| 黄金の太陽 | |
|---|---|
| ジャンル | RPG |
| 開発元 | キャメロット |
| 発売元 | 任天堂 |
| 主な製作者 |
高橋宏之 高橋秀五 |
| 1作目 |
黄金の太陽 開かれし封印 (2001年8月1日) |
| 最新作 |
黄金の太陽 漆黒なる夜明け (2010年10月28日) |
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 |
ゲームボーイアドバンス[GBA] Wii Uバーチャルコンソール[VC] |
| 開発元 | キャメロット |
| 発売元 | 任天堂 |
| 人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
| メディア |
[GBA]64Mbitロムカセット バックアップ用フラッシュメモリ搭載 |
| 発売日 |
ゲームボーイアドバンス (2006年2月2日 バリューセレクション版) Wii Uバーチャルコンソール |
| 対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
| 売上本数 |
|
| ジャンル | RPG |
|---|---|
| 対応機種 |
ゲームボーイアドバンス[GBA] Wii Uバーチャルコンソール[VC] |
| 開発元 | キャメロット |
| 発売元 | 任天堂 |
| 人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
| メディア |
[GBA]128Mbitロムカセット バックアップ用フラッシュメモリ搭載 |
| 発売日 |
ゲームボーイアドバンス (2006年2月2日 バリューセレクション版) Wii Uバーチャルコンソール |
| 対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
| 売上本数 |
|
| その他 | 「黄金の太陽 開かれし封印」の一部データを引継ぎ可能 |
『黄金の太陽』(おうごんのたいよう、Golden Sun)は、2001年にキャメロットが開発、任天堂が発売したロールプレイングゲーム(RPG)、及びそのシリーズである。
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして、2001年8月1日に初作『黄金の太陽 開かれし封印』(おうごんのたいよう ひらかれしふういん)と2002年6月28日に2作目『黄金の太陽 失われし時代』(おうごんのたいよう うしなわれしとき)、ニンテンドーDS用ソフトとして2010年10月28日に3作目『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』(おうごんのたいよう しっこくなるよあけ)がそれぞれ発売された。
企画された当時、任天堂ハードでは大作RPGが不足しており、「任天堂のファン向けに本格的なRPGを作る」という試みでキャメロットが開発した。GBAのポテンシャルを引き出すことを目標に製作されており、画面や音楽なども同ハードの中でもかなり高度なものとなっているが、そのため、同社のそれまでのゲーム作品と比較して製作コストがかかった[2]。初作はスマッシュヒットし、特に欧米で高い人気を得て、世界累計でミリオンヒットを記録した[2]。
世界観はシリーズを通して共通しており、特に『開かれし封印』と『失われし時代』は連続したストーリーとなっている(後述するように『開かれし封印』だけでは未完)。シリーズは『失われし時代』で一度完結したが、「E3 2009」でニンテンドーDS用に「Golden Sun DS」というタイトルで続編が開発中であることが発表された。そして2010年10月28日に日本で3作目『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』が発売された。
タイトル名の経緯は当初は他のRPGのタイトルがカタカナを流行した事を知ったうえで「ゴールデン デンソル」と言うカタカナで構成された候補を出したが任天堂の目に留まり、日本語にして「黄金の太陽」の変更を要請した事から選ばれた。これによりストーリーに影響を与えられ、要素をパズルのように組み合わせる事になった。具体的に言うとネタバレに触れるのを避けるために、作中に使われる用語になった[3]。
2024年1月17日より『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』にて『開かれし封印』、『失われし時代』両作とも配信開始[4][5][6][7]。
物語の世界は、4つのエレメンタル(地・水・火・風)が素と考えられている世界であり、一部には主人公達のように、これらを操れるエナジストと呼ばれる者たちが存在する。大昔、この世界はエレメンタルを利用した「錬金術」と呼ばれる古代科学によって大いに繁栄したが、その強力すぎる力を人々は恐れ封印してしまう。今では各地に古代文明の跡が残るのみとなっている。
「錬金術」の封印は、各地に存在する4つのエレメンタルの灯台と、霊峰アルファ山にあるソル神殿が重要な役割を持つ。この内、ソル神殿が破られたことが、物語のきっかけとなっている。
また、この世界は平面的な世界であり、世界の果てはガイアフォールと呼ばれる滝によって落ちてしまう。「失われし時代」において、このガイアフォールが拡大し、世界が縮小しつつあり、その原因が錬金術の封印によることが明かされる。
本作は王道的なRPGを踏まえつつも、エナジーを用いたフィールド上での謎解きや、ジンの運用など、特徴的なシステムが存在する。
本作は他のゲーム作品では一般に魔法と種別されるものに「エナジー」がある。主人公達はエナジーが使えるエナジストと呼ばれる存在であり、それ故に物語の鍵を握ることになる。
他作品における魔法と同じく、攻撃系や回復系、サポート系に大別でき、多様な種類がある。しかし、本作の特徴は、エナジーをフィールド上でも用いることにあり、遺跡の謎などをエナジーを駆使して解いていくというのが売りとなっている。例えば、ロビンやガルシアが最初から使える「ムーブ」は、フィールド上で、離れた場所にある岩や柱を動かすことができる。また火のエナジストが使える「ファイアボール」のように、戦闘で攻撃にも使えるが、フィールド上で謎解きにも使うというエナジーも存在する。
そのキャラクターが使えるエナジーの種類は、エナジストの属性に大きく左右され、後述するクラスチェンジにも大きく左右される。また謎解きに必要なエナジーは、特殊なアイテムを装備したり、イベントによって使用できるようになるというのが基本である。
構想は製作の4、5年前から「どうしてRPGはお城に行くと王様が何でも教えてくれるんだろう。」と言う疑問を感じて、「自分の知りたいことを何とか聞きだす謎解きが作れないか」と思って、心を読むか、超能力の発想が生まれ、ずっと温めた。「エナジー」の原型とも言える[3]。
ジンとは、作中に登場する精霊で、4つのエレメンタルの内どれかを象徴している存在である。出会ったり、倒したりすることで捕まえることができ、装備することができる。これが本作の特徴の1つである[8]。ジンは装備することにより、ステータスが上昇するメリットがあり、それぞれが持つ特殊な技を戦闘で使用する(解き放つ)こともできる。「開かれし封印」では各属性ごと7種・全28種、「失われし時代」では各属性ごと11種・全44種、2作合計で72種登場する。
本作はキャラクターごとにクラスが設定されており、クラスによって基礎ステータスが大きく変化する。クラスは装備しているジンの種類と数によって決まり、装備するジンを変えることで、クラスを変更させる(クラスチェンジ)。後述する制約もあって、どのようにジンを配置し、クラスを設定するかが、プレイヤーに委ねられている。
また、本作では召喚獣が登場し、敵に強力な攻撃を行う。召喚獣は、様々な種類が存在するが、スタンバイ状態のジンの種類と数によって使える物が決まる。召喚が行われると召喚に要したジンはリカバリーに状態になる。リカバリー状態のジンは何の恩恵も与えず、回復してセット状態になるのを待つ必要がある。回復は自動的に行われるが、戦闘において1人のキャラクターが持つジンは1ターンに1つしか回復できない[9]。召喚獣は単属性の基本的な物以外にも各地に隠されている物が存在し、入手が困難なほど強力である。
これらメリットの一方で、ジンには制限も存在する。ジンはパーティ内で公平に分ける必要があり、誰か1人にジンをたくさん付けるということはできない。あるいは付けたくなくても、公平にするために付ける必要が出てくる。またジンはセット・スタンバイ・リカバリーの3種の状態を取り、ステータス変化にメリットを与えるのは、セット状態の時だけである。ジンを戦闘で使用するとスタンバイ状態になるので、ステータスは弱まってしまう。また先の召喚獣についても、これは強力であるが、ジンがスタンバイ状態とリカバリー状態を取るために、キャラクターのステータスを弱めるデメリットが存在するという意味になる。
このようにジンをどう運用するかが、本作における重要な要素となっている[10]。
本作は後述するように「開かれし封印」と「失われし時代」で連続したストーリーとなっている。そのうえで、「開かれし封印」のデータは「失われし時代」に引き継げる。引き継げる5つのデータを以下に挙げる(「開かれし封印」のクリア時点での要素)。
これらは「失われた時代」の後半で、ロビン達が合流する際に重要な要素となる。データ引継ぎが無い場合でも、合流時点のロビン達は相応のステータスを有しているが、例えば一部のジンは持っていない。このため、特にジン全72種を必要とする隠しダンジョンなどは、データの引継ぎが無ければ、ダンジョンそのものに入ることができない。
また、データの引き継ぎ方法には「通信ケーブル」と「パスワード」の2種類あり、パスワードには必要に応じた柔軟性がある(例えば全データを引き継ぐには260文字も要すが、最も影響が大きいジンのデータだけならば、16文字で済む)。
本作では通信ケーブルを用いた2人での通信対戦が可能である。当然、同じ作品同士でなければ対戦できない。
通信対戦では本編のプレイデータを用いてパーティの3人までのチームで戦うことができる。参加できるのはパーティの左から3人である。
ほかにも一人用モードとして、本編で倒した事が1度でもある敵と全滅するか降参するまで永遠に戦い続ける事ができるモードもある。こちらでは人数制限はない。
いずれのモードでも何回勝利したかを確認できるが、特典などはない。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
「開かれし封印」と「失われし時代」は連続したストーリーとなっており、「開かれし封印」では物語は完結しない。「開かれし封印」は2つ目の灯台・ヴィーナス灯台の出来事と、その後の顛末までである。
霊峰アルファ山の麓、ハイディア村のソル神殿は、エレメンタルの灯台を解放するために必要なエレメントスターが封印されていた。しかし、サテュロス達によって封印は解かれる。結果としてサテュロス達に手を貸してしまった少年・ロビンは、世界の守護者ワイズマンから錬金術の解放は災厄を招くと教えられる。サテュロス達の計画を阻止するため、ロビンは親友・ジェラルドと共にハイディア村を旅立つ。
ヴィーナス灯台は起動したが、サテュロス達は死亡した。サテュロス達に捕らわれの身となっていたガルシア、ジャスミン、シバ、スクレータの4人は自由の身となる。しかし、ガルシアは、ジャスミンに反対されながらも何故か灯台の解放は続けるという。そしてガルシア達は冒険を続けるうちに世界に危機が迫っていることを知り、時にロビン達と衝突しながらも、残る灯台の解放を目指す。
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