村尾昭
| むらお あきら 村尾 昭 | |
| 生年月日 | 1933年5月16日 |
|---|---|
| 没年月日 | 2008年11月5日(75歳没) |
| 別名 | 但島 栄 |
| 出身地 | |
| 職業 | 脚本家 |
| ジャンル | テレビドラマ・映画 |
| 活動期間 | 1962年 - 2008年 |
略歴・人物
大映に所属していた1962年、「あした逢う人」でデビュー。同年に映画「暗黒街最後の日」(井上梅次脚本)の下書きを書いており、このエピソードが村尾を目にかけていた鶴田浩二から東映東京撮影所所長の岡田茂に伝わったことで岡田は「ギャング対Gメン」の脚本に村尾を抜擢。村尾は「但島 栄」の変名を用いて岡田の指示に従いアメリカ合衆国のテレビドラマ「アンタッチャブル」をまねた脚本を書き、後に東映へと引き抜かれる。
アメリカ映画「スター・ウォーズ」の公開によってSFブームが起こり「ゴジラ」シリーズの復活が画策され、1978年6月から1980年秋にかけて脚本を執筆したが採用には至らなかった。1984年2月17日に永原秀一が完成させた「ゴジラ」(同年12月15日公開)の検討稿には村尾の最終稿にあった吸血ダニやトライデント型潜水艦ジャイアントバスが登場しているが、同年4月2日に完成した準備稿では吸血ダニは吸血フナムシに変更され、ジャイアントバスは取り消されている。
作品
特記がない限り脚本担当。
映画
- 「あした逢う人」(1962年9月16日、大映)
- 「ギャング対Gメン」(1962年11月2日、東映) - 「但島栄」名義、石井輝男と共同脚本
- 「最後の顔役」(1963年4月12日、東映)
- 「暴力団」(1963年8月7日、東映)
- 「鬼検事」(1963年11月13日、東映)
- 「東京ギャング対香港ギャング」(1964年1月1日、東映) - 石井輝男と共同脚本
- 「地獄命令」(1964年1月9日、東映) - 松浦健郎と共同脚本
- 博徒シリーズ(東映)
- 日本侠客伝シリーズ(東映) - いずれも笠原和夫、野上龍雄と共同脚本
- 「大喧嘩」(1964年9月5日、東映) - 鈴木則文、中島貞夫と共同脚本
- 「竜虎一代」(1964年9月23日、東映)
- 「暗黒街仁義」(1965年6月13日、東映)
- 「明治侠客伝 三代目襲名」(1965年9月18日、東映)
- 昭和残侠伝シリーズ(東映)
- 「昭和残侠伝」(1965年10月1日) - 山本英明、松本功と共同脚本
- 「昭和残侠伝 吼えろ唐獅子」(1971年10月27日)
- 「昭和残侠伝 破れ傘」(1972年12月30日)
- 「やくざGメン 明治暗黒街」(1965年11月13日、東映) - 鈴木則文と共同脚本
- 「流れ者仁義」(1965年11月20日、東映) - 山本英明、松本功と共同脚本
- 関東果し状(1965年12月31日、東映) - 小沢茂弘と共同脚本
- 昭和最大の顔役(1966年2月25日、東映)
- 兄弟仁義シリーズ(東映)
- 「大陸流れ者」(1966年6月19日、大映)
- 「侠客三国志 佐渡ケ島の決斗」(1966年10月1日、東映)
- 博奕打ちシリーズ(東映)
- 「男の勝負 仁王の刺青」(1967年3月10日、東映) - 高田宏治と共同脚本
- 「男涙の破門状」(1967年6月17日、東映)
- 「侠客の掟」(1967年10月10日、東映) - 宮川一郎、鳥居元宏と共同脚本
- 「侠骨一代」(1967年11月1日、東映) - 松本功、山本英明と共同脚本
- 「斬る」(1968年6月22日、東映) - 岡本喜八と共同脚本
- 極悪坊主シリーズ(東映)
- 新網走番外地シリーズ(東映)
- 「新網走番外地」(1968年12月28日)
- 「新網走番外地 流人岬の血斗」(1969年8月13日)
- 「新網走番外地 さいはての流れ者」(1969年12月27日)
- 「新網走番外地 大森林の決斗」(1970年8月14日)
- 「新網走番外地 吹雪のはぐれ狼」(1970年12月30日)
- 「新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬」(1971年8月13日)
- 「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」(1972年8月12日)
- 現代やくざシリーズ(東映)
- 「現代やくざ 与太者の掟」(1969年2月1日)
- 「現代やくざ 与太者仁義」(1969年5月31日) - 長田紀生と共同脚本
- 「新宿の与太者」(1970年12月18日)
- 「戦後最大の賭場」(1969年4月19日、東映)
- 関東テキヤ一家シリーズ(東映)
- 「関東テキヤ一家」(1969年11月18日)
- 「関東テキヤ一家 喧嘩仁義」(1970年3月5日) - 志村正浩、鈴木則文と共同脚本
- 「現代任侠道 兄弟分」(1970年1月20日、東映)
- 「博徒一家」(1970年3月29日、東映)
- 「暴力団再武装」(1971年5月8日、東映)
- 傷だらけの人生シリーズ(東映)
- 「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」(1971年10月27日、東映)
- 「男の代紋」(1972年6月21日、東映)
- 「山口組三代目」(1973年8月11日、東映)
- 「極悪拳法」(1974年6月29日、東映)
- 「任侠花一輪」(1974年10月5日、東映)
- 「テキヤの石松」(1976年4月10日、東映) - 松本功、小沢茂弘と共同脚本
- 「岸壁の母」(1976年12月11日、東宝)
- 「花街の母」(1980年1月26日、東宝) - 中島信昭と共同脚本
- 「修羅の群れ」(1984年11月17日、東映)
- 「最後の博徒」(1985年11月16日、東映)
- 「激動の1750日」(1990年9月15日、東映) - 大津一瑯、中島貞夫と共同脚本
テレビドラマ
- 「プレイガール」第220話(1973年6月18日、テレビ東京) - 和久田正明と共同脚本
- 必殺シリーズ(TBS → テレビ朝日)
- 「助け人走る」
- 第11話「落選大多数」(1973年12月29日)
- 第21話「心中大悲憤」(1974年3月9日)
- 第24話「悲痛大解散」(1974年3月30日)
- 「暗闇仕留人」
- 第2話「試して候」(1974年7月6日)
- 第4話「仕留て候」(1974年7月20日)
- 第17話「仕上げて候」(1974年10月19日)
- 第20話「一途にて候」(1974年11月9日)
- 「必殺必中仕事屋稼業」
- 「必殺仕置屋稼業」
- 第3話「一筆啓上 紐が見えた」(1975年7月18日)
- 第7話「一筆啓上 邪心が見えた」(1975年8月15日)
- 第13話「一筆啓上 過去が見えた」(1975年9月26日)
- 最終話「一筆啓上 崩壊が見えた」(1976年1月9日)
- 「必殺仕業人」
- 第10話「あんた この宿命をどう思う」(1976年3月19日)
- 「必殺からくり人・血風編」
- 第1話「魔窟に潜む紅い風」(1976年10月29日)
- 「新・必殺仕置人」
- 第2話「情愛無用」(1977年1月28日)
- 第3話「現金無用」(1977年2月4日)
- 第16話「逆怨無用」(1977年5月13日)
- 第19話「元締無用」(1977年6月3日)
- 第32話「阿呆無用」(1977年9月2日)
- 第35話「宣伝無用」(1977年9月23日)
- 最終話「解散無用」(1977年11月4日)
- 「新 必殺からくり人」
- 第6話「東海道五十三次殺し旅 日坂」(1977年12月23日)
- 「助け人走る」
- 「新・荒野の素浪人」(テレビ朝日)
- 第4話「無頼の掟」(1974年1月22日)
- 第7話「怒号の刃」(1974年2月12日)
- 第18話「仇討ち無惨」(1974年4月30日)
- 「大盗賊」第10話(1974年9月7日、フジテレビ) - 和久田正明と共同脚本
- 「剣と風と子守唄」(日本テレビ)
- 第11話「父娘の十字架」(1975年6月10日)
- 第13話「戦場の天使」(1975年6月24日)
- 第21話「女郎集団脱走」(1975年8月19日)
- 第25話「左源太賞金首」(1975年9月16日)
- 新・座頭市シリーズ(フジテレビ)
- 「ご存知!女ねずみ小僧」第10話(1977年7月4日、フジテレビ)
- 「もう一人の乗客」(1978年1月7日 - 2月25日、フジテレビ)
- 「大江戸捜査網 第3シリーズ」(テレビ東京)
- 第246話「音次郎を狙う狼の牙」(1978年7月29日)
- 第491話「父が叫ぶ! 非行少女暴走絵図」(1983年5月14日)
- 第498話「母を許して! 花街子連れ唄」(1983年7月2日)
- 第504話「八丁堀情話 夫よ許して!」(1983年8月13日)
- 第519話「隠密同心狩り! 涙で結ぶ絆」(1983年11月26日)
- 日曜恐怖シリーズ(フジテレビ)
- 「首無し島」(1978年8月20日)
- 「死霊の島」(1979年8月19日)
- 「大空港」(フジテレビ)
- 「遠山の金さん 第2シリーズ」(テレビ朝日)
- 第5話「白洲に咲かせた父娘花」(1979年3月15日)
- 第16話「命ぎりぎり夫婦花」(1979年6月7日)
- 第19話「桜吹雪に散る涙」(1979年7月5日)
- 第26話「幸せにまっしぐら」(1979年9月6日)
- 「柳生一族の陰謀」(フジテレビ)
- 第25話「禁じられた殺意」(1979年3月20日)
- 第37話「柳生家最大の危機」(1979年6月12日)
- 「半七捕物帳」(テレビ朝日)
- 第9話「蟹のお角」(1979年5月29日)
- 第24話「闇からの声」(1979年9月11日)
- 「江戸の激斗」第13話(1979年、フジテレビ)
- 日本名作怪談劇場「高野聖」(1979年9月12日、テレビ東京)
- 「がしんたれ」(1979年10月1日 - 12月28日、フジテレビ)
- 「駆け込みビル7号室」第3話(1979年10月27日、フジテレビ)
- 影の軍団シリーズ(フジテレビ)
- 花王名人劇場「男涙の子守歌 34歳の新人歌手」(1980年5月4日・5月11日、フジテレビ)
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 「解明旅行」(1980年5月10日)
- 「悪霊の住む家」(1980年6月7日)
- 「瞳の中の殺意」(1981年3月28日)
- 「3DKの通り魔」(1982年8月28日) - 原案
- 「悪党狩り」(テレビ東京)
- 第1話「地獄の道中手形」(1980年10月8日)
- 第2話「八丁堀無情」(1980年10月25日)
- 第8話「人斬り医者」(1980年11月26日)
- 木曜ゴールデンドラマ(日本テレビ)
- 「華麗なる訪問者」(1980年12月4日)
- 「赤い稲妻」(1981年3月5日)
- 「女医のめざめる時」(1982年4月1日) - 下村優と共同脚本
- 「花嫁の母」(1989年10月19日)
- 「再婚家族」(1989年11月9日)
- 「闇を斬れ」(フジテレビ)
- 第2話「春風に泣いた血汐花」(1981年4月14日)
- 第6話「ふる里遠く夫婦花」(1981年5月12日)
- 最終話「田沼意次没落の日」(1981年9月29日)
- 火曜サスペンス劇場
- 「文吾捕物帳」第16話(1982年2月2日、テレビ朝日)
- 時代劇スペシャル(フジテレビ)
- 「暁に斬る!」(フジテレビ)
- 第2話「夫婦橋慕情」(1982年10月12日)
- 第9話「かっぽれ哀歌」(1982年11月30日)
- 第16話「非情の町のこぼれ花」(1983年1月18日)
- 第18話「亭主一人に女房が三人」(1983年2月1日)
- 第21話「女スリの乳房がうずく」(1983年2月22日)
- 第24話「新妻の叫び "私を殺して"」(1983年3月15日)
- 最終話「平四郎 怒りの死闘!」(1983年3月29日)
- 「流れ星佐吉」(フジテレビ)
- 「遥かなり母と娘の旅路」第1話 - 第5話・第26話 - 最終話(1985年4月22日 - 4月26日・5月27日 - 5月31日、TBS)
- 夏樹静子サスペンス(2)「暁はもうこない」(1987年6月8日、フジテレビ) - 関本郁夫と共同脚本
脚注
注釈
出典
- ↑ “村尾昭氏死去/脚本家”. 四国新聞社. 四国新聞 (2008年11月6日). 2026年7月5日閲覧。
外部リンク
- 村尾昭 - allcinema
- 村尾昭 - テレビドラマデータベース