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テクモ株式会社
TECMO,LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9650
2009年3月26日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
〒102-0073
東京都千代田区九段北四丁目1番34号
設立 1967年(昭和42年)7月31日
(日本ヨット株式会社)
廃止 2010年(平成22年)4月1日
(コーエーと合併しコーエーテクモゲームスとなり解散)
業種 情報・通信業
事業内容 パーソナルコンピューター家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画・開発
代表者 代表取締役社長 阪口一芳
資本金 58億2300万円
発行済株式総数 2355万3173株
売上高 単独:660百万円(2009年3月期)
営業利益 単独:614百万円(2009年3月期)
純利益 単独:4,196百万円(2009年3月期)
純資産 単独:12,413百万円(2009年3月期)
総資産 単独:14,918百万円(2009年3月期)
決算期 3月31日
主要株主 コーエーテクモホールディングス 100%
主要子会社 テクモウェーブ
関係する人物
外部リンク http://www.tecmo.co.jp/
※現在は2010年3月31日までの情報アーカイブサイトになっている。
特記事項:特記ある場合以外は2009年9月30日時点の情報[1]。
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テクモ株式会社(英: TECMO,LTD.)は、かつて存在した日本のコンピュータゲームソフト開発会社である。家庭用ゲームソフトおよび業務用ソフトの開発、オンラインゲーム、モバイルコンテンツの開発に注力していた。2010年に同業のコーエーと合併し、コーエーテクモゲームスとなった。

社名は「Technology(技術)」「Entertainment(娯楽)」「Creation(創作)」「Man(人)」「Overseas(海外)」の頭文字を採ったもの[2]。2010年3月設立の新会社の旧社名は株式会社テーカン(2011年に再統合)。かつてはアミューズメント施設の運営事業も行っていた。

沿革

コーエーとの経営統合

2006年1月、みずほコーポレート銀行出身で、前年まで常務取締役だった安田善巳が社長に就任[5]。その後、前任の社長中村純司による退職金訴訟、プロデューサー板垣伴信への元女性社員によるセクハラ訴訟、板垣による成功報奨金未払い訴訟、労働組合による従業員への未払い残業代訴訟など、テクモに対する訴訟が頻発する中、2008年8月20日、一身上の都合により8月31日をもって安田が社長を辞任することが発表される[6]。それにより、創業者柿原彬人の次男で[7]医師出身の柿原康晴代表取締役会長が社長を兼任することとなった[8]。

このようにゴタゴタが続き社内が混乱し[9][7][10][11]、「M&Aの絶好のチャンスでどの会社に買収を仕掛けられてもおかしくない」[8][12]などと評される状況の中、8月29日、スクウェア・エニックスが、テクモ株の株式公開買い付けの提案を行う[13]。買い付け価格は、前日の終値に30%強のプレミアムを乗せた920円[14]。9月4日までに回答が得られない場合、もしくはテクモ取締役会の賛同を得られない場合は、提案を撤回するとした[13]。

回答期限の9月4日、テクモ取締役会は「有能な従業員の確保、安定した開発環境の確保、ブランドの維持発展の観点から検討した結果、ほかにより企業価値向上の実現性の高い選択の可能性がある」として、株式公開買い付けへの非賛同を表明。同時にコーエーとの経営統合へ向けた協議の開始を発表した[15]。コーエーの社長松原健二は「(創業者同士で)家族ぐるみの親交があり、将来の経営像などについても話し合いを持ったと聞いている。そういう中で、今回の話し合いが進んだ」と述べた[16]。

11月18日、両社は統合契約書を締結し、2009年4月1日に共同持株会社であるコーエーテクモホールディングスを設立[17]。

2010年4月1日にコーエーと合併し、コーエーテクモゲームスが誕生した[18]。合併時に開発部門が(新)コーエー、(新)テクモに分離されたが、「更に柔軟かつ機動的な開発体制へと変えていく必要がある」として、2011年4月に再度吸収合併された[19][20]。

開発チーム

主力タイトル

下記では家庭用ソフトで販売本数の多いソフトを記す。

デッド オア アライブ シリーズ(AC・PS・SS・DC・PS2・Xbox・Xbox 360・PS3・PS4)(1996~)
3D対戦格闘ゲーム。シリーズ累計970万本販売。
忍者龍剣伝/NINJA GAIDENシリーズ(Σ・Dragon Sword・2・Σ2)(AC・FC・GB・Xbox・Xbox 360・PS3・DS)(1988~)
忍者アクションゲーム。シリーズ累計770万本出荷。
テクモボウルシリーズ(AC・FC・SFC・MD・PS)(1987~)
アメリカンフットボールゲーム。米国でのテクモの知名度を一気に高めた。シリーズ累計500万本販売[21]。
モンスターファームシリーズ(PS・PS2・GBA・WIN ・DS)(1997~)
CDによるモンスター再生で一世を風靡した育成シミュレーションゲーム。シリーズ累計400万本販売[21]。
ギャロップレーサーシリーズ(AC・PS・PS2・WIN)(1996~)
競馬アクションレーシングゲーム。シリーズ累計130万本。
零シリーズ(PS2・日本国外版PS3・Xbox・3DS・Wii・Wii U)(2001 - 2014)
和風ホラーアクションアドベンチャー。シリーズ累計130万本販売。
アルゴスの戦士シリーズ(AC・FC・PS2・Wii)(1986~2008)
シリーズ累計150万本販売[21]。

その他のゲームタイトル一覧

また、テクモ社長が兼任して作られた子会社の『サリオ』ブランドで、セガ・マークIII時代のセガの唯一のサードパーティとして「アルゴスの十字剣」「ソロモンの鍵」を発売した。

訴訟

役員退職慰労金訴訟

セクハラ訴訟

未払い成功報酬・不当発言訴訟

残業代未払い訴訟

主な提供番組

(全て過去のもの)

脚注

  1. ↑ グループ組織再編(会社分割並びに子会社の合併及び商号変更)のお知らせ(2010年2月15日) (PDF)
  2. ↑ 『ファミコン通信 No.269』アスキー、1994年2月11日、139頁。
  3. ↑ 『ファミ通』 No.487、アスキー、1998年4月17日、10頁。
  4. ↑ “合併公告” (PDF). テクモ株式会社 (2010年2月25日). 2010年2月25日閲覧。
  5. ↑ “当社及び連結子会社の代表取締役の異動に関するお知らせ” (PDF). テクモニュースリリース (2005年11月9日). 2020年12月1日閲覧。
  6. ↑ “テクモ安田氏、代表取締役社長を辞任”. ねとらぼ (2008年8月20日). 2020年12月2日閲覧。
  7. 1 2 “スクエニがTOBを撤回、テクモ争奪戦の深層”. 東洋経済オンライン (2008年9月18日). 2020年12月2日閲覧。
  8. 1 2 “スクエニのテクモ買収は破談も「ゲーム業界再編」の引き鉄となるか?”. 週刊ダイヤモンド (2008年9月16日). 2020年12月2日閲覧。
  9. ↑ “スクエニ和田社長が語る、「テクモに株式公開買い付けを提案した理由」”. ZDNet Japan (2008年8月29日). 2020年12月2日閲覧。
  10. ↑ “テクモがスク・エニ袖にした 理由は「昔の怨恨」?”. J-CASTニュース (2008年9月5日). 2020年12月2日閲覧。
  11. ↑ “スクエニ、テクモに友好的TOB提案 「世界に通用する創造力が魅力」と和田社長”. ITmedia NEWS (2008年8月29日). 2020年12月2日閲覧。
  12. ↑ “創業者の死が招いた経営混乱 テクモ経営統合の舞台裏(上)”. Net IB News (2009年2月9日). 2020年12月2日閲覧。
  13. 1 2 “スクエニがテクモにTOBを提案、株式の過半数取得を目指す”. ロイター (2008年8月29日). 2020年12月2日閲覧。
  14. ↑ “スクウェア・エニックス、テクモに対し株式の友好的公開買付けを提案 和田氏「TOBはこれから。目的はグループとして一緒にやっていくこと」”. GAME Watch (2008年8月29日). 2020年12月2日閲覧。
  15. ↑ “テクモとコーエーが経営統合に向け協議開始 スクエニのTOB提案は拒否”. パチンコビレッジ (2008年9月4日). 2020年12月2日閲覧。
  16. ↑ “テクモがスクエニの買収案拒否、コーエーと経営統合で協議”. ロイター (2008年9月4日). 2020年12月2日閲覧。
  17. ↑ “コーエーとテクモ、経営統合に関する契約を締結 2009年4月に共同持株会社コーエーテクモホールディングスを設立”. GAME Watch (2008年11月18日). 2020年12月2日閲覧。
  18. ↑ “テクモ,コーエーに吸収合併で新会社コーエーテクモゲームスに”. 4Gamer.net (2010年2月26日). 2020年12月2日閲覧。
  19. ↑ “連結子会社間の組織再編(合併及び会社分割)についてのお知らせ” (PDF). コーエーテクモホールディングス (2011年2月7日). 2018年1月17日閲覧。
  20. ↑ “コーエーテクモゲームス、コーエーとテクモを吸収合併”. GameBusiness.jp (2011年2月8日). 2022年2月9日閲覧。
  21. 1 2 3 http://www.tecmo.co.jp/company/data/20070823cp_e.pdf#page=13
  22. ↑ 役員退職慰労金の請求について - 2007年2月14日テクモニュースリリース
  23. ↑ 和解による訴訟の解決に関するお知らせ - 2008年4月3日テクモニュースリリース
  24. ↑ 人事異動について - 2006年8月4日テクモニュースリリース
  25. 1 2 「DOA」より過激だったセクハラ技…東京地裁で裁判中 - ZAKZAK 2006/11/07
  26. ↑ 訴訟に関する一部報道について - 2006年11月17日テクモニュースリリース
  27. ↑ 訴訟判決について - 2007年12月5日テクモニュースリリース
  28. ↑ 訴訟事件の判決に対する控訴について - 2008年2月8日テクモニュースリリース
  29. 1 2 人事異動に関するお知らせ - 2008年3月3日テクモニュースリリース
  30. ↑ 訴訟事件の控訴判決について - 2008年5月23日テクモニュースリリース
  31. 1 2 板垣伴信氏、テクモを退社。未払い報酬および慰謝料を請求して同社を提訴 - ITmedia 2008年6月3日配信
  32. ↑
  33. ↑
  34. ↑ 板垣伴信氏とテクモの訴訟で和解が成立(ファミ通.com)
  35. ↑ 和解による訴訟の解決に関するお知らせ - 2010年2月26日コーエーテクモホールディングスニュースリリース
  36. ↑ 2009年3月公開のテクモの有価証券報告書 -「労働組合の状況」の項には、和解直後である2008年9月から10月にかけて組合員全員が自主退職したため、テクモに労働組合は存在しないと記されている。

関連項目

外部リンク

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