ロエル・サントス

ウィキペディアから、無料の百科事典
ロエル・サントス
Roel Santos
アラサネス・デ・グランマ
ロッテ時代
(2017年6月24日 ほっともっとフィールド神戸)
基本情報
国籍  キューバ
出身地 グランマ州
生年月日 (1987-09-15) 1987年9月15日(37歳)
身長
体重
173 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
初出場 NPB / 2017年5月31日
最終出場 NPB / 2017年9月10日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム キューバの旗 キューバ
WBC 2017年、2023年
プレミア12 2019年

ロエル・サントス・マルティネス(Roel Santos Martinez、1987年9月15日 - )は、キューバ出身のプロ野球選手(外野手)。2019年現在は、キューバ国内リーグ・セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのアラサネス・デ・グランマに所属。

経歴

キューバ国外移籍解禁前

2008年-2009年シーズンからキューバリーグ(セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル)のアラサネス・デ・グランマに所属[1][2]。

2013年-2014年シーズンではベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオに所属し[2]、チームの優勝に貢献[1]。チームとして2015年のカリビアンシリーズに出場し[1]、初優勝を果たす。キューバの優勝は55年ぶりで、MVPを受賞したフレデリク・セペダをはじめ、アルフレド・デスパイネ、ユリエスキ・グリエル、エクトル・メンドーサなどNPB所属選手の活躍が話題となった[3]。

2014年-2015年シーズンはアラサネス・デ・グランマで、打率.356、6本塁打、28打点、OPS1.004の好成績を残した[2]。

キューバ代表として2014年中央アメリカ・カリブ海競技大会、2015年パンアメリカン競技大会に出場[4]。

北米独立リーグ時代

2016年は北米独立リーグ(カナディアン・アメリカン・リーグ)のケベック・キャピタルズに所属し、78試合で打率.301、1本塁打、34打点、23盗塁の成績を残す[2]。

2017年、第4回ワールド・ベースボール・クラシックにリードオフマンとして全6試合に出場し、打率.318の成績を残した[5]。

ロッテ時代

2017年5月18日、NPBの千葉ロッテマリーンズへ契約金なし・推定年俸20万ドルの1年契約[6]で派遣されることが発表された[7]。背番号は10。5月31日の対阪神タイガース戦で初出場、翌6月1日の同カードで初スタメン出場。応援歌はG.G.佐藤のメロディーが流用された。2度の1試合4安打や[8]2試合連続本塁打などの活躍で[9]高い打率を残していたが、徐々に調子を落として9月11日に登録を抹消。10月4日に帰国し[10]、12月2日に自由契約となった[11]。

ロッテ退団後

2017年-2018年のキューバ国内リーグでは、シーズンベスト10プレーヤーに選出される[12]。チームはリーグ優勝、カリビアンシリーズ出場を決める[13]。優勝は逃したが、カリビアンシリーズのベストナインにキューバチームから唯一選出された[14]。

2018年-2019年はコロンビアのウィンターリーグに派遣された。2019年、2021年の春夏シーズンはメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンに派遣された[15]。

選手としての特徴

主に「走り打ち」と呼ばれる、打つ瞬間に左足を前に出し、バットに当たった瞬間には走り出すフォームで安打を量産する[6]。キューバ時代は車のハンドルを意味する「ティモン」や、踊りながら打つように見えることから「バレリーナ」の異名を取った[4]。走り打ちは必ず行う訳では無いが、非常に大きな武器でもある。走り打ちのフォームからセーフティバントを狙うこともある。この他にも三振を防ぐための「バット投げ」[16]などの特異な打撃技術を有する。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2008-2009 GRA 271018916254113480021702171.281.343.382.725
2010-2011 7222319944681614983343601008263.342.396.492.889
2011-2012 9434930859971144128261064026111387.315.388.416.804
2012-2013 8430925450818231022754824045184.319.419.402820
2013-2014 GRA/PRI 8438233281105165314028149704003367.316.395.422.816
2014-2015 GRA 7938529585105127614928118417976343.356.499.5051.004
2015-2016 874113396897104412731297425967258.286.400.375.775
2016-2017 4922818533557106417207313445142.297.418.346.764
2017 ロッテ 66193180224510036485450701462.250.285.356.637
CNS:8年 576238820014366338425258421989344387295224720835.316.415.421.836
NPB:1年 66193180224510036485450701462.250.282.356.637
  • 2017年度シーズン終了時
  • キューバで通常用いられる個人通算成績はプレーオフや選抜リーグなども合算するため、この表の合計とは一致しない

WBCでの打撃成績

2017 キューバ 6232237110102011000050.318.318.455
2023 623196700072210040010.368.478.368
  • 太字は大会最高

WBSCプレミア12での打撃成績

2019 キューバ 313110300030101000130.273.273.333

記録

NPB

背番号

  • 10(2017年)

代表歴

脚注

  1. 1 2 3 “Roel Santos - EcuRed”. 2018年4月20日閲覧。
  2. 1 2 3 4 “Roel Santos Baseball-Reference”. 2018年4月20日閲覧。
  3. ↑ “カリビアンシリーズ決勝でNPB所属選手たちが大暴れ!キューバが55年ぶり優勝”. BASEBALL KING. (2015年2月9日) 2018年4月20日閲覧。
  4. 1 2 “ロッテ・サントス 反骨心が生んだ“走り打ち”「パワーある選手に負けない」”. スポニチ Sponichi Annex. (2017年6月22日) 2018年4月20日閲覧。
  5. ↑ “ロッテ連敗脱出へサントス獲得で1番出塁率から改善”. 日刊スポーツ. (2017年5月19日) 2018年4月20日閲覧。
  6. 1 2 “ロッテ・サントス交流戦から合流か 契約合意を発表 - 野球”. 日刊スポーツ (2017年5月18日). 2017年5月31日閲覧。
  7. ↑ “ロエル・サントス選手 契約合意について”. 千葉ロッテマリーンズ オフィシャルサイト (2017年5月18日). 2017年5月19日閲覧。
  8. ↑ “ロッテ・サントス4安打!秘打バット投げ出し打ちも”. 日刊スポーツ. (2017年7月1日) 2018年4月20日閲覧。
  9. ↑ “ロッテ・サントス2戦連発「イチ、ニイ、サントス」”. 日刊スポーツ. (2017年7月25日) 2018年4月20日閲覧。
  10. ↑ “ロッテ サントスが離日「今度は最初からチームの一員として頑張りたい」”. スポニチ Sponichi Annex. (2017年10月4日) 2018年4月20日閲覧。
  11. ↑ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
  12. ↑ “ホークスで日本一貢献のデスパイネ、2017年のキューバ最優秀選手に選出”. Full-Count. (2017年12月17日) 2018年4月21日閲覧。
  13. ↑ “デスパイネが母国V2報告 前ロッテのサントスと共に「2年連続王者」”. Full-Count. (2018年1月30日) 2018年4月21日閲覧。
  14. ↑ “Solo un cubano en el equipo ideal de la Serie del Caribe de Béisbol”. CiberCuba. (2018年2月9日) 2018年4月21日閲覧。
  15. ↑ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=santos000roe
  16. ↑ “【ロッテ】“バット投げ”二塁打のサントス「初めてではない。三振を避けるためにやってる」”. スポーツ報知. (2017年6月18日) 2017年6月19日閲覧。

関連項目

外部リンク