WESTER(ウェスター)は西日本旅客鉄道(JR西日本)が開発・提供するスマートフォン向けアプリケーションソフトウェア(モバイルアプリケーション)、及び同アプリで提供される一連のサービスである。JR西日本では「移動生活ナビアプリ」と説明している。

概要

2020年9月24日からJR西日本が「MaaSアプリ」として提供を開始したアプリ[1]で、JR西日本グループが提供するサービスをワンストップで提供することを念頭に置いたもので、会員登録制のサービスとなっている。

具体的には、WESTERアプリで以下のサービスを提供している[1]。

鉄道情報提供機能
乗車予定列車の接近・走行位置情報の提供
経路検索機能
経路検索アプリの機能に加え、e5489やエクスプレス予約との連携による乗車券・指定券類の予約手配機能
おでかけスポット情報提供機能
イベント・スポット情報の提供や経路検索
クーポン配信機能

2023年春には従来の「J-WESTポイント」「ICOCAポイント」「WESPOポイント」を統合した新たなポイントサービス「WESTERポイント」の提供を開始し[2]、更に同時期にリリースのモバイルICOCAとの連携[3]により、様々なサービスで獲得したWESTERポイントをモバイルICOCAの残高に還元できる仕組みを導入している。

日経ビジネス記者の佐藤嘉彦は、JR西日本が統合型アプリ(スーパーアプリ)としてWESTERを導入し、モバイルICOCA登録にWESTER会員への登録を必須とすることで、ICOCA利用状況の分析に基づくマーケティング展開に繋げる狙いがあるのではないかと分析している[4]。

脚注

  1. 1 2 『新常態をサポートするMaaSアプリ「WESTER」を本日リリースしました』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年9月24日。2023年3月4日閲覧。
  2. ↑ 『2023年春、JR西日本グループ共通の新たなポイントサービス「WESTERポイント」が誕生します!』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年9月15日。2023年3月4日閲覧。
  3. ↑ 『「モバイル ICOCA(仮称)」の導入計画について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道株式会社、2023年2月22日。2023年2月26日閲覧。
  4. ↑ 佐藤嘉彦 (2023年3月2日). “JR西日本、12年遅れのスマホ戦略 「モバイルICOCA」の真の狙い”. 日経ビジネス. 2023年3月4日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト

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