緒方林太郎

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緒方 林太郎
おがた りんたろう
生年月日 (1973-01-08) 1973年1月8日(52歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県北九州市八幡西区
出身校 東京大学法学部中退
福岡県立東筑高等学校卒業
前職 国家公務員(外務省)
所属政党 (民主党(礎会)→)
(民進党→)
(希望の党→)
無所属(有志の会/一丸の会)
公式サイト 衆議院議員 おがた林太郎

選挙区 (福岡県第9区→)
(比例九州ブロック→)
福岡県第9区
当選回数 4回
在任期間 2009年 - 2012年11月16日
2014年12月19日[1] - 2017年9月28日
2021年11月3日[2] - 現職
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緒方 林太郎(おがた りんたろう、1973年1月8日 - )は、日本の政治家、元外交官。衆議院議員(4期)。

来歴

福岡県北九州市八幡西区生まれ。1991年、福岡県立東筑高校を卒業し東京大学文科I類に入学。3年次から東京大学法学部に進学するが、在学中に外交官試験に合格し、大学を中退[3]。1994年、外務省に入省した。入省後、フランス北部の都市リールのリール第2大学に留学しフランス語研修を受ける。在セネガル日本大使館2等書記官や外務省中東アフリカ局中東第2課課長補佐、外務省経済局国際機関第1課課長補佐を経て、2005年7月31日付で国際法局条約課課長補佐を最後に退官。退官後は、末松義規や白眞勲の政策担当秘書を務めた[4]。

2009年の第45回衆議院議員総選挙で、福岡9区から民主党公認[5](国民新党推薦)で出馬。自由民主党前職の三原朝彦を破り、初当選した。

2012年の第46回衆議院議員総選挙では、前回下した自民党の三原に約3万票差で敗れ、重複立候補していた比例九州ブロックでの復活も出来ず、落選。

2014年の第47回衆議院議員総選挙では、福岡9区で再び三原に敗れたが、前回よりも票差を縮めて比例九州ブロックで復活し、2年ぶりに国政に復帰した。なお福岡9区では、得票数3位で最下位だった日本共産党の真島省三も比例復活し、同区で立候補した三原、緒方、真島の3候補が全員当選した[6]。2015年11月19日、民主党県連の臨時常任幹事会が開かれ、大久保勉参院議員の県連代表辞任に伴い、新代表に緒方が選出された[7]。

2016年3月27日、民主党と維新の党が合流して結成された民進党に参加[8]。緒方は同党県連代表に就任。

2017年の第48回衆議院議員総選挙では、公示までの間に2回無所属の選択肢を検討したが、最終的に希望の党に参加した[9]。しかし、党の逆風もあり三原に敗れ比例復活もならず落選した[10]。落選後、福岡9区での活動については区切りを付けると表明していたが[9]、2018年、北九州市役所にて会見を開き「一市民として日本を見て、人口減少や財政などの問題に現職の時より強い危機感を持った」として次期衆院選で同区から無所属で立候補する意向を示した[11]。

2021年の第49回衆議院議員総選挙では、「北九州市民党」を掲げ既存の政党とは距離を置いた完全無所属の立場で福岡9区から出馬。三原を破り当選した[12]。11月4日、衆院選で当選した他の無所属議員4人と共に衆院会派「有志の会」を結成した[13]。

2024年の第50回衆議院議員総選挙では、前回に引き続き、無所属の立場で福岡9区から出馬。自民党・立憲民主党の公認候補者がいない中、2位にダブルスコアをつけて当選した[14][15][16]。福岡県内ではトップの得票率(57.3%)であった[17]。

政策・主張

憲法問題

  • 憲法改正について、「どちらかといえば賛成」と回答している[18]。
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、「どちらかといえば反対」と回答している[19]。

外交・安保

経済・財政

  • アベノミクスについて、「どちらかといえば評価しない」と回答している[20]。
  • 安倍内閣による消費増税の先送りについて、2017年のアンケートでは「評価しない」と回答している[20]。2021年のアンケートでも10%の消費税率について、「当面は10%を維持すべきだ」と回答している[21]。
  • 大企業や所得の多い人への課税を強化し、国の財源に充てることについて、「どちらかといえば賛成」と回答している[19]。
  • 日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加について、「賛成」と回答している[23]。
  • 外国人労働者の受け入れについて、「どちらかと言えば賛成」と回答している[18]。
  • 原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働について、2012年のアンケートでは「賛成」と回答している。一方、2017年のアンケートでは「将来的には廃止すべきだ」と回答している[23][24]。

ジェンダー問題

  • 選択夫婦別姓制度導入について、「どちらかといえば賛成」と回答している[19]。
  • 同性婚を可能とする法改正について、「どちらかといえば賛成」と回答している[19]。
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきかについて、「どちらかといえば賛成」と回答している[18]。
  • クオータ制の導入について「どちらかといえば賛成」と回答している[19]。

その他

  • 安倍内閣による森友学園問題・加計学園問題への対応について、「評価しない」と回答している[20]。
  • 女性宮家の創設について、「賛成」と回答している[23]。また、女性天皇についても、「賛成」と回答している[21]。
  • 高校、大学の無償化について所得制限をなくすことに、「反対」と回答している[21]。
  • 2010年10月28日に行われた行政刷新会議における事業仕分けで仕分け人を務めた際、社会資本整備事業特別会計を財源とするスーパー堤防事業をスーパー無駄遣いと批判し、同事業の廃止判定を下している[25]。
  • 2024年2月9日に行われた衆議院予算委員会にて、政策活動費の使途公開を巡って岸田文雄首相が「共通のルールとして行うべきだ」として拒否している点を挙げ、「私の理解では『野党だってやってんだろうと。(使途を)出せないだろうと』と言っていると思う。足元を見る姿勢だ」と批判し、野党側にも「有効な打ち返しができていない。本当に改革する気があるのであれば、このデッドロックを破らないといけない。そうしないとこのやり取りはドタバタ劇で終わる」と指摘し、「政策活動費の公開を求めるのであれば、野党側も所得税の時効が切れていない過去5年間の政策活動費の使途について公開することを強くお勧めしたい」と主張した[26]。

選挙歴

当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
当第45回衆議院議員総選挙2009年08月30日36福岡県第9区民主党12万2815票47.64%11/4/
落第46回衆議院議員総選挙2012年12月16日39福岡県第9区民主党6万2186票29.36%12/47/3
比当第47回衆議院議員総選挙2014年12月14日41福岡県第9区民主党7万1871票38.60%212/33/3
落第48回衆議院議員総選挙2017年10月22日44福岡県第9区希望の党7万8833票39.46%12/36/4
当第49回衆議院議員総選挙2021年10月31日48福岡県第9区無所属9万1591票48.12%11/3/
当第50回衆議院議員総選挙2024年10月27日51福岡県第9区無所属10万2885票57.31%11/4/

所属団体・役職

著書

  • 緒方林太郎『国益ゲーム 日米貿易協定の表と裏』ぱる出版、2020年4月、303頁。ISBN 978-4827212303。 

脚注

  1. ↑ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ↑ 令和3年11月3日福岡県選挙管理委員会告示第139号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の住所及び氏名等)
  3. ↑ “プロフィール|おがた林太郎公式サイト”. www.rinta.jp. 2024年12月8日閲覧。
  4. ↑ “国会議員情報 緒方 林太郎(おがた りんたろう)”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2017年). 2020年8月28日閲覧。
  5. ↑ “福岡9区 民主公認に緒方氏決定 胸なでおろす県連幹部”. NETIBニュース. データ・マックス (2008年10月22日). 2020年8月28日閲覧。
  6. ↑ “民主代表選候補の推薦人名簿”. 時事通信社. (2015年1月7日) 2015年1月8日閲覧。
  7. ↑ “民主福岡県連、新体制でも前途多難 参院選へ代表に緒方氏”. 産経新聞 (2015年11月19日). 2023年2月5日閲覧。
  8. ↑ “民進党が結成大会 衆参156人、代表に岡田克也氏選出”. 朝日新聞. (2016年3月27日) 2016年3月29日閲覧。
  9. 1 2 “「街頭での手応えはあったが報道で数字を聞いて首の周りが寒くなった」希望の党から出馬・落選した元議員の証言”. BLOGOS. 2022年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
  10. ↑ “小選挙区開票速報 福岡”. 朝日新聞. (2017年10月22日) 2017年10月25日閲覧。
  11. ↑ “無所属立候補の意向 次期衆院選福岡9区 /福岡”. 毎日新聞. (2023年2月4日) 2018年3月31日閲覧。
  12. ↑ “緒方氏、無所属貫き雪辱 「最初からフルスロットルで」【福岡9区】”. 西日本新聞. (2021年11月1日) 2021年11月1日閲覧。
  13. ↑ “無所属5人が衆院新会派「有志の会」届け出”. 産経新聞 (2021年11月4日). 2021年11月4日閲覧。
  14. ↑ 日本放送協会. “福岡9区 緒方林太郎氏4回目の当選確実 無所属の前議員|NHK 福岡のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年12月8日閲覧。
  15. ↑ 日本テレビ. “【さあ、開票だ。】衆院選福岡9区 緒方林太郎氏が当選確実 自民の参議院議員が公示直前でくら替えを断念|FBS NEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2024年12月8日閲覧。
  16. ↑ “【速報】衆院福岡9区、緒方林太郎氏が当選確実”. 西日本新聞me. 2024年12月8日閲覧。
  17. ↑ “福岡9区 衆議院選挙 選挙速報・開票結果 最新ニュース”. 読売新聞オンライン (2024年10月15日). 2024年10月30日閲覧。
  18. 1 2 3 “緒方健太郎”. 2021衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年11月20日閲覧。
  19. 1 2 3 4 5 日本放送協会. “[NHK衆議院選挙北九州市若松区・八幡西区など福岡9区の候補者アンケート - 衆院選2021 NHK]”. www.nhk.or.jp. 2024年12月8日閲覧。
  20. 1 2 3 4 5 6 “緒方健太郎”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年11月20日閲覧。
  21. 1 2 3 4 5 “2021衆院選候補者アンケート”. 毎日新聞. (2021年11月11日)
  22. ↑ INC, SANKEI DIGITAL. “【衆院予算委員会】「質問自体が政治利用」-拉致問題をめぐる安倍首相と民主・緒方氏のやりとり要旨”. 産経ニュース. 2020年8月28日閲覧。
  23. 1 2 3 “2012衆院選 福岡9区 緒方林太郎”. 毎日jp (毎日新聞社) 2014年5月3日閲覧。
  24. ↑ 2017年衆院選時毎日新聞アンケート回答
  25. ↑ “スーパー堤防事業を「廃止」判定 事業仕分け2日目”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2010年10月28日). 2018年7月15日閲覧。
  26. ↑ “「有志の会」緒方林太郎氏、野党に政策活動費の使途公開要求「首相が足元見る」”. 産経新聞 (2024年2月9日). 2024年10月13日閲覧。
  27. ↑ “下関北九州道路 要望書”. 下関北九州道路整備促進期成同盟会他 (2022年8月31日). 2023年11月3日閲覧。

外部リンク