イズジョーノキセキ

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イズジョーノキセキ
2019年サフラン賞
欧字表記 Izu Jo no Kiseki[1]
香港表記 大奇蹟
品種 サラブレッド[1]
性別 牝[1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2017年2月16日(7歳)[1]
抹消日 2023年12月8日
父 エピファネイア[1]
母 キングダンサー[1]
母の父 キングカメハメハ[1]
生国 日本の旗 日本(北海道新ひだか町)[2]
生産者 沖田哲夫[1]
馬主 泉一郎[1]
調教師 石坂公一(栗東)
→中村直也(栗東)[3][1]
競走成績
生涯成績 30戦5勝[1]
獲得賞金 2億3710万7000円[1]
勝ち鞍
GII府中牝馬S2022年
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イズジョーノキセキ(欧字名:Izu Jo no Kiseki、2017年2月16日 - )は、日本の競走馬[1]。2022年の府中牝馬ステークスの勝ち馬である。

馬名の意味は、馬主名より+人名より+奇跡[4]。

戦績

2歳(2019年)

2019年6月30日、中京競馬場5レースの2歳新馬戦(芝1600m)でデビューし6着。通算2戦目、9月8日の阪神競馬場・2歳未勝利戦(芝1600m)で初勝利を収めた。その後、サフラン賞と赤松賞では共に5着に入り、2歳シーズンを終える。

3歳(2020年)

3歳シーズンは初の重賞挑戦で3月7日のチューリップ賞より始動。単勝107.1倍の10番人気と期待されていなかったが、後方2番手から上り最速の末脚を繰り出し、マルターズディオサから0.3秒差の4着に入った。その後はいったん条件クラスに戻るも勝ち切れないレースが続いていたが、11月7日の阪神競馬場・3歳以上1勝クラス(芝1800m)で2勝目を挙げると、続く11月29日阪神の3歳以上2勝クラス(芝2000m)では3着と好走した。

4歳(2021年)

4歳シーズンは2月14日の太宰府特別(2勝クラス、芝1800m)より始動し勝利。その後3勝クラスの特別戦を2戦して4着、2着と勝利を挙げることはできなかったが、6月20日に2度目の重賞挑戦でマーメイドステークスに出走。2番人気に支持されたが、直線で伸びきれず7着に敗れた。10月17日の西宮ステークス(3勝クラス、芝1800m)で2着と好走し、11月14日には初のGIでエリザベス女王杯に出走。単勝118.3倍の12番人気と伏兵扱いだったが、中団から進出しアカイイトから0.4秒差の5着に入った。

5歳(2022年)

5歳シーズンに入ってからも勝ち切れないレースが続いていたが、6月18日の垂水ステークス(3勝クラス、芝1800m)でシーズン初勝利を挙げ、併せてオープン入り。10月15日の府中牝馬ステークスは単勝34.8倍の12人気と期待薄ながら、中団後方から直線内を伸び、先に馬群を抜け出していた圧倒的1番人気のソダシをゴール前で差し切り、念願の重賞初優勝を果たした。石坂公一調教師も、これがJRA重賞初勝利である[5]。2年連続での出走となった11月13日のエリザベス女王杯はクリストフ・ルメールを鞍上に挑むも[6]、10着と大敗した。そして12月になると有馬記念に出走。石坂師と共に枠順抽選会に臨んだ岩田康誠は(クリスマス当日に開催されるため)トナカイの被り物をして場を盛り上げ、1枠2番を引きガッツポーズで幸運を喜んだ。迎えた当日は好位後ろのインを確保し、道中は息を潜めて折り合いに専念。直線で激走し13番人気ながら4着となり、その底力を見せ付けた。

6歳(2023年)

6歳シーズンの初戦となった阪神牝馬ステークスでは好位追走も直線で失速し10着。続くヴィクトリアマイルでもブービーの15着の沈んだ。7月のクイーンステークスでは後方から追い込んできたが5着、8月の札幌記念では道悪に泣き7着に敗退。秋に入り、連覇をかけて挑んだ府中牝馬ステークスは9着、エリザベス女王杯でも8着に終わったが、12月2日のチャレンジカップでは9番人気の低評価を覆して3着と好走した。レース後の12月6日、管理する中村直也調教師により現役を引退することが発表された[7]。12月8日付でJRAの競走馬登録が抹消され、北海道新ひだか町の沖田哲夫牧場で繁殖牝馬として供用される[8]。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[9]およびnetkeiba.com[10]の情報に基づく。

競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2019.6.30 中京 2歳新馬 芝1600m(重) 11 6 6 45.9(9人) 6着 1:38.0(35.2) 0.8 森裕太朗 53 ヤマニンエルモサ 436
9.8 阪神 2歳未勝利 芝1600m(良) 12 8 12 30.9(6人) 1着 1:33.8(33.4) -0.3 岩田康誠 54 (マドルガーダ) 434
9.29 中山 サフラン賞 1勝 芝1600m(良) 9 6 6 8.7(5人) 5着 1:34.7(34.3) 0.4 岩田康誠 54 マルターズディオサ 448
11.17 東京 赤松賞 1勝 芝1600m(良) 12 3 3 4.4(2人) 5着 1:34.6(34.1) 0.2 岩田康誠 54 シャインガーネット 440
2020.3.7 阪神 チューリップ賞 GII 芝1600m(良) 14 6 9 107.1(10人) 4着 1:33.6(33.1) 0.3 岩田康誠 54 マルターズディオサ 440
4.12 阪神 忘れな草賞 L 芝2000m(稍) 10 7 8 4.9(2人) 2着 2:03.8(34.8) 0.2 岩田康誠 54 ウインマイティー 442
5.16 京都 あずさ賞 1勝 芝2000m(重) 10 5 5 2.1(1人) 4着 2:04.0(35.7) 0.2 坂井瑠星 54 ソニックベガ 440
7.12 阪神 3歳上1勝クラス 芝1800m(稍) 9 5 5 1.6(1人) 2着 1:48.2(35.8) 0.0 川田将雅 52 ターキッシュパレス 434
11.7 阪神 3歳上1勝クラス 芝1800m(良) 13 2 2 2.6(1人) 1着 1:45.4(33.6) -0.3 岩田康誠 53 (エアロロノア) 448
11.29 阪神 3歳上2勝クラス 芝2000m(良) 9 3 3 1.6(1人) 3着 2:01.9(34.5) 0.4 藤岡康太 53 イルマタル 454
2021.2.14 小倉 太宰府特別 2勝 芝1800m(良) 13 4 4 2.0(1人) 1着 1:47.9(33.8) -0.1 吉田隼人 54 (レッドルーヴル) 450
3.7 阪神 うずしおS 3勝 芝1600m(良) 13 4 4 2.3(1人) 4着 1:33.3(33.6) 0.2 福永祐一 55 ソシアルクラブ 452
4.24 阪神 京橋S 3勝 芝2000m(良) 11 7 9 3.2(2人) 2着 1:58.5(34.4) 0.0 岩田康誠 55 プライドランド 458
6.20 阪神 マーメイドS GIII 芝2000m(良) 16 5 9 5.7(2人) 7着 2:01.2(35.7) 0.8 西村淳也 52 シャムロックヒル 456
10.17 阪神 西宮S 3勝 芝1800m(良) 15 1 1 6.7(3人) 2着 1:46.4(33.7) 0.3 岩田康誠 55 ジェラルディーナ 460
11.14 阪神 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 17 2 4 118.3(12人) 5着 2:12.5(36.5) 0.4 和田竜二 56 アカイイト 462
2022.2.13 東京 初音S 3勝 芝1800m(稍) 15 8 14 3.4(2人) 5着 1:49.0(34.4) 0.3 岩田康誠 55 メイサウザンアワー 468
3.12 阪神 飛鳥S 3勝 芝1800m(良) 16 4 7 3.5(3人) 3着 1:46.2(33.9) 0.4 岩田康誠 55 ヤマニンサンパ 460
4.23 阪神 難波S 3勝 芝1800m(良) 7 6 6 2.1(1人) 7着 1:45.4(34.2) 0.7 川田将雅 55 サターン 466
6.18 阪神 垂水S 3勝 芝1800m(良) 12 6 7 5.3(3人) 1着 1:46.6(33.7) 0.0 和田竜二 54 (ノースザワールド) 460
10.15 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(良) 15 4 6 34.8(12人) 1着 1:44.5(33.3) 0.0 岩田康誠 54 (ソダシ) 466
11.13 阪神 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(重) 18 4 7 17.5(10人) 10着 2:14.5(36.7) 1.5 C.ルメール 56 ジェラルディーナ 470
12.25 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 1 2 152.0(13人) 4着 2:33.2(35.4) 0.8 岩田康誠 55 イクイノックス 472
2023.4.8 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(稍) 12 8 11 9.7(5人) 10着 1:34.8(34.7) 0.9 岩田康誠 56 サウンドビバーチェ 470
5.14 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 16 4 7 68.0(10人) 15着 1:33.5(34.2) 1.3 岩田康誠 56 ソングライン 472
7.30 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 14 6 10 17.1(8人) 5着 1:47.1(34.7) 0.4 岩田康誠 57 ドゥーラ 474
8.20 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(稍) 15 8 14 50.5(10人) 7着 2:03.3(36.6) 1.8 岩田康誠 56 プログノーシス 474
10.14 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(良) 13 8 12 24.4(9人) 9着 1:46.7(33.3) 0.6 岩田康誠 56 ディヴィーナ 464
11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 15 3 5 103.8(13人) 8着 2:13.1(34.4) 0.5 岩田康誠 56 ブレイディヴェーグ 466
12.2 阪神 チャレンジC GIII 芝2000m(良) 13 2 2 43.3(9人) 3着 1:59.0(34.8) 0.2 岩田康誠 55 ベラジオオペラ 468

血統表

イズジョーノキセキの血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ロベルト系
[§ 2]
父

エピファネイア
2010 鹿毛
父の父
*シンボリクリスエス
1999 黒鹿毛
Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Key Gold Meridian
Tri Argo
父の母
シーザリオ
2002 青毛
スペシャルウィーク *サンデーサイレンス
キャンペンガール
*キロフプリミエール Sadler's Wells
Querida
母

キングダンサー
2008 鹿毛
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
母の母
メインタイトル
1998 鹿毛
Rahy Blushing Groom
Glorious Song
*メインスルー Slew o'Gold
Main Prospect
母系(F-No.) メインスルー(USA)系(FN:8-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Seattle Slew 5 × 5 = 6.25%、Halo 5 × 5 = 6.25%、Mr. Prospector 4 ・ 5 = 9.38%(母内) [§ 4]
出典
  1. ↑ [11][12]
  2. ↑ [12]
  3. ↑ [11][12]
  4. ↑ [11][12]

脚注

注釈

    出典

    1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 “イズジョーノキセキ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年7月30日閲覧。
    2. ↑ “イズジョーノキセキ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年7月30日閲覧。
    3. ↑ 【注目馬動向】イズジョーノキセキが栗東・中村厩舎に転厩 昨秋の府中牝馬Sでソダシ破り重賞Vnetkeiba.com、2023年5月19日配信・閲覧
    4. ↑ “競走馬情報 - イズジョーノキセキ”. 日本中央競馬会. 2023年7月30日閲覧。
    5. ↑ “【府中牝馬S】12番人気イズジョーノキセキが大金星! ゴール前ソダシを差し切る”. サンスポZBAT! (2022年10月15日). 2022年12月11日閲覧。
    6. ↑ 10月30日に行われた天皇賞(秋)でノースブリッジに騎乗した岩田康誠が斜行し、騎乗停止となったため
    7. ↑ 昨年府中牝馬S覇者イズジョーノキセキが引退 中村師「無事に上がることができて良かった」日刊スポーツ、2023年12月6日配信・閲覧
    8. ↑ “イズジョーノキセキが競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2023年12月8日). 2023年12月8日閲覧。
    9. ↑ “イズジョーノキセキ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年7月30日閲覧。
    10. ↑ “イズジョーノキセキの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2023年7月30日閲覧。
    11. 1 2 3 “イズジョーノキセキ 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年10月17日閲覧。
    12. 1 2 3 4 “イズジョーノキセキの血統表”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2022年10月17日閲覧。

    外部リンク