ランドル・グリチャック

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ランドル・グリチャック
Randal Grichuk
シカゴ・ホワイトソックス #34
セントルイス・カージナルス時代
(2016年8月28日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州フォートベンド郡ローゼンバーグ(英語版)
生年月日 (1991-08-13) 1991年8月13日(35歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2009年 MLBドラフト1巡目(全体24位)
初出場 2014年4月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ランドル・アレクサンダー・グリチャック(Randal Alexander Grichuk, 英語発音: /ˈrændəl ˌæləgˈzændɚ ˈgrɪt͡ʃək/[1]; 1991年8月13日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州フォートベンド郡ローゼンバーグ(英語版)出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。愛称は"グリッチ"("Grich")[2]。

メディアによっては「ランドール・グリチック」などと表記されることもある。

経歴

プロ入りとエンゼルス傘下時代

2009年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名され、6月20日に契約[3]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。53試合に出場して打率.322・7本塁打・53打点・6盗塁の成績を残した。ちなみに同期は同ドラフトの1巡目(全体25位)で指名を受けて入団したマイク・トラウトである。

2010年はまずA級シーダーラピッズ・カーネルズでプレーし、52試合に出場して打率.292、7本塁打、36打点、4盗塁の成績を残した。夏期にはルーキー級アリゾナリーグでプレーし、12試合に出場して打率.327、4本塁打、10打点の成績を残した。

2011年はルーキー級アリゾナリーグで7試合に出場後、7月にA級シーダーラピッズへ昇格。32試合に出場して打率.230、2本塁打、13打点の成績を残した。8月にA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ(英語版)へ昇格。14試合に出場して打率.283、1本塁打、6打点の成績を残した。

2012年はA+級インランド・エンパイアでプレーし、135試合に出場して打率.298、18本塁打、71打点、16盗塁の成績を残した。

2013年はAA級アーカンソー・トラベラーズでプレーし、128試合に出場して打率.256、22本塁打、64打点、盗塁の成績を残した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たした[4]。

カージナルス時代

2013年11月22日にデビッド・フリース、フェルナンド・サラスとのトレードで、ピーター・ボージャスと共にセントルイス・カージナルスへ移籍した[5]。

2014年は傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズで開幕を迎え、21試合に出場。打率.310、3本塁打、17打点、1盗塁と結果を残し、4月28日にメジャーへ昇格した[6]。同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビュー。同点の9回表から右翼の守備に就き、2打数無安打、1三振だった[7]。この年は昇格と降格を繰り返し、8月下旬に昇格した際にようやくメジャー定着した[8]。これ以降は調子を維持し、最終的には47試合に出場して打率.245、3本塁打、8打点という成績を記録。シーズン終盤に調子が良かったため、ポストシーズンでは右翼手のレギュラーで起用され、全9試合に先発出場[8]。打率は低かったものの、ホームランを2本放った。

2015年は外野のユーティリティの中心格となる。103試合に出場し、打率.276、17本塁打、47打点、長打率.548を記録。長打率及びOPSは、チームで10試合以上に出場した全野手中トップの数値だった[9]。

2016年は中堅のレギュラーに定着して132試合に出場。29二塁打と24本塁打を放ったが、打率は.240に留まり、出場試合数を超える141三振を喫した。

2017年は122試合に出場して打率.238、22本塁打、59打点、6盗塁を記録した。

ブルージェイズ時代

2018年1月19日にドミニク・レオン、コナー・グリーン(英語版)とのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[10]。開幕は正右翼手として迎えた。3月30日のニューヨーク・ヤンキース戦で2-4で2点リードされている状況で相手投手の田中将大の初球を打ち込み、ブルージェイズで初めての本塁打を記録した[11]。25試合に出場して、打率.106、2本塁打、7打点を記録した後に、4月30日に右膝の張りで故障者リストに入った[12]。6月1日に復帰した[13]。シーズンでは、打率.245、出塁率.301、長打率.502で、ジャスティン・スモークと並びチーム最高の25本塁打を記録した。

2019年4月2日にブルージェイズとの5年5200万ドルで契約を延長することに合意した[14]。シーズンでは、打率.232、出塁率.280、長打率.457にもかかわらず、チーム最高の31本塁打、80打点を記録した[15]。

ロッキーズ時代

2022年3月24日にライメル・タピア、エイドリアン・ピントとのトレードで、金銭と共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[16]。

エンゼルス復帰

2023年7月30日にジェイク・マッデン、メイソン・オルブライトとのトレードでC.J.クロンと共にロサンゼルス・エンゼルスへ復帰した[17]。同時に同期入団のマイク・トラウト、2018年1月のトレード相手だったドミニク・レオンとエンゼルスのチームメイトとなった。移籍初戦となった7月31日のアトランタ・ブレーブス戦ではチャーリー・モートンから本塁打を放った。オフの11月3日にFAとなった[18]。

ダイヤモンドバックス時代

2024年2月17日に1年200万ドルでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約を結んだ[19]。1月に足首の骨棘除去手術を受けた為に開幕を負傷者リストで迎え、4月5日に復帰した[20]。この年は主に左投手に対して起用され、106試合に出場して、打率.291、12本塁打、46打点、OPS.875を記録した[21][22]。オフの11月1日に契約オプションを破棄してFAとなった[23]。

2025年2月4日に1年500万ドルで再契約を結んだ[22]。2026年の契約は相互オプションとなり、バイアウトした際は300万ドルが支払われる[22]。この年は主に対左投手に対しての指名打者として起用され、ダイヤモンドバックスでは70試合に出場して打率.240、7本塁打、22打点、OPS.734を記録した[21][24]。

ロイヤルズ時代

2025年7月26日にアンドリュー・ホフマン(英語版)とのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[25][26][24]。移籍後は打撃成績が急落し、43試合に出場して打率.206、2本塁打、5打点、OPS.566を記録した[21][27]。ロイヤルズではオフの11月4日にオプションでFAとなった[28]。

ヤンキース時代

2026年2月25日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[27][29]。3月21日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りした[30]。ヤンキースでは結果を残せず、4月29日にDFAとなり、ウェバー通過後の5月1日にFAとなった[31][32]。

ホワイトソックス時代

2026年5月4日にシカゴ・ホワイトソックスとメジャー契約を結んだ[33][34]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2014 STL 4711611011276134480210500314.245.278.400.678
2015 10335032349892371717747420122241106.276.329.548.877
2016 132478446661072932421468540128031419.240.289.480.769
2017 12244241253982532219559610226321339.238.285.473.758
2018 TOR 124462424601043212521361320327081225.245.301.502.803
2019 1516285867513629531268802102350516320.232.280.457.738
2020 55231216385990121043511021310495.273.312.481.793
2021 1495455115912325122216810304270311417.241.281.423.703
2022 COL 1405385066013121319215734002240612712.259.299.425.724
2023 64263240407419181192722011824516.308.365.496.861
LAA 5420819425421218801700011102455.216.264.412.677
'23計 118471434651163121619944220229269611.267.321.459.779
2024 ARI 1062792544074202121344600022003465.291.348.528.875
2025 7018817525421517802201031010395.240.277.457.734
KC 431059710203022950000701221.206.267.299.566
'25計 113293272356218191092701031711616.228.273.401.674
2026 NYY 163331864001020001100100.194.212.323.535
CWS 1012472343370212151404400021021514.299.328.598.926
'26計 1172802654176252151504600031121614.287.314.566.880
MLB:13年 1478511347596521202293312272238675271912728411421254113.253.299.470.769
  • 2026年度シーズン終了時

ポストシーズン打撃成績

年

度
球

団
シ
リ
|
ズ
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2014 STL NLDS 417162300161000010070.188.235.375.610
NLCS 519191300162000000060.158.158.316.474
2015 NLDS 4882200151000000040.250.250.625.875
2020 TOR ALWC 2870100010000010050.143.250.143.393
2026 CWS ALWC 1330200020000000000.667.667.6671.334
ALDS 511101100010000010050.100.182.100.282
出場:4回 2166636120032140000300270.190.227.333.560
  • 2026年度シーズン終了時

年度別守備成績

投手守備
年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2022 COL 10000
MLB 10000
外野守備
年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2014 STL 570001.000517010.9442830210.970
2015 4960120.96837711011.0001320010.952
2016 470001.0001152218011.00034010.800
2017 5876121.975570001.00055110310.991
2018 TOR 110001.00026531001.000102178412.995
2019 -62114311.99292154311.994
2020 -4896210.990-
2021 -961740001.00071781001.000
2022 COL -52111010.991106149340.974
2023 13200001.0002040310.9772743010.977
LAA 52101622.98220000-
'23計 65121622.9842240310.9772743010.977
2024 ARI 14200001.000-43771001.000
2025 330001.00010000----19240001.000
KC 16131001.000110001.0002121010.955
'25計 19161001.000210001.0004045010.978
2026 NYY 1080001.000-120001.000
CWS 3447110.980-1112010.923
'26計 4455110.982-1214010.933
MLB 2593631073.9824709051853.99559290217133.986
  • 2026年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

背番号

  • 15 (2014年 - 2025年)

脚注

  1. ↑ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年11月28日閲覧。
  2. ↑ Cards' Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月20日閲覧
  3. ↑ “Angels agree to terms with outfielder Randal Grichuk”. MLB.com Angels Press Release (2009年6月20日). 2014年4月29日閲覧。
  4. ↑ Alden Gonzalez (2013年11月20日). “Angels add prospect Grichuk to their 40-man”. MLB.com. 2014年4月29日閲覧。
  5. ↑ “Cardinals & Angels announce four-player trade”. MLB.com Cardinals Press Release (2013年11月22日). 2014年4月29日閲覧。
  6. ↑ “Cards shuffle roster, recall rookies Garcia & Grichuk”. MLB.com Cardinals Press Release (2014年4月28日). 2014年4月29日閲覧。
  7. ↑ “Scores for Apr 28, 2014”. ESPN MLB (2014年4月28日). 2014年4月29日閲覧。
  8. 1 2 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、345頁頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
  9. ↑ 2015 St. Louis Cardinals Batting Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年2月3日閲覧。
  10. ↑ Gregor Chisholm (2018年1月19日). “Blue Jays land Grichuk from Cards for 2 arms”. MLB.com. 2018年1月20日閲覧。
  11. ↑ Chisholm, Gregor (2018年3月30日). “Grichuk belts first homer for Blue Jays”. MLB.com. 2018年3月31日閲覧。
  12. ↑ https://www.espn.com/mlb/story/_/id/23370933/toronto-blue-jays-put-randal-grichuk-disabled-list-knee-sprain
  13. ↑ https://www.mlb.com/news/randal-grichuk-aledmys-diaz-activated-c279312742
  14. ↑ Davidi, Shi (2019年4月2日). “Blue Jays, Randal Grichuk agree on five-year, $52-million extension”. Sportsnet. 2019年4月2日閲覧。
  15. ↑
  16. ↑ “Press release: Colorado Rockies acquire outfielder Randal Grichuk and cash considerations from Toronto for outfielder Raimel Tapia and infielder Adrian Pinto”. www.mlb.com. 2022年3月25日閲覧。
  17. ↑ “Angels Acquire Randal Grichuk, C.J. Cron From Rockies” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年7月30日. 2023年8月1日閲覧.
  18. ↑ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (2023年11月3日). 2023年11月8日閲覧。
  19. ↑ “Diamondbacks, OF Randal Grichuk agree to 1-year, $2M deal” (英語). ESPN.com (2024年2月17日). 2024年7月13日閲覧。
  20. ↑ Polishuk, Mark (2024年4月5日). “Diamondbacks Activate Randal Grichuk” (英語). MLB Trade Rumors. 2026年7月22日閲覧。
  21. 1 2 3 “Randal Grichuk Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & More” (英語). Baseball-Reference.com. 2026年7月22日閲覧。
  22. 1 2 3 “Diamondbacks Re-Sign Randal Grichuk” (英語). MLB Trade Rumors (2025年2月4日). 2025年2月8日閲覧。
  23. ↑ “144 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
  24. 1 2 “ロイヤルズ、トレードでグリチック獲得”. MLB.com (2025年7月27日). 2025年7月27日閲覧。
  25. ↑ “Royals add veteran OF Grichuk in deal with D-backs” (英語). Kansas City Royals (2025年7月27日). 2025年7月27日閲覧。
  26. ↑ “Royals Acquire Randal Grichuk” (英語). MLB Trade Rumors (2025年7月26日). 2025年7月27日閲覧。
  27. 1 2 Franco, Anthony (2026年2月26日). “Yankees Sign Randal Grichuk To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2026年7月22日閲覧。
  28. ↑ 「137 Players Become XX(B) Free Agents」『MLBPA Players』(英語)、2025年11月4日。2025年11月5日閲覧。
  29. ↑ Press, Associated (2026年3月1日). “Yankees invite veteran OF Randal Grichuk to spring training” (英語). ESPN.com. 2026年4月8日閲覧。
  30. ↑ “Grichuk makes Yanks' Opening Day roster; Cabrera heading to Minors” (英語). MLB.com. 2026年4月8日閲覧。
  31. ↑ Adams, Steve (2026年4月29日). “Yankees Designate Randal Grichuk For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2026年7月22日閲覧。
  32. ↑ McDonald, Darragh (2026年5月1日). “Randal Grichuk Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2026年7月22日閲覧。
  33. ↑ “White Sox sign Randal Grichuk, place Austin Hays back on IL”. www.espn.com. 2026年5月10日閲覧。
  34. ↑ “White Sox add journeyman Grichuk to bolster outfield amid injuries” (英語). MLB.com. 2026年5月10日閲覧。

関連項目

外部リンク