わこうし ウィキデータを編集
和光市
和光市旗
1970年10月31日制定
和光市章
1970年10月31日制定
国 日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
市町村コード 11229-1
法人番号 4000020112291 ウィキデータを編集
面積 11.04km2
総人口 84,633人 [編集]
(推計人口、2025年2月1日)
人口密度 7,666人/km2
隣接自治体 朝霞市、戸田市
東京都:板橋区、練馬区
市の木 イチョウ
市の花 サツキ
和光市役所
市長 柴﨑光子
所在地 〒351-0192
埼玉県和光市広沢1番5号
北緯35度46分52秒 東経139度36分20秒 / 北緯35.78122度 東経139.60569度 / 35.78122; 139.60569座標: 北緯35度46分52秒 東経139度36分20秒 / 北緯35.78122度 東経139.60569度 / 35.78122; 139.60569
和光市役所
和光市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

和光市位置図

■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村

ウィキプロジェクト

和光市(わこうし)は、埼玉県の南西部に位置する市。国立理化学研究所の本部などが所在する。

概要

東京都(東京都区部)と隣接し、都心から20キロメートル圏内の埼玉県南部に位置している[1]。戦後急速にベッドタウンとして人口が増え、本田技研工業の工場建設(現在は工場は廃止)によって工業都市として発展した。市域の一部はキャンプ・ドレイクの跡地にあたる。

学術研究機能、産学連携機能の集積がみられ、国立研究開発法人理化学研究所をはじめとする国際的な研究開発機関のほか、司法研修所、国立保健医療科学院、税務大学校、埼玉県立和光国際高等学校などの教育研修機関も集積している[1]。

和光市駅には東武東上線など3路線が乗り入れ、東京メトロ有楽町線・副都心線の起点駅であることから、東京23区への通勤通学者(いわゆる「埼玉都民」)の割合が非常に多い。

住宅地として造成が進んでいるが、かつての武蔵野の面影を残すような雑木林や畑が点在するほか、県営の和光樹林公園など緑の多い公園もある。

住宅情報誌『SUUMO』が2020年10月に発表した「災害に強い街」ランキングで、和光市は1都3県の184市区のうち2位であった(1位は所沢市、3位は北本市)。この順位は公益財団法人の地盤工学会関東支部が、自然災害発生頻度と被害人口に、ハード・ソフト対策の充実度を掛け合わせ算出した、自然災害に対する独自のリスク指標「GNS」に基づいており、市の大半が武蔵野台地に位置していること、浸水想定区域の大半が市街化調整区域と工業地帯で水害リスクも比較的低いこと、開発の際には雨水浸透施設の設置を条例で義務付けていることが要因に挙げられている[2]。

地理

歴史

近世まで

近代以降

理化学研究所

市名(町名)の由来

市制施行記念の文鎮

市制施行記念の文鎮(表)
市制施行記念の文鎮(裏)

1970年の市制施行時に当市では市章を模った記念の文鎮を制作して市内小学校の児童に配布した。文鎮の底面には「市制施行記念、昭和45年10月31日、和光市」と記されている。鋳鉄製、大きさ=縦65mm、横80mm、厚7mm。

合併の状況

長らく関係の深い朝霞市・志木市・新座市との合併を目指す運動がしばしみられる。

1960年代には、当時の朝霞町・足立町[7]・大和町・新座町4町で合併し市制施行を目指す動きがあったが、話がまとまらないうちに1967年(昭和42年)に朝霞町が単独で市制施行し、合併はついえた。また、市制施行の人口要件が3万人に下げられたことから、大和町も含めた他の3町も単独で市制施行した。

平成の大合併では、2001年(平成13年)4月に「朝霞市・志木市・和光市・新座市合併協議会」が設置された。しかし、2003年(平成15年)4月13日に4市で実施された、合併の是非を決める住民投票で朝霞市、志木市は賛成多数、新座市はわずかに賛成多数となったものの、和光市では77%が反対という結果となり合併は破談となった。

合併に否定的な背景には、1986年から2010年まで[8]、および2016年[9]から2020年[10][11]まで、地方交付税の普通交付税不交付団体であり、その不均衡が影響したと考えられる。

人口

和光市と全国の年齢別人口分布(2005年) 和光市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 和光市
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
和光市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 39,512人
1975年(昭和50年) 46,505人
1980年(昭和55年) 49,713人
1985年(昭和60年) 55,212人
1990年(平成2年) 56,890人
1995年(平成7年) 62,588人
2000年(平成12年) 70,170人
2005年(平成17年) 76,688人
2010年(平成22年) 80,741人
2015年(平成27年) 80,826人
2020年(令和2年) 83,989人
総務省統計局 国勢調査より

地域

町名

和光市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

和光市役所管内(112町丁)
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
白子一丁目 しらこ 19xx年xx月xx日 19xx年xx月xx日
白子二丁目 19xx年xx月xx日 19xx年xx月xx日
白子三丁目 19xx年xx月xx日 19xx年xx月xx日
白子四丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字下新倉の一部
南一丁目 みなみ 19xx年xx月xx日 19xx年xx月xx日
南二丁目 19xx年xx月xx日 19xx年xx月xx日
中央一丁目 ちゅうおう 1969年8月1日 1969年8月1日 大字下新倉、大字白子の各一部
中央二丁目 1969年8月1日 1969年8月1日 大字下新倉、大字白子の各一部
新倉一丁目 にいくら 1971年xx月xx日 1971年xx月xx日
新倉二丁目 1971年xx月xx日 1971年xx月xx日
新倉三丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉四丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉五丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉六丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉七丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉八丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 松ノ木島町の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
本町 ほんちょう 1996年4月1日 1996年4月1日
諏訪 すわ 1969年4月1日 1969年4月1日 大字白子の一部
広沢 ひろさわ 1969年4月1日 1969年4月1日 大字新倉、大字下新倉、大字白子の各一部
西大和団地 にしやまとだんち 1969年4月1日 1969年4月1日 大字新倉、大字下新倉、大字白子の各一部
諏訪原団地 すわはらだんち 1969年4月1日 1969年4月1日 大字白子の一部
下新倉一丁目 しもにいくら 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
下新倉二丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
下新倉三丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
下新倉四丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
下新倉五丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
下新倉六丁目 2004年11月1日 2004年11月1日 大字白子の全部及び大字下新倉、大字新倉の各一部
新倉 にいくら 1943年4月1日 未実施
下新倉 しもにいくら 1943年4月1日 未実施
丸山台一丁目 まるやまだい 1996年4月1日 1996年4月1日 大字下新倉、大字新倉の各一部
丸山台二丁目 1996年4月1日 1996年4月1日 大字下新倉、大字新倉の各一部
丸山台三丁目 1996年4月1日 1996年4月1日 大字下新倉、大字新倉の各一部

住宅団地

郵便

郵便番号

郵便局

行政

市長

代氏名就任年月日退任年月日備考
初〜5代柳下潔1970年10月31日1989年5月25日5期・1965年5月26日より1970年10月30日まで改称・市政施行前の大和町長を2期在任(通算7期)。
6〜8代田中茂1989年5月26日2001年5月25日3期
9・10代野木実2001年5月26日2009年5月25日2期
11〜13代松本武洋2009年5月26日2021年5月8日3期・市職員の不祥事の責任をとり辞職
14代柴﨑光子2021年5月23日1期

行政機関等

市の機関・施設

公民館・コミュニティセンター

重大な不祥事

国の機関等

県の施設

新河岸川水循環センター

消防

警察

その他の施設

広域行政

議会

和光市議会

埼玉県議会

候補者名当落年齢党派名新旧別得票数
井上航当43無所属現15,649票
大上康彦落35自由民主党新6,893票

衆議院

当落候補者名年齢所属党派新旧別得票数重複
当穂坂泰47自由民主党前107,135票○
浅野克彦47国民民主党新47,863票○
工藤薫71日本共産党新34,897票
遠藤宣彦58無所属元11,733票
小笠原洋輝37無所属新3,358票

産業

本田技研工業和光ビル(和光本社)
かつて市内に本社を置いた企業
など。

和光市駅南口は近年、区画整理が完了したことに伴い、多くの商業ビル、銀行などが立ち並ぶようになった。今後は北口地区の区画整理が実行される。

駅周辺は、当市の中心地であるが都内に近いこともあって、駅前への商業集積はそれほど多くないと言える。しかし、当市にある研究機関や会社で働く人が多いためか、居酒屋が多いのが特徴的である。駅前通り、旧川越街道にはマンションが建ち並び、昔ながらの商店は姿を消しつつあるが、現在も少なからず残っている。笹目通り沿いには近年発展した住宅街と、かつてからあるセメント会社や倉庫が点在している。新倉・白子近辺はかつて宿場町であったため、銭湯や小売店などが今でも存在する。又、荒川付近には産業廃棄物の集積場などがある。

かつて戦前は陸軍施設があったため軍需工場が立ち並んでおり、戦後は米軍施設(キャンプ・ドレイク)があったため、旧川越街道沿いには、朝霞市を中心に米軍相手の商店があった。1952年には本田技研工業が戦前からの工場用地を買収して白子工場(現在は白子ビル)、翌年には大和工場(後の和光工場・現在の和光ビル)を完成させ東京進出への足がかりとし、後に荒川テストコース(閉鎖)や本田技術研究所本社なども造られるなど、市としてホンダとの結びつきは強く企業城下町とも言えるようになった[17]。

東京に接しているが農地も比較的残っており、大消費地への近さを生かした近郊農業が行われている。なお、当市で採れた野菜は農協などで買うことができる。かつては豊富な湧水を生かした「酒造り」も行われ、2大銘柄として下新倉浅久保に「秀峰」、本村に「長泉(ながいずみ)」があったが、現在は2銘柄とも廃業している。

姉妹都市・友好都市

国内
すべて友好都市
海外

教育

国立研究開発法人
省庁大学校
大学院
専門学校
特別支援学校
高等学校
中学校
小学校

文化・史跡

新倉ふるさと民家園(旧冨岡家住宅)
旧冨岡家住宅
冨岡家住宅は江戸中期頃に建築されたものと推定されており、長年解体保存されてきたが、2003年(平成15年)に市指定文化財として指定され、2006年(平成18年)に開園した。敷地はおよそ2000平方メートル(約600坪)。埼玉県内では最古の部類に入る民家といわれている[18]。

イベント

スポーツ

交通

鉄道

東武鉄道東上本線と東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線の和光市駅が当市唯一の鉄道駅である。なお、市内の都県境、及び、朝霞市との市境に近接している地域では、市外の東武成増駅、地下鉄成増駅、西高島平駅、光が丘駅、東武朝霞駅も利用できる。

東武鉄道
東上本線
  • - 和光市駅 -
東京地下鉄(東京メトロ)
Y 有楽町線・F 副都心線
  • - 和光市駅

バス

タクシー

タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・所沢市・東松山市・飯能市などと同じエリアとなっている。

道路

高速道路
一般国道
県道
主な市道

通信

イメージキャラクター

出身人物

ゆかりの人物

当市の登場する作品

タイアップ

脚注

  1. 1 2 “地域再生計画 国際研究開発・産業創出拠点形成計画”. 内閣府 地方創生推進事務局. 2024年12月14日閲覧。
  2. ↑ 「災害に強い街」1位は所沢 ベスト3、埼玉が独占 Yahoo! News 2021年3月14日
  3. ↑ “和光市駅北口土地区画整理事業の概要”. 和光市 (2020年3月18日). 2021年11月24日閲覧。
  4. ↑ 図典 日本の市町村章 p77
  5. ↑ 和光市40年のあゆみ
  6. ↑ 広報わこう
  7. ↑ 志木市の前身
  8. ↑ 和光市ホームページ“広報わこう掲載 市長コラム>第14回 26年ぶりに「交付団体」に(2011年9月号掲載)”. 和光市. 2017年7月27日閲覧。[リンク切れ]
  9. ↑ “和光市6年ぶり 不交付団体に”. 東京新聞 (2016年7月30日). 2016年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月27日閲覧。
  10. ↑ “令和3年度普通交付税の再算定結果について 普通交付税 交付・不交付別団体数”. 総務省 (2021年12月24日). 2022年3月13日閲覧。
  11. ↑ “交付税なし、52自治体に 今年度額を再算定―総務省:時事ドットコム”. 時事通信社 (2021年12月24日). 2022年3月13日閲覧。
  12. ↑ “市長の氏名表記について”. 和光市. 2023年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月4日閲覧。
  13. ↑ “松下玲子市長の行政文書などの氏名表記について”. 武蔵野市. 2023年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月4日閲覧。
  14. ↑ “6年以上、要保護者の財産を剥奪 埼玉・和光市元幹部に10年求刑 部下にデータ消去迫り「「狡猾」/さいたま地裁”. 埼玉新聞 2021/6/5(土) 8:31. 2021年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月27日閲覧。
  15. 1 2 “逮捕5回の元部長、パワハラで職員らの判断能力失わせる 17人被害か 埼玉・和光市、重ねた不祥事の数々”. 埼玉新聞 2021/4/21(水) 10:34. 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月27日閲覧。
  16. ↑ “和光市元職員の不祥事に関する調査特別委員会最終報告書”. 和光市. 2023年4月4日閲覧。
  17. ↑ ホンダのバイク展示 - 和光市ホームページ
  18. ↑ https://www.city.wako.lg.jp/home/kyoiku/rekisi/_6125/kyo_sam_5.html
  19. 1 2 “SHOKOKAI 2020年3月号”. 埼玉県商工会連合会. 2024年12月14日閲覧。
  20. ↑ “新元素の発見を記念してシンボルロードを整備します。”. 和光市. 2016年12月2日閲覧。
  21. ↑ “新元素発見記念 シンボルロードの名称の決定について”. 和光市. 2016年12月2日閲覧。
  22. ↑ “地元市の広報1月号に載せていただきました”. 梶原 悠未 KAJIHARA YUMI@Yumi_Kajihara. 2020年1月19日閲覧。
  23. 1 2 湯元進一選手・清水聡選手! 銅メダルおめでとうございます! 和光市ホームページ 2012年8月14日
  24. ↑ “和光市がロケ地となりました!”. 和光市 シティプロモーション撮影実績. 2020年11月11日閲覧。
  25. ↑ “2020東京オリンピックvol.17 PDF”. 広報わこう (2020年4月). 2020年12月19日閲覧。

外部リンク

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