中之郷 (静岡市)
| 中之郷 | |
|---|---|
| 町名 | |
北緯35度0分3.68秒 東経138度26分22.27秒 / 北緯35.0010222度 東経138.4395194度座標: 北緯35度0分3.68秒 東経138度26分22.27秒 / 北緯35.0010222度 東経138.4395194度 | |
| 座標位置:熊野公園の位置。町域の中心点を示すものではない。[1] | |
| 国 |
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| 都道府県 |
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| 市町村 |
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| 行政区 | 清水区 |
| 人口情報(2026年(令和8年)6月30日[2]) | |
| 人口 | 1,570 人 |
| 世帯数 | 874 世帯 |
| 面積(2020年(令和2年)10月1日の国勢調査境界データによる[3]) | |
| 0.343121716 km² | |
| 人口密度 | 4575.64 人/km² |
| 郵便番号 | 424-0888[4] |
| 市外局番 | 054 (静岡MA)[5] |
| ナンバープレート | 静岡 |
| 人口・世帯数・面積は、丁目のない中之郷と中之郷一丁目・二丁目・三丁目の合計。人口密度は2026年の人口と2020年の面積から算出。 | |
中之郷(なかのごう)は、静岡県静岡市清水区の町名である。丁目のない中之郷と、中之郷一丁目・中之郷二丁目・中之郷三丁目からなる。一丁目・二丁目・三丁目では住居表示が実施されているが、丁目のない中之郷では実施されていない[6]。
地理
清水区の西端部に位置し、駿河区と接する。北側に三丁目、その南側に二丁目と一丁目があり、丁目のない中之郷は三丁目の北東側に位置する。周囲には清水区の草薙・草薙北・楠・谷田、駿河区の弥生町・中吉田がある[7][8]。
歴史
旧村と市境の変遷
『日本歴史地名大系』によると、近世の中ノ郷村は、現在の中之郷一丁目から三丁目だけでなく、草薙一丁目や弥生町にも及ぶ範囲の地名であった。同書によれば、村内を東海道が通り、1694年(元禄7年)には江尻宿の助郷となった[9]。
中之郷村は、明治期の町村制施行に伴って有度村の一部となった[10]。有度村は1955年(昭和30年)4月1日に清水市へ編入された[11]。
有度村西部では、清水市への編入後も旧静岡市への編入を求める運動が続き、両市への帰属をめぐる紛争となった。『東豊田郷土誌』によると、学校区や生活上のつながりも争点となり、地区内でも住民の意向が分かれていた。県の調停を経て、1958年(昭和33年)4月1日、中吉田・平沢の全域と谷田・中之郷の一部が旧静岡市へ編入された[12][11]。
このとき、中之郷は全域が旧静岡市へ編入されたわけではなく、清水市に残る区域と旧静岡市へ移る区域に分かれた。旧静岡市側の中之郷は、同年11月1日に弥生町と改称された[10]。したがって、旧村の範囲と現在の清水区中之郷の町域は一致しない。
沿革
- 1992年(平成4年)1月1日 - 清水市中之郷の一部で住居表示が実施され、実施後の住所が中之郷一丁目・二丁目となる[13][6]。
- 1993年(平成5年)1月1日 - 清水市と旧静岡市との境界が変更され、清水市中之郷・谷田の一部が旧静岡市へ編入される[11]。
- 1994年(平成6年)5月2日 - 清水市中之郷の一部で住居表示が実施され、実施後の住所が中之郷三丁目となる[13][6]。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 旧静岡市と清水市が合併し、新たな静岡市が発足する。町字名は清水中之郷・清水中之郷一丁目・清水中之郷二丁目・清水中之郷三丁目となる[11][14]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 静岡市の政令指定都市移行に伴って清水区に属し、町字名に冠されていた「清水」が削除される。町字名は中之郷・中之郷一丁目・中之郷二丁目・中之郷三丁目となる[15][14]。
町名の変遷
住居表示による旧新住所の対応と、合併・行政区設置に伴う町字名の変更は、次のとおりである[13][14][15]。
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
|---|---|---|
| 清水市中之郷一丁目 | 1992年1月1日 | 清水市中之郷(一部) |
| 清水市中之郷二丁目 | 1992年1月1日 | 清水市中之郷(一部) |
| 清水市中之郷三丁目 | 1994年5月2日 | 清水市中之郷(一部) |
| 静岡市清水中之郷 | 2003年4月1日 | 清水市中之郷 |
| 静岡市清水中之郷一丁目 | 2003年4月1日 | 清水市中之郷一丁目 |
| 静岡市清水中之郷二丁目 | 2003年4月1日 | 清水市中之郷二丁目 |
| 静岡市清水中之郷三丁目 | 2003年4月1日 | 清水市中之郷三丁目 |
| 静岡市清水区中之郷 | 2005年4月1日 | 静岡市清水中之郷 |
| 静岡市清水区中之郷一丁目 | 2005年4月1日 | 静岡市清水中之郷一丁目 |
| 静岡市清水区中之郷二丁目 | 2005年4月1日 | 静岡市清水中之郷二丁目 |
| 静岡市清水区中之郷三丁目 | 2005年4月1日 | 静岡市清水中之郷三丁目 |
世帯数と人口
2026年(令和8年)6月30日現在の住民基本台帳に基づく世帯数と人口は、次のとおりである。人口には外国人住民を含み、丁目のない中之郷と中之郷一丁目・二丁目・三丁目の4町の数値を合算している[2]。
| 町名 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 中之郷(丁目なし) | 33世帯 | 64人 |
| 中之郷一丁目 | 221世帯 | 360人 |
| 中之郷二丁目 | 447世帯 | 800人 |
| 中之郷三丁目 | 173世帯 | 346人 |
| 合計 | 874世帯 | 1,570人 |
面積
2020年(令和2年)の国勢調査の町丁・字等別境界データに基づく面積は、次のとおりである[3]。
| 町名 | 面積(km²) |
|---|---|
| 中之郷(丁目なし) | 0.010838832 |
| 中之郷一丁目 | 0.090080645 |
| 中之郷二丁目 | 0.125817158 |
| 中之郷三丁目 | 0.116385081 |
| 合計 | 0.343121716 |
2026年6月30日の人口を2020年の国勢調査境界データによる面積で除した人口密度は、約4,576人/km²である。人口と面積の基準時点は異なる[2][3]。
小・中学校の学区
市立小・中学校の通学区域では、丁目のない中之郷と中之郷一丁目・二丁目・三丁目のいずれも、静岡市立清水有度第二小学校・静岡市立清水第七中学校の通学区域に属する[16]。
交通
鉄道
バス
しずてつジャストラインの草薙美術館線は、静鉄美術館駅前停留所を経由して草薙駅南口と県立美術館を結ぶ[18][19]。
道路
施設
史跡・旧跡
桜井戸は水神社付近にある泉の名で、『東豊田郷土誌』に紹介されている[31]。所在地を中之郷二丁目十一と記した案内板がある[32]。
旧東海道の閻魔坂には、かつて閻王寺があった。案内板によると、1877年(明治10年)に廃寺となり、閻魔大王像は鳳林寺へ移された後、1977年(昭和52年)に熊野神社境内の薬師堂へ移された[21]。
脚注
- 1 2 “熊野公園”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 3 “5歳階級別・町名別人口 令和8年6月30日データ”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 3 “国勢調査町丁・字等別境界データセット 静岡県静岡市清水区”. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(CODH). 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “静岡県 静岡市清水区の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “市外局番の一覧”. 総務省. 2026年10月14日閲覧。
- 1 2 3 “静岡市町字名一覧(清水区 50音順)”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “静岡市町界町名街区案内図(清水区)”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “国勢調査町丁・字等別境界データセット 2020年 静岡市清水区”. ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター. 2026年10月20日閲覧。。区境の照合には同データセットの静岡市駿河区も使用。
- ↑ “日本歴史地名大系「中ノ郷村」”. 平凡社(コトバンク掲載). 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 坂本晃『静岡県市町村区域沿革表』地方自治制度研究会静岡県支部、1963年11月3日、66-67頁。
- 1 2 3 4 “区政概要”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ 飯塚伝太郎『東豊田郷土誌』東豊田郷土誌編集委員会、1980年3月9日、54-60頁。
- 1 2 3 “住居表示の実施に伴う旧新住所変更対照表(清水区)”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 3 “合併等に伴う住所の表記の変更”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 “行政区設置に伴う住所変更(清水区)”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “静岡市立小・中学校通学区域”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “県立美術館前駅の詳細”. 静岡鉄道. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “路線時刻表”. しずてつジャストライン. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “草薙美術館線(平日)美術館方面行 時刻表”. しずてつジャストライン. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 3 “都市再生整備計画(第4回変更)草薙駅周辺地区”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- 1 2 “「閻王寺(えんのうじ)と閻魔坂(えんまさか)」”. Monumento(案内板:有度まちづくり推進委員会ほか). 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “有度西こども園”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “学校法人星美学園・静岡サレジオ”. 学校法人星美学園. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “草薙支店”. スルガ銀行. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “店舗案内 清水エリア”. 清水銀行. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “本店・支店・ふれあい館(不動産・ローン)”. 清水農業協同組合. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “全国の事業場”. 大和製罐. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “会社概要”. トコちゃんねる静岡. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “月光山 鳳林寺”. 曹洞宗宗務庁. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ “中之郷公園”. 静岡市. 2026年10月20日閲覧。
- ↑ 飯塚伝太郎『東豊田郷土誌』東豊田郷土誌編集委員会、1980年3月9日、178頁。
- ↑ “「桜井戸」”. Monumento(案内板:有度まちづくり推進委員会ほか). 2026年10月20日閲覧。
参考文献
- 坂本晃『静岡県市町村区域沿革表』地方自治制度研究会静岡県支部、1963年11月3日。
- 飯塚伝太郎『東豊田郷土誌』東豊田郷土誌編集委員会、1980年3月9日。
