バブ(英: Bub[1])とは花王から発売されている入浴剤。及び、入浴剤を含めたインバスヘルスケア製品のブランド名である。入浴剤は花王の看板商品ともいえるロングセラーとなっており、1983年の発売開始から35年以上に渡って幅広い世代に愛好されている。
バブの特徴としてまず挙げられるのが、お湯に漬けると炭酸ガスが発生するという点である。炭酸ガスは血行を促し、疲れ・肩こりに効く効果を持っているがそのほかに湯船に投入したときに湯の中でソーダのような泡を上げて溶けていく様が消費者に好まれている。炭酸ガスは、湯中に溶け出したフマル酸と炭酸水素ナトリウムの化学反応によって発生する[2]。
商品開発は医薬品の研究員が炭酸泉の効用に関するドイツの論文を読んだことがきっかけである。炭酸ガスはありふれた素材で入浴や健康にはほとんど結びつかず、疑問視する声が多かったが、プレゼンテーションがうまくいき商品化となった[3][4]。
バブの発売以降、炭酸ガスが発生する発泡タイプと呼ばれる入浴剤がメジャーになり、バブの他には後発の株式会社バスクリンのきき湯(2003年発売、発売当初はツムラ)、白元アースのHERSバスラボ(2015年に旧キング化学時代から発売され、白元アースへ継承後も継続発売されていた「バスキング」に替わって発売されたブランド)、アース製薬の温泡(おんぽう)などがある。
次に上げられる特徴は錠剤状の固形で1回分ずつ個別包装されているということである。現在家庭用入浴剤は粉状、または液状のものがほとんどであり、1回分ずつ個別包装されているかまたはビン、缶状の入れ物に数十回分まとめて入れられている。これに対してバブは1回分が約5cm角の四角い固形状をしており、湯船への投入時に分量をいちいち量るといった手間無しにそのままパッケージを開けて投入することが出来る。また分封されている事により、品質の劣化を防ぐ、保存がしやすい、携帯が容易といった効果がある。
3つ目の特徴は香りの種類が多いということである。定番として通年売られているのは「ゆず」、「森」、「ひのき」、「ラベンダー」といった誰にでも好まれる香りであるがその他に季節ごとに果物、花、ケーキ、リゾート、カフェといったテーマに合わせて新規開発された期間限定のバブをつめたアソートパックが発売される。そのため、他の入浴剤には見られない「入浴剤を収集する」という行為をする消費者は珍しくない。個別包装で固形であるという形状も収集のしやすさにつながっている。
また、パナソニック、三菱電機、日立グローバルライフソリューションズ、デンソー、コロナではエコキュート(自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯器)に使用できる推奨の入浴剤として指定を受けている[5]。なお、エコキュートに使用する場合、「バブ ミルキータイプ」・「バブ おふろでオフ」・「バブ MIRAI beauty」など、にごりタイプやパウダー配合タイプには使用不可となるので注意が必要である(なお、エコキュート以外の給湯器であっても取扱説明書に「にごりタイプの入浴剤の使用不可」の旨が明記されている場合は同様に使用不可となる)。
太字は現在も発売されている製品。
以下の製品は湯船に投入する入浴剤ではないので注意が必要である。
バブには、その季節ごとに限定発売される数量限定品が存在する。香りはその限定品のために作られた特別なものが多く、限定品の販売終了と共になくなる香りが数多い。以下はほんの一例である。
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