小学校の運動会での玉入れ、赤組と白組に分かれてそれぞれ玉を投げ入れ、その数で勝敗を決める

玉入れ(たまいれ)は、一定の離れた所にある籠に球(お手玉やボールなど)を投げて、一定数量をすべて入れるまでの時間の短さ、または、時間内に入れた数量の多さを競う競技。

概要

一般に運動会で行われる玉入れは、高さ180cmから300cm程度の垂直に立てられた玉入れカゴを用いて行われるもので、一定時間内により多くの球をカゴに入れたほうが勝ちとなる。主に運動会で行われる。また、音楽を使用する場合もあり、この場合は音楽が鳴っていない時のみ玉を入れることができ、音楽が鳴っている時はカゴから離れて踊らなければならない。1986年頃に埼玉県の小学校で笛を吹いても玉入れを止めようとしない児童を止めさせるために生まれたとされ、「ダンシング玉入れ」、または主にBGMとして使用されるガーナ民謡「チェッチェッコリ」から「チェッコリ玉入れ」とも呼ばれる[1]。

このほか5mから10m離れたカゴにボールなどを投げ入れていく遊戯を「球入れ」と呼ぶこともある[2]。目標となる高さ数十cmの色分けされたカゴ(低床型玉入れ)を設置して離れた場所から色ごとにカラーボールを投げ入れていく玉入れもある。

公式競技としての玉入れ

第25回全日本玉入れ選手権の玉入れ(2022年9月)
第25回全日本玉入れ選手権の玉入れ(2022年9月、DADAIS)

公式競技としての玉入れはアジャタと呼ばれ、全日本玉入れ協会(AJTA: All Japan Tamaire Association)が競技規則を定めている。99個の玉に続いて1個のアンカーボール入れるまでの時間の短さを競う競技となっている。1投目で99個を入れ、2投目でアンカーボール1個を入れるのがパーフェクトゲーム。

歴史

基本的なルール

  1. 竿の高さは4m12cm(和寒町で記録された最低気温-41.2℃に由来)。籠の直径は44cm、深さ44cm(いずれも和寒町の緯度、北緯44度に由来、これをアジャタバスケットと呼ぶ)。
  2. お手玉は、重さ約80gのアジャタボール99個と重さ約250gのアンカーボール1個を使用する。
  3. アジャタバスケットを中心とした直径6mの円(コート)の中で競技をする。
  4. 出場選手は6名。1名でも欠けると失格となる。
  5. 競技開始時にはフライング防止のためコートの外でアジャタバスケットを背にする。
  6. アンカーボールを最後に入れなければいけない。

その他の玉入れ

追入れボール

背負いカゴを用いた玉入れは「追入れボール」と呼ばれる[8]。チーム対抗戦形式で、それぞれチームのうち一人あるいは数人がカゴを背負う。開始の合図とともに相手チームのカゴにボールを投げていき一定時間内により多く入れたほうを勝ちとする。動く玉入れなどとして紹介されている。

鈴割り

玉入れに似たような競技として、お手玉をくす玉に当てて割る、鈴割り(すずわり)がある(こちらは早く割ったチームが勝ちとなる)。

脚注

  1. ↑ 運動会を席巻する「♪チェッチェッコリ」全国に広がる“ダンシング玉入れ”発案者は一体誰なのか…そのルーツを追え!
  2. ↑ 中島海編 『遊戯大事典』 p.443 1957年
  3. ↑ きたきたネット 全日本玉入れ選手権
  4. ↑ 東海日日新聞 2006/9/20
  5. 1 2 3 4 “全日本玉入れ協会関西協会”. 全日本玉入れ協会関西協会. 2023年5月27日閲覧。
  6. 1 2 3 4 “全日本玉入れ協会”. 全日本玉入れ協会. 2023年5月27日閲覧。
  7. ↑ “広報わっさむ 令和3年12月号”. 和寒町. 2022年5月27日閲覧。
  8. ↑ 中島海編 『遊戯大事典』 p.70 1957年

関連項目

外部リンク

⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア N=1 CRITICAL PQS C51