豊城駅

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豊城駅
とよしろ
Toyoshiro
所在地 北海道勇払郡鵡川町字豊城
北緯42度35分46.54秒 東経141度57分21.43秒 / 北緯42.5962611度 東経141.9559528度 / 42.5962611; 141.9559528
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1922年(大正11年)7月24日[1]
廃止年月日 1986年(昭和61年)11月1日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 富内線
キロ程 3.6 km(鵡川起点)
◄鵡川 (3.6 km)
(4.2 km) 春日►
所属路線 富内線(鉄道省)
キロ程 24.1 km(沼ノ端起点)
◄入鹿別 (4.4km)
備考 富内線廃線に伴い廃駅
(沼ノ端駅・豊城駅間は、
1943年(昭和18年)11月1日
に廃止)
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1975年の豊城駅と周囲約750m範囲。右側が日高町方面。左側直進が金山線時代の沼ノ端方面の軌道跡で、道路に転用されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成

豊城駅(とよしろえき)は、北海道(胆振支庁)勇払郡鵡川町(現・むかわ町)字豊城にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)富内線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲132301[3]。

歴史

駅名の由来

旧名は鵡川駅の上手にあることからの命名で、新名は所在地名より。

もともと豊城地区はアイヌ語の「ケナㇱオㇿ(kenas-oro)」(河原の林・の中)から「ケナシロ」と呼ばれ、漢字を当てる場合は「毛奈城(けなしろ)」と表記していた[8][9]。

しかし、鵡川町(当時)で1943年(昭和18年)11月15日に施行された大字廃止・字名整理改正に伴って、字ケナシロを含む一帯は「豊城」と命名され、国有化時にこちらに駅名も合わせられた[10]。

「豊城」の由来は旧名の「毛奈城」に、地区中央に架かっていた橋の名である「豊穣橋」の名称をあわせて命名されたとされている[10]。

なお、富内線の国有化・当駅の改名より字名の改正が後となっているが、地名の決定自体は8月1日の国有化の直前7月17日であり、その後7月31日付で村会で異議なしの答申を得ている[10]。

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北東側(日高町方面に向かって左側)に存在した[7]。転轍機を持たない棒線駅となっていた。かつては相対式ホーム2面2線を有する、列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった1線は撤去されていた。

無人駅となっており、駅舎は無かったがホームから少し離れた場所に木造の小さな待合所を有した[11]。

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は18人[7]。

金山線時代の利用状況は 1923年1月-12月の乗降客数:13,564人(1日当たり約37人)[12]。

駅周辺

駅跡

1999年(平成11年)時点では、駅前にあった木のみが駅跡を示している状態であった[14]。2011年(平成23年)時点では更地になっている[11]。

また、2011年(平成23年)時点では鵡川方の線路跡が低い築堤として残存していた[11]。 金山線時代の沼ノ端方の路盤跡、当駅跡および日高町方の路盤跡には道道983号が敷かれている。

隣の駅

日本国有鉄道
富内線(新線)
鵡川駅 - 豊城駅 - 春日駅 富内線(旧線 1943年休止)
入鹿別駅 - 豊城駅 - 春日駅

脚注

注釈

  1. ↑ 1983年(昭和58年)時点では既に無人駅となっている[7]

出典

  1. 1 2 3 4 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、865頁。ISBN 4-533-02980-9。全国書誌番号:99032190。
  2. 1 2 「日本国有鉄道公示第109号」『官報』1986年10月14日。
  3. ↑ 日本国有鉄道営業局総務課 編「富内線 鵡川・日高町間」『停車場一覧』(昭和41年3月現在)日本国有鉄道、1966年、229頁。doi:10.11501/1873236。全国書誌番号:67009669。2022年12月10日閲覧。
  4. ↑ 鉄道省彙報 「地方鉄道運輸開始」『官報』第2997号、1922年07月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ↑ 「鉄道省告示第252号、第253号」『官報』第3174号、1937年08月02日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ↑ 「鉄道省告示第299号」「鉄道省告示第300号」「鉄道省告示第301号」『官報』第5021号、1943年10月06日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. 1 2 3 宮脇俊三、原田勝正 編「日高本線」 北海道690駅、小学館〈国鉄全線各駅停車 1〉、1983年7月、106頁。全国書誌番号:83046320。
  8. ↑ 本多貢 著、児玉芳明 編『北海道地名漢字解』北海道新聞社、札幌市、1995年1月25日、41頁。ISBN 4893637606。OCLC 40491505。全国書誌番号:95070631。
  9. ↑ 「富内線」『北海道 駅名の起源』(1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、96頁。全国書誌番号:70018947。
  10. 1 2 3 鵡川町史編纂委員会 編『鵡川町史』鵡川町、1968年11月20日、204-209頁。doi:10.11501/13197520。全国書誌番号:88026636。
  11. 1 2 3 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、82,95頁。ISBN 978-4-89453-612-8。全国書誌番号:21979519。
  12. ↑ 高橋理一郎 編『北海道案内』地方振興事績調査会出版、1924年、378頁。doi:10.11501/977658。全国書誌番号:43041063。
  13. ↑ 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、11頁、全国書誌番号:21718699。
  14. ↑ 宮脇俊三(編著)『鉄道廃線跡を歩く』 VII、JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2000年1月、64頁。ISBN 4-533-03376-8。全国書誌番号:20027810。

関連項目