先野久美子

ウィキペディアから、無料の百科事典
先野 久美子
Kumiko Sakino
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1975-09-23) 1975年9月23日(49歳)
出身地 日本の旗 山口県豊浦郡豊北町(現下関市)
ラテン文字 Kumiko Sakino
身長 180cm
体重 66kg
血液型 A型
選手情報
愛称 サキ
ポジション MB
指高 233cm
利き手 右
スパイク 315cm
ブロック 300cm 
テンプレートを表示

先野 久美子(さきの くみこ、現姓大山[1](おおやま)、1975年9月23日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。

来歴

山口県豊浦郡豊北町(現下関市)出身。小学校4年生の時バレーボールを始める。中学時代はさわやか杯(現・JOCカップ)に2年連続選出される。三田尻女子高校(現・誠英高校)では春高バレー・インターハイに出場した。

1994年、ダイエーに入社。内定選手時に日本リーグ出場を果たしていたが、入社後の招待試合で膝を痛め、その後5シーズン近くケガとの戦いが続いた。2000年、第6回Vリーグでスパイク賞を受賞[2]。2002年、第8回Vリーグで久光初のリーグ優勝に貢献し、最高殊勲選手賞を獲得。2007年、 2006-07プレミアリーグにおいて5年ぶりのリーグ優勝に貢献、2度目の最高殊勲選手賞を獲得した。

2008年4月、Vリーグ出場試合が250試合となり、『Vリーグ特別表彰制度』の長期活躍選手として特別表彰された。

1997年全日本代表初選出。以降2000年、2007年に選出され、2007年ワールドグランプリで国際大会デビューした。

2011年6月、久光を勇退[3]。

プレースタイル

小学生時代から長身であり、エースを任されることが多かったため二段トスなども器用に打ちこなすことができる。高校からはミドルブロッカーとなり、高い打点(高卒当時の最高到達点315cm)から相手のフロントコートに突き刺すスパイクを武器に活躍。非常に滞空時間が長く、同時に跳んだ相手のブロッカーが落ちる間際にコースを変えて打つことができる稀有な選手である。クイックに入るタイミングが通常よりも遅く、一人時間差のようなずれを生じ、フリーで打つことが少なくない。

また、本人曰く二段トスを上げるのが得意であり、前衛にいる時はオープントスを上げる機会が多い。

膝を痛めてから、レシーブの体勢をとるのが困難になったが、コーチとのトレーニングの中で膝に負担のかからないレシーブの仕方を身につけた。ただしリベロ制度導入となってからはほとんどレシーブの機会はない。

エピソード

  • 1994年、ダイエー入社後にタイに遠征に行った際、試合での活躍とそのルックスから現地で人気が出て、ブロマイドが売られるほどのフィーバーとなった。(鶴田桂子談)
  • 非常に明るく、ノリがいい性格であり、試合中もコート内で味方選手を笑わせようと喋っている。
  • 人見知りでもあり、日本代表合宿では本来の力を出せないという。そのため、葛和伸元監督は「なぜ代表でもできないんだ」ともどかしく感じていたが、先野にとっては代表で無理をするより、故障中も支えてくれた久光のために長くプレーで貢献したいと考えていた。
  • 2005年5月1日、第54回黒鷲旗全日本選手権大会予選ラウンド2日目の東北福祉大学戦において、第2セットでは1人でサーブを打ち続けて25-0の零封に貢献した[4]。

球歴

所属チーム

受賞歴

個人成績

1999年からのVリーグ及びVプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[6]。

シーズン所属出場アタックブロックサーブレセプション総得点備考
試合セット打数得点決定率効果率決定/set打数エース得点率効果率受数成功率
1999/2000オレンジアタッカーズ187141422153.4%%510.7228493.17%8.1%9966.7%281
2000/01スプリングアタッカーズ186839119148.8%%460.6820652.43%5.8%2378.3%242
2001/02久光製薬166236917848.2%%610.9820042.00%6.2%1291.7%243
2002/03217846819241.0%%560.7225220.79%5.4%3384.8%250
2003/04187441417843.0%%450.6119042.11%8.9%10100.0%227
2004/052710457128049.0%%720.6928841.39%6.1%1478.6%356
2005/062710039419449.2%%530.5337192.43%8.7%1973.7%256
2006/07248957427447.7%%430.4826831.12%5.3%6684.8%320
2007/082510454725346.3%%620.60360113.06%10.4%666.7%326
2008/09276928310436.7%%250.3615110.66%7.6%1782.4%130
2009/10279431514245.1%%260.28314103.18%10.9%850.0%178
2010/1126431155245.2%%170.4014710.68%6.5%250.0%70
通算2749564855225946.5%%5570.583031632.08%7.7%30976.7%2879
太字はタイトル獲得

脚注

  1. ↑ 山口国体選手紹介
  2. ↑ この時のアタック決定率53.4%は、2008年、2007-08プレミアリーグにおいて荒木絵里香が54.7%で記録を更新するまで日本記録(日本人最高)であった。
  3. ↑ 久光製薬公式サイト「2011年度勇退選手」 (PDF)
  4. ↑ “珍事!ラリー制で「完封」/バレーボール”. 日刊スポーツ (2005年5月1日). 2005年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月11日閲覧。
  5. ↑ (前身の日本リーグより)リーグ通算40回大会を記念し創設された『Vリーグ特別表彰制度』で日本記録(当時)として特別表彰された。
  6. ↑ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年3月12日閲覧。

外部リンク