イギリス鉄道768形
| イギリス鉄道768形車両 British Rail Class 768 | |
|---|---|
|
種車となる予定の319010編成(改番後は768001編成) | |
| 基本情報 | |
| 所有者 | ポーターブルック |
| 運用者 | レール・オペレーションズ・グループ |
| 製造所 |
種車 (319形): BREL ヨーク ホルゲート・ロード車両工場 |
| 製造年 | 1987 – 1988年, 1990年 |
| 改造所 | ブラッシュ・トラクション |
| 改造数 | 2本 (8両) |
| 運用開始 | 2020年 |
| 主要諸元 | |
| 編成 |
4両編成 DTSO(A)-MSO-TSOL-DTSO(B) |
| 軸配置 | 2' 2' + Bo' Bo' + 2' 2' + 2' 2' |
| 軌間 | 1,435 mm (標準軌) |
| 電気方式 |
交流 25,000 V (50 Hz)(架空電車線方式) 直流 750 V(第三軌条方式) |
| 最高速度 | 161 km/h (100 mph) |
| 長さ |
19.830 m (先頭車両) 19.920 m (中間車両) |
| 全幅 | 2.82 m |
| 全高 | 3.58 m |
| 車体 | 普通鋼 |
| 台車 |
動力車:BREL P7-4 付随車:BREL T3-7 |
| 固定軸距 | 14.170 m |
| 発電機 |
MAN D2876× 2 直列6気筒 4ストローク SCR搭載 ターボディーゼル |
| 主電動機 |
GEC G315BZ × 4 (直流主電動機) |
| 主電動機出力 | 390 kW ( 520 hp ) /1機 |
| 制御装置 | GTOサイリスタチョッパ制御 |
| 制動装置 |
電気指令式ディスクブレーキ (ウェスティングハウス 製3段階ブレーキ) |
| 保安装置 | AWS、TPWS |
イギリス鉄道768形(イギリスてつどう768けい、英:British Rail Class 768、Class 768)はイギリスのバイモード車両。
概要
新型車両の導入により余剰となった319形電車をブラッシュ・トラクションによって769形バイモード車をベースに小口貨物輸送用として改造された派生形式である。
沿革
2018年2月にレール・オペレーションズ・グループ (ROG)は、車両リース会社であるポーターブルックが保有している余剰車両となっていた319形電車を種車に、ブラッシュ・トラクションが設計開発を行っていた769形電車を4両編成2本の発注を行った[1]。但し通常の旅客列車として運用される769形とは異なり、ROG傘下の「オリオン・ハイスピード・トレインズ」は「リヴァプール・ストリート - ロンドン・ゲートウェイ」間で貨物輸送列車として運用計画を構想している[2][3]。
2020年2月には、ウェスト・コースト本線を経由してミッドランド地方とスコットランドを結ぶサービスを開始するためにさらに3本が追加発注された[4]。その後更に5本の発注が行われている。当初はTOPS上で769/5形と番台区分が行われる予定であったが、第一編成の落成前に768形へ変更された[5]。
改造される編成のうち最初の2本は、ブラッシュ・トラクションのラフバラー工場で改造及び改番が行われ、以降の編成はワブテックのドンカスター工場にて行われた。各編成はイーストリー工場へ回送され、アーリントン・フリート・サービスによって内装整備やパレット、バルク貨物、小口貨物用ケージを積載するためのローラー式ドアの取り付けが行われた[6]。
これらの編成は、基本的に4両編成2本を連結した8両編成で運用される。(分離しての運用も可能)。種車と同様に最高速度 160 km/h(100 mph)である。従来の鉄道貨物とは異なり都市中心部へ直通することが可能となり、駅からの最終配送はバンや自転車によって行われる。2021年7月7日には、ユーストン駅を発着する列車で実証実験が実施された[7][8]。
編成
| 改造元 | 車両番号 | 編成数 | 備考 | 参照 |
|---|---|---|---|---|
| 768001 | 319010 | 4両編成1本 | 元々769501への改番を予定していた。 | [9][10] |
| 768002 | 319009 | 4両編成1本 | 元々769502への改番を予定していた。 | [11] |
関連項目
脚注
- ↑ Cuenca, Oliver (23 February 2021). “Rail Operations UK to launch Orion logistics service in April” (英語). International Railway Journal 2021年10月16日閲覧。.
- ↑ “Faster rolling stock identified as key to shifting logistics traffic onto rail”. Rail Magazine (Bauer Media Group) (868): 8. (19 December 2018).
- ↑ “Bi-modes for ROG postal trains”. Rail Express (273): 13. (February 2019).
- ↑ “ROG targets extra Flexs for logistics traffic”. Rail Magazine (899): 28. (February 2020).
- ↑ “Anglo-Scottish Debut for Orion”. Modern Railways (875): 21. (August 2021).
- ↑ “Anglo-Scottish Debut for Orion”. Modern Railways (875): 21. (August 2021).
- ↑ Cuenca, Oliver (23 February 2021). “Rail Operations UK to launch Orion logistics service in April” (英語). International Railway Journal 2021年10月16日閲覧。.
- ↑ Streeter, Tony (28 July 2021). “Orion's parcels multiple unit shown off at Euston”. Rail Magazine (Bauer Media Group) (936): 8–9.
- ↑ “Class 768 moved”. Rail Magazine (997): 25. (29 November 2023).
- ↑ “Class 768 moved”. Rail Magazine (997): 25. (29 November 2023).
- ↑ “Orion Trial in Euston Station” (2021年7月7日). 2021年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月23日閲覧。