棚橋泰文

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棚橋 泰文
たなはし やすふみ
内閣広報室より公表された肖像
(2021年 撮影)
生年月日 (1963-02-11) 1963年2月11日(61歳)
出生地 日本の旗 日本 岐阜県大垣市
出身校 東京大学法学部第1類卒業[1]
前職 国家公務員(通商産業省)
弁護士
所属政党 自由民主党(津島派→谷垣G→佐藤G→麻生派)
称号 法学士(東京大学・1987年)
親族 父・棚橋祐治(第25代通産事務次官)
祖父・松野幸泰(第10代国土庁長官)
祖母・松野友(元穂積町長)
伯父・松野幸信(元穂積町長、元瑞穂市長)
公式サイト 棚橋泰文オフィシャルサイト|衆議院議員

内閣 菅義偉内閣
在任期間 2021年6月25日[2] - 2021年10月4日[3]

日本の旗 内閣府特命担当大臣(食育)
内閣 第2次小泉改造内閣
第3次小泉内閣
在任期間 2005年7月15日[4] - 2005年10月31日[5]

内閣 第2次小泉改造内閣
第3次小泉内閣
在任期間 2004年9月27日[6] - 2005年10月31日[5]

選挙区 岐阜2区
当選回数 10回
在任期間 1996年10月21日 - 現職
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棚橋 泰文(たなはし やすふみ、1963年〈昭和38年〉2月11日 - )は、日本の政治家、弁護士、通産官僚。自由民主党所属の衆議院議員(10期)。

国家公安委員会委員長(第97代)、国土強靭化担当大臣、領土問題担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災、海洋政策)、内閣府特命担当大臣(科学技術政策、食品安全、食育)、衆議院国家基本政策委員長・予算委員長、自由民主党青年局長、自由民主党幹事長代理、自由民主党党・政治制度改革実行本部長、自由民主党行政改革推進本部長を歴任した。

来歴

岐阜県大垣市で生まれる(現住所は大垣市御殿町1丁目[7])。小学校5年生から中学校2年生まで西ドイツで生活[8]。東京学芸大学附属高等学校、東京大学法学部第1類(私法コース)卒業[1]。東大在学中の1986年、国家公務員試験I種および司法試験に合格[要出典]。

1987年に東大法学部第1類を卒業して通商産業省へ入省。同期に泉田裕彦新潟県知事。在職中に司法研修所へ出向して司法修習を修了。1993年1月に通商産業省を退官、2月に弁護士登録して大垣市内で法律事務所を開設[9]。

1993年7月の第40回衆議院議員総選挙に旧岐阜1区(定数5)から無所属で立候補したが、得票数7位で落選。1996年の第41回衆議院議員総選挙に自由民主党公認で岐阜2区から立候補して初当選。

2002年2月に自民党青年局長、10月に行政改革推進本部幹事に就任。2004年9月に第2次小泉改造内閣で内閣府特命担当大臣(科学技術政策、食品安全)、併せて情報通信技術 (IT)担当大臣に就任し、当選3回で初入閣。2005年7月に内閣府特命担当大臣(食育)の補職辞令[要出典]。

2009年2月に半年間総会に欠席し続けた平成研究会(津島派)を退会し、無派閥となる。

2012年10月に自民党総裁を退任した谷垣禎一を中心に谷垣を支持する川崎二郎や逢沢一郎、中谷元らが旗揚げした、政策研究会「有隣会」の結成に参加した[要出典]。

2014年9月に自民党幹事長代理に就任。

2016年9月に衆議院国家基本政策委員長に就任[10]。

2017年5月に麻生派・山東派と合流する新派閥に参加するため佐藤勉らと共に新グループ「天元会」を設立し、有隣会を離脱した[11]。のちに新派閥志公会に参加。

2019年10月に衆議院予算委員長に就任[12]。

国家公安委員長兼内閣府特命担当大臣就任時に内閣総理大臣菅義偉と

2021年6月25日、同年8月に行われる横浜市長選挙立候補準備のため辞任した小此木八郎の後任として、国家公安委員会委員長兼内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策担当)に同日付で就任した[13]。

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で9選。

2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙で10選[14]。

政策・主張

憲法

  • 憲法改正について、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[15]。
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[16]。
  • 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「集団的自衛権の保持を明記する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[15]。
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[17]。

外交・安全保障

  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[15]。
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答[15]。

ジェンダー

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[15]。同年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[16]。2021年3月に自民党有志が設立した「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」に参加し、同連盟の顧問に就任した[18]。
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[15]。同年のNHKのアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[16]。
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「反対」と回答[16]。

その他

  • 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「現状を維持すべき」と回答[16]。
  • 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げは「必要でない」と回答[16]。

人物

  • 自民党内ではハト派の一人とされる[22]。2004年6月3日の衆議院憲法調査会で、日本国憲法を「世界に冠たる高邁な理想を掲げた。平和主義を世界に発信し、戦後59年、わが国は平和だったとの事実を深く認識すべきだ」と評価した[22]。
  • 自民党内で構造改革派に分類され、同党の中堅・若手議員による改革加速議員連盟の会長も務める。安倍晋三の辞任に伴う2007年自由民主党総裁選挙では小泉純一郎の再登板を要請した[23]。結局小泉は出馬せず、福田康夫を支持した[要出典]。
  • 福田康夫の辞任に伴う2008年自由民主党総裁選挙に立候補する意向を表明[24] したが、推薦人は3人のみで、山本一太と一本化を試みるも交渉が決裂し、棚橋、山本ともに立候補を断念した。
  • 2009年6月、首相官邸に麻生太郎首相を訪ね、天下りした国家公務員のOBに報酬を支払っている公益法人に予算を支出しないよう求めた。麻生から要望を書面で提出するよう求められ、「政治家同士の話し合いで、紙が要る要らないの話ではない」と反発し、「できないなら退陣してほしい」と内閣総辞職を要求した[25]。
  • 2009年11月17日の衆議院法務委員会で、鳩山由紀夫総理大臣の違法献金疑惑に関して法務大臣の千葉景子へ質問する中で、鳩山を「脱税総理」と表現した。法務委員長の滝実から「決めつけるような表現は慎むように」と注意を受けたが、棚橋は「7200万円の脱税を鳩山氏自身も認め、修正申告を行っている。脱税と言ってはいけないのなら、何という表現を使えばいいのか答えてもらいたい」「あなたは本当に公平中立な委員長なのか、鳩山総理の弁護人なのか、どちらですか」と反論し、滝に対して答弁を求めたが、滝は棚橋の反論には答えず「後刻理事会で協議する」という形式的な返答を繰り返したため議論が紛糾し一時審議が中断した。審議再開後、棚橋は引き続き「脱税総理」を使用した[26]。
  • 2013年3月19日の衆議院厚生労働委員会閉会後、同日の委員会審議中に民主党筆頭理事の山井和則が党内手続きを理由に30分間の休憩を申し入れたために審議が中断し、自民党筆頭理事の棚橋は記者団に「民主党は抵抗野党への先祖返りで、恐竜どころか両生類にまで戻った」と語った。この発言について山井が抗議するも「両生類にたとえたのがひどいとおっしゃるが、それはおかしい。両生類を愛している人もいるし、そもそも両生類に失礼じゃないか」と反論した。山井や民主党国会対策委員長の高木義明は、自民党国会対策委員長の鴨下一郎に対し謝罪を求めた[27]。

政治資金

所属団体・議員連盟

親族

選挙歴

当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
落第40回衆議院議員総選挙1993年07月18日30旧岐阜県第1区無所属6万2367票8.92%57/9/
当第41回衆議院議員総選挙1996年10月20日33岐阜県第2区自由民主党9万4796票51.73%11/3/
当第42回衆議院議員総選挙2000年06月25日37岐阜県第2区自由民主党12万53票57.26%11/3/
当第43回衆議院議員総選挙2003年11月09日40岐阜県第2区自由民主党11万8748票61.62%11/3/
当第44回衆議院議員総選挙2005年09月11日42岐阜県第2区自由民主党13万953票61.77%11/3/
当第45回衆議院議員総選挙2009年08月30日46岐阜県第2区自由民主党11万8198票54.19%11/3/
当第46回衆議院議員総選挙2012年12月16日49岐阜県第2区自由民主党11万4983票63.44%11/4/
当第47回衆議院議員総選挙2014年12月14日51岐阜県第2区自由民主党10万8234票75.52%11/2/
当第48回衆議院議員総選挙2017年10月22日54岐阜県第2区自由民主党11万7278票75.40%11/2/
当第49回衆議院議員総選挙2021年10月31日58岐阜県第2区自由民主党10万8755票65.79%11/3/
当第50回衆議院議員総選挙2024年10月27日61岐阜県第2区自由民主党9万1183票61.91%11/3/

脚注

注釈

    出典

    1. 1 2 “内閣府特命担当大臣〔科学技術政策・食品安全・食育〕情報通信技術(IT)担当”. 首相官邸. 内閣官房内閣広報室 (2004年). 2022年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月15日閲覧。
    2. ↑ 『官報 令和3年本紙第524号10頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2021年6月30日。
    3. ↑ 『官報 令和3年特別号外第83号1頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2021年10月4日。
    4. ↑ 『官報 平成17年本紙第4139号8頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2005年7月21日。
    5. 1 2 『官報 平成17年特別号外第27号1頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2005年10月31日。
    6. ↑ 『官報 平成16年特別号外第10号1頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2004年9月27日。
    7. ↑ “政治資金収支報告書 自由民主党岐阜県支部連合会(令和4年分 定期公表)”. 岐阜県選挙管理委員会 (2023年11月28日). 2023年12月2日閲覧。
    8. ↑ “プロフィール|棚橋泰文オフィシャルサイト:衆議院議員”. www.tanahashi-yasufumi.com. 2024年11月22日閲覧。
    9. ↑ “プロフィール”. 棚橋泰文オフィシャルサイト. 棚橋泰文. 2019年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月13日閲覧。
    10. ↑ 国家基本政策に棚橋氏=衆院委員長など内定-自民
    11. ↑ “佐藤勉氏ら新グループ設立 麻生、山東派と合流へ”. 日本経済新聞 (2017年5月12日). 2024年11月22日閲覧。
    12. ↑ “臨時国会開会、新たな常任委員長決まる”. Qnewニュース 2019年10月18日閲覧。
    13. ↑ “国家公安委員長に棚橋氏 小此木氏、横浜市長選出馬へ:時事ドットコム”. web.archive.org (2021年6月25日). 2024年11月22日閲覧。
    14. ↑ 日本放送協会. “衆議院選挙 岐阜2区 自民 棚橋泰文氏が10回目の当選|NHK 岐阜県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年11月22日閲覧。
    15. 1 2 3 4 5 6 7 8 “棚橋泰文”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
    16. 1 2 3 4 5 6 “岐阜2区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
    17. 1 2 “自民 岐阜2区 棚橋泰文”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
    18. ↑ 当議員連盟の役員が決まりましたので公表します。105名の入会議員のうち、90名に役員になっていただきました。一日も早い実現に向けて、力を合わせて取り組んで参ります。
    19. ↑ “「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
    20. ↑ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
    21. ↑ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。
    22. 1 2 “党内ハト派とタカ派が論戦 衆院憲法調査会で自民”. 共同通信社. 47NEWS. (2004年6月3日) 2012年9月19日閲覧。
    23. ↑ “小泉「再登板」求める動き 中川、棚橋両氏ら要請”. 共同通信社. 47NEWS. (2007年9月12日) 2012年11月29日閲覧。
    24. ↑ “自民総裁選、若手も立候補探る 麻生氏は出馬正式表明”. 日本経済新聞. (2008年9月5日)
    25. ↑ “棚橋氏が首相に退陣要求 天下り対策で反発”. 共同通信社. 47NEWS. (2009年6月26日) 2011年2月6日閲覧。
    26. ↑ 峰 (2012-01-08), 衆議院議員 棚橋泰文が千葉景子法務大臣に対して、拉致問題等を追及する 2024年11月22日閲覧。
    27. ↑ 「民主党は両生類だ」発言の棚橋泰文氏が警戒される理由
    28. ↑ “サラ金業界 パーティー券リストの面々 自民67、公明2、民主5人”. しんぶん赤旗. (2003年9月12日) 2009年11月17日閲覧。
    29. ↑ “もち代未記載が4000万円 旧橋本派議員、共産が調査”. 共同通信社. 47NEWS. (2005年2月1日) 2012年11月29日閲覧。
    30. ↑ “自民・茂木幹事長、棚橋泰文氏の後援会 1.3億円使途不明…SNSでは《抜け穴ではななくマネロン》と大炎上”. 日刊ゲンダイDIGITAL . (2024年2月26日) 2024年2月27日閲覧。
    31. 1 2 3 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
    32. ↑ 大島真生 (2023年9月30日). “重要閣僚の登竜門が軽量級大臣の指定席に…“警察大臣”国家公安委員長歴代の顔ぶれに見る「変化」”. NEWSポストセブン. p. 3. 2024年11月8日閲覧。

    関連項目

    外部リンク

    公職
    先代
    小此木八郎
    日本の旗 国家公安委員会委員長
    第97代:2021年
    次代
    二之湯智
    先代
    小此木八郎
    日本の旗 内閣府特命担当大臣(防災)
    第30代:2021年
    次代
    二之湯智
    先代
    小此木八郎
    日本の旗内閣府特命担当大臣(海洋政策)
    第8代:2021年
    次代
    二之湯智
    先代
    茂木敏充
    日本の旗 内閣府特命担当大臣(科学技術政策)
    第6・7代:2004年 - 2005年
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    先代
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    第4・5代:2004年 - 2005年
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