カリーヴルスト

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カリーヴルスト
カリーヴルストとフライドポテト
別名 カレーヴルスト、クリーヴルスト、カレーソーセージ
発祥地 ドイツの旗 ドイツ
地域 西ベルリン
関連食文化 ドイツ料理
考案者 ヘルタ・ホイヴァー(ドイツ語版)
誕生時期 1949年
主な材料 ソーセージ、ケチャップ、カレー粉
Cookbook ウィキメディア・コモンズ
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カリーヴルストまたはカレーヴルスト、クリーヴルスト(ドイツ語: Currywurst, カレーソーセージ)は、ドイツ料理の1つで、特にルーツであるベルリンやルール地方、ハンブルクで人気のソーセージ料理。ヴルストとはドイツ語でソーセージの意。

概要

焼いたソーセージ(ブリューヴルストまたはブラートヴルスト)の上にスパイシーなケチャップとカレー粉(あるいはカレーソースとカレー粉)をまぶしただけの単純な料理だが、根強い人気のあるメニューである[1]。レストランよりは街中の軽食スタンドなどで売られていることが多く、注文するとほとんどの場合ブレートヒェン(小さなパン)が1つ(ブレートヒェンに挟む店も多い)か、フライドポテトが付いてくる[1]。一時期は庶民の味、ファストフードとして圧倒的な人気を博した。近年はピザやケバブの人気に押されているものの、ドイツのどこでも食べることのできる大衆食としての地位は不変である。

カリーヴルストは第二次世界大戦後のドイツで普及したが、さまざまなカリーヴルスト店が乱立したために、誰が本物の発案者かはわからなくなってしまっている。ベルリンの有力説では、カリーヴルストのソースはヘルタ・ホイヴァー(ドイツ語版)という女性が発明したとされている。彼女は西ベルリンのシャルロッテンブルクでソーセージ屋台を経営しており、ケチャップ、ウスターシャーソース、カレー粉といった材料をイギリス軍兵士から仕入れていた[2]。1949年9月4日、雨で客が来ないため退屈しのぎに材料を混ぜた結果、カリーヴルストができたという[3]。以後、ベルリン市街を再建する建設労働者の間で人気を博するようになった。全盛期には週に1万本を売ったという[4]屋台をもとに彼女はレストランを開き1974年まで経営したという[5]。ベルリンには2009年に、カリーヴルストの発売60周年を記念してドイツ・カリーヴルスト博物館(ドイツ語版)(カレーソーセージ博物館)が開館している[1][4]。Chillup[6]という名称でも知られていた。

フォルクスワーゲンのヴォルフスブルク工場では1973年に社員食堂用で提供するカリーヴルストの生産施設を併設している。単にカレー粉をまぶすのではなく、複数のスパイスと共に肉に練り込んでおり、特製のトマトケチャップと合わせた「フォルクスワーゲン・カリーヴルスト」が工場見学者やヴォルフスブルクの来場者に提供されている[7]。

ギャラリー

脚注

  1. 1 2 3 大使館スタッフ (2017年7月26日). “ベルリン風カリーヴルスト(カレーソーセージ)”. Young Germany Japan. ドイツ大使館. 2024年8月30日閲覧。
  2. ↑ Paterson, Tony (2009年8月15日). “Spicy sausage that is worthy of a shrine in Berlin”. London: The Independent 2010年4月30日閲覧。
  3. ↑ David Farley (2022年2月25日). “A strangely addictive street food” (英語). BBC Travel. BBC. 2024年8月30日閲覧。
  4. 1 2 “Honoring the best of the Wurst of German Cuisine”. Deutsche Welle. (2009年8月15日)
  5. ↑ Kessler, Roman (2009年8月27日). “The Craze Over Currywurst”. Wall Street Journal
  6. ↑ “The Spirit of Currywurst”. www.dpma.de. www.dpma.de. 2021年3月9日閲覧。
  7. ↑ 自動車だけじゃない、独VW自慢の「カレーソーセージ」 - AFPBB

参考資料

関連項目

外部リンク