山本公一

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山本 公一
やまもと こういち
環境省より公表された肖像
(2016年 撮影)
生年月日 (1947-09-04) 1947年9月4日
出生地 日本の旗 日本 愛媛県宇和島市
没年月日 (2023-10-31) 2023年10月31日(76歳没)
死没地 日本の旗 日本 東京都
出身校 慶應義塾大学経済学部卒業
前職 盛運汽船社長
所属政党 自由民主党(加藤派→谷垣派→古賀派→谷垣G)
称号 正三位
旭日大綬章
経済学士(慶應義塾大学・1970年)
親族 父・山本友一(元衆議院議員)
公式サイト 衆議院議員 山本公一 オフィシャルサイト 愛媛4区選出(2021年1月26日時点のアーカイブ)

内閣 第3次安倍第2次改造内閣
在任期間 2016年8月3日 - 2017年8月3日

選挙区 (旧愛媛3区→)
愛媛4区
当選回数 9回
在任期間 1993年7月18日 - 2021年10月14日

当選回数 1回
在任期間 1991年 - 1993年
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山本 公一(やまもと こういち、1947年〈昭和22年〉9月4日 - 2023年〈令和5年〉10月31日)は、日本の政治家、実業家。位階は正三位、勲等は旭日大綬章[1]。

衆議院議員(9期)、環境大臣(第23代)、内閣府特命担当大臣(原子力防災)、総務副大臣(第2次小泉改造内閣・第3次小泉内閣)、衆議院内閣委員長・沖縄及び北方問題に関する特別委員長・国家基本政策委員長・政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長、盛運汽船代表取締役社長等を歴任した。

父は宇和島市長、衆議院議員、盛運汽船社長を務めた山本友一。

来歴

愛媛県宇和島市生まれ。愛媛県立宇和島南高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業[2]。大学卒業後、1970年に関西汽船株式会社に入社[2]。1973年、父・山本友一が経営する盛運汽船株式会社に入社し、1981年から1992年まで同社代表取締役社長。また宇和島ケーブルテレビ株式会社取締役や愛媛経済同友会幹事を歴任した[2]。

1991年、愛媛県議会議員選挙に立候補し、初当選。1993年、1期目の任期途中で県議を辞職し、引退する今井勇の後継で第40回衆議院議員総選挙に旧愛媛3区(定数3)から立候補。同区トップで初当選。小選挙区比例代表並立制導入により、第41回衆議院議員総選挙以降は愛媛4区から立候補し、通算6期連続当選。1996年、第2次橋本改造内閣で環境政務次官に任命された[2]。

2000年、第2次森内閣不信任決議案をめぐる、加藤紘一による倒閣運動(いわゆる加藤の乱)では、加藤派の所属議員が野中広務幹事長らに切り崩される中、不信任案に賛成票を投じるため本会議場へ向かう加藤を最後まで慰留し、最終的に断念させる。この時、共に加藤を慰留したのが谷垣禎一だった[3]。2004年9月、第2次小泉改造内閣で総務副大臣(郵政・IT担当[2])に任命され、第3次小泉内閣まで務める[2]。

2009年の第45回衆議院議員総選挙では、全国的に与党への猛烈な逆風が吹き荒れる中、愛媛4区で民主党の高橋英行、無所属の桜内文城らを破り、6選(高橋は比例復活)。同年、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長に就任[2]。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では自民党公認で愛媛4区から立候補し、7期目の当選を果たしたが、日本維新の会から立候補した桜内文城に比例復活を許した(民主党前職の高橋英行は落選)。選挙後、衆議院国家基本政策委員長に就任[2]。

環境大臣就任時の記者会見にて

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、次世代の党から立候補した桜内を比例復活すら許さない大差で破り、8選。2016年8月3日、第3次安倍第2次改造内閣で環境大臣ならびに内閣府特命担当大臣(原子力防災)に任命され、初入閣した[4]。2017年8月3日の第3次内閣改造で大臣を退任。同年10月の第48回衆議院議員総選挙で希望の党から立候補した桜内らを破り9選。

2019年9月、病気療養などに伴い次期衆議院議員総選挙に立候補しない意向を示した[5]。体調不良のため入院しており、2020年に続いて2021年の自由民主党総裁選挙の投票を棄権した[6]。。

2022年春の叙勲で旭日大綬章を受章した[7][8]。

その後も病気療養していたが、2023年10月31日、誤嚥性肺炎のため、東京都内の病院で死去した[9][10]。76歳没。死没日付をもって正三位に叙された[11][1]。

政策・主張

不祥事

盛運汽船への補助金返還訴訟

2012年、山本の妻や長男ら、親族が所有・経営する盛運汽船株式会社に対して宇和島市が支払った離島航路補助金について、2005年10月から2010年9月に宇和島市から支払われた約3億円弱の補助金を盛運汽船から市に返還させるよう、石橋寛久市長に求める住民訴訟が松山地方裁判所に起こされた[15]が、松山地裁は原告住民側の訴えを全て退けた。

政治資金で真珠を購入

山本の資金管理団体「地域政経研究会」が、真珠を購入するために2012年から2013年にかけて2度、計31万5千円を政治資金から支出していた[16]。山本は真珠の購入について、愛媛4区の有権者以外に真珠産業振興の目的で贈答するためであり「まったくもって適法」と、8月5日の閣議後の記者会見で説明した[17]。

国政選挙歴

当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
当第40回衆議院議員総選挙1993年07月18日45旧愛媛3区自由民主党7万8363票30.5%31/5/
当第41回衆議院議員総選挙1996年10月20日49愛媛4区自由民主党11万3587票61.02%11/3/
当第42回衆議院議員総選挙2000年06月25日52愛媛4区自由民主党14万2982票83.60%11/2/
当第43回衆議院議員総選挙2003年11月09日56愛媛4区自由民主党11万7252票71.22%11/3/
当第44回衆議院議員総選挙2005年09月11日58愛媛4区自由民主党11万5501票63.12%11/3/
当第45回衆議院議員総選挙2009年08月30日61愛媛4区自由民主党7万3085票39.55%11/4/
当第46回衆議院議員総選挙2012年12月16日65愛媛4区自由民主党6万5744票43.14%11/4/
当第47回衆議院議員総選挙2014年12月14日67愛媛4区自由民主党6万6954票47.12%11/4/
当第48回衆議院議員総選挙2017年10月22日70愛媛4区自由民主党8万589票54.41%11/3/

所属団体・議員連盟

脚注

  1. 1 2 “故山本元環境相に正三位”. 時事通信 (2023年11月24日). 2023年11月24日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 山本公一・プロフィール - 衆議院議員 山本公一 オフィシャルサイト
  3. ↑ “第3次安倍再改造内閣 閣僚・自民党執行部の横顔” (2016年8月4日). 2016年8月6日閲覧。
  4. ↑ “環境相に山本公一氏 第3次安倍再改造内閣” (2016年8月3日). 2016年8月6日閲覧。
  5. ↑ “次期衆院選 山本氏、不出馬の意向”. 愛媛新聞 2019年9月18日閲覧。
  6. ↑ “山本元環境相、総裁選棄権へ”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2021年9月17日) 2021年9月21日閲覧。
  7. ↑ “ことしの「春の叙勲」各界の計4034人が受章”. NHK. (2022年4月29日) 2022年4月30日閲覧。
  8. ↑ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
  9. ↑ 元環境相の山本公一氏が死去 - 愛媛新聞ONLINE 2023年10月31日
  10. ↑ 【訃報】山本公一元環境相(76)が死去 「加藤の乱」では加藤氏を慰留 - あいテレビ 2023年10月31日
  11. ↑ 『官報』第1116号8頁 令和5年12月5日
  12. 1 2 3 4 5 “2012衆院選 愛媛4区 山本公一”. 毎日jp (毎日新聞社) 2014年8月20日閲覧。
  13. ↑ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  14. ↑ 第154回国会請願2137号
  15. ↑ “山本代議士親族会社への補助金返還求め宇和島市長提訴” (2012年10月2日). 2016年8月6日閲覧。
  16. ↑ “山本環境相の管理団体、政治資金で真珠購入 31万円” (2016年8月5日). 2016年8月6日閲覧。
  17. ↑ “政治資金で真珠製品購入、山本環境相「適切」” (2016年8月5日). 2016年8月6日閲覧。
  18. ↑ “自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。

関連項目

外部リンク

公職
先代
丸川珠代
日本の旗 環境大臣
第23代:2016年 - 2017年
次代
中川雅治
先代
丸川珠代
日本の旗 特命担当大臣(原子力防災)
第7代:2016年 - 2017年
次代
中川雅治
先代
田端正広
山口俊一
日本の旗 総務副大臣
今井宏と共同

2004年 - 2005年
次代
菅義偉
山崎力
議会
先代
山本拓
日本の旗 衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長
2016年
次代
竹本直一
先代
古賀一成
日本の旗 衆議院国家基本政策委員長
第15代:2012年 - 2014年
次代
宮路和明
先代
前原誠司
日本の旗 衆議院沖縄及び北方問題
に関する特別委員長

2009年 - 2010年
次代
北村誠吾
先代
佐々木秀典
日本の旗 衆議院内閣委員長
2003年 - 2004年
次代
松下忠洋