羅湖口岸
| 羅湖口岸 | |
|---|---|
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羅湖口岸の深圳側 | |
| 各種表記 | |
| 繁体字: | 羅湖口岸 |
| 簡体字: | 罗湖口岸 |
| 拼音: | Luóhú Kŏu'àn |
| 発音: | ローホゥー コウアン |
| 広東語拼音: | lo4 wu4 hau2 ngon6 |
| 広東語発音: | ローウー ハウゴン |
| 英文: | Lowu Control Point |
羅湖口岸(らここうがん、簡体字: 罗湖口岸; 繁体字: 羅湖口岸; 拼音: ; 粤拼: lo4 wu4 hau2 ngon6)は中華人民共和国広東省深圳市羅湖区と香港特別行政区北区羅湖の間に位置するイミグレーション。中国でも最大規模の出入境検査場の一つである。開放時間は午前6時30分から午前0時までである。
香港と深圳を移動する旅客のメインゲートであり、2006年度から2007年度にかけ当口岸を通過した旅客は9300万人に達するなど[1]、かつて世界で最も通過旅客数が多いイミグレーションの一つであったが、2011年以降は珠海市の、大陸とマカオを結ぶイミグレーション拱北口岸にその座を奪われている[2]。
当口岸では1日あたり40万人もの出入境者数に対応できる規模を有している[3]。
香港側では香港MTRの羅湖駅に直結した構造となっており、また駅周辺が香港辺境禁区として一般人の通行が認められていない地域のため、路線バスやタクシーでの移動はできず、東鉄線が唯一の移動手段となっている。深圳側では深圳駅の駅前広場に位置しており、羅湖商業城、国鉄の深圳駅やバスターミナルなどが立地している。また広場の地下には深圳地下鉄1号線の羅湖駅が位置しており、市内各地へのアクセスが可能である。
歴史


中国本土と香港を繋ぐ税関としては、1887年4月2日に清政府により九龍に「九龍関」が設立されたことに始まるが、1898年に中英が香港におけるイギリス統治地域の拡張に関する条約である展拓香港界址専条に署名したことによって、境界線が深圳河まで北上したことから、1年ほどで直ちに廃止されている。なお1906年には深圳河を跨ぐ羅湖橋が完成したが、当初は検問所や出入国検査は存在せず、比較的自由な行き来が可能であった[4][5]。
1949年10月19日に中国人民解放軍が深圳に進駐すると、同年12月より深圳香港間の各口岸を接収した。1950年7月1日には当時の中国の中央人民政府政務院が羅湖口岸を国家の対外開放拠点であると認めたことにより、同口岸に国境検問所が設置された[4][5]。1981年1月16日には深圳河をまたぐ新たな歩行者専用橋が540万香港ドルを投じて建設されたのち、供用された[6][7][8]。
現在の口岸の建物は1984年1月に着工、1985年6月14日に供用開始されたものであり、このとき現在まで供用されている2階建ての橋が使用を開始し、従来の1981年に建設された橋は早くも閉鎖された[9][10]。
2001年12月1日には、イミグレーションの開放時間が6時30分から午前0時までとなった。
2012年4月16日夜19時34分頃、深圳側のイミグレーション施設の3階で電力系統のショートによる火災が発生し[11]、ビル全体が停電したが、これによる負傷者は出なかった。この影響で東鉄線は夜間の羅湖駅行き列車の運転を取りやめたが、対策として福田口岸の開放時間を22時30分まで延長、同口岸に接続する落馬洲駅への列車本数を増やす対策が行われた。
2020年2月4日には新型コロナウイルス感染症の流行が拡大したことにより中国本土と香港を結ぶ他の口岸とともに羅湖口岸は一時閉鎖された[12][13]。2023年1月8日に他の税関は再開されたものの、羅湖口岸は施設の老朽化による安全上の懸念があるとして、また深圳の建物においては改修工事が実施されていたため、再開は見送られた。その後同年2月6日に羅湖口岸はイミグレーション機能を再開した[14]。
脚注
- ↑ ““入境事務處2006至2007年度年報””. 2008年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月24日閲覧。
- ↑ ““拱北口岸全年客流料9,400萬””. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月12日閲覧。
- ↑ “Customs clearance guide of 7 land ports in Shenzhen”. チャイナ・デイリー (2019年4月3日). 2026年10月13日閲覧。
- 1 2 “四十年、一扇窗——兩地值守者眼中的羅湖橋”. 新華網. 2018年12月3日. 2020年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2019年3月23日閲覧.
- 1 2 “深圳口岸·旅检大事记”. 南方都市報. 新浪網 (2003年1月27日). 2020年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月23日閲覧。
- ↑ “連接羅湖深圳 新行人橋啓用”. 華僑日報. 1981年1月17日. p. 5.
- ↑ “深圳羅湖行人橋 昨啓用效果良好 改善以往人車爭路情況”. 大公報. 1981年1月17日. p. 6.
- ↑ “羅湖邊界 新行人橋啟用”. 香港工商日報. 1981年1月17日. p. 6.
- ↑ “羅湖人行新橋今啓用 深港昨聯合舉行儀式 港府政治顧問布義德說加緊改建羅湖站 深圳副市長甄錫培稱將建電氣化火車站”. 大公報. 1985年6月14日. p. 4.
- ↑ “布義德周鼎甄錫培主持剪綵 羅深出入境新通道 雙層天橋今日開放 每小時可容納八千名旅客通過”. 華僑日報. 1985年6月14日. p. 8.
- ↑ “入境處稱未知羅湖口岸明天可否恢復通關”. 2012年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月16日閲覧。
- ↑ “政府凌晨起關閉6口岸 羅湖落馬洲列車乘客不多 - RTHK” (中国語). news.rthk.hk. 2020年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
- ↑ “林鄭月娥宣布暫時關閉羅湖等4個口岸--上观”. www.jfdaily.com. 2020年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月4日閲覧。
- ↑ “罗湖重开港铁每小时约十班车 皇岗直巴初期约三成运力”. 香港电台. 2023年2月3日. 2023年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年2月3日閲覧.