ヴェルザンディ

ウィキペディアから、無料の百科事典
ヨハネス・ゲールツによって描かれた3人のノルンたち。(1889年)

ヴェルザンディ(Verðandi, Verthandi)は、北欧神話に登場する運命の女神、ノルンたち(ノルニル)の1人。英語ではヴェルダンディ(Verdandi)という。その名前は「生成する者」[1]、「現在」[2]を意味する。

概説

『古エッダ』の『巫女の予言』によれば、三姉妹はユグドラシルの根元の海から現れたという。ヴェルザンディはウルズと共に、木片にルーン文字を刻み、運命を決定する[3]。一般的に現在を司る女神と解釈される。

古い時代の詩においてヴェルザンディが登場するのは『巫女の予言』だけである[4]。

脚注

  1. ↑ 『エッダ 古代北欧歌謡集』19頁。
  2. ↑ Orchard (1997:174).
  3. ↑ 『エッダ 古代北欧歌謡集』11、19頁。
  4. ↑ 『巫女の予言 エッダ詩校訂本』167頁。

参考文献

関連項目