さいたまダービー

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さいたまダービー(男子)
都市、地域 埼玉県さいたま市
旧 浦和市
旧 大宮市
初開催 1996年11月17日
チーム 浦和レッズ
RB大宮アルディージャ
総試合数 38試合
最多勝利 浦和レッズ 22勝
直近の試合 2026年10月7日 天皇杯3回戦(NACK)
さいたまダービー(女子)
都市、地域 埼玉県さいたま市
旧 浦和市
旧 大宮市
初開催 2021年10月2日(リーグ戦)
チーム 三菱重工浦和レッズレディース
RB大宮アルディージャWOMEN
総試合数 10試合(リーグ戦のみ)
最多勝利 浦和レッズ 8勝(リーグ戦のみ)
直近の試合 2026年4月26日 WE第21節(NACK)

さいたまダービーは、日本のダービーマッチの1つ。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属する浦和レッズとRB大宮アルディージャの対戦を指す。両クラブとも埼玉県さいたま市をホームタウンとすることが名称の由来である。

日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)に所属する三菱重工浦和レッズレディースとRB大宮アルディージャWOMENの対戦についても記述する。

概要

埼玉県内最多の人口を有し、県庁所在地として県政の中枢を担っていた浦和と、同県の商業・交通の中枢であった大宮との間では、明治期の県庁舎誘致を巡る対立以降、根強い地域間対立があるとされる[1][2]。このような歴史的背景から、さいたまダービーはライバル都市同士の戦いという側面がある[3]。

ホームスタジアム

チーム名スタジアム名
(命名権名称)
収容人員画像備考
浦和レッズ埼玉スタジアム200262,010人
埼玉
埼玉
両スタジアムとも大宮の主催試合でも使用されたことがある。
大宮の改修に伴い、2005年は実質大宮・埼玉の併用。
埼玉での大宮主管は2005年 - 2007年・2009年・2010年の5回開催。
2006年 - 2007年10月は駒場を暫定本拠としていた。
駒場でのダービーはJ2時代の2000年と、
共にJ1となった2005年(何れも浦和主催の合計3試合)に使用。
浦和レッズ
三菱重工浦和レッズレディース
さいたま市駒場スタジアム
(浦和駒場スタジアム)
21,500人
駒場
駒場
RB大宮アルディージャ
RB大宮アルディージャWOMEN
さいたま市大宮公園サッカー場
(NACK5スタジアム大宮)
15,500人
NACK
NACK
1992年・1993年Jリーグカップ、および1994年第2ステージと
1995年第1ステージに浦和が駒場改修に伴う暫定本拠地として使用したことがある。
2006年 - 2007年10月は改修のため使用せず。

男子

戦績

リーグ戦

■ 浦和レッズ:12勝7分9敗

■ 大宮アルディージャ → ■ RB大宮アルディージャ:9勝7分12敗

年月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数得点者
2000年3月25日J2第3節駒場浦和1 - 0大宮20,18964分にゴール 64分小野伸二
5月22日第14節大宮大宮0 - 6浦和7,14732分にゴール 32分永井雄一郎、38分にゴール 38分大柴健二、62分にゴール 62分アンジェイ・クビツァ、
66分にゴール 66分 84分にゴール 84分オウンゴール、81分にゴール 81分宮沢克行
9月16日第33節駒場浦和0 - 1大宮16,40587分にゴール 87分ジョルジーニョ
11月16日第43節大宮大宮0 - 1浦和9,49919分にゴール 19分大柴健二
2001年 - 2004年:浦和がJ1、大宮がJ2所属のため開催なし。
2005年7月9日J1第15節埼玉浦和1 - 2大宮50,43718分にゴール 18分トニーニョ、22分にゴール 22分桜井直人、44分にゴール 44分田中マルクス闘莉王
10月22日第28節大宮1 - 3浦和30,0383分にゴール 3分三都主アレサンドロ、7分にゴール 7分桜井直人、
53分にゴール 53分田中マルクス闘莉王、69分にゴール 69分トミスラフ・マリッチ
2006年4月29日第10節浦和2 - 0大宮54,77432分にゴール 32分ワシントン、89分にゴール 89分永井雄一郎
9月10日第22節大宮0 - 2浦和35,05944分にゴール 44分ワシントン、89分にゴール 89分永井雄一郎
2007年5月6日第10節大宮1 - 1浦和33,16238分にゴール 38分小林慶行、73分にゴール 73分ワシントン
9月1日第24節浦和0 - 1大宮49,81060分にゴール 60分森田浩史
2008年4月20日第7節浦和0 - 0大宮50,997
9月21日第25節NACK大宮0 - 1浦和11,53027分にゴール 27分高原直泰
2009年5月24日第13節埼玉大宮1 - 1浦和32,4188分にゴール 8分朴原載、35分にゴール 35分細貝萌
10月25日第30節浦和0 - 3大宮43,74616分にゴール 16分 55分にゴール 55分ラファエル、89分にゴール 89分石原直樹
2010年7月31日第16節浦和0 - 1大宮40,32628分にゴール 28分ラファエル
10月2日第25節大宮1 - 2浦和29,5754分にゴール 4分高崎寛之、16分にゴール 16分柏木陽介、45分にゴール 45分ラファエル
2011年6月11日第14節NACK大宮2 - 2浦和12,2214分にゴール 4分ラファエル、53分にゴール 53分深谷友基、56分にゴール 56分エジミウソン、78分にゴール 78分原口元気
10月15日第29節埼玉浦和0 - 1大宮34,65484分にゴール 84分ラファエル
2012年4月21日第7節NACK大宮2 - 0浦和12,7098分にゴール 8分曺永哲、27分にゴール 27分ラファエル
9月1日第24節埼玉浦和1 - 1大宮39,81411分にゴール 11分原口元気、45+1分にゴール 45+1分東慶悟
2013年4月20日第7節NACK大宮1 - 0浦和13,01645+2分にゴール 45+2分ズラタン
10月5日第28節埼玉浦和4 - 0大宮47,79011分にゴール 11分阿部勇樹、72分にゴール 72分原口元気、76分にゴール 76分興梠慎三、83分にゴール 83分関口訓充
2014年5月10日第13節NACK大宮0 - 2浦和13,34829分にゴール 29分興梠慎三、68分にゴール 68分柏木陽介
8月30日第22節埼玉浦和4 - 0大宮42,30833分にゴール 33分梅崎司、36分にゴール 36分興梠慎三、49分にゴール 49分森脇良太、60分にゴール 60分宇賀神友弥
2015年:浦和がJ1、大宮がJ2所属のため開催なし。
2016年5月8日J11st第11節NACK大宮0 - 1浦和13,88044分にゴール 44分柏木陽介
7月17日2nd第4節埼玉浦和2 - 2大宮53,95137分にゴール 37分柏木陽介、45+4分にゴール 45+4分江坂任、59分にゴール 59分武藤雄樹、68分にゴール 68分マテウス
2017年4月30日第9節NACK大宮1 - 0浦和12,40163分にゴール 63分茨田陽生
8月5日第20節埼玉浦和2 - 2大宮45,41126分にゴール 26分興梠慎三、66分にゴール 66分マテウス、69分にゴール 69分柏木陽介、88分にゴール 88分瀬川祐輔
2018年 - :浦和がJ1、大宮がJ2・J3所属のため開催なし。

カップ戦他

■ 浦和レッズ:10勝0敗

■ NTT関東サッカー部 → 大宮アルディージャ → ■ RB大宮アルディージャ:0勝10敗

開催年開催日時期会場ホーム得点アウェイ観客数得点者
1996年11月17日天皇杯3回戦駒場浦和3 - 0NTT関東15,34434分にゴール 34分岡野雅行、50分にゴール 50分岡野雅行、62分にゴール 62分岩瀬健
1997年12月14日浦和2 - 1NTT関東15,26126分にゴール 26分ペトロヴィッチ、41分にゴール 41分福永泰、81分にゴール 81分平本大介
2005年3月26日ナビスコ杯予選L第2節浦和2 - 1大宮17,49415分にゴール 15分田中達也、23分にゴール 23分エメルソン、64分にゴール 64分冨田大介
6月4日第5節埼玉大宮1 - 3浦和26,39710分にゴール 10分鈴木啓太、27分にゴール 27分エメルソン、32分にゴール 32分田中達也、
57分にゴール 57分トゥット
12月29日天皇杯準決勝国立大宮2 - 4 aet浦和31,44123分にゴール 23分マリッチ、26分にゴール 26分片岡洋介、62分にゴール 62分 102分にゴール 102分長谷部誠、
89分にゴール 89分冨田大介、95分にゴール 95分山田暢久
2009年6月13日ナビスコ杯予選L第7節埼玉浦和6 - 2大宮36,25138分にゴール 38分山田直輝、52分にゴール 52分 57分にゴール 57分エジミウソン、52分にゴール 52分高原直泰、
65分にゴール 65分土岐田洸平、71分にゴール 71分原口元気、83分にゴール 83分藤田祥史、89分にゴール 89分山田暢久
2011年9月14日ナビスコ杯2回戦第1レグ浦和2 - 0大宮13,03652分にゴール 52分マルシオ・リシャルデス、65分にゴール 65分原口元気
9月28日第2レグNACK大宮1 - 2浦和8,9826分にゴール 6分 23分にゴール 23分ランコ・デスポトヴィッチ、73分にゴール 73分金澤慎
2014年4月2日ナビスコ杯予選L第2節埼玉浦和2 - 1大宮20,69716分にゴール 16分李忠成、30分にゴール 30分橋本晃司、87分にゴール 87分青木拓矢
2026年10月7日天皇杯3回戦NACK浦和3 - 2大宮11,95660分にゴール 60分笹修大、63分にゴール 63分肥田野蓮治、64分にゴール 64分小林柚希79分にゴール 79分オナイウ阿道、82分にゴール 82分泉柊椰
  • 大宮のチーム名は、1997年まではNTT関東サッカー部、1998年 - 2024年は大宮アルディージャ、2025年以降はRB大宮アルディージャ。

タイトル

2026年10月7日時点

国内大会 浦和 大宮
J1リーグ 1 0
J1 1stステージ 1 0
J1 2ndステージ 2 0
J2リーグ 0 1
J3リーグ 0 1
Jリーグカップ 2 0
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 8 0
スーパーカップ 2 0
国際大会 浦和 大宮
AFCチャンピオンズリーグエリート 3 0
Jリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦 1 0

女子

戦績

リーグ戦

■ 三菱重工浦和レッズレディース:9勝0分2敗

■ 大宮アルディージャVENTUS → ■ RB大宮アルディージャWOMEN:2勝0分9敗

年月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数得点者
2021年10月2日WE 21-22第4節NACK大宮1 - 4浦和3,3645分にゴール 5分安藤梢、49分にゴール 49分猶本光、82分にゴール 82分菅澤優衣香、87分にゴール 87分遠藤優、88分にゴール 88分カトラー グレイス エリン
2022年 4月3日第14節浦和駒場浦和1 - 2大宮2,24529分にゴール 29分猶本光、72分にゴール 72分髙橋美夕紀、86分にゴール 86分有吉佐織
12月3日 22-23第5節NACK大宮0 - 3浦和3,1909分にゴール 9分遠藤優、40分にゴール 40分 43分にゴール 43分菅澤優衣香
2023年 6月3日第21節浦和駒場浦和4 - 0大宮4,90524分にゴール 24分猶本光、45分にゴール 45分島田芽依、60分にゴール 60分 77分にゴール 77分清家貴子
2024年 1月7日 23-24 第7節 浦和駒場 浦和 3 - 1 大宮 3,050 7分にゴール 7分 59分にゴール 59分安藤梢、88分にゴール 88分伊藤美紀、90+2分にゴール 90+2分田嶋みのり
4月18日 第15節 NACK 大宮 0 - 4 浦和 2,505 2分にゴール 2分伊藤美紀、10分にゴール 10分 14分にゴール 14分島田芽依、24分にゴール 24分清家貴子
11月17日 24-25 第9節 浦和駒場 浦和 4 - 0 大宮 4,202 34分にゴール 34分栗島朱里、36分にゴール 36分オウンゴール、48分にゴール 48分 72分にゴール 72分藤﨑智子
2025年 3月15日 第14節 NACK 大宮 0 - 3 浦和 3,909 33分にゴール 33分高橋はな、77分にゴール 77分島田芽依、88分にゴール 88分藤﨑智子
9月28日 25/26 第8節 浦和駒場 浦和 2 - 0 大宮 3,505 13分にゴール 13分 19分にゴール 19分島田芽依
2026年 4月26日 第21節 NACK 大宮 2 - 0 浦和 4,218 12分にゴール 12分齊藤夕眞、55分にゴール 55分西尾葉音
8月22日 26/27 第1節 NACK 大宮 0 - 1 浦和 2,387 24分にゴール 24分伊藤美紀

カップ戦他

■ 三菱重工浦和レッズレディース:0勝1分1敗

■ 大宮アルディージャVENTUS → ■ RB大宮アルディージャWOMEN:1勝1分0敗

年月日時期会場ホーム得点アウェイ観客数得点者
2022年8月21日WEリーグ杯GS第1節NACK大宮2 - 2浦和1,85730分にゴール 30分仲田歩夢、58分にゴール 58分上辻佑実、90+1分にゴール 90+1分猶本光、90+3分にゴール 90+3分塩越柚歩
2026年9月20日第2節浦和駒場浦和1 - 2大宮1,3755分にゴール 5分門脇真依、58分にゴール 58分丹野凜々香、64分にゴール 64分大島暖菜
  • 大宮のチーム名は、2021年 - 2024年6月は大宮アルディージャVENTUS、2024年7月以降はRB大宮アルディージャWOMEN。

タイトル

2026年4月26日時点

国内大会 浦和 大宮
WEリーグ 2 0
なでしこリーグ1部 4 0
WEリーグカップ 1 0
皇后杯 JFA 全日本女子サッカー選手権大会 2 0
国際大会 浦和 大宮
AFC女子クラブ選手権 1 0
日韓女子リーグチャンピオンシップ 1 0

Jリーグ準備期のエピソード

Jリーグ発足は1993年であるが、Jリーグはその準備段階のプロリーグ検討委員会第三回ヒアリング(1991年1月21日 - 24日)において各チームに対し「チーム名から企業名を外せるか」という提案をした。これに対し、元埼玉県サッカー協会副会長の松本暁司は川淵三郎(現・日本サッカー協会名誉会長)に「浦和と名乗ったら、埼玉じゃ、大宮の連中は絶対に応援しないと思うよ。だから三菱自動車の方がいいんじゃないかな」と忠告した。これに対し川淵は「世の中、難しいもんだな」と思わざるを得なかった[4][5][注 1]。

脚注

注釈

  1. ↑ 川渕の提案に賛成・反対するチーム、様子見するチームに分かれたが、初年度から企業名抜きのチーム名で参加したのは鹿島、清水、名古屋、広島の4チームのみであった。他のチームは本音では反対のようであり、中でも読売クラブ(現在の東京ヴェルディ)は「企業がおカネを出すのだから、企業の名前を外してというのは難しい。絶対にできません」と主張した[4][5]。

出典

  1. ↑ “埼玉県の誕生では県庁所在地で大揉めに!諸藩県分立する埼玉統合 (2ページ目)”. まっぷるウェブ (2021年11月2日). 2025年9月26日閲覧。
  2. ↑ “日本人の多くが知らない…「さいたま市」誕生の際に起きた大宮と浦和の「ヤバすぎるケンカ」”. マネー現代 (2023年9月21日). 2025年9月26日閲覧。
  3. ↑ “さいたまダービーが持つ国際基準とは=浦和と大宮の間に生まれた新たな因縁”. スポーツナビ (2025年9月25日). 2025年9月26日閲覧。
  4. 1 2 川淵三郎『Jの履歴書 日本サッカーとともに』、113頁。
  5. 1 2 川淵三郎『夢を掴む』、97-98頁。

関連項目