フューチャーポップ
フューチャーポップ (Futurepop) とは、シンセポップ(主に楽曲構造やボーカルスタイル)、高揚感のあるトランス(壮大さや、シンセのアルペジエートによるメロディ)などからの影響を吸収した音楽ジャンルである。
概要
VNV Nation(英国乃至アイルランド発、現ハンブルク)のロナン・ハリスとApoptygma Berzerk(ノルウェイ)のステファン・グロスにより、彼らのバンドの創り出す音楽のスタイルを表現する為に考え出された造語である。メインシーンは主にドイツで、日本では元になったEBM(ベルギー発)の知名度が浸透していないこともあり、定着していないのが現状である。また参考までに国を示したが、グローバルな相互の影響から現れたという面もまた、日本ではうまく伝えられていない。EBMとエレクトロインダストリアルの両方の音楽文化の副産物として西ヨーロッパで発展し、1990年代後半にVNV Nation、Covenant、Apoptygma Berzerkなどのアーティストとともに登場し始めた。他の主要なジャンルのアーティストは、Assemblage 2、Icon of Coil、Neuroticfish、ローターサンド。
Futurepopは、サイバーゴスのサブカルチャーに関連付けられています。オルタナティブダンスクラブ、特にドイツで人気を博しています。フューチャーポップバンドが出演する音楽フェスティバルには、インフェスト、アンフィフェスティバル、ウェーブゴティックトレフェン、メラルナなどがあります。
特徴 フューチャーポップは、主にその「テクノイド」と「ダンス指向」ポップミュージックの構造、キャッチーなメロディー、「トランスビートの広範な使用」、そしてボーカルの欠如によって特徴付けられます修正。このジャンルは、「シンセポップの叙情的でボーカルな構造を保持している」という点で、通常のトランスミュージックとは区別されます。その「透明感のあるサウンド」と「スムーズな制作」スタイルは、「チャート対応」や「音楽クラブ向けにデザインされている」と評価されている。
Assemblage 23のTom Shearは、皮肉を込めて「ほとんどが90年代のトランスパッチで歌えない人々」と表現した。彼は、Apopのステファン・グロスとの会話で、マスコミがシーンに対して持っていた傲慢な態度について話し合っていたときに思いついたと言い、それを単なる80年代のリバイバルとして片付けたと言います。また、エレクトロがあまりにも多くのものを包含していると見なしていた一方で、EBMは以前とは違っていて、暗いシーン全体のアイデアは、誰もが地下室でたむろしてSopor Aeternusを聴いているような印象を与えるという、周りの用語にも問題があった。
世界の主なアーティスト
日本のシーン
日本での初出は2003年8月の雑誌『MARQUEE』vol.38における特集「Future POP」である。同特集ではBuffalo DaughterやCOILなどのインタビュー、nobleレーベルを中心とした企画ページ「noble.とその周辺」でディスクレビューが掲載されており、明確に音楽のジャンルを指定するものではなく、『MARQUEE』が「新しい」と感じるポップミュージックをピックアップするために用いた言葉である。
『MARQUEE』は次号vol.39でも「23[フューチャーポップ]23」と冠した特集を組んだ。ここではアーティストの特徴がある程度はっきりとしており、前号から同誌でコラムの連載を開始したcapsuleやエイプリルズのインタビュー、capsuleの中田ヤスタカとPlus-Tech Squeeze Boxのハヤシベトモノリの対談が掲載されるなど、ネオ渋谷系との近似性が感じられる。また同特集内で『MARQUEE』編集長の松本昌幸は「基本ラインは、こう。学生運動盛んな1970年前後に青春だった世代の子供達が、今の20代前半。象徴して「23」。」と記しており、音楽性のみならず、中田ヤスタカやハヤシベトモノリのような、新しい時代を感じさせる「世代」をも規定する言葉として、カタカナの「フューチャーポップ」という言葉を使用したことが見て取れる。
その後も同誌では「フューチャーポップ」の名が冠された特集が毎号組まれ(vol.41ではまたアルファベット表記の「FUTURE POP」になっているが)、vol.44からはcapsuleの連載に加え、エイプリルズとHazel Nuts Chocolate、Plus-Tech Squeeze Boxが同時にコラムの連載を開始し、各アーティストが4分の1ページずつを担当する見開き構成の「フューチャーポップ・コラム」となった(4組同時での連載はvol.57まで)。これら4組は『MARQUEE』が定義した、日本の「フューチャーポップ」を代表するアーティストと言える。
またPerfumeをはじめ近年テクノポップとして認知・評価されている音楽の多くがフューチャーポップに近似しており、1980年代前半に流行したテクノポップの音楽性とは必ずしも同一ではない。2018年8月15日には、未来感のあるポップスを発売してきたPerfumeが、「Future Pop」と言うアルバムをリリースした。
主な日本のアーティスト
- エイプリルズ
- ゲッカンプロボーラー
- 元気ロケッツ
- capsule
- Hazel Nuts Chocolate
- Perfume
- Plus-Tech Squeeze Box
- Q;indivi
- RAM RIDER
フューチャーポップ以外の日本のアーティスト
洋書
ピーターMatzke、 トビアスSeeliger:ダスゴシック - とダークウェーブ - レクシコン。Schwarzkopf und Schwarzkopf, Berlin 2003, ISBN 3-89602-522-8, p. 230. アクセル・シュミット、クラウス・ノイマン・ブラウン:ゴシックの世界。Spielräume düster konnotierter Transzendenz.2004年、 ISBN 3-531-14353-0.273ページ。 Isabella van Elferen: Gothic Music: The Sounds of the Uncanny, University of Wales Press, 2012, ISBN 0708325130, p. 165. S.アレクサンダーリード:同化。インダストリアルミュージックの重要な歴史。オックスフォード大学出版局、オックスフォード2013年、ISBN 978-0-19-983260-6、297ページ。 ブルジョア個人主義者の少女(2002)。「少しだけ生産的であること」 Froidcoeur、ステファン(2009)。「Assemblage 23 – I never been like to the "future pop"というニックネーム」。サイドラインマガジン。2013年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。 デビッドホーン、ジョンシェパード、パオロプラート:世界のポピュラー音楽のブルームズベリー百科事典、第11巻:ジャンルヨーロッパ。ブルームズベリーアカデミック2017、ISBN 978-1501326103、223ページ。 Apoptygma Berzerk、Covenant、VNV Nationの音楽に代表されるように、フューチャーポップというジャンルは、EBMがシンセポップと融合し、トランスとコンテンポラリーEDMの特徴を取り入れた。 アレクサンダー・ニム:Schillerndes Dunkel:Geschichte、Entwicklung und Themen der Gothic-Szene。Plöttner Verlag、2010年、ISBN 978-3-86211-006-3、199ページ。 In der Szene ist Neon das neue Schwarz.Der Sound dazu nennt sich Future Pop, Cybergoth oder Hellectro und ist von billigem Techno oft kaum mehr zu unterscheiden.(ステファン・ニャド)。 暗いシーンのネオンの中には、新しい黒。それに関連するサウンドは、フューチャーポップ、サイバーゴス、またはヘレクトロと呼ばれる。音楽は、平凡に制作されたテクノミュージックと何の違いもないことを示している。エレクトロニックベースの音楽スタイル フューチャーポップ20世紀の音楽ジャンルエレクトロポップエレクトロニック・ボディ・ミュージックトランスミュージックエレクトロニック・ダンス・ミュージックのジャンル