新井道大
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 柔道 | ||
| 世界選手権 | ||
| 銀 | 2025 ブダペスト | 100kg級 |
| 銀 | 2026 バクー | 100kg級 |
| 銅 | 2024 アブダビ | 100㎏級 |
| グランドスラム | ||
| 金 | 2025 バクー | 100kg級 |
| 金 | 2025 アスタナ | 100kg級 |
| 金 | 2026 パリ | 100kg級 |
| 銀 | 2023 東京 | 100kg級 |
| 銀 | 2025 東京 | 100kg級 |
| 銅 | 2024 タシケント | 100㎏級 |
| 銅 | 2024 東京 | 100kg級 |
| 世界ジュニア | ||
| 金 | 2023 オディべーラス | 100kg級 |
| 世界ジュニア団体戦 | ||
| 金 | 2023 オディべーラス | 90kg超級 |
| 世界カデ | ||
| 銅 | 2022 サラエボ | 90kg超級 |
新井 道大(あらい どうた、2005年1月29日 - )は、日本の柔道家。埼玉県富士見市出身。階級は100kg級。身長187cm。段位は三段。血液型はA型。組み手は左組み。得意技は大内刈
経歴
柔道は7歳の時に祖父が開設した栄武館新井道場で始めた[1][2]。埼玉栄中学3年の時に全国中学校柔道大会90kg級で5位にとどまったが、団体戦では優勝した[1][3]。マルちゃん杯でも優勝した[1]。
埼玉栄高校2年の時にはインターハイ100kg級で優勝すると、全日本ジュニアでも2位になった[4][5]。3年の時には金鷲旗で優勝すると、インターハイでも2連覇を達成した[4][6][7]。世界カデの90kg超級では3位に終わった[8]。全日本ジュニアでは決勝で天理大学1年の平見陸を破って優勝した[5]。グランプリ・アルマダでは決勝で世界ランキング1位であるジョージアのイリア・スラマニゼに合技で敗れて2位だった[9]。
2023年に東海大学へ進学すると、4月には全日本選手権に初出場するも、3回戦で90kg級の選手であるパーク24の田嶋剛希に合技で敗れた[10]。優勝大会で2位だったが、全日本ジュニアでは昨年に続いて決勝で平見を破って2連覇を果たした[5][11]。続く世界ジュニアでは決勝でウズベキスタンのルスタム・ショラフマトフを小外掛で破るなど、オール一本勝ちして優勝を飾った[12]。団体戦でも優勝したが、準決勝のブラジル戦、決勝のフランス戦とも自分が出場する前にチームが勝利したために出番がなかった[13][14]。講道館杯では準々決勝でパーク24の増山香補に反則負けするなどして7位に終わった[15][16]。グランドスラム・東京では2回戦で中立選手として出場した世界チャンピオンであるロシアのアルマン・アダミアンを大外刈で破ると、その後の準々決勝では元世界3位であるオランダのミハエル・コレルを技ありで破るなど強豪選手をことごとく破り決勝まで進むも、中立選手であるロシアのマトベイ・カニコフスキーに開始早々の引込返で敗れて2位にとどまった[17]。なお、2023年の最優秀若手選手に選出された[18]。2024年にはパリオリンピック代表の座をかけてグランドスラム・パリに出場するも、3回戦でセルビアのアレクサンダル・クコルに腕挫十字固で敗れた[19][20]。オリンピック代表争いを演じていた大学の先輩であるパーク24のウルフ・アロンが今大会で優勝したことにより、パリオリンピック代表には選ばれなかった[21]。グランドスラム・タシケントでは2回戦で世界3位であるイスラエルのピーター・パルチックを技ありで破るも、準決勝で世界チャンピオンである地元ウズベキスタンのムザファルベク・トゥロボエフに合技で敗れた。その後の3位決定戦ではベルギーのトマ・ニキフォロフに内股で逆転勝ちして3位になった[22][23]。
2年の時には体重別の決勝で増山に反則負けを喫して2位だった[24][25]。しかし、実績で世界選手権代表に選出された[26]。5月の世界選手権では準々決勝でカナダのシャディ・エルナハスと対戦して技ありを先取するも合技で逆転負けを喫するが、その後の3位決定戦で元世界チャンピオンであるポルトガルのジョルジ・フォンセカを内股で破って3位になった[27][28]。優勝大会では決勝で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した[29][30]。体重別団体でも優勝した[31][32]。グランドスラム・東京では準決勝でカニコフスキーに裏投で敗れて3位だった[33]。グランドスラム・バクーでは決勝でブラジルのレオナルド・ゴンカルベスを開始10秒の小外刈で破って、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[34][35]。
3年の時には体重別の決勝で京葉ガスの増地遼汰朗を内股で破って今大会初優勝を飾った[24][36][37]。これにより、世界選手権代表に選ばれた[38]。グランドスラム・アスタナでは決勝でスイスのダニエル・アイヒを合技で破るなど、オール一本勝ちして優勝した[39][40]。6月の世界選手権では決勝まで進むも、カニコフスキーに合技で敗れて2位だった[41][42]。その直後の優勝大会では、準々決勝の桐蔭横浜大学戦で西村夢人と対戦して有効を先取しながらも、寝姿勢にある相手を叩きつけたとして反則負けを喫すると、結果としてチームも20年ぶりにベスト8で敗れることになった[43][44]。体重別団体では2連覇した[45][46]。グランドスラム・東京では準決勝で増地を小内刈で破るも、決勝ではパリオリンピック銀メダリストとなったスラマニゼに背負落で敗れて2位だった[47]。なお、IJF世界ランキングの年間1位となった[48]。グランドスラム・パリでは決勝でウクライナのアントン・サビツキーを技ありで破って優勝を飾った[49][50]。2026年3月には強化委員会によって現時点において2番手以降との差が明確に付いたと判断されて、来月の体重別を経ずに世界選手権代表に内定した[51]。
4年の時には全日本選手権に出場すると、準々決勝で100㎏超級の体重別で優勝した旭化成の中野寛太を合技で破るも、準決勝で大学の先輩で90㎏級の世界チャンピオンであるJESエレベーターの村尾三四郎に足車で敗れて3位だった[52][53]。優勝大会では3位だった[54]。世界選手権では準決勝でロシアのアルマン・アダミアンを大内刈で破ると、決勝でもスラマニゼに大内刈の技ありで一旦は勝利するも、ビデオ判定の結果、逆にそれが相手の大内返の有効ポイントとみなされたことにより、結果として今大会2年連続2位にとどまった[55][56][57]。続く体重別団体では3位にとどまった[58]。
戦績
- 2019年 - 全国中学校柔道大会 個人戦 5位(90kg級)団体戦 優勝
- 2019年 - マルちゃん杯 優勝
- 2021年 - インターハイ 優勝
- 2021年 - 全日本ジュニア 2位
- 2022年 - スペインジュニア国際 5位
- 2022年 - 金鷲旗 優勝
- 2022年 - インターハイ 優勝
- 2022年 - 世界カデ 3位(90kg超級)
- 2022年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2023年 - グランプリ・アルマダ 2位
- 2023年 - 優勝大会 2位
- 2023年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2023年 - 世界ジュニア 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2023年 - 講道館杯 7位
- 2023年 - グランドスラム・東京 2位
- 2024年 - グランドスラム・タシケント 3位
- 2024年 - 体重別 2位
- 2024年 - 世界選手権 3位
- 2024年 - 優勝大会 優勝
- 2024年 - 体重別団体 優勝
- 2024年 - グランドスラム・東京 3位
- 2025年 - グランドスラム・バクー 優勝
- 2025年 - 体重別 優勝
- 2025年 - グランドスラム・アスタナ 優勝
- 2025年 - 世界選手権 2位
- 2025年 - 優勝大会 5位
- 2025年 - 体重別団体 優勝
- 2025年 - グランドスラム・東京 2位
- 2026年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2026年 - 全日本選手権 3位
- 2026年 - 優勝大会 3位
- 2026年 - 世界選手権 2位
- 2026年 - 体重別団体 3位
(出典[1])
脚注
- 1 2 3 4 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ↑ 今月のFujimist
- ↑ 全国中学校柔道大会
- 1 2 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- 1 2 3 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ↑ 柔道男子100キロ級、埼玉栄・新井道大が連覇…大野将平に憧れガッツポーズ見せず サンケイスポーツ 2022年8月8日
- ↑ 金鷲旗高校柔道大会
- ↑ 新井道大と中野弥花が3位 世界カデ選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月28日
- ↑ Grand Prix Portugal 2023
- ↑ 令和5年度全日本柔道選手権大会
- ↑ 全日本学生柔道優勝大会
- ↑ Odivelas World Championships Juniors Individuals 2023
- ↑ 日本が混合団体で優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2023年10月9日
- ↑ Odivelas World Championships Juniors Mixed Teams 2023
- ↑ 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ↑ 2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ↑ グランドスラム東京2023
- ↑ 阿部詩が2年連続MVP、4度目世界一 IJF表彰/柔道
- ↑ ウルフが決勝へ 新井は3回戦敗退―柔道GSパリ 時事通信 2024年2月4日
- ↑ Paris Grand Slam 2024
- ↑ パリ五輪男子100キロ級代表に東京五輪金メダルのウルフ・アロンが内定 男女全代表決まる/柔道 サンケイスポーツ 2023年2月14日
- ↑ 五輪内定の高山莉加が優勝 グランドスラム/柔道 サンケイスポーツ 2024年3月3日
- ↑ Tashkent Grand Slam 2024
- 1 2 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ↑ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ↑ 世界選手権代表を発表 パリ五輪代表では男子60キロ級の永山竜樹が唯一出場/柔道 サンケイスポーツ 2024年4月8日
- ↑ 冨田若春が世界選手権初優勝!新井道大は3位/柔道 サンケイスポーツ 2024年5月24日
- ↑ Abu Dhabi World Championships Seniors 2024 Individuals
- ↑ 男子は東海大が27度目V 決勝で天理大下す―柔道 時事通信 2024年6月23日
- ↑ 2024年度全日本学生柔道優勝大会
- ↑ 東海大が男女とも優勝 全日本学生柔道 時事通信 2024年10月20日
- ↑ 2024年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ↑ Tokyo Grand Slam 2024
- ↑ 柔道GS、村尾三四郎V 新井道大・高橋瑠璃も優勝 日本経済新聞 2025年2月16日
- ↑ Baku Grand Slam 2025
- ↑ 新井、100キロ級初V 田嶋は90キロ級3連覇―選抜体重別柔道 時事通信 2025年4月6日
- ↑ 2025年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ↑ 【柔道】阿部兄妹や永瀬貴規ら18人が世界選手権代表に内定 スポーツニッポン 2025年4月6日
- ↑ 新井道大、太田彪雅が優勝 GSカザフスタン大会/柔道 サンケイスポーツ 2025年5月11日
- ↑ Qazaqstan Barysy Grand Slam 2025
- ↑ 新井は準優勝 池田は3位決定戦制す―世界柔道 時事通信 2025年6月19日
- ↑ OTP Bank World Senior Championships 2025 Hungary Individuals
- ↑ まさかの反則負け…東海大20年ぶり準々敗退で場内騒然 新井道大「知らなかった」全日本学生優勝大会 スポーツニッポン 2025年6月29日
- ↑ 2025年度全日本学生柔道優勝大会
- ↑ 東海大が男子2連覇、女子は環太平洋大が4年ぶり6度目の制覇 全日本学生体重別団体/柔道 サンケイスポーツ 2025年10月19日
- ↑ 2025年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ↑ パーク24presentsグランドスラム東京2025
- ↑ 2025 IJF World Ranking
- ↑ 【柔道】老野祐平、田嶋剛希、新井道大、中野寛太がGSパリ優勝!男子2階級で日本勢同士の決勝 スポーツニッポン 2026年2月9日
- ↑ Paris Grand Slam 2026
- ↑ 阿部一二三ら5人が10月世界選手権代表に追加内定 4月選抜体重別前に早期代表決定 デイリースポーツ 2026年3月11日
- ↑ 田嶋剛希が初優勝 重量級以外14年ぶりV―全日本柔道 時事通信 2026年4月26日
- ↑ 令和8年全日本柔道選手権大会
- ↑ 2026年度全日本学生柔道優勝大会
- ↑ 新井道大は2大会連続銀 池田紅も前回に続き銅―世界柔道 時事通信 2026年10月10日
- ↑ 新井道大、判定に泣く 「技あり」覆り、金逃す―世界柔道 時事通信 2026年10月10日
- ↑ Baku World Senior Championships 2026 Individuals
- ↑ 2026年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ↑ World ranking list
外部リンク
- 新井道大 - JudoInside.com のプロフィール