藤野保史

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藤野 保史
ふじの やすふみ
生年月日 (1970-06-04) 1970年6月4日(54歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県福岡市
出身校 京都大学法学部
前職 日本共産党政策委員会責任者
現職 日本共産党中央委員会原発エネルギー問題対策委員会事務局長
所属政党 日本共産党
称号 学士(法学)
公式サイト 藤野やすふみ 日本共産党衆議院北陸信越ブロック比例代表

選挙区 比例北陸信越ブロック
当選回数 2回
在任期間 2014年12月19日[1] - 2021年10月14日
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藤野 保史(ふじの やすふみ、1970年6月4日 - )は、日本の政治家。日本共産党所属の元衆議院議員(2期)。党幹部会委員、国会対策委員会副委員長、書記局員。日本共産党中央委員会政策委員会副責任者(政策副委員長)。

略歴

福岡市に生まれる。両親とも日本共産党の党員だった。福岡県立修猷館高等学校卒業。京都大学法学部1年生のとき湾岸戦争の勉強会に参加。それをきっかけとして共産党に入党[2]。大学卒業後、穀田恵二と吉井英勝の秘書を務める[3]。

2003年、中央委員会の政策委員に就任。

2012年の第46回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロック単独で出馬するも落選[4]。その後は中央委員会原発エネルギー問題対策委員会事務局長を務める。

2014年の第47回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロック単独で出馬し、初当選。日本共産党が北陸信越ブロックで議席を獲得するのは11年ぶりである[5]。

2016年4月より日本共産党中央委員会政策責任者(政策委員長)。しかし、同年6月に防衛費について、後述の発言が問題視され、与党やおおさか維新の会などから、「不適切な発言だ」として批判が出された。その後その発言に対する引責により辞任、副責任者に降格。

2017年の第48回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロック単独で出馬し、再選[6]。

2021年の第49回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロック単独で出馬したが、日本共産党が北陸信越ブロックで議席を逃したため、落選[7]。

2024年の第50回衆議院議員総選挙に比例北陸信越ブロック単独で出馬したが、日本共産党が北陸信越ブロックで議席を逃したため、落選[8]。

発言

防衛費予算に関する発言

2016年6月26日に出演したNHK「日曜討論」で、防衛費について「人を殺すための予算」と述べた。同席していた稲田朋美が「日本を守るためだ」と反論し、石田祝稔や下地幹郎ら他の同席者も発言取り消しや訂正を勧めたが番組中には応じなかった[9]。

これを聞いた首相の安倍晋三は参院選中の演説で「とんでもない侮辱ではないか」と非難し、日本共産党の志位和夫らが自衛隊を憲法違反とし「将来的な解消」を訴え続けていることについて「こんなことが通るわけはない。あまりにも無責任、失礼な発言だ。この共産党と民進党は、まさに一体となってこの選挙区でも戦いを進めている」と非難した[10]。藤野は番組終了後に「発言は、安保法制=戦争法と一体に海外派兵用の武器・装備が拡大していることを念頭においたものでしたが、テレビでの発言そのものはそうした限定をつけずに述べており、不適切であり、取り消します」と発言を撤回した[11]。

共産党委員長の志位和夫は27日「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、そういう前提なしに発言した。私たちも、あの発言は不適切だと考える」と説明し、藤野を口頭で注意したことも明らかにした。また「本人がきちんと(発言を)取り消した。私からも注意し、これで解決したと思っている」とも述べ、これ以上言及する必要はないとの考えを示した[12]。また、党内からは「不用意な発言だったが、誤解だ。言葉尻をとらえての攻撃には断固反対だ」(熊本県委員会の日高伸哉委員長)などの発言もあった。

なお、番組で同席していた民進党の山尾志桜里政調会長は、藤野の発言をとがめず事実上追認した。一方、同党の前原誠司元外相は「自衛隊は専守防衛を行うために極めて重要な役割を果たしている。極めて悪質でひどい発言だ」「身を賭してやってくれている隊員に対して極めて失礼で無礼だ」と批判した[13]。

6月28日夜、藤野は党本部で緊急の記者会見を行い「多くの方から厳しい批判をいただいた。わが党の方針と異なる誤った発言であり、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものとなった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる」「発言は撤回したが、党の方針と異なる発言をしたことは政策責任者として極めて重大であり、責任として職を辞したい」と説明し、政策委員長の辞任を表明。同日の常任幹部会で決定された[14]。

政策・主張

選挙歴

当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
落第46回衆議院議員総選挙2012年12月16日42比例北陸信越ブロック日本共産党ーー票ーー11/1/0
当第47回衆議院議員総選挙2014年12月14日44比例北陸信越ブロック日本共産党ーー票ーー11/1/1
当第48回衆議院議員総選挙2017年10月22日47比例北陸信越ブロック日本共産党ーー票ーー11/1/1
落第49回衆議院議員総選挙2021年10月31日51比例北陸信越ブロック日本共産党ーー票ーー11/1/0
落第50回衆議院議員総選挙2024年10月27日54比例北陸信越ブロック日本共産党ーー票ーー10/1/0

脚注

  1. ↑ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ↑ “日本共産党 藤野 保史 衆議院議員”. 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる突撃永田町!! (2017年2月8日). 2020年2月26日閲覧。
  3. ↑ “プロフィール | 藤野やすふみ|日本共産党”. プロフィール | 藤野やすふみ|日本共産党. 2024年11月22日閲覧。
  4. ↑ 2012年衆院選北陸信越ブロック、日本共産党 毎日新聞 2014年12月17日閲覧
  5. ↑ “【比例北陸信越】共産・藤野さん万感 中日新聞 2014年12月17日閲覧”. web.archive.org (2014年12月18日). 2024年11月22日閲覧。
  6. ↑ “北陸信越ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月22日閲覧。
  7. ↑ 日本放送協会. “日本共産党 北陸信越ブロック 比例代表候補者 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月22日閲覧。
  8. ↑ 日本放送協会. “日本共産党 北陸信越ブロック 比例代表候補者 衆議院選挙2024 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月22日閲覧。
  9. ↑ “「防衛費は人を殺す予算」 共産・藤野政策委員長がNHKで 他党議員は発言取り消しを勧めたが…”. 産経新聞. (2016年6月26日) 2016年6月28日閲覧。
  10. ↑ “安倍首相「とんでもない侮辱だ」 共産の防衛費は「人殺しの予算」発言に”. 産経新聞. (2016年6月26日) 2016年6月28日閲覧。
  11. ↑ “共産・藤野保史政策委員長「防衛費は人を殺す予算」取り消し NHKでの発言、番組後に「不適切」認める”. 産経新聞. (2016年6月26日) 2016年6月28日閲覧。
  12. ↑ “共産・志位和夫委員長「私たちも不適切と考える」 謝罪はなし”. 産経新聞. (2016年6月27日) 2016年6月28日閲覧。
  13. ↑ “民進・前原誠司元外相「極めて悪質でひどい」と猛批判 「身を賭している隊員に失礼で無礼」とも”. 産経新聞. (2016年6月27日) 2016年6月28日閲覧。
  14. ↑ “藤野保史政策委員長が辞任「深く反省しおわび」”. 産経新聞. (2016年6月28日) 2016年6月28日閲覧。
  15. ↑ “なぜ法律婚のみ対象か/藤野氏 民法一部改定ただす”. www.jcp.or.jp. 2024年11月22日閲覧。
  16. 1 2 3 “JCPWEB – 株式会社東海共同印刷”. jcpweb.net. 2024年11月22日閲覧。
  17. ↑ “動画: 2015年9月一覧”. www.jcp.or.jp. 2024年11月22日閲覧。
  18. 1 2 “藤野やすふみ[日本共産党衆議院北陸信越ブロック比例代表]”. 藤野やすふみ[日本共産党衆議院北陸信越ブロック比例代表]. 2024年11月22日閲覧。
  19. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート

外部リンク

党職
先代
小池晃
日本共産党政策委員会責任者
第6代:2016年
次代
小池晃(代行)