トムのガールフレンド

ウィキペディアから、無料の百科事典
トムのガールフレンド
The Mouse Comes to Dinner
監督 ジョセフ・バーベラ
ウィリアム・ハンナ
製作 フレッド・クインビー
音楽 スコット・ブラッドリー
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 1945年5月5日
上映時間 7分28秒
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 ネズミ取り必勝法
次作 ジェリー街へ行く
テンプレートを表示

『トムのガールフレンド』(原題:The Mouse Comes to Dinner、1945年5月5日公開)はトムとジェリーの作品の一つ。

日本においては現在パブリックドメインとなっている。

スタッフ

作品内容

今日は御客様が来るパーティ。お手伝いさんは客を迎えるためにテーブルの上に忙しく御馳走を並べていた。それを見たトムとジェリーは大喜び。

ジェリーは一目散に御馳走を食べ始める。その一方でトムはガールフレンドのトゥードルに電話し食事に誘う。

やって来たトゥードルとトムは早速食事を楽しみ始めるが、ボーイ扱いされて怒ったジェリーは、トムにスープを吹きかけたり、尻尾をご馳走に見立てて食べさせたりと悪戯を仕掛ける。

そんな中、トムは食事中のトゥードルを抱きしめようとする。しかしダサいという理由で嫌がられ、肘鉄砲を喰らうトム。ジェリーがそれをからかう。怒ったトムはジェリーを再びボーイ扱いし、それが原因でトゥードルまでもを巻き込んだパイ投げへと発展していく。

騒ぎが続く中、ジェリーはトムの尻尾に火をつける。トムは呑気にタバコを吸うが着火したのが漸く自分の尻尾だと気づく。慌てたトムは氷の入ったバケツで尻尾を冷やそうとするが、ジェリーがバケツをアルコールランプにすり替える。どこからか焦げ臭い匂いがするので「ねえ、何か(料理が)焼いてるの?」と惚けるトムに「あなたよ、おバカさん。」と答えるトゥードル。それを聞いたトムは自分の尻尾が丸焦げになっていることに気づき、あまりの熱さに頭を天井にぶつけヘロヘロになってしまう。

ジェリーはそんなトムをローストターキーのごとく飾り立て「S.S.DRIP[1]」と書き付ける。かくて舟に見立てられたトムはトゥードルより尻にシャンパンを叩きつけられ、進水式よろしくパンチボウルの中に沈められていくのであった。

登場キャラクター

トム
恋人のトゥーツを電話で食事会に誘い、トゥーツの前では(御馳走を勝手に食べていた)ジェリーを召し使いとして酷使。だがジェリーから反撃を喰らったのをきっかけにトゥーツをパイ投げへと巻き込み(投げ返したパイがジェリーにかわされてトゥーツへ命中し)、やがてジェリーの策略により尻尾にロウソクの火を点けられ・アルコールランプ上に座らされて尻尾を焼かれる。最後は舟に仕立て上げられ、パンチボウルの中に沈められた。
ジェリー
お手伝いさんが並べた御馳走を勝手に食べているところをトムに見つかって懲らしめられ、トゥーツが来るとトムに召し使いとして酷使される。だがその後パイ投げをしたり・フォークやビンの破片で尻を突いてトムへ反撃を仕掛け、「トムの尻尾にロウソクの火を点け、アルコールランプ上にトムを座らせて尻尾を焼く仕返し」でとどめを刺す。最後はトゥーツと意気投合してトムを退治した。
トゥーツ
「バラ色の人生」で初登場した、トムの恋人である雌猫。電話で食事に誘われてトムの家へ赴き、酔っ払って執拗に抱きしめようとするトムをハンマーで殴る。その後はジェリーの反撃に端を発したパイ投げに巻き込まれ、最後はジェリーと意気投合してトムを退治した。
お手伝いさん
お客様を迎えるべく食事を作り食卓へ並べる。なお、本作品では冒頭で鼻歌を歌うのみでセリフを一切言っておらず、食卓を荒らしたトムを咎める場面もない(『台所戦争』でも同様)。

出典・外部リンク

脚注

  1. ↑ S.Sは蒸気船、Dripはスラングで「退屈な」の意を持つ。また、日本語吹き替えはTBS版は「ヨットトム号」、ワーナー版・メディアコムサプライ版は「潜水艦間抜け号」となっている。