ナーストレンド

ウィキペディアから、無料の百科事典
ローランス・フレーリクによって描かれたナーストレンドの館の様子。

ナーストレンドもしくはナーストロンド[1](古ノルド語: Nástrǫnd)は、北欧神話に出てくる死者の世界のことである。名前は「死者の岸」の意味である[2]。

『巫女の予言』と『ギュルヴィたぶらかし』には、ナーストレンドの上に、北向きの扉がついた館があることが書かれている。その天窓(古代の北欧の屋根についていた明かり取り兼煙出し用の窓)からは毒がしたたり、壁は蛇の背骨を編んで作られている[3]。 さらに『巫女の予言』には、ナーストレンドにある館でニーズヘッグが死者の血をすすること、狼が男たちの体を裂いてしまうことが書かれている[2]。

脚注

  1. ↑ 『北欧神話』295頁。
  2. 1 2 『エッダ 古代北欧歌謡集』12頁。
  3. ↑ 『エッダ 古代北欧歌謡集』12、279頁。

参考文献

関連項目