1812年
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| 千年紀: | 2千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
| 十年紀: | 1790年代 1800年代 1810年代 1820年代 1830年代 |
| 年: | 1809年 1810年 1811年 1812年 1813年 1814年 1815年 |
1812年(1812 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、水曜日から始まる閏年。
他の紀年法
[編集]カレンダー
[編集]できごと
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- 2月11日 - アメリカ合衆国マサチューセッツ州知事エルブリッジ・ゲリーが、自党に有利な不自然な選挙区割りを制定(「ゲリマンダー」の語源)[1]。
- 3月10日 - イギリスのバイロン卿が物語詩『チャイルド・ハロルドの巡礼』を刊行。憂愁の英雄像(バイロニック・ヒーロー)で熱狂的人気を博す[2]。
- 3月19日 - スペイン独立戦争下、カディス・コルテス(国会)で国民主権などを定めた自由主義的なカディス憲法が公布される[3]。
- 3月20日 - イギリスでラッダイト運動の激化を受け、機械破壊に死刑を適用する厳罰法(フレーム破壊防止法)が成立(審議過程でバイロン卿が反対演説)[4]。
- 4月30日 - アメリカ合衆国でルイジアナ州が18番目の州として昇格[5][6]。
- 5月11日 - イギリス首相スペンサー・パーシヴァルが庶民院ロビーで射殺される[7]。
- 5月28日 - 露土戦争:ロシア帝国とオスマン帝国がブカレスト条約を締結。ロシアがベッサラビアを獲得し、対仏戦を前に南方戦線を安定化[8]。
- 5月29日(純祖12年4月19日) - 朝鮮:外戚による勢道政治や地域差別に抗して前年末に蜂起した農民反乱洪景来の乱が、定州城陥落と洪景来の戦死により鎮圧される[9]。
- 6月18日 - 米英戦争(第二次独立戦争)勃発:イギリスの海上封鎖、米船拿捕、水兵の強制徴募、先住民蜂起への支援に反発し、米マディソン政権(ヘンリー・クレイらタカ派主導)が対英宣戦布告[10]。
- 6月24日 - ロシア遠征(祖国戦争)開始:ロシアの大陸封鎖令違反(対英貿易再開)を機に、フランス第一帝政のナポレオン率いる大陸軍(約60万)がネマン川を渡河しロシア領へ侵入[11]。
- 9月7日 - ボロジノの戦い。ロシア軍総司令官クトゥーゾフが善戦するも、首都防衛決戦を避けて退却[12]。
- 9月14日 - ナポレオン軍がモスクワに入城。しかし、モスクワ総督ロストプチンによるモスクワ大火とロシア側の焦土作戦で補給を断たれる[13]。
- 9月19日(文化9年8月14日) - ゴローニン事件:前年の艦長ゴローニン捕縛に対する報復として、ロシア海軍が国後島沖で商人高田屋嘉兵衛を拿捕しカムチャツカ半島へ連行[14][15]。
- 10月19日 - 補給途絶と冬の接近により、ナポレオンがモスクワからの撤退を開始[16]。
- 10月30日 - 米大統領選挙( - 12月2日):戦時下の信任投票となり、現職ジェームズ・マディソン(民主共和党)が反戦派デウィット・クリントンを破り再選[17]。
- 11月26日 - ベレジナ川の戦い( - 11月29日)。渡河退却中の大陸軍が追撃、ゲリラ戦、飢えと極寒(冬将軍)により壊滅的打撃を受ける[18]。
- 12月20日 - ドイツのグリム兄弟が、民間伝承を収集した『グリム童話』初版第1巻を刊行[19]。
- 日付不詳 - ドイツのヘーゲルが、『論理学』第1巻を出版[20]。
誕生
[編集]→「Category:1812年生」も参照
- 1月20日 - エドゥアール・セガン[21]、近代精神遅滞児教育の創始者(+ 1880年)
- 1月21日 - モーゼス・ヘス[22]、ドイツの初期社会主義者(+ 1875年)
- 1月28日 - イリア・ガラシャニン[23]、セルビア公国の政治家(+ 1874年)
- 2月7日 - チャールズ・ディケンズ[24]、イギリスの小説家(+ 1870年)
- 2月11日 - アレクサンダー・スティーヴンズ[25]、アメリカ連合国副大統領(+ 1883年)
- 2月16日 - ヘンリー・ウィルソン[26] - 第18代アメリカ合衆国副大統領(+ 1875年)
- 2月17日(文化9年1月5日) - 有栖川宮幟仁親王[27][28]、韶仁親王の第1王子(+ 1886年)
- 2月19日 - ジグムント・クラシンスキ[29]、ポーランドの小説家、詩人(+ 1859年)
- 3月1日 - オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン[30]、イギリスの建築家(+ 1852年)
- 3月6日 - ブルーノ・ヒルデブラント[31]、ドイツの経済学者(+ 1878年)
- 4月6日 - アレクサンドル・ゲルツェン[32]、ロシアの文学者、社会主義思想家(+ 1870年)
- 4月15日 - テオドール・ルソー[33]、フランスのバルビゾン派画家(+ 1867年)
- 4月18日(文化9年3月7日) - 白石正一郎[34]、豪商(+ 1880年)
- 4月26日 - アルフレート・クルップ[35]、ドイツの製鋼業者(+ 1887年)
- 4月26日(文化9年5月5日) - 葛原勾当[36]、地歌箏曲家(+ 1882年)
- 4月27日 - フリードリッヒ・フォン・フロトー[37][38]、ドイツの作曲家(+ 1883年)
- 5月7日 - ロバート・ブラウニング[39]、イギリスの詩人(+ 1889年)
- 5月11日(文化9年4月1日) - 村上忠順[40]、国学者(+ 1884年)
- 5月12日 - エドワード・リア[41]、イギリスの詩人、画家(+ 1888年)
- 6月9日 - ヨハン・ゴットフリート・ガレ[42][43]、ドイツの天文学者(+ 1910年)
- 6月13日(文化9年5月5日) - 鈴木重胤[44]、国学者(+ 1863年)
- 6月18日 - イワン・ゴンチャロフ[45]、ロシアの小説家(+ 1891年)
- 10月12日 - アスカニオ・ソブレロ[46]、イタリアの化学者(+ 1888年)
- 11月4日(文化9年10月1日) - 弘瀬金蔵(絵金[47])、町絵師(+ 1876年)
- 11月10日(嘉慶17年10月7日) - 左宗棠[48]、清末の政治家(+ 1885年)
- 12月23日 - サミュエル・スマイルズ[49]、スコットランド生まれのイギリスの著述家(+ 1904年)
- 月日不明
死去
[編集]→「Category:1812年没」も参照
- 2月2日 - イサーク・ティチング[53][54]、オランダ商館長(* 1745年?)
- 2月23日 - エティエンヌ・ルイ・マリュス[55]、フランスの物理学者(* 1775年)
- 3月20日 - ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク[56]、ボヘミアの作曲家、ピアニスト(* 1760年)
- 4月20日 - ジョージ・クリントン[57]、アメリカの軍人、政治家(* 1739年)
- 5月11日 - スペンサー・パーシヴァル[58]、イギリス首相(* 1762年)
- 6月1日 - リチャード・カーワン[59]、アイルランドの化学者(* 1733年)
- 6月24日(文化9年5月16日) - 井上士朗[60][61]、俳人、医者(* 1742年)
- 6月26日(文化9年5月18日) - 山本北山[62]、儒学者、折衷学派(* 1752年)
- 9月19日 - マイアー・アムシェル・ロートシルト[63]、フランクフルトの銀行家、ロスチャイルド家の始祖(* 1744年)
- 9月21日 - エマヌエル・シカネーダー[64]、バイエルンの劇作家、俳優(* 1751年)
- 9月24日 - ピョートル・バグラチオン[65]、ロシアの将軍(* 1765年)
- 10月2日(文化9年8月27日) - 市場通笑[66]、黄表紙作者(* 1737年?)
脚注
[編集]- ↑ 『ゲリマンダー』 - コトバンク
- ↑ 『チャイルドハロルドの遍歴』 - コトバンク
- ↑ 『カディス憲法』 - コトバンク
- ↑ “FRAME WORK BILL (Hansard, 27 February 1812)”. UK Parliament. 2024年3月1日閲覧。
- ↑ 『ルイジアナ』 - コトバンク
- ↑ “Louisiana at a glance”. Encyclopædia Britannica. 2026年9月4日閲覧。
- ↑ 『ぱーしばる』 - コトバンク
- ↑ 『ブカレスト条約』 - コトバンク
- ↑ 『洪景来の乱』 - コトバンク
- ↑ 『米英戦争』 - コトバンク
- ↑ 『モスクワ遠征』 - コトバンク
- ↑ 『ボロジノ』 - コトバンク
- ↑ 『モスクワ遠征』 - コトバンク
- ↑ 『高田屋嘉兵衛』 - コトバンク
- ↑ “9月/朝日にいちばん近い街 - 1812年(文化9年) 旧暦8月14日 高田屋嘉兵衛、ロシア船に捕まる”. 根室市. 2026年9月4日閲覧。
- ↑ 『ロシア遠征』 - コトバンク
- ↑ “Presidential Election of 1812”. The American Presidency Project. 2026年9月4日閲覧。
- ↑ “French invasion of Russia”. Encyclopædia Britannica. 2026年9月4日閲覧。
- ↑ 『グリム童話』 - コトバンク
- ↑ 『ヘーゲル』 - コトバンク
- ↑ 『セガン』 - コトバンク
- ↑ 『ヘス』 - コトバンク
- ↑ 『ガラシャニン』 - コトバンク
- ↑ 『ディケンズ』 - コトバンク
- ↑ 『スティーブンズ』 - コトバンク
- ↑ Henry-Wilson - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『幟仁親王』 - コトバンク
- ↑ 『有栖川宮幟仁親王』 - コトバンク
- ↑ 『クラシンスキ』 - コトバンク
- ↑ 『ピュージン』 - コトバンク
- ↑ 『ヒルデブラント』 - コトバンク
- ↑ 『ゲルツェン』 - コトバンク
- ↑ 『ルソー』 - コトバンク
- ↑ 『白石正一郎』 - コトバンク
- ↑ 『クルップ』 - コトバンク
- ↑ 『葛原勾当』 - コトバンク
- ↑ 『フロトー』 - コトバンク
- ↑ 『フロートー』 - コトバンク
- ↑ 『ブラウニング』 - コトバンク
- ↑ 『村上忠順』 - コトバンク
- ↑ 『リア』 - コトバンク
- ↑ 『ガレ』 - コトバンク
- ↑ 『ガルレ』 - コトバンク
- ↑ 『鈴木重胤』 - コトバンク
- ↑ 『ゴンチャロフ』 - コトバンク
- ↑ 『ソブレロ』 - コトバンク
- ↑ 『絵金』 - コトバンク
- ↑ 『左宗棠』 - コトバンク
- ↑ 『スマイルズ』 - コトバンク
- ↑ 『安島帯刀』 - コトバンク
- ↑ 『胡林翼』 - コトバンク
- ↑ 『橘曙覧』 - コトバンク
- ↑ 『ティチング』 - コトバンク
- ↑ 『ティツィング』 - コトバンク
- ↑ 『マリュス』 - コトバンク
- ↑ Jan-Ladislav-Dussek - ブリタニカ百科事典
- ↑ George-Clinton-vice-president-of-United-States - ブリタニカ百科事典
- ↑ Spencer-Perceval - ブリタニカ百科事典
- ↑ Richard-Kirwan - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『井上士朗』 - コトバンク
- ↑ 『士朗』 - コトバンク
- ↑ 『山本北山』 - コトバンク
- ↑ 『ロスチャイルド』 - コトバンク
- ↑ Emanuel-Schikaneder - ブリタニカ百科事典
- ↑ Pyotr-Ivanovich-Knyaz-Bagration - ブリタニカ百科事典
- ↑ 『市場通笑』 - コトバンク
関連項目
[編集]- 年の一覧
- 年表
- 年表一覧
- 1812年 (序曲) - 1812年ロシア戦役をテーマとしたチャイコフスキーの管弦楽曲