恐怖の白ネズミ

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恐怖の白ネズミ
The Missing Mouse
監督 ジョセフ・バーベラ
ウィリアム・ハンナ
製作 フレッド・クインビー
音楽 エドワード・プラム
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 1953年1月10日
上映時間 6分34秒
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 お家はバラバラ
次作 ジェリーとジャンボ
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『恐怖の白ネズミ』(原題:The Missing Mouse、1953年1月10日公開)はトムとジェリーの作品の一つ。

日本においては現在パブリックドメインとなっている。

スタッフ

作品内容

冷蔵庫の中を漁っていたジェリーはいつものようにトムにからかわれ、逃げた拍子に壁に激突。その衝撃で倒れた白い靴墨を浴び、体が白く染まってしまった。

一方、トムはラジオの音楽を聞きながら雑誌を読んでいると、ラジオが臨時ニュースに切り替わる。

研究施設から白ネズミが逃げ出しました。この白ネズミは街中を吹き飛ばす威力を持つ高性能の爆薬を飲み込んでいます。
ちょっとした衝撃で爆発する危険性がありますのでどうかお気を付け下さい!

トムは困惑して戸締りを厳重にする。一方、同じようにそのニュースを聞いていたジェリーは自身が白く染まっているのをいいことに、例の白ネズミのふりをする。わざとらしくトムの前に現れ、怯えるトムに対して高所から飛び降りたり、わざと身体を強打するなど、爆発を仄めかす行動をとって散々トムを揶揄う。

しかし、調子付いて飛び跳ねていたジェリーは、水を張った流し台に落ちたことで靴墨が流れ落ち、トムに正体がばれてしまう。正体を知ったトムは、ジェリーを家から蹴り出して追い出す。

しかしその隙に、本物の白ネズミが家に侵入する。そんな事とはつゆ知らずトムがリビングに戻ると、そこにはクルミを割って食べる白ネズミが。「ジェリーがまた化けている」と勘違いしたトムは、ハンマーで殴りかかって避けさせ続けた隙に捕まえ、水で洗って無理矢理「色」を落とそうとするが全く落ちない。窓際には「僕はここだよ!」と手を振るジェリーの姿が。

ようやく本物の白ネズミだと気付いたトムは恐怖に震えながら施設へ連絡しようとするが、再度ラジオのニュースが流れてきた。

研究施設からの発表によりますと、白ネズミが飲み込んだ爆薬に危険性はないとの事です。
白ネズミが爆発することはありませんのでご安心ください!

これを聞いたトムの態度は一変。白ネズミを掴み上げると、ジェリーを追い出したときと同じように、白ネズミの尻尾を摘み上げて勢いよく蹴り上げた[注釈 1]。だが、その瞬間閃光が走り、最初のニュース通りに白ネズミは大爆発を起こしてしまう。

街が丸ごと瓦礫の山と化した中、未だに動き続けるラジオが繰り返し「白ネズミが爆発することはないのでご安心ください」と告げる。瓦礫の山から首を出したトムは 「Don't you believe it!(信じるなよ!)[注釈 2]」とで叫ぶのであった。

登場キャラクター

トム
「高性能爆薬を読み込んだ白ネズミが実験研究所より脱走した」旨をラジオニュースで知り戸締りを厳重にするが、白ネズミになりすましたジェリーに振り回されてしまう。後に本物の白ネズミと遭遇し酷く狼狽えるが「白ネズミは爆発しない」旨をラジオニュースで知り白ネズミを蹴った結果、街一帯が吹き飛んでしまい、「大ウソつき!」と叫んだ。
ジェリー
爆薬入り白ネズミが脱走した旨を知ると、自ら靴墨で白ネズミに変装してトムを散々脅かす。だが流し台に落ちたことで正体がばれ、自身はトムに追い出されてしまう。白ネズミ爆発後の安否は不明。
白ネズミ
高性能爆薬を飲み込んで実験研究所より脱走し、ジェリーと入れ替わりにトムの家へ迷い込む。体色以外はジェリーによく似ている。ラジオで当初「白ネズミが爆発する危険がある」と報じられ、後に「爆発の心配なし」と続報が入ったが、実際はトムに蹴られた際に大爆発し、家を街ごと吹き飛ばした。安否は不明。

備考

本作はハンナ=バーベラ期の短編映画の中で唯一スコット・ブラッドリーが本編の作曲を担当していない作品である。

脚注

注釈

  1. ↑ この部分は1965年にアメリカでテレビ放送された際に「トムが白ネズミを自分の足の指で軽く蹴る」と言うシーンに差し替えられた。
  2. ↑ これは『ネズミ取り必勝法』と同じ音声である。また、日本語吹き替えはTBS版は「どーなってんだろぉなぁ…。」、ワーナー版は「この大嘘つきめが…!」、メディアコムサプライ版は「はい…、大爆発…。」となっている。

出典・外部リンク