日本の水族館

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大分生態水族館マリーンパレス(1960年代)

この記事では日本の水族館(にほんのすいぞくかん)について解説する。日本は、100以上の水族館がある水族館大国である[1][2][3]。

定義

博物館法第二条に基づき、水族館は博物館の一形態であるとしている[4][5]。

歴史

明治期

大正から昭和初期(戦前)

昭和期(戦後)

  • 1957年(昭和32年) - 須磨水族館開館、日本初の冷却装置付水槽を導入。
  • 1957年(昭和32年) - 鳥羽水族館で世界初のドーナツ型水槽を有する水族館棟が完成。
  • 1957年(昭和32年) - 江の島水族館の一角に江ノ島水族館マリンランドが開館、水量5,000 tの東洋一の規模の大プールで日本で初めて鯨類の能力を活かしたショーを実施。
  • 1959年(昭和34年) - 江の島水族館がバンドウイルカの飼育下繁殖に日本で初めて成功。
  • 1964年(昭和39年) - 大分生態水族館マリーンパレス開館、世界初の潮流式回遊水槽を設置。
  • 1967年(昭和42年) - 下田海中水族館開館。世界初の水中に浮かぶ水族館。
  • 1971年(昭和46年) - 串本海中公園水族館開館、日本初の半開放式水族館。
  • 1976年(昭和51年) - 大洗水族館が日本初のペンギンのショーを実施[17]。
  • 1978年(昭和53年) - サンシャインシティの「ワールドインポーマートビル」の10・11階に世界初の地上240mの高層ビルにあるサンシャイン国際水族館開館。
  • 1981年(昭和56年) - 3代目魚津水族館が完成し、世界初のアクリル水槽に世界初のトンネル水槽を導入、また、波の出る水槽や雨の降る水槽も日本で初めて導入。
  • 1982年(昭和57年) - 伊豆・三津シーパラダイスで日本初のラッコ飼育、また日本初の繁殖に成功。
  • 1988年(昭和63年) - 江の島水族館で日本初の飼育下三世バンドウイルカが誕生。

平成以降

日本の水族館一覧

規模

日本におけるランキング(屋内水槽)
※堀込水槽・野外水槽・プールの類を除く。
(世界におけるランキングは「水族館」を参照)
順位名称所在地開館年水量
1 沖縄美ら海水族館 「黒潮の海水槽」沖縄県2002年7,500t
2 大阪海遊館 「太平洋水槽」大阪府1990年5,400t
3 大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター 「第二水槽」高知県2009年3,300t
4 葛西臨海水族園 「大洋の航海者水槽」東京都1989年2,200t
5 大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター 「第一水槽」高知県1997年1,600t
5 のとじま臨海公園水族館 「ジンベエザメ館 青の世界」石川県2010年1,600t
7 アクアマリンふくしま 「潮目の海水槽」福島県2000年1,500t(2,050t)
7 横浜八景島シーパラダイス 「魚類大水槽」神奈川県1993年1,500t
7 いおワールドかごしま水族館 「黒潮大水槽」鹿児島県1997年1,500t
10 マリンワールド海の中道 「パノラマ大水槽」福岡県1995年1,400t
日本におけるランキング(延床面積)
※建物は大きく単棟型と分棟型(パビリオン型)、部分型(建物内の一部)に分けることができ、いずれをも含む。
順位名称所在地広さタイプ
1 名古屋港水族館愛知県41,529m2分棟型
2 海遊館大阪府31,044m2単棟型
3 鳥羽水族館三重県24,981m2単棟型
4 鴨川シーワールド千葉県22,699m2分棟型
5 マリンワールド海の中道福岡県21,079m2単棟型
6 アクアワールド・大洗茨城県20,299m2単棟型
7 沖縄美ら海水族館沖縄県19,199m2分棟型
8 横浜・八景島シーパラダイス(アクアリゾーツ)神奈川県18,204m2分棟型
9 アクアマリンふくしま福島県15,233m2単棟型
10 葛西臨海水族園東京都14,772m2分棟型
11 神戸市立須磨海浜水族園兵庫県14,500m2分棟型
12 下関市立しものせき水族館山口県14,400m2分棟型
13 島根県立しまね海洋館島根県14,394m2単棟型
14 いおワールドかごしま水族館鹿児島県13,163m2単棟型
15 新江ノ島水族館神奈川県12,804m2単棟型
16 マクセル アクアパーク品川東京都11,535m2部分型
17 新潟市水族館 マリンピア日本海新潟県11,463m2分棟型
18 京都水族館京都府10,974m2単棟型
19 大分マリーンパレス水族館大分県10,881m2単棟型
20 登別マリンパークニクス北海道10,576m2分棟型
日本におけるランキング(水槽総容量)
順位名称所在地開館年総水量タイプ
1 名古屋港水族館愛知県1992年24,600t分棟型
2 八景島シーパラダイス(アクアリゾーツ)神奈川県1993年16,500t分棟型
3 鴨川シーワールド千葉県1970年12,000t分棟型
4 大阪海遊館大阪府1990年11,000t単棟型
5 沖縄美ら海水族館沖縄県1997年10,400t分棟型
6 マリンワールド海の中道福岡県1989年6,050t単棟型
7 鳥羽水族館三重県1955年6,000t単棟型
8 アクアワールド・大洗茨城県2002年5,100t単棟型
9 アクアパーク品川東京都2005年4,800t部分型
10 島根県立しまね海洋館島根県2000年4,500t単棟型
日本におけるランキング(年間入場者数)2018年度
順位名称所在地入場者数
1 沖縄美ら海水族館沖縄県372万人
2 海遊館大阪府277万人
3 名古屋港水族館愛知県211万人
4 サンシャイン水族館東京都173万人
5 マクセル アクアパーク品川東京都171万人

飼育展示数・飼育種類数

一般的に水族館で飼育されている生物の展示数・種類数は動物園より多い。
日本における展示数ランキング
※ 展示数は絶えず変動しているので、順位も流動的であることに注意。
順位名称所在地展示数(種類数)
1 アクアマリンふくしま福島県210,000点(約750種)
2 アクアワールド・大洗茨城県68,000点(約580種)
3 東京タワー水族館東京都50,000点(約900種)
4 サンシャイン水族館東京都37,000点(約750種)
5 鳥羽水族館三重県30,000点(約1200種)
5 海遊館大阪府30,000点(約580種)
日本における種類数ランキング
※ 種類数は絶えず変動しているので、順位も流動的であることに注意。
順位名称所在地種類数(展示数)
1 鳥羽水族館三重県約1200種(30,000点)
2 東京タワー水族館東京都約900種(50,000点)
3 鴨川シーワールド千葉県約800種(11,000点)
4 アクアマリンふくしま福島県約750種(210,000点)
5 サンシャイン水族館東京都約750種(37,000点)
6 沖縄美ら海水族館沖縄県約740種(21,000点)
7 京都大学白浜水族館和歌山県約629種(10,796点)
8 神戸市立須磨海浜水族園兵庫県約600種(13,000点)
9 アクアワールド・大洗茨城県約580種(68,000点)
10 海遊館大阪府約580種(30,000点)

脚注

出典

  1. ↑ “5月4日放送 第415回 あなたの知らない水族館~進化する“海の技術”~”. 日経スペシャル「ガイアの夜明け」. テレビ東京. 2026年9月29日閲覧。
  2. ↑ “水族館の数、日本が世界一って本当?”. 日本経済新聞 (2011年1月24日). 2026年9月29日閲覧。
  3. ↑ “水族館の歴史”. ホームメイト・リサーチ. 東建コーポレーション. 2026年9月29日閲覧。
  4. ↑ “<水族館>に定義はない? 法律・国際的組織・業界団体の解釈は”. サカナト. 週刊つりニュース (2024年6月18日). 2026年10月16日閲覧。
  5. ↑ “動物園や水族館も「博物館」なのはなぜか。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館 (2024年3月11日). 2026年10月16日閲覧。
  6. ↑ 堀 1998, p. 58.
  7. ↑ 鈴木 2001, p. 2.
  8. 1 2 鮫島叡 「開園10周年・これからの水族館」(神戸市立須磨海浜水族園公式Webサイト、2010年1月22日時点のインターネット・アーカイブ)
  9. ↑ 鈴木 2001, pp. 3–4.
  10. ↑ 堀 1998, p. 61.
  11. 1 2 3 堀 1998, p. 62.
  12. ↑ 堀 1998, pp. 62–63.
  13. 1 2 マリンピア松島水族館の概略史 Archived 2007年12月12日, at the Wayback Machine.
  14. ↑ 阪神ナウ! 「甲子園の開発 Archived 2007年9月27日, at the Wayback Machine.」。1936年(昭和11年)にゴンドウクジラを飼育と記載。
  15. ↑ 鈴木克美 『水族館への招待』 丸善株式会社、平成6年、190-192頁。1935年(昭和10年)にゴンドウクジラを飼育と記載。
  16. ↑ 堀家邦男 『水族館の魚達』 秦流社、昭和51年、95-116頁。1937年(昭和12年)に和歌山県太地町で捕獲されたゴンドウクジラ4頭を飼育と記載(オープンは昭和9年とされている)飼育年については阪神ナウ!、鈴木、堀家の間でぶれが見られる。またこれらにはゴンドウクジラの飼育と記述されているが、和歌山県太地で捕獲された個体であるとの堀家の記述から、コビレゴンドウであると解釈される。
  17. ↑ “茨城)ペンギンの散歩始まる アクアワールド”. 朝日新聞. 2014年11月6日. 2014年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ.

参考文献

関連項目

外部リンク