クイーンズリング

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クイーンズリング
2016年エリザベス女王杯
欧字表記 Queens Ring[1]
香港表記 皇后寶戒[2]
品種 サラブレッド
性別 牝
毛色 黒鹿毛
生誕 2012年5月25日(13歳)
登録日 2014年10月16日[3]
抹消日 2018年1月5日[4]
父 マンハッタンカフェ
母 アクアリング
母の父 Anabaa
生国 日本の旗 日本(北海道千歳市)
生産者 社台ファーム
馬主 吉田哲哉
→吉田千津(LEX PRO)
調教師 吉村圭司(栗東)
厩務員 矢野賢一[5]
競走成績
生涯成績 19戦6勝
中央:18戦6勝
海外:1戦0勝
獲得賞金 4億5102万6000円
勝ち鞍
GIエリザベス女王杯2016年
GIIフィリーズレビュー2015年
GII府中牝馬S2016年
GIII京都牝馬S2016年
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クイーンズリング (Queens Ring) は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2015年フィリーズレビュー、2016年京都牝馬ステークス、府中牝馬ステークス、エリザベス女王杯。引退レースとなった2017年の有馬記念でも2着に入るなど、距離を問わず安定した活躍を見せた。マンハッタンカフェ産駒としては最多となる賞金4億5102万6000円を獲得している[6]。

戦績

デビュー前

2012年5月25日に北海道千歳市の社台ファームで誕生。共有馬主システム「LEX PRO」から総額600万円(60万円×10口)で募集された[7]。

2歳(2014年)

中山競馬場でデビュー。新馬戦は好スタートから4コーナー先頭で2馬身半差の快勝となる[要出典][8]。

3歳(2015年)

菜の花賞に出走。中団から楽な手応えで直線に向き2着のマキシマムドパリ以下を離し[要出典]、快勝する。続いて重賞初挑戦となった第49回フィリーズレビューでは、出遅れる格好となったものの直線で鋭い脚で差しきり勝利。これまで3戦とも8枠での出走となっているが全て違う様な位置取りで勝っているため、「脚質に自在性がある」とファンの間で話題となった[要出典]。そして牝馬クラシック初戦の桜花賞に出走するが、押し出される格好で前につけたレッツゴードンキに離された4着に終わる。続くオークスでも2400mが向かなかったのかミッキークイーンの9着と掲示板を逃す結果となってしまった。

秋初戦はローズステークスから始動。内から好位置で競馬をするものの[要出典]、ハイペースの影響もあり5着と敗れる。次走の秋華賞では外から伸びてくるもオークス馬ミッキークイーンの2着。初の古馬との対戦となったエリザベス女王杯では主戦のミルコ・デムーロ騎手が騎乗停止だったため、アンドレアシュ・シュタルケ騎手でレース挑んだが、直線で馬群を捌けず8着となった。

4歳(2016年)

明け4歳は京都牝馬ステークスから始動。先行して重賞2勝目をあげると、春の古馬牝馬限定戦GIヴィクトリアマイルに挑戦。中団から競馬をするも直線では見せ場なく[要出典]、ストレイトガールの8着となった。次走は米子ステークスを選択。圧倒的1番人気に支持されたが2着と敗れる。秋初戦となった府中牝馬ステークスで快勝。そして11月13日に行われたエリザベス女王杯ではマリアライト、ミッキークイーンに次ぐ3番人気で出走。スタートで出遅れ中団からやや後方からのレースとなったものの最後の直線で脚を伸ばすと好位から抜け出したシングウィズジョイをゴール前でクビ差捕えて優勝し、G1初制覇を遂げた[9]。

この勝利により陣営は香港カップ出走を決定する。このレースには他にモーリス、エイシンヒカリ、ステファノス、ラブリーデイが出走しており出走馬12頭中5頭が日本馬、上位人気も独占と日本から大きな期待が持たれるレースとなった[要出典]。クイーンズリングは外枠だった影響もあり。外から競馬を進めるが9着。ライアン・ムーア騎手のアクションに答えるかのように内から抜け出た1番人気のモーリスが勝利という結果となった。

5歳(2017年)

帰国後は阪神牝馬ステークスに出走。馬場と落鉄の影響もあったのか15着と大敗した。そしてヴィクトリアマイルでは全馬外目に持ち出そうとする中、内から脚を伸ばして直線に向くも[要出典]、直線では伸びず後ろにいたアドマイヤリードの6着となった。秋初戦は前年と同様、府中牝馬ステークスから始動したが、スタートがあまり良くなく後ろからの競馬となりクロコスミアの4着と敗れた。連覇がかかったエリザベス女王杯ではクリスチャン・デムーロとのコンビで挑むも7着に終わる[10]。引退レースとなった有馬記念ではクリストフ・ルメールとのコンビで好位の4 - 5番手でレースを進めると直線でしぶとく伸びてキタサンブラックの2着と健闘した[11]。翌2018年1月5日付で競走馬登録を抹消、引退後は社台ファームで繁殖入りする[4]。

競走成績

競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量1着馬(2着馬)
2014.12.21 中山 2歳新馬 芝1800m(稍) 13 8 13 7.0(3人) 01着 1:53.5(34.6) -0.4 G.ブノワ 54kg (クインズラピス)
2015.1.17 中山 菜の花賞 500万下 芝1600m(良) 15 8 15 4.4(2人) 01着 1:34.9(34.6) -0.3 G.ブノワ 54kg (マキシマムドパリ)
3.15 阪神 フィリーズレビュー GII 芝1400m(良) 18 8 17 3.6(1人) 01着 1:22.5(34.9) -0.1 M.デムーロ 54kg (ペルフィカ)
4.12 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 7 13 9.0(3人) 4着 1:36.8(33.7) 0.8 M.デムーロ 55kg レッツゴードンキ
5.24 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 17 3 6 9.3(5人) 9着 2:26.0(34.5) 1.0 M.デムーロ 55kg ミッキークイーン
9.20 阪神 ローズS GII 芝1800m(良) 17 8 16 10.6(5人) 5着 1:46.1(35.4) 0.9 M.デムーロ 54kg タッチングスピーチ
10.18 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 5 9 14.9(5人) 2着 1:56.9(34.1) 0.0 M.デムーロ 55kg ミッキークイーン
11.15 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(稍) 18 1 2 13.2(5人) 8着 2:15.2(34.7) 0.3 A.シュタルケ 54kg マリアライト
2016.2.20 京都 京都牝馬S GIII 芝1400m(重) 18 7 14 4.7(1人) 01着 1:22.9(35.6) 0.0 M.デムーロ 56kg (マジックタイム)
5.15 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 18 6 12 10.1(5人) 8着 1:32.5(34.2) 1.0 M.デムーロ 55kg ストレイトガール
6.19 阪神 米子S OP 芝1600m(重) 9 3 3 1.7(1人) 2着 1:35.2(35.7) 0.6 M.デムーロ 55kg ケントオー
10.15 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(良) 13 8 13 6.5(3人) 01着 1:46.6(33.5) -0.2 M.デムーロ 54kg (マジックタイム)
11.13 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 15 2 3 6.1(3人) 01着 2:12.9(33.2) 0.0 M.デムーロ 56kg (シングウィズジョイ)
12.11 沙田 香港C G1 芝2000m(良) 12 11 12 11.0(4人) 9着 2.02.08 1.13 M.デムーロ 55.5kg Maurice
2017.4.8 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(重) 16 2 3 4.3(2人) 15着 1:36.5(36.8) 2.2 M.デムーロ 56kg ミッキークイーン
5.14 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(稍) 17 4 8 9.4(5人) 6着 1:34.3(34.1) 0.4 M.デムーロ 55kg アドマイヤリード
10.14 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(稍) 14 3 4 6.1(3人) 4着 1:48.4(33.3) 0.3 M.デムーロ 56kg クロコスミア
11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 18 4 7 15.1(8人) 7着 2:14.6(33.9) 0.3 C.デムーロ 56kg モズカッチャン
12.24 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 2 3 33.1(8人) 02着 2:33.8(35.1) 0.2 C.ルメール 55kg キタサンブラック

繁殖成績

生年馬名性毛色父馬主厩舎戦績出典
初仔 2019(血統登録なし)牡鹿毛キタサンブラック[13][14]
2番仔 2020シャザーン牡鹿毛ロードカナロア金子真人ホールディングス(株)栗東・友道康夫7戦2勝(引退)[15]
3番仔 2021クイーンズリングの2021牝黒鹿毛 [16]
4番仔 2022 ウールワース 牝 栗毛 ブリックスアンドモルタル (有)社台レースホース 栗東・吉村圭司 (デビュー前) [17]
5番仔 2023 クイーンズリングの2023 牡 鹿毛 ロードカナロア 栗東・藤原英昭 (デビュー前) [18]
6番仔 2024 クイーンズリングの2024 牡 鹿毛 [19]
  • 2025年1月28日現在

血統表

クイーンズリングの血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サンデーサイレンス系
[§ 2]
父

マンハッタンカフェ
1998 青鹿毛
北海道千歳市
父の父
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*サトルチェンジ
1988 黒鹿毛
アイルランド
Law Society Alleged
Bold Bikini
Santa Luciana Luciano
Suleika
母

アクアリング
2005 鹿毛
北海道千歳市
Anabaa
1992 鹿毛
アメリカ
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Balbonella *ゲイメセン
Bamieres
母の母
*シーリング
1990 鹿毛
フランス
Bering Arctic Tern
Beaune
Blue River Riverman
Azurella
母系(F-No.) (FN:1-t) [§ 3]
5代内の近親交配 Riverman 4・5(母内) [§ 4]
出典
  1. ↑ [20]
  2. ↑ [21]
  3. ↑ [20]
  4. ↑ [20]

脚注

注釈

    出典

    1. ↑ “QUEENS RING (A613) - Racing Information” (英語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年12月1日閲覧。
    2. ↑ “皇后寶戒 (A613) - 馬匹資料 - 賽馬資訊” (中国語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年12月1日閲覧。
    3. ↑ “競走馬情報:クイーンズリング - @Keiba”. @Keiba - 競馬サービスプロバイダ. 2022年3月17日閲覧。
    4. 1 2 “クイーンズリング号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2018年1月5日). 2018年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月5日閲覧。
    5. ↑ “【武蔵野S】矢野厩務員が渾身の勝負仕上げハヤブサナンデクン いざGIへ!”. netkeiba.com. 2023年1月21日閲覧。
    6. ↑ “父名[マンハッタンカフェの競走馬検索結果|競馬データベース]”. netkeiba.com. 2019年3月24日閲覧。
    7. ↑ “No.1 アクアリングの12”. 株式会社レックス. 2019年8月23日閲覧。
    8. ↑ “2歳新馬|2014年12月21日 | 競馬データベース”. netkeiba.com. 2022年3月20日閲覧。
    9. ↑ “クイーンズリングが差し切り悲願のGI初制覇!/エリザベス女王杯”. netkeiba.com. (2016年11月13日) 2016年11月13日閲覧。
    10. ↑ “【エリザベス女王杯】クイーンズリング連覇ならず7着 Cデムーロ「じりじりとしか伸びない」”. スポーツ報知. (2017年11月12日). オリジナルの2017年12月26日時点におけるアーカイブ。 2017年12月25日閲覧。
    11. ↑ “【有馬記念】鞍上ルメール「完璧」!クイーンズリング引退レースで大健闘2着”. スポーツ報知. (2017年12月25日) 2017年12月25日閲覧。
    12. ↑ “クイーンズリングの戦績”. netkeiba.com. 2016年11月15日閲覧。
    13. ↑ “_________”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年2月10日閲覧。
    14. ↑ 「17年有馬記念1、2着馬ベビー誕生」『日刊スポーツ』2019年2月15日。2024年2月10日閲覧。
    15. ↑ “シャザーン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年9月21日閲覧。
    16. ↑ “_________”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年3月20日閲覧。
    17. ↑ “_________”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年9月21日閲覧。
    18. ↑ “_________”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年7月29日閲覧。
    19. ↑ “__________________|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年9月29日閲覧。
    20. 1 2 3 “血統情報:5代血統表|クイーンズリング”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年8月27日閲覧。
    21. ↑ “クイーンズリングの繁殖牝馬情報”. 競馬ラボ. 2021年8月27日閲覧。

    外部リンク