小公子セディ
| 世界名作劇場 | ||
| 通番 | 題名 | 放映期間 |
| 第13作 | 愛の若草物語 | 1987年1月 - 1987年12月 |
| 第14作 | 小公子セディ | 1988年1月 - 1988年12月 |
| 第15作 | ピーターパンの冒険 | 1989年1月 - 1989年12月 |
| 小公子セディ | |
|---|---|
| アニメ | |
| 原作 | フランシス・ホジソン・バーネット |
| 監督 | 楠葉宏三 |
| 脚本 | 石森史郎 |
| キャラクターデザイン | 櫻井美知代 |
| 音楽 | 森田公一 |
| アニメーション制作 | フジテレビ・日本アニメーション |
| 放送局 | フジテレビ系列 |
| 放送期間 | 1988年1月10日 - 12月25日 |
| 話数 | 全43話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『小公子セディ』(しょうこうしセディ)は、1988年(昭和63年)1月10日から12月25日まで、フジテレビ系列で毎週日曜19時30分 - 19時58分に全43話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ。「世界名作劇場(ハウス食品世界名作劇場)」の第14作目であり、昭和時代最後の「世界名作劇場」作品である。
概要
原作はアメリカの小説家・フランシス・ホジソン・バーネットの児童文学『小公子』。同シリーズの小公女セーラと原作者が同じである。タイトルが「セドリック」(Cedric)ではないのは、視聴者である子供に呼びやすくするためである。後年、小学館ジュニア文庫で刊行された本作品のノベライズ版では『小公子セドリック』となっている[1]。
全体的に原作に準拠したストーリー設定になっているが、原作ではセディの父親が物語開始の時点で既に他界しているのに対し、本作品では新たに生前のストーリーが付与された。また、プロ野球中継やバラエティ特番、さらには1988年ソウルオリンピック中継による放送休止が相次ぐようになった影響から、本作品では放送回数が全43話と前年までと比べて少なくなっており、このため未使用となった伏線や設定があることを、後年発売されたDVDの解説でスタッフが言及している。こうした放送回数の減少傾向は本作品以降も、地上波テレビシリーズの終了まで続くこととなる。
オープニングはそれまでの世界名作劇場のオープニングに含まれている要素をすべて盛り込んだと演出した櫻井美知代が述べており、非常に季節感や動きのある美しい内容に仕上がっている。
平均視聴率は12.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で、昭和時代に放送された「世界名作劇場」作品では『牧場の少女カトリ』に次いでワースト2となった。特に、第27話「いつの日かドリンコート伯爵になる!」(1988年8月14日放送)では『アルプス物語 わたしのアンネット』第29話「こわされた夢」(1983年8月7日放送)の7.5%を下回る7.2%を記録し、昭和時代に放送された「世界名作劇場」の単発での最低視聴率となった。
本作のアイキャッチは画面右側のセディが画面左側に向かって野球ボールを投げるというもので[注 1]、タイトルロゴは右下に配置[注 2]。また、本作の第12話をもって、『小公女セーラ』から続いたアイキャッチが一旦廃止された。
舞台設定
物語は、1890年[注 3]の春頃に始まり、翌年の春までの約1年間が描かれている。セディが暮らすイギリスは、作中で「大英帝国」と呼ばれており、ビクトリア女王が統治するヴィクトリア朝時代(第19話)。時代的に電話がまだ世間に普及していないらしく、作中ではアメリカのブルックリンにも裕福な伯爵家にも電話は登場せず、離れた場所にいる人との連絡手段は、手紙や電報で行っている。
あらすじ
ニューヨーク編
ニューヨークのブルックリンの下町に住むセディ(Ceddie)ことセドリックは、優しい両親(父・ジェイムズ、母・アニー)と質素ながら楽しく生活を送っていた。明るく思いやりのあるセディは友達に囲まれ、近所の八百屋の店主・ホッブスや年上の少年・ディックからも慕われている。ジェイムズはイギリスの伯爵家の出身だったが、ある日新聞で後継者である兄(伯爵家の長男)・ビービスの死を知り、数日後父・ドリンコートの顧問弁護士・ハヴィシャムが現れる。ジェイムズは、ドリンコートの命令により後継者として帰国を促されるが、父が、アメリカ人のアニーのことを嫌っていると知ってその話を断る。
しかしほどなくしてジェイムズが心臓発作により亡くなってしまい、セディとアニーは深い悲しみに包まれる。母子はホッブスたちから励まされて元気を取り戻し、アニーは洋服の仕立て屋を始めるが、客とのトラブルや一時体調を崩してセディを心配させる。そんな中ジェイムズの死を知ったドリンコートは孫のセディを後継者として引取るため、ハヴィシャムを再びアメリカに向かわせる。離れ離れになりたくないアニーとセディは断ろうとするが、ハヴィシャムからドリンコートの電報で「母子でイギリスに来てほしい」と告げられる。これによりイギリスへの移住を決めたセディとアニーは、親しい人たちに別れを告げて船でアメリカに旅立つ。
イギリス編
母子が伯爵家に到着するとドリンコートは出張中だったが、アニーは伯爵の方針で森の中の一軒家(コートロッジ)で暮らすようハヴィシャムから告げられる。母親と離れ離れに暮らさなければならなくなったセディは寂しさを感じるが、使用人たちに支えられて屋敷で暮らすことに。セディは、伯爵の親族である少女・ブリジットからいじめられるが、めげずに家庭教師から勉強や乗馬を教わり始める。「お祖父さんはきっといい人に違いない」と信じて疑わないセディは祖父との初対面を喜ぶが、彼は厳格で気難しい人だった。
セディは年下の女の子・コッキーやわんぱくな少年・ピーターと友達なり、村人たちにも気さくに話しかけて慕われ始める。ある日ブリジットがドリンコートの大切な壺を不注意で割る事件が起こすが、セディが彼女を説得して伯爵への謝罪に付き添ったことが転機となる。誠実さと勇敢さをドリンコートに気に入られたセディは、伯爵からアニーに会いに行くことを許される[注 4]。以後セディと伯爵は馬で遠乗りをしたり、教会の日曜礼拝に出かけたり、使用人を交えて野球をするなど伯爵との交流を深める。セディはその持ち前の明るさと思いやりで、堅物だったドリンコートの心を徐々に溶かしていき、2人はいつしか固い絆で結ばれる。
アールスコート編
ある日セディは少年・ハートルに出会ったことで、彼が暮らす貧しい住宅地・アールスコートに訪れる。数軒が立ち並ぶその家々はみな同じようにボロボロで、雨が降ると天井が雨漏りして道路は泥だらけになり、ハートルたちを悩ませていた。しかも、ドリンコートから管理を任されているニューイックは、住民からの修繕要望を放置し続け、伯爵にこの状況を報告していなかった。セディに連れられてアールスコートに訪れたドリンコートは、孫の「直してあげて」という頼みをきき、アールスコートの全住宅の建替え工事と道路整備を決断する。
秋を迎え、伯爵の命令によりニューイックは渋々ながら工事を取り仕切り、セディはアールスコートの子供と一緒に軽作業を手伝う。しかし数日後、ニューイックは悪い仲間と資材盗みとそれに絡んでコッキー連れ去り事件を起こし、セディはハートルやピーターと協力して何とか彼女を助け出す。その後アールスコートの新築住宅は無事に完成し、「住民たちから感謝される」という初めての体験をしたドリンコートは、伯爵として大きな感動を覚える。
ミンナ編
木の葉が赤や黄色に色づく頃、ドリンコートはイギリス中の貴族たちを招いて後継者であるセディのお披露目パーティーを開き、セディは拍手喝采を浴びる。だが後日、ドリンコートの長男・ビービスの元妻を名乗るミンナとその息子・トムが現れ、彼女は「トムこそが正統な後継者」と主張する。このことはドリンコートやセディだけでなく、彼らを慕う人たちをも動揺させ、イギリスの新聞は「伯爵家に長男の遺児現る!」と報じて世間を騒がす。ハヴィシャムの調べでミンナとビービスの結婚証明書は確かなものと判明し、彼女はハヴィシャム経由で伯爵に裁判をチラつかせてトムと伯爵家で暮らし始める。
冬になり、アメリカにいるディックはイギリスの新聞で伯爵家の後継者問題を知り、セディを心配して兄と共に伯爵邸にやって来る。実はディックの兄はミンナの過去を知る人物で、ドリンコートたちの前でトムとビービスに血縁関係がないことを証明し、伯爵家の資産を狙っていた彼女の陰謀は失敗に終わる。セディは正式に後継者と認められ、ドリンコートはアニーにこれまで冷たい態度を取ってきたことを詫びる。セディ、アニー、ドリンコートは家族として伯爵邸で一緒に暮らすことになり、セディたちは使用人たちから大きな拍手で祝福されるのだった。
登場人物
各キャラクターの登場話数は、エンドロールより。
主要人物
- セディ / セドリック・エロル[登場 1]
- 声 - 折笠愛
- 本作品の主人公。7歳の少年で、イギリス人とアメリカ人のハーフ。愛称「セディ」[2]。イギリス移住後は、使用人や村人から「セドリック様」や「若君」と呼ばれ始める。作中でセディに時々使われる「コントルロイドノ」という名称は、ドリンコート伯爵家代々の後継者だけが名乗ることを許される呼び名(第10話)。イギリス移住後は、伯爵家にまつわる人たちから「ロード・フォントルロイ(・セドリック・エロル)」と呼ばれることもある。
- 無邪気で優しい性格で誰に対しても思いやりがあることから、誰とでもすぐに仲良くなる。その一方でアニーを侮辱する者には強い口調で非難したり、ドリンコート伯爵相手でも自分の意見をはっきりと言う芯の強さも持ち合わせている。ただしまだ子供なため、お人好しな一面や声を上げて泣くこともある。野球好きで友達との野球では、ピッチャーを担当。フルートが上手く、作中ではよく「アニー・ローリー」の曲を吹いている。釣りも好きであるが、少し苦手らしい。イギリス編から、他人から教わった「あたぼう(当たり前)」[注釈 1]や「アイアイサー(了解しました)!」[注釈 2]という言葉を日常生活で使うようになる。
- ニューヨークのブルックリンのアパートで、両親と3人で暮らすごく普通の家庭の子供。しかし、叔父にあたるビービスや父・ジェイムズが亡くなると、ドリンコ―ト伯爵の唯一の肉親となったセディが後継者としてイギリスへ招かれる。イギリスでは母・アニーとの別居を強いられる[注 5]も、おじいさんである伯爵を心から愛し、厳格な彼を変えていく。イギリスへ来た当初は“鬼伯爵”の孫として村民に少し軽蔑されていたが、誰にでも親切に接するうちに村民達からも深く信頼されるようになる。イギリス編では、自身の働きかけによってドリンコートの心を動かし、伯爵の決断が村人たちの様々な困り事を解決に導いている[注釈 3]。
- ジェイムズ・エロル[登場 2]
- 声 - 小川真司
- セディの父で、新聞の編集社社員でタイプライターで記事を執筆している。1858年生まれ(第7話)の32歳。イギリス人。
- 優しく、思いやりのある男性。フルートが上手く、好きな楽曲は「アニー・ローリー」である。また、絵を描くことが得意で、家には故郷であるドリンコ―トやセディを描いた絵が飾ってある。キャッチボールは苦手だったが、野球好きなセディのために生前一緒にやってあげていた(第32話)。作中でセディが被る赤い帽子は、本作開始時に自身があげたもの。また、アニーがセディに譲る懐中時計は、元々自身の愛用品[注 6]。子供時代はセミロングヘアで、顔立ちは「セディに生き写し」と言われるほどそっくりである。
- 実はイギリスの貴族ドリンコ―トの家柄出身だが、10年前にインドへ海軍士官へ出ているところでアニーと出会い、伯爵の意に背いてアニーと結婚した。このことがきっかけで伯爵と縁を切り[注釈 4]、長らくアメリカ人としてアニーやセディと共にニューヨークで暮らしていた。兄・ビービスが亡くなった後、ハヴィシャムに呼ばれ10年ぶりに実家である伯爵家へ行くが、アメリカ人嫌いな伯爵にアニーとセディを認めてもらえず、そのままアメリカへ帰り今まで通り3人で暮らすことを決意する。ブルックリンの親しい人にはイギリス人であることは伝えてきたが、貴族の名家出身であることは伏せており、セディにも秘密にしてきた。ところが、その後まもなく過労が祟って、セディに生きていく上での大事なこと(心構え)をいくつか教える[注 7]を伝え、心筋梗塞のため亡くなる。
- 前述のとおり、原作ではセドリックの父親はセドリックが幼い頃に亡くなっており、セドリック自身もほとんど記憶していないため登場しない。また、原作では息子と同じくセドリックという名前である。
- アニー・エロル[登場 3]
- 声 - 宗形智子
- セディの母。アメリカ人。28歳。とても優しく、気品がある女性。料理や菓子作り、裁縫が得意な専業主婦。第1話で、セディに普段着であるセーラー服を作った。子供の頃からロングヘアだが、現在は長い髪を頭頂部でまとめている。人助けで過労になり倒れるなど、人の好さのあまり無理をしてしまうことも度々ある。ジェイムズから習いフルートが吹ける。ジェイムズの死後、服の仕立て屋を始める。過去に自身の養母が痛風を患っていたことから、薬草を用いて症状を和らげる対処の仕方を知っている。
- 小さい頃に両親がなくなり、ボストンの孤児院で育つ。その後15歳の時にインドのデリーに住む老夫人に引き取られ、18歳の時にジェイムズと出会い、アメリカに帰国後に結婚した。ジェイムズが亡くなった後、ハヴィシャムにセディをイギリスへ渡らせるよう迫られ最初は反発したが、セディの将来のため2人でイギリスへ行く決心をする。米国人嫌いの伯爵により、セディとの別居を強要されてしまうが、その事実を従容として受けとめ、伯爵を義父として立て仰いでいる。ドリンコ―ト伯爵夫人の容姿と似ており、ドリンコート邸にそっくりの肖像画がある。困っている人を放っておけない性格で、イギリス移住後はモーダント司祭と一緒に貧しい村民のため病人がいる家や子供に手がかかる家を回って面倒を見ており、村民達から尊敬されている。
- 原作では名前は明示されておらず、息子からは父親が用いていたのと同じく「ディアレスト(最愛の人)」の愛称で呼ばれている。
- ドリンコート伯爵[注 8][登場 4]
- 声 - 渡部猛
- セディの祖父でジェイムズの父。イギリスの由緒あるドリンコート家の伯爵で、当主として屋敷や領土内のことを取り仕切る。ジェイムズからは「父上」、使用人からは「御前(ごぜん)」、地元住民からは「伯爵様」と呼ばれている。「ドリンコート伯爵」という名前は、エロル家の代々の当主が名乗ってきた名前[注 9]。自然豊かで広大な領地を所有し、ちょっとした山の頂上にある宮殿のような荘厳な屋敷で使用人たちと暮らしている。ロンドンにも邸宅を所有しており(第13話)、自身が貴族院議員として出席する(第34話)ロンドンの議会期間中などに利用している。
- 厳格な癇癪持ちで、不満があるとステッキを投げつけガラスや壺を割ることもしばしばある。このため使用人からは自身を怒らせないよう畏れられ、地元住民から表向き敬われているが慕われておらず、一部から陰で“鬼伯爵”と呼ばれている。セディからは出会う前から良い印象を持たれており[注釈 5]、対面後も「お爺さんは親切で優しい人」と思われ始める。セディが7歳であることから当初孫を軽く考えるが、「ブリジットの壺割り事件」を境に彼に一目置くようになる。
- 「アメリカ人は礼儀知らず」との偏見を持っている(第17話)。持病は痛風で、歩行時は馬の顔を模した持ち手のステッキを愛用している。以前から手に入れたかった中国の高価な壺を取り寄せるが、届いた早々ブリジットに不注意で割られる。第21話で乗馬が得意。大のタバコ嫌い(第37話)。医者嫌い(第23話)。
- アメリカで自分の意にそぐわない結婚をしたジェイムズを勘当していた。ビービスが亡くなるとハヴィシャムに命じてジェイムズをイギリスへ連れ戻すも、最初はアメリカ人であるアニーとその息子であるセディに会おうとしなかった。ジェイムズが亡くなった後は唯一自分の血を引くセディを跡継ぎとしてやむなくイギリスへ招いた。当初はアメリカ育ちで話好きのセディに嫌悪感を示すが、孫の無邪気さと純粋な優しさに心を動かし、深い愛情を抱くとともに思いやりも持つようになる。米国人嫌いのためセディとアニーの別居を強要するが、ある事件で気が変わり、屋敷で一緒に暮らすことを認めた。
- ウィリアム・ハヴィシャム[登場 5]
- 声 - 阪脩
- ドリンコート伯爵家の顧問弁護士。ロンドンで弁護士事務所を開いており、時々伯爵家に訪れて伯爵と色々な仕事上のやり取りをしている。伯爵に忠実で、常に冷静である。ニューヨーク編ではドリンコ―ト伯爵の跡を継がせるためジェイムズ(ジェイムズ没後はセディ)をイギリスへ連れていくため執拗にエロル家周辺をうろつくなど強引な面も持つ。伯爵の命令でセディを引取りに来たことをアニーに伝えた後、「いいえ、息子は私が育てます」という彼女と一時意見を対立させる。イギリス移住直後のアニーに、アメリカ人嫌いの伯爵の命令でコートロッジで住んでもらうことを伝える。その際アニーから「セディに純粋さを失ってほしくないため、伯爵が私を嫌っていることは秘密にしてほしい」と頼まれて承諾する
- 秋頃、アールスコートの新築住宅工事を決めた伯爵に全費用を試算して伝える。秋が深まった頃、弁護士事務所にビービスの元妻を名乗る婦人・ミンナが現れて「息子のトムが伯爵家の正統な後継者」と告げ、そのことを伯爵に伝える。その後数日かけた調査により、ミンナの経歴とトムがビービスの子供でないことを明らかにする。
ニューヨーク編
ブルックリンにある下町でほど近い場所に港があり、作中でセディが釣りに行ったり、キャサリンが歌の練習をしに行く。
近所の住民
- キャサリン[登場 6]
- 声 - 佐久間レイ
- セディのニューヨーク時代の友達で、彼より少し年上。セディの姉貴分のような存在である。セディ一家が暮らすアパートの下の階の部屋で、母・サラと暮らしている。父親はいない。セディのことが大好きだが、自己中心的な行動を取ることが多く、気が強い性格なため彼やエリックたちは逆らえない。普段はこましゃくれたものの言い方をしているが、ジェイムズの葬儀後も心が沈んだままのセディに気遣いを見せる。歌が上手く、聖歌隊にメンバーに選ばれた時は、フルートが吹けるセディに歌の練習に付き添ってもらった。将来の夢は、女優や歌手など芸能の仕事(第10話)。
- サラ[登場 7]
- 声 - 吉田理保子
- キャサリンの母で、アニーの良き友人。エロル家が住むアパートの管理人をしている。夫を既に亡くしており、女手一つでキャサリンを育ててきた。本人によると、「雨が降りそうな時は、頭痛がするから分かる」とのことで、第4話では「今日は雨なんて降らない」と言うキャサリンと、傘を持って行くかどうかでやり取りする。服の仕立て屋を始めたアニーに、キャサリンの聖歌隊衣装の仕立てを依頼する(アニーにとってお客さん第一号)。姉御肌で面倒見の良い性格で、アニーが病に倒れた際は家事を引き受けた。
- 冬頃にホッブス宛にセディから手紙が届いたことを知り、セディとアニーの近況を聞くためキャサリンと共に彼の店に訪れる。
- サイラス・ホッブス[登場 8]
- 声 - 上田敏也
- 八百屋を営む。セディと仲の良い、優しい高齢の男性。店の側面の道を入った少し先にセディ一家が暮らすアパートがある。セディが小さい頃からよく知っており、自分の子供のように可愛がっている。セディからは、年の差はあるが「友だち」と思われている。セディと同じく野球が好きで、メジャーリーグのニューヨーク・ジャイアンツのファン。過去に貴族の階級を笠に着た横暴を目にして以来、貴族に強い嫌悪感を抱いている。ジェイムスが亡くなった後やアニーが過労で倒れた時は、アニーとセディを深く心配し、店の商品を恵んでくれる。
- 冬に入る頃、ミンナによる後継者騒動で不安になっているセディから「将来伯爵になれないかもしれない」との手紙をもらった後、「伯爵になれないなら、お母さんと一緒にアメリカに帰ってこい」との手紙を出す。
- ディック・ティプトン[登場 9]
- 声 - 柴本広之
- 靴磨き職人の青年。セディ一家と親しくしており、彼を弟のように可愛がっている。兄がいるが、両親は既に亡くなっている模様(第43話)。アニーが過労で倒れた後、セディの頼みで靴磨きの仕事を少し教える。セディがイギリスに渡るとき、自身の赤いネッカチーフと彼の緑色のものを交換した。
- 冬を迎えた頃、ドリンコート家が後継者問題で揺れる中ホッブスと共にアレックの新聞社に訪れ、イギリスから送られてきた写真を見てハッと何かに気が付く。後日ホッブスと共にドリンコートに屋敷に招かれてセディと再会する。最終盤である翌年の春頃にホッブスの養子になり、一緒に暮らしながら彼の八百屋で働くようになる。
- クリスティン[登場 10]
- 声 - 巴菁子
- サラのアパートに住む中年女性で、彼女と同じ階の部屋で夫と暮らしている。アニーが服の仕立て屋を始めた後、管理人のサラづてで口では「アニーのミシンの音がうるさい」とクレームをつけるが、本当はアニーのことを心配している。
新聞社
ジェイムズの勤め先。社では、世界情勢を知るためかは不明だが、以前からイギリスなど海外で発行された新聞を数紙取り寄せている。
- アレック[登場 11][注 10]
- 声 - 藤本譲
- ジェイムズが勤める新聞社「モーニング・ジャーナル」(第7話)の編集長。頑固で仕事についてよくジェイムズと衝突しているが根は優しい。靴磨きをするディックに靴を磨いてもらっているため、彼とは顔馴染み。
- イギリスへの旅費を作るためジェイムズに給料の前借りをお願いされた時は厳しく断ったものの、結局個人的に借金を受けた。ジェイムズが亡くなった後も仕立ての仕事をするアニーのためにコールデット夫人を紹介するなど、何かとエロル家に気を遣ってくれる[注釈 6]。
- モーリン[登場 12]
- 声 - 向殿あさみ
- ジェイムズの同僚の女性。アレックから時々小言を言われることに困っている。いつもイギリスの新聞を真っ先に読むジェイムズを気にしている。ジェイムズがイギリスから戻ってから根を詰めて働くようになったため、彼に健康を気遣うよう告げると共に、セディやアニーと過ごす時間を持つよう助言する。ジェイムズが体調を崩して精密検査を受けた後、社を代表してお見舞いの花を持って彼の自宅に訪れ、アニーと会話する。
- マイク[登場 13]
- 声 - 塩屋浩三
- ジェイムズの同僚の若い男性。事務作業の他、出社直後にいつも海外の新聞を読むジェイムズのために新聞を渡したり、編集長から頼まれた雑務などをしている。頑固な編集長と意見を衝突させることがあるジェイムズを、よく気遣ってくれる。ある日新聞社の廊下で具合悪そうなジェイムズを見かけ、心配して声をかける。
学校
- エリック[登場 14]
- 声 - 伊倉一恵
- セディの学校の友達で、野球が大好きな少年。作中では、老竹色の上着に紺色のシャツを着ている。セディとは別のアパートで母と暮らしており、父は以前からよそに出稼ぎに行っている。家が貧しく、稼ぎが安定しない父や病気がちな母に代わり、地元の船着き場で乗降客相手に時々たばこ売りの仕事で稼いでいる。ある日そのことを知ったセディが、得意なフルートを使って客集めを手伝う。
- ミッキー、ボブ、ロイ[登場 15]
- 声 - ミッキー(三田ゆう子)、ボブ(加藤雅子)、ロイ(高山みなみ)
- セディやエリックの学校の同じクラスの友人達。野球が大好き。ホッブスの店が憩いの場となっており、放課後にセディやエリックの5人で時々訪れては皆で楽しく会話している。セディと野球をするのを楽しみにしているが、同じくセディと過ごしたいキャサリンとよく小競り合いを起こしている。第10話では、エリックの父・マイケルの仕事を仲間で手伝う。セディがニューヨークを去る時に、エリックを含めた四人の名前が書かれたボールを贈った。
- ミッキーは、カーキ色の上着に緑と水色の縞模様のシャツを着ていて、藤紫色の帽子を被っている。3人とセディとエリックの中で一番背が低い。明るい性格だがおっちょこちょいな所がある。地理は苦手で、「イギリスがアメリカ大陸にある」と思っている。
- ボブは、赤紫色の上着に白系のシャツを着ている。ぽっちゃり体型でややのんびりした性格で食いしん坊。
- ロイは、黒髪で鳩羽色の上着と橙色のシャツを着ている。わんぱくな性格で少々短気。口うるさい祖父がいる(第2話)。
- エリザ[登場 16]
- 声 - 横田みはる
- セディの小学校の担任教師。とても優しく、第1話で、エリックが学校を休んだことを心配する。セディたちの算数の授業では、二桁の足し算や引き算を教え始めたところ。ジェイムズが亡くなった後、エリックたち数人の生徒を連れて埋葬式に参列して彼の死を悼む。父が亡くなってから1週間経っても心が沈んだままのセディに強く同情し、「しっかり勉強してお母さんを安心させなさい」と励ます。
その他ニューヨークの住民
- マイケル[登場 17]
- 声 - 戸谷公次
- エリックの父でアニーの友人。行商で稼ぐため家を空けていたが最近(本作開始の時点)、自宅への仕送りが滞っている状態。第2話で妻の病気の知らせを聞いてブルックリンに帰ってきた後、近所で仕事が見つかり建設現場で働くようになる。第7話では、エリックとセディを連れて港で釣りに出かけ、セディに釣りのコツを教える。第10話では、建設作業をする知人から人出が足りないため、建物の外壁をレンガで造る仕事を手伝う。
- フェイ[登場 18]
- 声 - 鈴木れい子
- エリックの母でアニーの友人。病気がちで、度々助けてくれるエロル一家に感謝している。
- ガストン[登場 19]
- 声 - 平林尚三
- ブルックリンに住む町医者。ある夜、「父さんが倒れた!」と自宅に知らせに来たセディに連れられ、彼の自宅に訪れる。ジェイムズを診察して心筋梗塞にかかっていることをアニーに伝え、自身が紹介する専門医に詳しく検査してもらうよう告げる。後日過労で倒れたアニーを診察した時は、セディから彼女が作ったドレスをコールデット夫人が「いらないと告げられた」という話を聞き、同席したサラとホッブスがコールデット夫人に文句を言いに行こうとしたのをたしなめる。
- ガストン夫人[登場 20]
- 声 - 坪井章子
- ガストン医師の妻で、診療所の切り盛りをしている。ガストンの仕事部屋(彼が患者家族と話をする部屋でもある)に入ったところ、たまたま処方箋をもらって帰ろうとしたアニーと出くわして会話する。
- コールデット夫人[登場 21]
- 声 - 弥永和子
- アレックの知人で金持ちの夫人。豪邸で暮らしている。一見すると上品そうだが庶民を見下しており、アニーに敬語を使ってはいるが、トゲトゲした話し方で威圧的に接する。普段はパーティードレスを5番街の一流店で注文しているが、2週間後に開かれるパーティー用として、アレックからの紹介でアニーにドレスの仕立てを依頼する。仮縫いの寸法合わせの際、アニーに「最終的なデザインは任せる」と言ったにも関わらず、後日完成したドレスを見て「デザインが気に入らないから買わない」とケチをつけ、同席したセディを怒らせる。
- メリー[登場 22]
- 声 - 鈴木れい子(第2話)、中谷ゆみ(第12話)
- ホッブスの店の常連客の女性。ちゃっかりしていてデリカシーがない人物。第2話ではツケ払い(月末にまとめて支払う)で商品を買いながら、ホップスがおまけしてくれないことに愚痴をこぼす。セディが小さい頃からよく知っており、第12話では彼のイギリス行きにショックを受けるホッブスにセディの思い出話をして余計悲しませる。
イギリス編
作中では、アメリカからイギリスまでは船で11日間かかる(第19話)。ロンドンから数十km離れた場所に伯爵の長男・ビービスの墓がある(第3話)。ロンドンの駅から伯爵邸の最寄り駅である「ドリンコート駅」まで汽車(蒸気機関車)で数時間かかる[注 11]。
ドリンコ―ト伯爵邸
自然豊かなドリンコートの領地の秋は、イギリスでも特に美しいことで有名(第30話)。「ドリンコート駅」から伯爵邸までは、約4マイルの距離がある(第13話)。伯爵邸は、領地内にあるちょっとした山の頂にあり、宮殿のような外観をしている。セディの部屋のベランダから、アニーが暮らすコートロッジの目印となる大きな木が見える。イギリス貴族の中でも勇敢な家系として知られており、屋敷の一室には、ドリンコート家代々の勇者が使用した数々の武器・防具が保管されている(第33話)。ちなみに伯爵家の使用人は、少なくとも30人はいる(第43話)。
- メロン夫人[登場 23]
- 声 - 斉藤昌[注 12]
- ドリンコート伯爵家のメイドの長で家事全般を熟知している[注 13]。伯爵に仕えてから非常に長い。また、ジェイムズの子供の頃から渡米まで仕えていたため、彼とも旧知の仲。
- セディに初めて会ったときにジェイムズの面影を強く感じた。落ち着いた性格だが涙もろく、作中では様々な場面でよく涙している。優しく穏やかな性格で、母親と別れて暮らす彼に同情し、アニーにも優しく接して母子に機転を利かせてくれる。時には母子のために、勇気を出して伯爵に進言することもある(第24話)。庶民から伯爵家の世継ぎになったセディが、使用人を“さん付け”で呼んだり、世話をされるたびにお礼を言ったため、その必要がないことを教える。また、使用人・ジェーンのことも大事に想っている。
- ジェファーソン[登場 24]
- 声 - 北村弘一
- 伯爵家の執事。伯爵に仕えてから非常に長い。伯爵に忠実で健康面を心配しているが、神経質で規律に厳しい性格。傍若無人な伯爵に振り回されている。いつも伯爵の顔色を伺っているため彼の前では低姿勢だが、使用人の前では感情を露わにすることがある。作中では時々、使用人たちに、指鳴らし(いわゆる、指パッチン)で指示を出している(第24話)。また、ある時は嬉しさのあまりスキップするという、お茶目な一面もある(第32話)。素直で思いやりのあるセディを徐々に気に入り、その後彼のために伯爵の命令に背くほどセディを信頼するようになる(第42話)。
- ジェーン・ショート[登場 25]
- 声 - 山田栄子
- 伯爵家のセディの付きの若いメイド。賢明でとても優しい純朴な女性。少し前まで庶民だったセディとの初対面時に、使用人である自身に「はじめまして」と握手をしてきたり、自身の手伝いもなく1人で着替えようとしたため対応に戸惑いながらも、素直で優しい彼をすぐに慕い始める。当初はセディを「若君」と呼んでいたが、ほどなくして彼から「(堅苦しい“若君”ではなく)セディと呼んで」と言われ、彼と2人きりの時だけ[注 14]「セディ」と呼ぶようになる。以後、劇中では二度もセディにキスしたり抱きつかれるなど彼を心から愛しており、主従以上の絆で結ばれる。
- ある日伯爵の大切な壺を割った疑いをかけられ一時屋敷を追い出されるが、セディの計らいで屋敷に戻ることができた。
- ウィルキンス[登場 26]
- 声 - 島田敏
- 伯爵邸の庭番及び厩舎の飼育員。また、セディの乗馬練習を始めてからしばらくは手綱を引いて歩く補佐役や、彼がコートロッジに行く時の御者も務める。セディの愛馬・リトルプリンスと共に馬の調教がてら遠出をしたり、伯爵自身により命じられセディの世話をしたりしている。セディに「馬は優しくて利口な動物。馬をかわいがってやれば、馬も人間に応えてくれる」と教える。セディが落馬してけがをした際は、責任を感じて伯爵に辞職を申し出た。
- スポーツが得意だが、時代的にイギリスでは野球というスポーツを知らない人がほとんど(第28話)で、作中でセディから野球を教わってキャッチボールから練習を始める。セディたちも参加する収穫祭の教会のバザーでは、手作りの野球のボールを出品する。「コッキー連れ去り事件」では、ニューイックに襲われそうになったセディのピンチを救う。
- トーマス[登場 27]
- 声 - 佐藤正治
- 伯爵邸の従業員の男性。伯爵やセディの食事の配膳を行ったり、力仕事をよく任されている。第24話では、ジェファーソンの指示でドリンコートが外で休憩するための小さいテーブルを持っていく役目を任され、屋敷の外を散歩する彼に後からついて行く。
- ローレンス、フローレンス[登場 28]
- 声 - ローレンス(佐藤正治)、フローレンス(有本欽隆)
- 伯爵邸のお抱え御者達。2人の顔立ちや背格好が似ているが、ローレンスは、あごひげを生やしており、髪はフローレンスは茶色、ローレンスは黒色という違いがある。伯爵の馬車は2頭の馬で引っ張る大型のもので、作中では主にローレンスが2頭の手綱を操り、フローレンスが乗車する人の乗降時に馬車のドアを開閉する役目を負うことが多い。作中ではいつも2人で行動している。第13話では、アメリカから移住して来るセディとアニーのために、ドリンコート駅まで馬車で迎えに行く。第34話では、屋敷前で馬車を待機させていたところ、そこに現れたコッキーから「誰かお出かけなの?」と尋ねられて答える。
ドリンコ―ト伯爵の親戚
- ブリジット[登場 29]
- 声 - 松井菜桜子[注 15]
- セディの遠縁にあたる少女。ロンドンに住んでいるが、伯爵が留守にしている間母のハリス夫人と共にドリンコート邸に長期滞在している。お嬢様気質で気位が高く、ドリンコートを畏れているため彼の前では礼儀正しく振る舞うが、母同様に米国育ちのセディを蔑んでおり、小馬鹿にして執拗な嫌がらせをする。また、セディに反抗的な態度を取られると、嘘を言ってハリス夫人を味方に付けて彼を叱ってもらうなど、ずる賢い。乗馬が得意。
- 後日、自身が犯した「伯爵の壺割り事件」で、セディが伯爵への謝罪に付き添って自身の味方になったことをきっかけに改心し、セディとの絆が生まれる。この時セディから言われた、「どんな時にもくじけちゃいけない。勇気を出して」という言葉は、その後ロンドンに帰ってからも自身を励ます言葉となる(第38話)伯爵がドリンコ―トへ戻った後、自身はロンドンへ帰ってしまいほとんど登場しないが、38話で再度登場する。セディのお披露目パーティーでは、彼と社交ダンスを踊る。
- ハリス夫人[登場 30]
- 声 - 榊原良子
- ブリジットの母親。ドリンコート伯爵とはかなり縁の近い親戚のようで、伯爵が留守にしている間ドリンコ―トの切り盛りを任されている。
- セディに良い感情は全く持っておらず、冷淡かつ意地悪な態度で接する。高圧的な性格。また、アメリカ人であるアニーを軽蔑しセディの心を傷つける。ブリジットが伯爵の壺を割った様子を目撃し、無関係のセディに罪をなすりつけようとする。しかしセディの良い影響を受けてブリジットが改心したことが気に入らず(第22話)、翌朝娘を連れてロンドンに帰る。
- コンスタンシア・ロリデル[登場 31]
- 声 - 水城蘭子
- ドリンコート伯爵の妹でロリデル男爵夫人。セディにとっては大叔母にあたり、セディやアニーには親切に接する。
- ロリデル家に嫁いで以来長らく伯爵と疎遠状態であったが、伯爵からセディのお披露目パーティーに手紙で招待され、35年ぶりにドリンコ―トへ一時帰宅する。初対面時にセディの純粋さを目の当たりにし、横暴なドリンコートが改心したのは彼のおかげと気づき、すぐに打ち解ける。伯爵家の使用人のうち昔から知っているのは、古株のメロンとジェファーソンのみ。貴族にしては気さくな人柄で非常におしゃべりで、馬車を乱暴に走らせるなど快活な老婦人である。アニーに対しては、伯爵によってセディと離れ離れにされていることを不憫に思ったり、彼女がセディのお披露目パーティーに招待されていないことを知って力になろうとする。
- 上記パーティーの最中、別室でドリンコートとハヴィシャムが「セディとは別の後継者候補が現れた」という秘密の話をするのを偶然聞く。パーティーの翌日に夫と帰る予定だったが、セディを心配して急遽帰宅日を延ばして後継者問題の行く末を見守る。
- ハリー・ロリデル[登場 32]
- 声 - 永井一郎
- コンスタンシアの夫、ロリデル男爵。話好きなコンスタンシアとは対照的にとても無口だが、穏やかな性格。セディのお披露目パーティーにコンスタンシアと一緒に伯爵から招かれる。列車でドリンコート駅へ来る道中、コンスタンシアから「兄(ドリンコート)は横暴な人だから、きっとアメリカから連れてこられた男の子(セディ)は、兄から厳しすぎる生活をさせられている。もしくは跡取りだから、甘やかされているに違いない」という話を聞かされる。パーティーを終えた翌朝、後継者問題で揺れるセディを心配して「困ったことがあったらすぐに連絡しなさい」と告げて列車で帰っていく。喫煙者で、パイプでタバコを吸う(第37話)。
- ビービス・エロル
- ドリンコート伯爵の長男でジェイムズの兄で、伯爵の本来の後継者。作中では本人は登場せず、第1話で病気により亡くなったことが新聞で報道されるに留まっている。少年時代のジェイムズにとっては優しい兄で、最愛の母を亡くした時に慰めてくれた(第2話)。しかしドリンコートからは、「不正直で下劣なことが好きなろくでなしで、いつもワシに恥をかかしよった」と評されていた(第39話)。しかしイギリスにいた頃のジェイムズが後継者になる話を断って渡米したため、伯爵から渋々後継者にされた。その後(本作の後半)、ミンナという女性と7年前に結婚していたことが判明し、伯爵家の後継者問題が起きる。
家庭教師
- チェンバレン・ウェストレイク[登場 33]
- 声 - キートン山田
- セディの家庭教師の男性で、乗馬など体育一般を担当。作中では、時代的にイギリスでは野球というスポーツの存在自体知らない人がほとんどなため、スポーツに長けている自身もやったことがない。少々厳しいが乗馬の指導は第1級で、セディからも信頼されている。セディに「馬は乗り手の気持ちを敏感に感じ取る。馬と仲良く付き合うことが乗馬の基本」ということを教える。乗馬に慣れてきたセディに1人で乗ることを許可し、馬の速度によって4つの歩き方[注 16]があることを教える。
- エリザベス・トレイシー[登場 34]
- 声 - 鵜飼るみ子
- セディの家庭教師の女性で、歴史、数学など座学を担当。見た目は少し怖そうだが堅物ではなく、心は優しく熱心な先生。歴史では(本作の舞台である1890年当時の)セディが住んでいる大英帝国について教え、算数では、3桁の足し算や引き算を教える。船に乗ったことはないが船乗りに興味を持っており、セディが以前乗った船で出会った「海賊と闘った」という老人・ジェリーの話を興味津々に聞く。
コートロッジ
英国でアニーが住まわされる家。伯爵邸からそう遠くない場所[登場 35]にある森の中の大きな木のそばにある2階建ての邸宅。その離れには、コッキー、祖母のケティ、使用人のアリスの3人が暮らしている。
- コッキー[登場 36]
- 声 - 堀江美都子
- ケティの孫娘。5歳。アニーが住むコートロッジの離れで暮らしている可愛いおしゃまな少女。どんな相手にも怯まず気が強いが、泣き虫な面もある。母は自身を産んですぐに亡くなり、その2年後に父が事故死しており(第17話)、祖母であるケティに育てられている。だが普段は、そんなことを感じさせないくらい明るく元気に過ごしている。ライラと名付けた猫を飼っている。外で遊べないとつまらないため、雨が嫌い(第28話)。
- ドリンコ―トの中では顔が広く、伯爵や屋敷の使用人、村人からもよく知られている。好奇心が強く他の人が作業している様子を見ると何にでも興味を持っては、「私も〇〇がしたい!」と真似したがるが、幼いためほとんど失敗している。セディを「お兄ちゃん」と兄のように呼び慕い、母と別れて暮らす彼を支える。別居を強いられたセディとアニーの橋渡しの役を務めており、度々屋敷とコートロッジを往復している。セディから、ぜんまい仕掛けで動くおもちゃ[注 17]を贈られる。原作には登場しない。
- ケティ[登場 37]
- 声 - 島美弥子
- コッキーの祖母。コートロッジの家政婦の老人で、本来は自身もアリスも伯爵家のメイドの模様[注 18]。アニーの賄い担当であるが、料理をしているシーンは作中に1度もない。コートロッジの庭で野菜を育てている。高齢なこともあって耳が遠い。とても親切な人物で、セディと離れ離れで暮らすアニーのことを不憫に想い、彼女を精神的に支えようと励ましたり時には涙を流すなどしている。ある夜コッキーの姿が見えないため心配していたところ、アールスコートの少年・ハートルからコッキーが連れ去られたことを知らされて慌てる。
- アリス[登場 38]
- 声 - 高木早苗
- コートロッジの家政婦の中年の女性。ケティと違って白い帽子を被っている。コッキーからは、「アリスおばちゃん」と呼ばれている(第20話)。アニーの小間使い担当。第20話では、コッキーづてでセディが釣ったマスを渡されたアニーが、「今夜は私が皆さん(ケティ、アリス、コッキー)の分も調理します」と言ったため、恐れ多いと驚く。作中では、物語の中盤から登場しなくなる。
アールスコート
ドリンコ―トにある貧しい集合住宅。全ての家は平屋で、どの家も外壁が剥がれたり窓が壊れるなど何かしら不具合が生じている。集合住宅内の道は、雨が降ると水たまりだらけになり、人が歩くと泥が跳ねるため足元が泥だらけになる。
- ハートル[登場 39]
- 声 - 潘恵子
- セディと同年代ぐらいの少年。内気だが優しい性格。ある時右足をケガした状態[注釈 7]でコートロッジ近くの道を歩いていたところ、馬に乗って通りがかったセディにアールスコートまで送ってもらう。これがきっかけでセディと友達になり、その後住宅の新築工事のレンガ運びの作業や「コッキー連れ去り事件」で彼と協力する。
- イルマ[登場 40]
- 声 - 片岡富枝
- ハートルの母親。怪我をしたハートルが、伯爵家の跡取りであるセディの馬に乗って帰ってきて驚いてしまう。さらに翌日、セディがハートルのために雨が降る中わざわざ塗り薬を持ってきてくれたことに感謝する。
- ロスコー[登場 40]
- 声 - 田口昴
- ハートルの父親。夫婦で自宅でトウ(籐)製のかごを作る仕事をしている。普段から冗談好き(第29話)で、「こいつは、いけねーや(これはダメだ)」など、くだけた話し方をしている。セディが自宅に来た時に天井から雨漏りし、以前から家の雨漏りを直すようニューイックに頼んでいるが、全く聞き入れてもらえず困っていることをセディに話す。
- ロージー[登場 41][注 19]
- 声 - 柳沢三千代
- ハートルと同年代の少女。通称「ロディ」。いつも赤ちゃんを抱いている。ある夜自宅外の水場でバケツに水を汲んでいたところ女の子(コッキー)の叫び声を聞き、道路に出て、薄暗い中建築現場から何かの荷物を積んだ馬車が出ていくのを目撃する。直後に資材置き場にやって来たピーターやセディたちに、馬車が向かった方向と猫(ライラ)が馬車を追いかけていったことを伝える。
- マイク[登場 42]
- 声 - 佐藤智恵
- ハートルの友達。茶色い帽子を被っている。ニューイックがアールスコートの住宅の修繕を放ったらかしにしていることから、雇い主である伯爵のことを嫌っている。ある日出会ったセディのことも鬼伯爵の孫として軽蔑し、殴りかかろうとするが、アールスコートの建て替えが始まったことを機にセディとも友達となる。
- テッド[登場 43]
- 声 - 柳沢三千代
- ハートルやマイクの友達。千草色の服を着ている。マイクともう1人の友達と3人でいる時に出会ったセディに、「父ちゃんと母ちゃんが『伯爵は威張り腐って、俺たちのことなんてこれっぽっちも考えていない』って言っていた」と告げて伯爵への不満をぶつける。住宅の新築工事が始まってからはマイク同様セディと友だちになり、仲良くレンガ運びの作業を手伝う。
- ルシル[登場 44]
- 声 - 鳳芳野
- 貧しい老夫婦の妻。風邪を引いていたところ、看病にやって来たアニーやモーダントに看病してもらって感謝する。また、後日セディの働きかけにより住宅の新築工事が行われるようになったことから、彼とアニーを強く尊敬する。
- ダグラス[登場 45]
- 声 - 津田英三
- ルシルの夫。食料の援助やルシルの介助をしてくれるアニーやモーダント司祭に深く感謝している。長年自身や妻を含めたアールスコートの住民が、夢も希望もない暮らしをしてきたが、新築住宅が完成した後、アールスコートに現れたドリンコートに夫婦で感謝の言葉を述べる。
その他ドリンコ―トの住民
- モーダント[登場 46]
- 声 - 峰恵研
- ドリンコート伯爵領にある教会の司祭。これまでに教会で地元住民に説教(教訓話)をしたり、村の貧しい人をいろいろ助けて回ってきた。アニーがイギリスに移住してからは時々2人で慈善活動に行くようになる。また、村民の待遇改善をお願いするため度々ドリンコート伯爵邸へ訪れており、現在は特に病気により小作料を払えずに困っているヒギンスのことを心配している。高圧的なドリンコートに何かを諌めるたびに怒鳴りつけられたり、彼が村人などに冷たい態度を取ることに、内心腹立たしく思っている。親切で温厚な性格で誠実さと勇気もあり、豪快な笑い方が特徴。ジェイムズの子供時代をよく知っており、過去に彼が教会の裏庭の樫の木に登った思い出話をセディに聞かせる。ちなみに自身の教会では、伯爵とセディの座席は一般人の席とは分けられ、囲いがされている(第32話)。
- ニューイック[登場 47]
- 声 - 郷里大輔
- 伯爵が所有する広大な領地の管理人。ドリンコートから領地内の全ての管理(小作料の取立てやアールスコートの住宅の維持管理等)や対処の判断の一切を任されている。雇い主である伯爵を怒らせないよう低姿勢で接し、孫のセディにも愛想良く振る舞う。しかし素の性格はケチで強欲で、小作人には威圧的な態度で声を荒らげ、陰で伯爵について愚痴をこぼしている。ケティから「ニューイックは悪い人」と聞かされてきたコッキーからは、「私の大っ嫌いな人」と評されている(第24話)。
- アールスコートの住民から住宅を直すようお願いされているものの一切聞き入れず、そのことを知った伯爵から強く叱られて秋頃に新築工事を取り仕切る。しかし改心しておらず、裏でアールスコートの建設資材を盗み転売することを企むが、セディたちに見つかって失敗に終わり、伯爵の領地から姿を消す。
- レックス[登場 48]
- 声 - 銀河万丈
- ドリンコートに住む医師。馬で林道を走る練習中に落馬でケガをしたセディが伯爵邸に運ばれた後診察し、脚の軽い打撲と同時に疲労による発熱の症状が出ていると診断する。別の日には、過労で倒れたアニーを診察し、彼女は熱があるにも関わらず「ルシルも診てやって下さい」と懇願されルシルの家にも診察に行く。
- ピーター[登場 49]
- 声 - 鈴木みえ
- 村に住んでいる少年。セディより少し年上で、村一番のわんぱく小僧(第20話)。川釣りが得意で、「釣り名人」を自称している。言葉遣いは雑だがセディには親切で、マス釣りの穴場やいろいろな遊びを教えてくれる。父親の農業の手伝いをしているが、度々さぼっている。ハートルとは学校の同級生なことから、アールスコートの他の男の子とも仲が良い。コッキーとも顔なじみで、作中でセディと3人で釣りやピクニックに出かける。
- アールスコートの新築工事中、ニューイックが悪友と「今夜建築資材を盗む」という打ち合わせを偶然聞いたマイクからそれを阻止するための協力を頼まれる。判断力があり、「コッキー連れ去り事件」ではセディたちに的確な指示を出す。
- ピーターの父[登場 50]
- 声 -不明
- ドリンコ―トで農業に従事している。氏名は不明。ピーターに農業の手伝いをさせているが、度々逃げ出すため困り果てている。セディに会っても挨拶すらせず、不愛想である。ある時大量の草を積んだ馬車の後ろにピーターを乗せて走らせていたが、雨上がりの道路のぬかるみにハマって立ち往生する。
- デイブル[登場 51]
- 声 - 中野聖子
- ジェーンの姉で、村のパン屋を経営している。ある時ジェーンが、見かけない男の子(セディ)を連れてきたため気軽に話しかけるが、妹から彼がドリンコートの跡取りと聞いて慌てる。ジェイムズの子供の頃をよく知っている。ジェーンとはかなり年が離れているようである。伯爵邸のメイドをするジェーンが、後継者であるセディの世話係を任されたことを誇らしく思っている。ジェーンが伯爵から「大事な壺を割った」と決めつけられて一時クビになって実家に戻ってきた時は、自分のことのように伯爵への怒りを口にする。最初は伯爵の孫としてセディの将来に少々偏見を持っていたが、セディやアニーの真心に触れていくうちに信頼を寄せていく。
- ドナ[登場 52]
- 声 - 佐藤智恵
- デイブルの友人でパン屋の常連客。髪型が三つ編みの若い女性。ある時パンを買いに行ったところ、デイブルから「たった今伯爵家の若君が店を来られて気さくに声をかけられた」という話を聞き、急いで店の外に出てセディを一目見ようとする。伯爵の孫であるセディについて、最初は「今はかわいくて優しい若君も、いずれ鬼伯爵のようになるのでは?」と偏見を持っていたが、デイブルと同様にセディやアニーに会っているうちに信頼を寄せていく。
- メアリー[登場 53]
- 声 - 佐々尾幸
- デイブルのパン屋の常連客のおばさんで、ドナやデイブルの友人。ジェーンがお屋敷勤めになった時に喜んでいたデイブルが、ある日「ジェーンをお屋敷に行かせたのは間違いだった!」と息巻いたため詳しく話を聞く。セディが「お祖父さん(伯爵)は、親切で優しい」と言ったことが信じられず、デイブルやドナと大笑いする
- ヒギンス[登場 54]
- 声 - 沢木郁也
- 伯爵領に住む農夫。村外れの一軒家で、日本で言う小学校低学年ぐらいの男の子と女の子と妻の4人で貧しい生活をしている。去年の秋に病気にかかったことが原因で現在も不安定な体調が続き、治療代もあって小作料が払えないためニューイックに家を追い出されそうになるが、それを知ったセディによって助けられる。その後回復し、再び農家として働いている。アニーとセディを強く尊敬している。
- アガサ[登場 55]
- 声 - 安藤なぎさ
- ヒギンスの妻。ヒギンスの体調不良に加えて2人の子供が猩紅熱にかかるが、セディの計らいで医師の診察を受けることができ、回復する。家族の体調が回復した後の日曜礼拝に一家で参列し、医師の診察や小作料支払いの延期をしてくれたセディとドリンコートに直接感謝の気持ちを伝える。アニーとセディを強く尊敬している。
- ハーリントン[登場 56]
- 声 - 島香裕
- ニューイックの悪友。アールスコートの住宅新築工事で外壁建設が進む中、ニューイックから建築資材である丸太のうち半分を売り飛ばす儲け話に誘され、仲間2人と共に馬車で丸太を盗み出す役を引き受ける。当日の夜に資材を荷馬車に乗せていたところ、その現場をコッキーに見られたため、急遽資材と共に彼女を連れ去る。
- ハーリントンの仲間[登場 57]
- 声 - ニック(鈴木清信)、ジョニー(役者名不明)
- 2人ともハーリントンより年下。以前からピーターたちアールスコートの男の子たちをいじめるなどしており、村人から「札付きのワル」として忌避されてきた。同じく素行の悪いニューイックらと手を組み、新築住宅工事の建築資材がすべて揃ったその夜建設資材の丸太の約半分を馬車で運び出す。ニューイックが待つ干し草小屋前に向かうハーリントンから、資材を売った金を持って小屋に来るよう指示される。
- 測量士[登場 58]
- 声 - 不明
- アールスコートの建て替えのために呼ばれた測量士の高齢男性。氏名は不明。セオドライト(三脚のついた望遠鏡のような測量用の器具)で数メートル先の建築技師が持つ標尺を見て土地の長さ(柱の距離)を測る。その測量中にコッキーから色々と質問されたり、「どうしても覗きたい!」と邪魔され困る。
- 建築技師[登場 59]
- 声 - 不明
- アールスコートの建て替えのために呼ばれた建築技師の若年男性。氏名は不明。新築住宅の外枠がある程度できた頃、予定より早く完成しそうなため、現場を取り仕切るニューイックに資材の納品をなるべく早くしてもらえるよう頼む。建築資材が届いた後、種類ごとに必要な数量がちゃんとあるかをチェックする。
ミンナ関連
- ミンナ[登場 60]
- 声 - 増山江威子
- ジェイムズの兄・ビービスの元妻を名乗る婦人。セディのお披露目パーティーが終わった頃に息子・トムを連れて伯爵邸に現れ、「我が子トムこそが、ドリンコート伯爵家の正統な跡取りである」と主張する。ドリンコートから門前払いを食らわされるが、伯爵家の資産を受け継ぐ権利を認めてもらうため、村のホテルに滞在しながら伯爵との面会を待ち続ける。気が強く横暴な性格でドリンコートの罵声にも怯まず、伯爵家の使用人に横柄な態度を取ったり、癪に障ることがあると実子のトムを殴ることもある。
- ハヴィシャムの調査により、ビービスとロンドン郊外の教会で結婚式をあげており、結婚証明書が本物であることが確認される。ビービスと1年後に離婚した後、アメリカに渡って再婚した相手との間にトムができたが、しばらくして息子を連れて蒸発。しかし貧しいシングルマザーの生活に嫌気がさしたため、トムを捨てて単身イギリスに渡った。ビービスの没後、彼と1年間だけ結婚していたことに目を付け、伯爵家の乗っ取りを企んでアメリカに戻ってトムを連れ去り[注 20]、再びイギリスに戻っていたことが判明する。
- トム[登場 61]
- 声 - 近藤玲子
- ミンナの息子で、ジェイムズの兄ビービスの子とされ、セディとは従兄弟という事になっている。ドリンコート伯爵家の乗っ取りのためミンナにアメリカから連れて来られた。ハヴィシャムの調査では、「6歳ということだが、セディと同い年(7歳)に見える。たぶん発育が良いのでしょう」とのこと(第40話)非常に大人しく気が弱い性格で人見知りでオドオドした感じで話し、いつもミンナの顔色をうかがっている。上流階級を装うミンナから「お母様」と呼ぶよう何度も言われているが、つい「母ちゃん」と呼んでは怒られている。左腕の上部には、1歳の時にできたやけどの痕がある。
- しかし、実際はミンナとベンの間に生まれた子供で、ディックの甥にあたるためドリンコ―ト伯爵との血のつながりはない。トムは幼い頃にベンと離れ離れになったため、父親の顔を覚えていない。最終的には実父であるベンに引き取られアメリカ西部の牧場で暮らす。
- ベン・ティプトン[登場 62]
- 声 - 屋良有作
- ディックの兄で、ミンナの再婚相手。アメリカ西部の牧場で農夫として暮らしている。
- トムの実の父親で、アメリカでミンナと共に姿を消したトムを探していた。冬にドリンコートに招かれてディックやホッブスと共にドリンコ―トへやって来てトムが自分の子供であることを証明し、アメリカへ連れて帰った。
その他
- 警官[登場 63]
- 声 - 石森達幸
- ロンドンを徒歩でパトロールしている警官。ロンドンのとある橋の上を通りがかったところ、街を散策しているセディに出会い、にこやかに話しかける。セディがアメリカからやって来たと聞き、橋から見える時計塔(ビッグ・ベン)について説明したり、イギリスの印象を尋ねる。
- 牧師[登場 64]
- 声 - 加藤正之
- ジェイムズの埋葬式でセディ、アニーや参列者の前で祈りの言葉を捧げる。
- ジェリー[登場 65]
- 声 - (不明)
- セディがアメリカからイギリスへ向かう船で出会った老人。若い頃は勇ましい船乗りの男だったらしい。本人によると「これまでに約3,000回船に乗り、その半数で船が難破した」、「30人もの海賊を1人で闘って勝ったことがある」などと言っているが、事実かは不明。
動物
- デューガル
- ドリンコート伯爵の飼っているフォーン系のグレート・デン。セディが心を通わせ意思疎通ができる優秀な犬。人を噛むことがあるためブリジットからは怖がられているが、セディとは初対面時にすぐに仲良くなる。第35話では、夜に屋敷の外で寝ていたところ、こっそりどこかへ行くセディの音に気づいて目を覚まし、彼について行った結果、「コッキー連れ去り事件」で大活躍する。
- リトルプリンス
- セディが乗馬が少し上達した頃に、伯爵がプレゼントした立派な白馬。「リトルプリンス」という名前は、セディによって名付けられた[注釈 8]。セディはリトルプリンスで乗馬の練習に励み、その後遠乗りするようになる。
- シーリム
- ドリンコート伯爵のダークブラウン色の愛馬。伯爵が馬で遠乗りする時に乗る。
- ライラ
- コッキーの飼っているヒマラヤン。いつもコッキーと一緒にいる。デューガルに対しては当初、体が大きいため一方的に怖がって威嚇していたが、その後徐々に慣れてきて、第35話の時点でデューガルから顔を舐めて気持ちよさそうにするなど、仲良くなっている。「コッキー連れ去り事件」では、後から来たセディと協力してコッキーを救い出す。猫だが寒いのは平気らしく、コートロッジに雪が積もった時は、セディとコッキーの作りかけの雪だるまに乗ろうとする。
スタッフ
主題歌・挿入歌
| 「ぼくらのセディ」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 西田ひかる の シングル | ||||
| 初出アルバム『西田ひかる SINGLESコンプリート』 | ||||
| B面 | 誰かを愛するために | |||
| リリース | ||||
| ジャンル |
ポピュラー・ソング アイドル歌謡曲 アニメソング | |||
| レーベル | ポニーキャニオン | |||
| 作詞 | 山上路夫 | |||
| 作曲 | 森田公一 | |||
| 西田ひかる シングル 年表 | ||||
| ||||
- オープニングテーマ - 「ぼくらのセディ」
- 歌 - 西田ひかる / 作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 大谷和夫
- エンディングテーマ - 「誰かを愛するために」
- 歌 - 西田ひかる / 作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 大谷和夫
- シングルは、西田ひかる公式のデビューシングル「フィフティーン」よりも早く発売されている。
- また西田は、後述のミュージカル版においてもセディ役を演じている。
- 挿入歌 - 「きみは友だち」
- 歌 - 折笠愛 / 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 大谷和夫
- 16話と43話で使用。
- 劇中曲
- 「アニー・ローリー」
- 歌 - 唱歌 / 作詞 - 堀内敬三[11] / 作曲 - スコットランド民謡
- 第1話や第12話など。作中ではセディのフルート演奏の他、インストゥルメンタルでも幾度となく流れる。第12話では、セディのフルート演奏に合わせて、キャサリンがこの歌(詞は堀内敬三版)を歌う。この曲はセディの大好きな曲で、よくフルートで吹いている。元々はジェイムズの好きな曲で、若い頃のアニーが悲しいことがあった時などに、彼が心を落ち着かせるためにフルートでよく吹いてあげていた。また、ドリンコートの好きな曲でもあり、ジェイムズからフルートの吹き方を教わったアニーもこの曲を吹くことができる。
- 「いつくしみ深き」
- 歌 - 讃美歌 / 作詞 - ジョセフ・スクライヴェン / 日本語歌詞 - 不明 / 作曲 - チャールズ・コンヴァース
- 第11話。聖歌隊に選ばれたキャサリンが、桟橋でセディのフルートの音に合わせてこの歌を練習する。
- 新聖歌9番「力の主を」[12]
- 歌 - 讃美歌 / 作詞・作曲 - 不明
- 第23話。モーダントの教会で行われた日曜礼拝で、セディたち参列者がこの歌を歌う。
- 「美しき青きドナウ」
- 曲 - ウィンナ・ワルツ / 作曲 - ヨハン・シュトラウス2世
- 第38話。セディのお披露目パーティーでこの曲に合わせてセディとブリジット、その他大勢の招待客が社交ダンスを踊る。
- 「金と銀」[注 21]
- 曲 - ウィンナ・ワルツ / 作曲 - フランツ・レハール
- 第39話。(別の話数ではあるが)上記の曲でセディと踊り終えたブリジットが、ロリデルの誘いを受けてこの曲で社交ダンスを踊る。
各話リスト
本放送は1988年。フジテレビ系列にて、毎週日曜19:30 - 19:58(JST)に放送。
各話のサブタイトルはチェスの盤面をバックに表示され、セディ(声:折笠愛)によるサブタイトルコールが行われるほか、折笠愛は本編のナレーションおよび次回予告も担当している。
| 話数 | 放送日 | サブタイトル | 絵コンテ | 作画監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1月10日 | ニューヨークはぼくの街! | 楠葉宏三 | しまだひであき | 10.0% |
| 2 | 1月17日 | ぼくにおじいさんがいた!! | 11.3% | ||
| 3 | 1月24日 | おじいさんは悪いひと? | 本木久年 | 14.1% | |
| 4 | 1月31日 | ぼくはなにも知らなかった! | 前田英美 | 10.2% | |
| 5 | 2月7日 | 死なないで父さん! | しまだひであき | 13.2% | |
| 6 | 2月14日 | 母さん、ぼくは泣かないよ! | 池野文雄 | 山崎登志樹 | 11.4% |
| 7 | 2月21日 | ぼくが母さんを守る! | 楠葉宏三 | 本木久年 | 13.9% |
| 8 | 2月28日 | 母さんは、絶対に悪くない! | しまだひであき | 12.6% | |
| 9 | 3月6日 | 母さんが…倒れた! | 池野文雄 | 山崎登志樹 | 13.2% |
| 10 | 3月13日 | いやだ!!イギリスなんか行きたくない! | 楠葉宏三 | 藤井裕子 | 11.8% |
| 11 | 3月20日 | ウソだ!!ぼくが貴族になるなんて! | 黒田昌郎 | しまだひであき | 9.3% |
| 12 | 3月27日 | さようなら!!ぼくの街ニューヨーク! | 池野文雄 | 本木久年 | 11.8% |
| 13 | 4月10日 | どうして母さんと離れてくらすの?! | 楠葉宏三 | 山崎登志樹 | 10.6% |
| 14 | 4月17日 | 猛犬デューガルはぼくの友だち!! | 池野文雄 | しまだひであき | 13.2% |
| 15 | 4月24日 | 母さんの悪口は言わないで!! | 楠葉宏三 | 藤井裕子 | 12.1% |
| 16 | 5月1日 | コッキーはおちゃめな女の子!! | 櫻井美知代 | 10.7% | |
| 17 | 5月8日 | うれしい!やっとおじいさんに会える!! | 池野文雄 | 賀川愛 | 11.4% |
| 18 | 5月15日 | おじいさん!ぼくがセディです!! | しまだひであき | 13.2% | |
| 19 | 5月22日 | 馬に乗れるなんてほんとうに素敵だ! | 山崎登志樹 | 14.1% | |
| 20 | 5月29日 | おいしい?釣り名人のおくりもの!! | 黒田昌郎 | しまだひであき | 13.6% |
| 21 | 6月5日 | 四ツ葉のクローバーがくれた勇気! | 賀川愛 | 10.6% | |
| 22 | 6月12日 | セディが起こした奇跡!! | 楠葉宏三 | 山崎登志樹 | 10.6% |
| 23 | 6月19日 | 母親には絶対に会わすな!! | 黒田昌郎 | しまだひであき | 11.9% |
| 24 | 6月26日 | おじいさんの嫌いなアメリカ人の手紙! | 池野文雄 | 山崎登志樹 | 10.9% |
| 25 | 7月3日 | 未来の名君セディ、初めての仕事! | 楠葉宏三 | 賀川愛 | 11.1% |
| 26 | 7月10日 | 落馬!大ケガ!?ぼくが悪いんです! | 黒田昌郎 | しまだひであき | 10.1% |
| 27 | 8月14日 | いつの日かドリンコート伯爵になる! | 池野文雄 | 山崎登志樹 | 7.2% |
| 28 | 8月21日 | プレイボール!伯爵対セディ! | 斉藤博 | しまだひであき | 10.2% |
| 29 | 8月28日 | 伯爵が怒った!ニューイックを呼べ!! | 辻伸一 | 賀川愛 | 11.4% |
| 30 | 9月4日 | 母さんの病気はぼくがなおす! | 黒田昌郎 | 山崎登志樹 | 9.4% |
| 31 | 9月11日 | おじいさんは鬼伯爵なんかじゃない! | 鈴木孝義 | しまだひであき | 11.8% |
| 32 | 10月2日 | 本当だよ!これ母さんの馬車なんだ! | 斉藤博 | 山崎登志樹 | 7.7% |
| 33 | 10月16日 | 奇跡!きまぐれ?伯爵の決意! | 辻伸一 | 賀川愛 | 12.9% |
| 34 | 10月23日 | コッキー危ない!崩れ落ちたレンガ!! | 斉藤博 | しまだひであき | 17.0% |
| 35 | 10月30日 | 助けてセディ!消えたコッキーのなぞ! | 山崎登志樹 | 18.9% | |
| 36 | 11月6日 | サーカスにつれてって!村の収穫祭 | 鈴木孝義 | しまだひであき | 15.0% |
| 37 | 11月13日 | 僕におばあさんがいた!母さんの味方? | 辻伸一 | 賀川愛 | 13.9% |
| 38 | 11月20日 | 危うしセディ!ロンドンからの知らせ!! | 楠葉宏三 | 山崎登志樹 | 14.8% |
| 39 | 11月27日 | 僕はニセモノ?現れたもう一人の若君! | しまだひであき | 15.3% | |
| 40 | 12月4日 | 僕は、リトルプリンスじゃない! | 山崎登志樹 | 15.4% | |
| 41 | 12月11日 | セディが狙われる?!悪女ミンナの陰謀! | 辻伸一 | 賀川愛 | 14.7% |
| 42 | 12月18日 | ミンナの秘密!アメリカからの電報! | 楠葉宏三 | しまだひであき | 14.3% |
| 43 | 12月25日 | おめでとう!君こそリトルプリンスだ! | 山崎登志樹 | 16.2% | |
| 平均視聴率 12.3%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
放送局
※放送日時は1988年11月中旬 - 12月上旬時点(青森テレビについては本放送終了後に放映された日時)、放送系列は放送当時のものとする[13]。
| 放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | フジテレビ | 日曜 19:30 - 20:00 | フジテレビ系列 | 制作局 |
| 北海道 | 北海道文化放送 | |||
| 秋田県 | 秋田テレビ | |||
| 宮城県 | 仙台放送 | |||
| 福島県 | 福島テレビ | |||
| 新潟県 | 新潟総合テレビ | [注 22] | ||
| 長野県 | 長野放送 | |||
| 静岡県 | テレビ静岡 | |||
| 富山県 | 富山テレビ | |||
| 石川県 | 石川テレビ | |||
| 福井県 | 福井テレビ | |||
| 中京広域圏 | 東海テレビ | |||
| 近畿広域圏 | 関西テレビ | |||
| 島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ | |||
| 岡山県・香川県 | 岡山放送 | |||
| 広島県 | テレビ新広島 | |||
| 愛媛県 | 愛媛放送 | [注 23] | ||
| 福岡県 | テレビ西日本 | |||
| 佐賀県 | サガテレビ | |||
| 熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
| 沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | ||
| 青森県 | 青森テレビ | 水曜 16:00 - 16:30[14] | TBS系列 | [注 24] |
| 岩手県 | 岩手放送 | 金曜 17:00 - 17:30 | [注 25] | |
| 山形県 | 山形テレビ | 月曜 19:00 - 19:30 | フジテレビ系列 | [注 26] |
| 山梨県 | 山梨放送 | 水曜 16:30 - 17:00 | 日本テレビ系列 | |
| 徳島県 | 四国放送 | 水曜 17:30 - 18:00 | [注 27] | |
| 高知県 | 高知放送 | 金曜 16:30 - 17:00 | ||
| 長崎県 | テレビ長崎 | 日曜 18:00 - 18:30 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 | [15] |
| 大分県 | テレビ大分 | 水曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 | [15] |
| 宮崎県 | テレビ宮崎 | 日曜 18:00 - 18:30 | [15] | |
| 鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 日曜 18:30 - 19:00 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | [15] |
映像ソフト化
テレビシリーズのDVDは2000年3月25日 - 6月25日にかけて全10巻が発売された。
舞台
1988年、イマジンミュージカルの制作により、西田ひかる(春公演)、畠田理恵(夏公演)主演で、舞台公演(ミュージカル)も行われた。
コンピュータゲーム
1988年12月24日にファミリーコンピュータ用としてフジテレビより発売された[16]。ジャンルはアドベンチャーゲーム。パッケージおよびカセット本体には「ファミコンドラマ」のロゴが入っていた。
プレイヤーはセディを操作し、祖父であるドリンコート伯爵によって引き離された母アニーとの再会を目指す。母を探して辿り着いたそれぞれの街では問題が起きており、それを解決することで次の街に行くことができるようになる。
街と街を繋ぐ道にはセディの家庭教師が同時に複数出現し、セディを囲むように向かってくるのだが、エンカウントすると「お勉強」という名のクイズを出してきて、何度か正解するまでセディを拘束してしまう[注 28][注 29]。これ以外にも、原作や本作品とは全く関係ない突飛な要素[注 30]が詰め込まれていることから、雑誌『ユーズド・ゲームズ』(のちの『GAME SIDE』)などでバカゲーとして紹介されたことがある。
脚注
注
- ↑ 画面左側のボールが飛んでくる部分には「LITTLE LORD FAUNTLEROY(リトル・ロード・フォントルロイ)」と表示されている。なお「LITTLE LORD FAUNTLEROY」は『小公子』の原題である。
- ↑ Bパート開始時は効果音が追加されている。
- ↑ 年は、第7話の墓石に刻まれたジェイムズの没年から。
- ↑ ただし、その後もアニーが屋敷に来ることは許されない状態が続く。
- ↑ また、伯爵は「セディには貴族になることに気持ちを向けてもらわねばならない」という考えから、アニーに会うことを制限させる。
- ↑ フタを開けると自身とアニーの写真が入っており、オルゴールで「アニー・ローリー」が流れる。
- ↑ 具体的には、「どんなに人を好きになっても心が通い合わない時もある」、「悲しみや辛さの中から立ち上がる努力が必要」、「セディには自分の心を偽って大好きな人のことを恨んだり、憎んだりしない子になってほしい」ということ。
- ↑ 本名は、ジョン・アーサー・モリヌクス・エロルとされるが、本作では明かされていない。
- ↑ 自身の後継者が決まった時は、その人物が次の「ドリンコート伯爵」となる。作中では、自身が何代目のドリンコート伯爵かは明かされていない。
- ↑ 第5話は、アレックスと誤表記。
- ↑ 作中ではセディが午前8時35分頃に汽車に乗車した後、午後1時台にドリンコート駅に着き、馬車で伯爵邸に行く道中の時計で午後2時5分となっている。駅に着いた詳細な時刻は不明ながら、少なくとも汽車の乗車時間は、5時間半ほどかかる模様。
- ↑ 第3、42、43話は、斎藤昌と誤表記。
- ↑ 監督的存在なため、基本的に自身が直接家事業務をするわけではなく、主にメイドたちに指示を出したり助言をする。
- ↑ 立場上使用人が馴れ馴れしく名前で呼ぶことを、メロン夫人などに知られるとクビになるため。
- ↑ 第14、15話は、松井菜生子と誤表記。
- ↑ 速度が遅い順に、ゆっくり歩く「ウォーク」、人間で言う早歩きの「トロット」、駆け足の「キャンター」、全速力で走る「ギャロップ」の4つ。
- ↑ ぜんまいを巻くとオルゴールが鳴り始め、おもちゃの家の2つある扉からウサギと熊の人形が交互に出てきてそれぞれおじぎをして戻るというもの。
- ↑ 伯爵家のメイドたちと同じデザインのメイド服を着ていることから。ただし、他のメイドたちが着用している白い帽子は被っていない。
- ↑ エンドロールでは、ロディと表記されている。
- ↑ ミンナに捨てられたトムは、実父の所には帰っていないため、再び母親と暮らすまでの間どこで誰と暮らしていたのかは不明。
- ↑ 先述の通り本作の舞台は1890年だが、この曲のWikipediaの記事によると、同曲は1902年に作曲されているとのこと。ブリジットたちは、歴史的にまだ存在していない曲で社交ダンスを踊っているため、スタッフの選曲ミスと思われる。
- ↑ 現在の局名はNST新潟総合テレビ。
- ↑ 現在の局名はテレビ愛媛。
- ↑ 本放送終了後、1990年 - 1991年頃に放送。前作までは青森放送が長らく「世界名作劇場」シリーズを遅れネットで放送していたが、本作品に限り青森テレビで放送、次々作『私のあしながおじさん』では青森放送がネット復帰した(次作『ピーターパンの冒険』は青森県内では未放送)。
- ↑ 現在の局名はIBC岩手放送。
- ↑ フジ系単独ネット局でありながら、本来の放送時間帯に日本テレビ系同時ネット枠が組まれていたため、時差ネット。毎年7月の『FNSの日』の放送日などの例外を除き、同局の日曜19・20時台は九州地区のフジ・日テレクロスネット局と同じ編成を組んでいた。
- ↑ 本番組の終了に伴い、四国放送での「世界名作劇場」の番販ネットも終了。次番組は『キテレツ大百科』。
- ↑ 不正解でもペナルティはない。ジャンルは世界史と地理を中心に多岐に渡り、内容は難しい物から易しい物まで混在しているが、種類がそれほど多くない上に解答は2つの選択肢から選ぶため、クイズ自体の難易度は低め。
- ↑ 非常にエンカウントしやすい上に、中にはクイズを出さず伯爵の屋敷に強制移動させてくる家庭教師もおり、プレイのテンポは悪くなりやすい。
- ↑ ドラゴンクエストシリーズのパロディなど。
注釈
- ↑ ピーターから教わった言葉[3]。
- ↑ アメリカからイギリスへ向かう船の船員から教わった言葉[4]。
- ↑ ただし、セディは純粋なため「優しいお祖父さんのおかげ」と素直に信じ切っており、村人から感謝されても「(良い行いをしたのは)僕じゃないよ。やったのはお祖父さんだよ」などと言っている[5]。
- ↑ 実際には、当時伯爵は不真面目な長男・ビービスではなく、ジェイムズに伯爵家を継がせようと思っていた。しかし自身はビービスに伯爵家を継いでもらおうと兄の改心を促すために敢えて渡米したため、父から「(跡継ぎと思っていた)ジェイムズに裏切られた」と認識されており、父子間に溝が生じた[6]。
- ↑ セディは、「お祖父さんは優しい父さん(ジェイムズ)のお父さんだから、きっと優しいに違いない」との考えを持っている[7]。
- ↑ 生前のジェイムズに「借金返済はいつでもいい」と言ったが、彼が早く返済しようと連日根を詰めて働いたことで結果的に心臓に負担がかかって後日亡くなった。ジェイムズの死に編集長として責任を感じ、罪滅ぼし的な思いからアニーにコールデット夫人を紹介している[8]。
- ↑ この怪我は、ニューイックの馬に蹴飛ばされてできたもの[9]。
- ↑ 元々はジェーンがセディのことを「小さな若君、リトルプリンス」と言った言葉だが、セディはこの言葉をヒントに白馬を名付けた[10]。
登場
- ↑ 全話に登場。
- ↑ 第1-6、(7・ノンクレジット)、9話に登場。また、第2話、第17話では子供時代のジェイムズがセリフを言っているが、いずれもノンクレジット。
- ↑ 第1-18、20、21、23-43話に登場。
- ↑ 第3、17-34、36-43話に登場。
- ↑ 第1-3、9-11、(12・ノンクレジット)、13、14、17、18、21、34、38-43話に登場。
- ↑ 第1、2、4、6-12、28、40、42話に登場。
- ↑ 第1、4、6-10、12、40話に登場。
- ↑ 第1、2、4-12、24、40、42、43話に登場。
- ↑ 第6、7、9、10、12、40、42、43話に登場。
- ↑ 第8話に登場。
- ↑ 第1、2、4-7、9、11、12、42話に登場。
- ↑ 第1、2、4、5、6話に登場。
- ↑ 第1、2、4話に登場。
- ↑ 第1、2、4、6-8、10-12、28話に登場。
- ↑ 3人共、第1、2、4、6、8、10-12、28話に登場。
- ↑ 第1、6話に登場。
- ↑ 第2、7、10話に登場。
- ↑ 第1、2話に登場。
- ↑ 第5、9話に登場。
- ↑ 第5話に登場。
- ↑ 第7-9話に登場。
- ↑ 第2、12話に登場。
- ↑ 第3、4、13-18、20-29、31、32、35-43話に登場。
- ↑ 第3、13、14、17-19、21-34、36-43話に登場。
- ↑ 第14-32、34-43話に登場。
- ↑ 第15-19、22、24-32、34、36-39、41-43話に登場。
- ↑ 第20話に登場。
- ↑ 第13、(32・ノンクレジット)、33(ローレンスのみクレジット)、34(フローレンスのみクレジット)、36(ローレンスのみクレジット)話に登場している。
- ↑ 第14、15、17、18、21、22、38、39話に登場。
- ↑ 第14-16、18、21、22話に登場。
- ↑ 第37-43話に登場。
- ↑ 第37-39話に登場。
- ↑ 第15、19、24話に登場。
- ↑ 第15、19、27話に登場。
- ↑ 具体的な距離は不明だが、幼いコッキーが伯爵邸まで徒歩で毎日通えるぐらいの距離。コートロッジから山頂にあるドリンコート伯爵邸が目視で何とか見える距離。
- ↑ 第14-21、23-43話に登場。
- ↑ 第14、16、17、20、25、26、29-33、35、36、38、40、41話に登場。
- ↑ 第14、20話に登場。
- ↑ 第29-31、33-36、38、40話に登場。
- 1 2 第29話に登場。
- ↑ 第35、36話に登場。
- ↑ 第31、35、36話に登場。
- ↑ 第31話に登場。
- ↑ 第30、31、34、36、40話に登場。
- ↑ 第30、31、36、40話に登場。
- ↑ 第17、19、23、25、28、30-34、36話に登場。
- ↑ 第24、30、33-35話に登場。
- ↑ 第26、31話に登場。
- ↑ 第19、20、27、29、30、32、35、36、38、40話に登場。
- ↑ 第30と35話でセリフを言っているが、いずれもノンクレジット。
- ↑ 第19、20、22、27、40話に登場。
- ↑ (第19・ノンクレジット)22、27、40話に登場。
- ↑ 第22話に登場。
- ↑ 第24、25、32、40話に登場。
- ↑ 第24、25、32話に登場。
- ↑ 第24、25、32話に登場。
- ↑ 2人とも第35話に登場しているが、ジョニーだけノンクレジット。
- ↑ 第33話に登場・ノンクレジット。
- ↑ 第34話に登場・ノンクレジット。
- ↑ 第39-43話に登場。
- ↑ 第39、(40・ノンクレジット)、41-43話に登場。
- ↑ 第43話に登場。
- ↑ 第3話に登場。
- ↑ 第6話に登場。
- ↑ 第19話に登場・ノンクレジット。
出典
- ↑ “世界名作シリーズ 小公子セドリック”. 小学館 (2016年7月27日). 2021年6月30日閲覧。
- ↑ 小公子セディ・キャラクター紹介バンダイチャンネル公式サイト
- ↑ 第20話
- ↑ 第21話
- ↑ 第33話
- ↑ (第3話)
- ↑ (第2話)
- ↑ (第7話)
- ↑ (第35話)
- ↑ 第26話。
- ↑ 「JOYSOUND」のサイトより「アニー・ローリー」。
- ↑ 「さんびかし」のサイトより「新聖歌9番『力の主を』」。
- ↑ 「テレビ局ネットーワーク」『アニメディア』1988年12月号、学研、79 - 81頁。
- ↑ 「テレビ局ネットーワーク」『アニメディア』1991年1月号、学研、91頁。
- 1 2 3 4 本来の時間帯に当時クロスネットの日本テレビ系番組『すばらしい世界旅行』を同時ネットしていたため、時差ネット。
- ↑ 『ファミコンコンプリートガイドデラックス』(2019年10月20日、山崎功著、主婦の友社発行)141頁。
- ↑ マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p110
外部リンク
- 小公子セディ(日本アニメーション公式ホームページ)
- 小公子セディ 第1話「ニューヨークはぼくの街!」 - YouTube
| フジテレビ系列 日曜19:30 - 19:58 (ハウス世界名作劇場) |
||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
愛の若草物語
(1987年1月11日 - 12月27日) |
小公子セディ
(1988年1月10日 - 12月25日) |
ピーターパンの冒険
(1989年1月15日 - 12月24日) |