田中 宇(たなか さかい、1961年5月7日 - )は、日本の国際情勢解説者。田中宇の国際ニュース解説を主宰[1][2]。
1961年、東京生まれ[3]。東北大学経済学部卒業。1986年、東レ勤務。1987年、共同通信社に入社。そこで外信部に配属され、英語のニュース記事を多読する内にそれらに魅了される。
1996年、「田中宇の国際ニュース解説」を始める。1997年、その頃コンテンツの充実を模索していたマイクロソフト社に誘われMSN事業部へ。MSNニュースの配信業務に従事、コラムサイト「MSNジャーナル」を立ち上げた[3]。1999年末、独立。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件や2003年のイラク戦争以降、多くの書籍を出版している[4]。2008年、田中宇の国際ニュース解説が「まぐまぐ大賞2008」の総合大賞で、3位を受賞した[5]。
インターネットで世界中の新聞などを読み、照合・分析して解説を加えるという独特の報道スタイルを取る[6]。世界情勢は「米国一極覇権主義から多極化に向う」とする仮説をもとに解釈を試みている[7]。
田中は「日本のマスコミ全部が“客観”の意味を取り違えている」と考えている。「英語の記事には、“世の中をどう見るか”と言うことが書かれたものが結構あり」「欧米のメディアは、あるコードに基づいて、ウソでなければ、自分で検証しながら、それを書いていい」。そのため「客観報道じゃなきゃいけない。記事に主観を入れてはいけない」という日本の報道スタイルを否定し、欧米流に倣ったスタイルを確立している[6]。
日本語の他、中国語(繁体字)、韓国語でもニュースの公開を行なっている。まぐまぐでも配信されている。2009年から会員制の配信記事「田中宇プラス」を開始した。購読料は、2025年1月より年間1,500円となっている[8]。
以下は近年の主張の概略である。
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