ダスティン・メイ

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ダスティン・メイ
Dustin May
ミルウォーキー・ブルワーズ #21
セントルイス・カージナルス時代
(2026年4月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州デントン郡ジャスティン(英語版)
生年月日 (1997-09-06) 1997年9月6日(29歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 MLBドラフト3巡目
初出場 2019年8月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダスティン・ジェイク・メイ(Dustin Jake May, 英語発音: [ˈdʌstɪn d͡ʒeɪk meɪ][1], 1997年9月6日 - )は、 アメリカ合衆国テキサス州ジャスティン(英語版)出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。

経歴

プロ入りとドジャース時代

2016年のMLBドラフト3巡目(全体101位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され[2]、プロ入り。なお、契約しない場合はテキサス工科大学へ進学の予定であった[3]。契約後、ドジャース傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャース(英語版)でプロデビュー。10試合(先発6試合)に登板して0勝1敗1セーブ、防御率3.86、34奪三振を記録した。

2017年はA級グレートレイクス・ルーンズとA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して9勝6敗、防御率3.63、128奪三振を記録した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、ドジャースの組織内で11位にランクインした[4]。シーズンではA+級ランチョクカモンガとAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、17試合に先発登板して7勝3敗、防御率3.29、94奪三振を記録した。

2019年7月7日

2019年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングで全体69位・チーム3位にランクインした[5]。開幕はAA級タルサで迎え、6月27日にAAA級オクラホマシティ・ドジャースに昇格。8月2日にメジャー昇格。同日行われたサンディエゴ・パドレス戦で先発登板しメジャーデビュー。この試合では5.2イニングを投げて4失点で、敗戦投手となった[6]。14試合に登板して2勝3敗4ホールド、防御率3.63を記録した[7]。

2020年7月23日のサンフランシスコ・ジャイアンツとのシーズン開幕戦では、本来先発予定であったクレイトン・カーショウが故障者リストに入ったため、代役としてメイが開幕投手に抜擢された[8]。ドジャースで新人扱いの投手が開幕投手を務めるのは1981年のフェルナンド・バレンズエラ以来39年ぶり2人目。この試合では5回途中1失点と好投し、勝利に貢献した。初回には99mph(約159km/h)のシンキング・ファストボール(シンカー)を投じ注目を寄せ、「今までで1番気持ち悪い球だ」「これを打つのは不可能だ」などと現地ファンを驚かせた[9]。

2021年5月3日に右肘のトミー・ジョン手術を受けることが報じられ、残りシーズンを全休する見込みとなった[10]。

2022年8月20日に故障者リストから復帰し、6試合に先発登板し、2勝3敗の成績を記録した[11]。

2023年は9試合に先発登板し、4勝1敗の成績を記録していたが、5月18日に右前腕の痛みのために故障者リストに入った。リハビリ中に右屈筋腱の修復手術を受け、そのままシーズン終了を迎えた[12]。

2024年はシーズン中の7月には食事中にサラダを喉に詰まらせ急性食道破裂により手術を受け、同年は登板がなかった[13]。オフの11月22日に1年総額213万5000ドル(3億3000万円)で翌年の契約に合意した[12]。

2025年は東京で開催された開幕戦には帯同しなかった。3月27日からMLBは本土での開幕を迎えた。同日に発表されたドジャー・スタジアムでの開幕26人ロースターに名を連ねた[14]。4月1日に685日ぶりにMLBの試合に登板した[15]。この年は後述のトレード前までに19試合に登板(先発18試合、7月21日の試合のみ中継ぎ。その試合で先発を務めたのは奇しくも自身と同様にトミー・ジョン手術からの完全復活を目指している大谷翔平であった。)して6勝7敗、防御率4.85、既にキャリアハイとなる97奪三振を記録していた[7]。

レッドソックス時代

2025年7月31日にジェームズ・ティブス3世とザック・エアハードとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[16]。

カージナルス時代

2025年12月18日、セントルイス・カージナルスと1年契約を結んだ[17]。

ブルワーズ時代

2026年8月3日にジョサイア・ラグスデール、アレクサンダー・フリアスとのトレードで、ジョジョ・ロメロとともにミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[18]。

選手としての特徴

投球データ(2021年レギュラーシーズン)[19]
球種割合平均球速最高球速
%mphkm/hmphkm/h
シンカー 39.797.8157.4100160.9
カーブ 22.886.6139.488.9143.1
フォーシーム 1998.3158.2100160.9
カッター 18.593149.795.6153.9

シンキング・ファストボール(シンカー)と呼ばれるツーシーム系の球種を主体としており、変化球ではカーブとカッターを投げる。

最速101.5mph[20](約163.3km/h)のシンカーを武器に打者を翻弄する[21]。

詳細情報

年度別投手成績

年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
ホ
丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
2019 LAD 1440002304.40014134.2332504320017143.631.10
2020 12100003101.75022456.04591601442018162.571.09
2021 550001100.5009323.01646013500872.740.96
2022 660002300.40012730.02131405290017154.501.17
2023 990004100.80018748.02911602341014142.630.94
2025 19180006700.462451104.097164338971060564.851.35
BOS 650001400.20013328.13551304260018175.401.69
'25計 252300071100.389584132.113221563121231078734.961.42
MLB:6年 7157000192005.4871356324.027640113325297401521393.861.20
  • 2025年度シーズン終了時

ポストシーズン投手成績

年

度
球

団
シ
リ
|
ズ
登

板
先

発
勝

利
敗

戦
セ
|
ブ
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
|
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
2019 LAD NLDS 20000123.130100100112.70
2020 NLDS 2110093.000100400000.00
NLCS 32000244.250511600323.86
WS 20000143.051000300339.00
出場:2回 931005914.01317111400763.86
  • 2025年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2019 LAD 1404001.000
2020 121610.875
2021 522001.000
2022 62620.800
2023 972001.000
2025 1984001.000
BOS 60210.667
'25計 258610.933
MLB 71202640.920
  • 2025年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 85(2019年 - 2023年、2025年)
  • 3(2026年 - 同年7月29日)
  • 21(2026年8月6日 - )

脚注

  1. ↑ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. Tophonetics.com. 2019年8月3日閲覧。
  2. ↑ “Dodgers' Dustin May: Drafted by Dodgers with 101st overall pick” (英語). CBS Sports (2016年6月10日). 2019年2月1日閲覧。
  3. ↑ Ken Gurnick (2016年6月11日). “Dodgers agree to terms with third-round pick” (英語). MLB.com. 2019年2月1日閲覧。
  4. ↑ 2018 MLB Prospects Watch – Los Angeles Dodgers Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on February 1, 2019.
  5. ↑ “MLB.com 2019 Prospect Watch”. 2019年7月22日閲覧。
  6. ↑ Jack Harris (2019年8月2日). “Dustin May’s Dodgers debut spoiled by loss to Padres” (英語). Los Angeles Times. 2019年8月3日閲覧.
  7. 1 2 MLB公式プロフィール参照。2025年8月3日閲覧。
  8. ↑ “ドジャース開幕圧勝、カーショー緊急事態もメイ好投”. 日刊スポーツ (2020年7月24日). 2020年7月24日閲覧。
  9. ↑ “159キロで超変化! 22歳右腕の“気持ち悪い”シンカーに米仰天「打つのは不可能だ」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト. 2020年7月25日閲覧。
  10. ↑ Juan Toribio (2021年5月3日). “'A big blow': Phenom May set for TJ surgery” (英語). MLB.com. 2021年6月15日閲覧。
  11. ↑ “Dustin May #85”. 2024年11月30日閲覧。
  12. 1 2 “ド軍が27歳右腕と来季契約に合意”. 2024年11月30日閲覧。
  13. ↑ 「サラダでの“食道破裂”から9か月…ドジャースのメイが復帰戦で5回1失点好投 妻ミリーさんも球場で笑顔」『日テレNEWS NNN』2025年4月2日。2025年6月7日閲覧。
  14. ↑ “Dodgers announce Opening Day 26-man roster” (英語). MLB.com (2025年3月27日). 2025年4月3日閲覧。
  15. ↑ Sonja Chen (2025年4月2日). “May's emotional return from life-threatening ordeal fuels LA's record start to season” (英語). MLB.com. 2025年4月3日閲覧。
  16. ↑ Anthony Franco (2025年7月31日). “Red Sox Acquire Dustin May” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年8月3日閲覧。
  17. ↑ “With May's signing official, expect more moves to come for Cards” (英語). St.Louis Cardinals (2025年12月18日). 2025年12月19日閲覧。
  18. ↑ 「Brewers Acquire Dustin May, JoJo Romero」2026年8月3日。2026年8月21日閲覧。
  19. ↑ “player” (英語). baseballsavant.com. 2021年11月16日閲覧。
  20. ↑ 2020年10月25日、タンパベイ・レイズ戦で計測
  21. ↑ 「160キロで58cm変化「えげつない」 驚愕の“高速シンカー”は「現実離れしている」」『full-count』2023年5月7日。2025年8月2日閲覧。

関連項目

外部リンク