藤凌駕雅治
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| 基礎情報 | ||||
| 四股名 | 五島→藤凌駕 | |||
| 本名 | 五島 雅治 | |||
| 生年月日 | 2003年2月27日(23歳) | |||
| 出身 | 愛知県春日井市 | |||
| 身長 | 180.0cm | |||
| 体重 | 179kg | |||
| BMI | 54.81 | |||
| 所属部屋 | 藤島部屋 | |||
| 成績 | ||||
| 現在の番付 | 西前頭筆頭 | |||
| 最高位 | 西前頭筆頭 | |||
| 生涯戦歴 | 79勝39敗(10場所) | |||
| 幕内戦歴 | 35勝25敗(4場所) | |||
| 優勝 | 十両優勝1回 | |||
| データ | ||||
| 初土俵 | 2025年3月場所 | |||
| 入幕 | 2026年3月場所 | |||
| 備考 | ||||
| 2026年10月26日現在 | ||||
藤凌駕 雅治(ふじりょうが まさはる、2003年2月27日 - )は、愛知県春日井市出身で、藤島部屋所属の現役大相撲力士。本名及び旧四股名は五島 雅治(ごしま -)。身長180.0cm、体重179kg。最高位は西前頭筆頭(2026年11月場所)。
来歴
春日井市立白山小学校4年時から中京クラブに通い、10歳で約100kgの巨体に恵まれた[1]。春日井市立味美中学校2年時途中に和歌山県へ相撲留学して有田市立箕島中学校(令和6年3月に閉校して4月から有田市立有和中学校と統合)に転校[2][3][4]。中学時代にさほど大きくない地方大会に視察に訪れて助言をくれた元武双山の藤島親方に感激し、藤島部屋に入門することを志すように[5]。中学校卒業後は和歌山県立箕島高等学校へ進学し、3年時に全国高等学校相撲選手権大会(立川立飛・元日相撲)8強などの実績を残した[3]。高校卒業後は拓殖大学国際学部国際学科に進学し[3]、拓殖大学相撲部に入部。4年時(2024年度)に全国大学選抜相撲宇佐大会で優勝して個人初タイトルを獲得すると、最終的に学生4冠を達成[3]。2024年度の学生ランキングでは1位に輝いた[2]。
大学卒業後は、複数の相撲部屋から勧誘を受ける中で、自身の目指すべき相撲は武双山(18代藤島)の相撲と考えて藤島部屋に入門[6]。前年(2024年)度の実績(全日本3位・全国学生個人3位・国スポ成年個人8強[3])により幕下最下位格付出が承認され[7]、2025年3月場所で初土俵を踏んだ。デビュー戦となった2日目の千代大牙との一番を制したところから4連勝し、9日目に十両経験者の川副に敗れてプロ初黒星を喫するも、この場所は6勝1敗で取り終えた[4]。続く5月場所は6勝1敗、ご当所の7月場所は4勝3敗。西幕下5枚目に番付を上げた9月場所は、3連勝の後、7日目の4番相撲で西幕下筆頭の北の若にこそ敗れたもののその後連勝、千秋楽に十両の旭海雄から6勝目を挙げ6勝1敗で終えたことにより、翌11月場所での新十両昇進が確実な状況となった[8][9]。場所後の番付編成会議により、11月場所での新十両昇進が決定。合わせて四股名を部屋の名前の「藤」、「他を凌いで、少しでも上に上がってほしい」との願いが込められた「凌駕」を合わせた藤凌駕に改めることも発表された[10][11]。この四股名は藤島が五島の入門時から温めていたとっておきの四股名で、藤島からの期待の大きさが窺い知れよう[5]。なお、四股名においてはかつて「凌駕」の語をそのまま用いた力士として凌駕精考がいた。新十両の場所は初日から8連勝で勝ち越すと、10日目からも4連勝するなど13勝2敗で十両優勝を飾った。東十両3枚目に番付を上げた2026年1月場所は12日目に勝ち越しを決め最終的に9勝6敗。同年3月場所で所要2場所で十両を通過し同部屋の藤青雲と同時に新入幕を果たす。同部屋から2名以上が同時に新入幕を果たすのは、2011年11月場所で境川部屋から妙義龍と佐田の富士の2力士が同時に新入幕して以来およそ15年ぶりの快挙となった[12]。
東前頭17枚目となった3月場所、2度の2連勝で中日までに5勝3敗と白星先行しながら、9日目から入幕後初の2連敗、12日目から3連敗で負け越し、しかし千秋楽勝利で7勝8敗で終える。
場所後の4月12日には部屋の前で同期の藤天晴と共にちょんまげを披露した[13]。
5月場所は番付据置となり、東前頭17枚目にとどまるも、関脇霧島の大関再昇進により、前場所と異なり幕内最下位となる。その5月場所は千秋楽で小結若隆景に敗れるまで優勝の可能性を残し、最終的には10勝5敗。千秋楽の勝利が条件だった敢闘賞の受賞はならなかったが、本人は入幕2場所目で優勝争いに最後まで残ったことに自信を感じていた[14]。
取り口
新入幕の際の報道によると、立合いの出足と懐に入ってのもろハズを活かした押し相撲が持ち味だが、速攻相撲に拘り過ぎて動きを止められると不十分な体勢のまま墓穴を掘ってしまう。また、四つ相撲は一応取れるが関取の水準に達していない[5][1]。
主な成績
2026年9月場所終了現在
通算成績
- 生涯戦歴:79勝39敗(10場所)
- 幕内戦歴:35勝25敗(4場所)
各段優勝
- 十両優勝:1回(2025年11月場所)
場所別成績
| 一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 (令和7年) |
x | 幕下付出60枚目 6–1 |
東幕下28枚目 6–1 |
東幕下9枚目 4–3 |
西幕下5枚目 6–1 |
西十両13枚目 優勝 13–2 |
| 2026年 (令和8年) |
東十両3枚目 9–6 |
東前頭17枚目 7–8 |
東前頭17枚目 10–5 |
東前頭9枚目 10–5 |
西前頭4枚目 8–7 |
西前頭筆頭 – |
| 各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) | ||||||
合い口
- いずれも2026年9月場所終了時点
(以下は最高位が横綱・大関の現役力士)
- 横綱・大の里には1敗。
- 大関・霧島には1勝。
- 大関・琴櫻には1敗。
- 元大関・髙安には1勝1敗。髙安の大関陥落後の対戦である。
- 元大関・朝乃山には1勝1敗。朝乃山の大関陥落後の対戦である。
- 元大関・正代には1敗。正代の大関陥落後の対戦である。
- 元大関・御嶽海には2勝。御嶽海の大関陥落後の対戦である。
幕内対戦成績
| 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 朝紅龍 | 0 | 2 | 朝乃山 | 1 | 1 | 朝白龍 | 0 | 1 | 熱海富士 | 0 | 1 |
| 宇良 | 1 | 1 | 欧勝海 | 1 | 1 | 欧勝馬 | 2 | 0 | 大の里 | 0 | 1 |
| 一意 | 1 | 0 | 霧島 | 1 | 0 | 金峰山 | 0 | 1 | 豪ノ山 | 1 | 0 |
| 琴栄峰 | 3 | 1 | 琴櫻 | 0 | 1 | 琴勝峰 | 1(1) | 0 | 獅司 | 1 | 0 |
| 正代 | 0 | 1 | 大栄翔 | 1 | 0 | 隆の勝 | 1 | 1 | 髙安 | 1 | 1 |
| 玉鷲 | 1 | 0 | 美ノ海 | 1 | 1 | 千代翔馬 | 2 | 0 | 時疾風 | 2 | 0 |
| 翔猿 | 3 | 0 | 錦富士 | 1 | 1 | 伯乃富士 | 1 | 1 | 御嶽海 | 2 | 0 |
| 義ノ富士 | 1 | 1 | 竜電 | 1 | 0 | 狼雅 | 1 | 3 | 若隆景 | 0 | 1 |
| 若ノ勝 | 2 | 0 | 若元春 | 0 | 1 |
改名歴
- 五島 雅治(ごしま まさはる)2025年3月場所 - 2025年9月場所
- 藤凌駕 雅治(ふじりょうが まさはる)2025年11月場所 -
脚注
注釈
出典
- 1 2 藤凌駕雅治は10歳で100kg突破、中学時代から元大関・武双山の薫陶を受けた逸材 (2/2ページ) 日刊ゲンダイDIGITAL 2026/03/17 06:00 (2026年7月31日閲覧)
- 1 2 「魁勝以来の愛知出身関取への期待かかる藤島部屋・五島雅治「恩返しできるよう頑張りたい」3月1日に新弟子検査」『中日スポーツ』2025年2月28日。2025年9月30日閲覧。
- 1 2 3 4 5 「全新弟子名鑑」『相撲』2025年4月号、ベースボール・マガジン社、107頁。
- 1 2 「藤島部屋の幕下付け出しコンビがデビュー」『相撲』2025年4月号、ベースボール・マガジン社、90-91頁。
- 1 2 3 藤凌駕雅治は10歳で100kg突破、中学時代から元大関・武双山の薫陶を受けた逸材 (1/2ページ) 日刊ゲンダイDIGITAL 2026/03/17 06:00 (2026年7月31日閲覧)
- ↑ 「拓大の五島、藤島部屋へ 大相撲」『時事ドットコム』2024年12月18日。2025年9月30日閲覧。
- ↑ 「五島雅治ら、幕下付け出しを承認 福崎真逢輝は高校生初」『日本経済新聞』2025年2月21日。2025年9月30日閲覧。
- ↑ 「目指すは“武双山2世”だ!五島が新十両を確実にする白星、師匠に心酔」『デイリースポーツ』2025年9月28日。2025年9月30日閲覧。
- ↑ 「五島、新十両確実に/秋場所」『サンスポ』2025年9月28日。2025年9月30日閲覧。
- ↑ 「長村改め「日向丸(ひむかまる)」と五島改め「藤凌駕」が新十両昇進決定!北の若と若ノ勝は関取復帰」『スポニチアネックス』2025年10月1日。2025年10月1日閲覧。
- ↑ 「新十両の五島改め藤凌駕「この名に合う力士に」 「他をしのいで、少しでも上に」と藤島親方が願い込めて名付ける」『スポーツ報知』2025年10月1日。2025年10月1日閲覧。
- ↑ 日本相撲協会公式 [@sumokyokai]「<新入幕 #藤青雲 #藤凌駕 >同じ藤島部屋の藤青雲と藤凌駕が幕内に昇進し、会見をおこないました。同部屋から同時に2名が新入幕となるのは、平成23年九州場所の境川部屋(妙義龍と佐田の富士)以来15年ぶり。」2026年2月24日。X(旧Twitter)より2026年2月24日閲覧。
- ↑ “【大相撲】幕内の藤凌駕と十両の藤天晴が『初ちょんまげ』披露 「顔が引っ張られる感じ」「お相撲さんの一員になれた」と喜び:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2026年4月12日閲覧。
- ↑ “入幕2場所目の藤凌駕「自分の相撲を取れることが多かった」10勝5敗で優勝争いに食い込み自信 - 大相撲”. 日刊スポーツ. 2026年5月28日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 藤凌駕 雅治 - 日本相撲協会
