アリティア王国

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アリティア王国(Kingdom of Aritia)は、任天堂(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲーム『ファイアーエムブレム』のシリーズ作品中、『暗黒竜と光の剣』(1990年発売)、『紋章の謎』(1994年発売)、『アカネイア戦記編』(1997年配信)、『新・暗黒竜と光の剣』(2008年発売)、『新・紋章の謎』(2010年発売)に登場する架空の国家。

概要

歴史

解放戦争当時は湿原地帯に存在する地方の一都市国家に過ぎず、アカネイア王国の最後の生き残りである王女アルテミスがひそかに身を隠していた。やがてそのことが露見するとドルーアは王女を差し出すようアリティアに迫るが、この頃からアリティアのアカネイアに対する忠誠心は並々ならぬものがあり、圧倒的な兵力差にもかかわらずアリティアの民は一丸となってアルテミスを守る決意を固めていた。アリティアは善戦するも、メディウスの出陣により風前の灯となる。しかしアカネイア暦500年、苦難に満ちた試練の末に勇者アンリが神剣・ファルシオンを手に帰還。暗黒竜・メディウスを倒したことで解放戦争終結のきっかけを作る。のち、再興したアカネイアの後援を受け正式に王国として成立する。しかし、アンリはアルテミスを愛していたため、生涯結婚することはなく、王家はアンリの弟・マルセレスの末裔が継承した。その際に起きたアカネイア暦537年の相続争いが紛糾し、一部が分離・独立したものがグラ王国である。

封印されていたメディウスが復活し暗黒戦争が起こると、アリティア王国もアカネイア王国救援のために出陣するが、アカネイア暦602年、メニディ河でのグルニア黒騎士団との戦いにおいて、同盟国グラの裏切りにあい、精鋭を誇ったアリティア騎士団は壊滅。この裏切りによってアリティア第4代国王コーネリアスは命を落とし、14歳のマルス王子だけがわずかの宮廷騎士団を率いて東方のタリス島へ亡命した。ここにアリティア王国もまた一度滅び去った。後に、国土の全域がドルーア帝国に併合されたが、2年後にマルスの手で解放され独立を回復する。

英雄戦争においては聖アカネイア帝国の攻撃を受けるが復興、戦争終結後はマルスがアカネイア連合王国の初代国王に就任し、タリスとの同君連合となった。

国旗

ゲーム中には一切登場せず、設定画のみ存在する。背景(フィールド)は上下で2色に分割され、上が白、下が深緑。中央に交差した2本の剣を配し、その上に幅広の盾(エスカッシャン)をおく。盾の縁は白と黄色の波模様で装飾され、盾の下部(ミドル・ベース)には車輪の図柄が配される。盾の左側は赤地。垂直および両方から斜めに桃色のクロスが入り、この上に王冠、太陽、向かい合う2匹のユニコーン、2株の麦が描かれる。これはアカネイアの国旗と同種の図柄である。また現実においても二つの紋章を統合(マーシャリング)した場合、慣例的に左側に配されるのは夫の紋章であり、このことからも宗主国を主と仰ぐアリティアの強い紐帯・忠誠が窺える。盾の右側は暗い青地。ここに配されたリボンには勇者アンリの碑(モットー)が記されている。ほか、中小二つの盾が半分のみ描かれ、下にはランパントの姿勢をとる茶色い牛が描かれている。前述の車輪と牛は開拓時代の面影を残している[1]。

参考文献およびサイト

  • エイプ『任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム百科』小学館、1990年5月20日。ISBN 978-4-0910-4115-9。 
  • 『任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム紋章の謎』小学館、1994年2月20日。ISBN 978-4-0910-2465-7。 
  • 『任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム紋章の謎PROFESSIONAL』小学館、1994年5月20日。ISBN 978-4-0910-2476-3。 
  • CB'sプロジェクト、塩田信之『ALL OF EIRE EMBLEM ファイアーエムブレム〜紋章の謎〜のすべて』宝島社、1994年3月28日。ISBN 978-4-79660-793-3。 
  • 『ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート』NTT出版、1996年5月20日。ISBN 978-4-87188-822-6。 
  • 佐野真砂輝&わたなべ京著 ファイアーエムブレム 角川書店(株)
  • 20th Anniversary ファイアーエムブレム大全 2010年6月30日 小学館 ISBN 4091064671
  • ゲームミュージック ファイアーエムブレム キャラクターテーマ集 日本コロムビア(株)
  • ファイアーエムブレムミュージアム(任天堂公式サイト)

脚注

  1. ↑ 『ザ・コンプリート』pp.216 - 217。

関連項目