アイヌ文化における祭事・カムイノミ、イチャルパなどで、トノトは神への供物として重要な役割を果たす。ピヤパ(稗)を原料にして醸造するのが本式だが、ムンチロ(粟)など他の穀物が使用される場合もある。
トノトというアイヌ語を直訳すれば、tono(殿)to(乳)となる。トノは日本語からの移入語であり、文字通りの松前藩などの殿様を始め、蝦夷地における有力な和人などを意味した。トノトとはそれらの人物より下賜された、乳のように白濁した飲み物、といった意味であると推測される。
静内地方における醸造手順を以下に記す。
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