在留外国人統計によると、2025年12月末時点で在日パキスタン人は34,911人である[1][2]。

在留資格別(6位まで)
順位在留資格人数
1家族滞在9,211
2技術・人文知識・国際業務7,860
3永住者5,616
4経営・管理3,014
5留学2,647
6定住者2,130
都道府県別(8位まで)
順位都道府県人数
1埼玉4,577
2茨城4,065
3愛知3,564
4千葉2,876
5栃木2,414
6東京1,962
7神奈川1,833
8群馬1,755

概要

イスラム圏出身の在日外国人の中ではインドネシアに次いで2番目の規模である。

1980年代末に、パキスタン人は急増し始めた。当初パキスタンと日本は査証相互免除国であったが、不法滞在の発生や来日者が多くなったため、1989年には停止している。近年は2世や永住者、日本国籍取得者も増えている。

中古車輸出

在日パキスタン人の多くは中古車輸出業務にかかわっており、特に富山県射水市や高岡市、富山市にまたがる伏木富山港が中心地である[3]。富山県では日本人との間に軋轢も生み、2001年にはコーラン破棄事件が起きている[4]。射水市はパキスタン人コミュニティの多さからイミズスタンと呼ばれることもある[5]。

また埼玉県八潮市は、近隣に自動車オークション会場があることから、中古車産業や自動車輸出が盛んで、在日パキスタン人のコミュニティが形成され、パキスタン料理レストランや食材店が集まり[6]、ヤシオスタンと呼ばれることもある[7][8]。ただ2017年(平成29年)度の統計では、八潮市在住のパキスタン国籍者は134人と、在日ベトナム人や在日中国人と比べると少ない[9]。

海外向けのウェブサイトに架空の日本車販売広告を掲載し、アフリカの消費者らから、およそ1,100万円をだまし取っていたとみられる、パキスタン人の男ら3人が逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕された、パキスタン人のミアン・マクブール・フセイン容疑者ら3人は、2014年8月、海外向けのウェブサイトに架空の日本車販売広告を掲載し、35歳のケニア人女性から、現金およそ120万円をだまし取った疑いが持たれている。 訴えを受けたケニアの捜査機関からの情報提供で逮捕に至り、余罪は、1,100万円にのぼるとみられる[10]。

著名な人物

脚注

注釈

出典

  1. 1 2 [名無しリンク]
  2. 1 2
  3. ↑ 写真で見る社会科 パキスタン村(富山県射水市) | 帝国書院
  4. ↑ コーラン廃棄事件(富山県)に関する質問主意書 | 衆議院
  5. ↑ 高岡にパキスタン料理店 「イミズスタン」を代表するシェフが腕振るう 富山経済新聞
  6. ↑ 佐々木 香織 (2019年3月11日). “イスラムごはんの名店は八潮にあり!”. dancyu. プレジデント社. 2019年12月31日閲覧.
  7. ↑ 埼玉県八潮市に「ヤシオスタン」が生まれた理由とは? AERA
  8. ↑ 「ヤシオスタン」のパキスタン人たち、なぜ埼玉・八潮に集まったのか カレーを食べてみた【ルポ】
  9. ↑ 統計やしお(平成29年版) 八潮市
  10. ↑ 架空の日本車販売広告で1,100万円詐取 パキスタン人ら3人逮捕

関連項目

外部リンク