岡寛恵

ウィキペディアから、無料の百科事典

おか ひろえ
岡 寛恵
別名義 岡谷 章子
生年月日 (1971-06-08) 1971年6月8日(55歳)
出生地 日本の旗 日本・東京都江戸川区[1][2]
身長 164 cm
血液型 O型[1]
職業 声優、ナレーター、女優
ジャンル アテレコ・吹き替え・ 映画・テレビドラマ・舞台・
活動期間 1985年 - 1990年
1997年 -
所属劇団 サンミュージックグループ
→文学座
公式サイト Heebow's
テンプレートを表示

岡 寛恵(おか ひろえ、1971年[3]6月8日[4][5][6][注 1] - )は、日本の声優、ナレーター、舞台女優。東京都江戸川区出身[1][4]。身長164cm[4]。文学座所属[4]。

東京都立小松川高等学校→堀越高等学校(編入、卒業)[7]。

経歴

小学5年生の時に、本格的に俳優を志して父に児童劇団入りを頼み込み、父からは学校の成績が下がったらすぐにやめるということを条件に許可される。劇団ひまわりに入団し、NHK教育『明るいなかま』の「マリ」役でデビューした[7]。

1985年10月26日の「'86ミスヘアコロンイメージガールコンテスト」で準グランプリを獲得した[8]。受賞を機にサンミュージックより岡谷章子(おかや あきこ)の芸名で芸能界デビューした[8][1]。女優志向だった[8]が、歌手としてシングルも出している。

19歳の時(1990年)、女優生命にかかわる交通事故に遭う。仕事を終えて車で移動中、交差点を曲がる際に信号無視の対向車に側面衝突されるというものであった。後部座席に乗っていた岡は、顔面に20か所以上ガラス片が刺さる重傷を負い、顔面だけでも5回の手術を要した。このため、治療に専念する目的で芸能界を一度引退することになった[9]。引退後は証券会社のOLとして勤務したことがあり、一方で英語の専門学校に入学し、英検準1級に合格している[7]。

怪我からの快復後、1995年に文学座研究生として芸能活動を再開したのを機に、現在の芸名(本名)に改名した[7]。

声優としてのデビュー作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。同作は、ドキュメンタリータッチ(モキュメンタリー映画)で素人が撮ったような雰囲気のため、吹き替え製作スタッフがメインキャストに素人っぽくアテレコ経験の少ない者を選定しており、それで起用された。また収録は、ビデオカメラのマイクで一人一人別々に録音するという、通常とは異なるものだった[10](岡自身は初めてのアテレコだったため、これが普通なのかと思っていた[11])。

2019年2月10日に自身のブログで機能性発声障害を患っていることを公表し、治療に専念するため休業することを発表した[12]。

2026年現在も声優業には復帰していないが、舞台には関わっている。

人物

趣味・特技は民謡歌唱、英語(実用英語技能検定準1級)、水泳[4]。

代役・後任

岡の病気療養による長期休業後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任役名作品後任の初出演
小林さやかキャリー・マティソン『HOMELAND/ホームランド』シーズン7
ペッパー・ポッツ「マーベル・シネマティック・ユニバース」『アベンジャーズ/エンドゲーム』
氷上恭子レイチェル・エドワーズ『HAWAII FIVE-0』シーズン9
生天目仁美エレクトラ・ナチオス『デアデビル』『デッドプール&ウルヴァリン』

出演

太字はメインキャラクター。

映画

テレビドラマ

舞台

劇団公演

外部出演

吹き替え

担当女優

キャサリン・ハイグル
キルスティン・ダンスト
グウィネス・パルトロー
クリスティーナ・ヘンドリックス
ケイト・ウィンスレット
ジェニファー・ガーナー
シャーリーズ・セロン
ダイアン・クルーガー
ナオミ・ワッツ
ブリジット・モイナハン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ローズ・バーン

映画(吹き替え)

ドラマ

アニメ

テレビアニメ

2003年
  • 一騎当千(関羽雲長〈1期のみ〉、陳宮公台)
2004年
2006年
2008年
2010年

劇場アニメ

OVA

ゲーム

2002年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
  • SOCOM 4: U.S. Navy SEALs(オラクル)
2014年

ラジオ

  • 有希子・章子・麻里の夜遊びしナイト!(1985年10月13日 - 1986年4月6日 ニッポン放送 中途の改題から参加)
  • ときめきパジャマ MARI NORI AKIのドッキンタイム(1986年4月13日開始、ニッポン放送)

ディスコグラフィ

発売元はサンミュージックと小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントより[32]。

シングル

タイトル規格品番発売日収録曲楽曲制作タイアップ
インパクト[32] KV-3079 1987年3月1日 01. インパクト 作詞:岩里裕穂
作曲、編曲:クニ河内
OVA『るーみっくわーるど』第3作『笑う標的』エンディングテーマ
02. Beパッショネート 作詞:保科幸雄
作曲、編曲:クニ河内
OVA『るーみっくわーるど』第3作『笑う標的』挿入歌

脚注

注釈

  1. ↑ タレント名鑑と goo 人名事典では 1971 年生まれとしていて日本音声製作者名鑑2007と一致するが、タレントデータバンクでは1969年生まれとしている。

出典

  1. 1 2 3 4 週刊明星(集英社)1987年3月5日 p.34
  2. ↑ “岡寛恵の解説”. goo人名事典. 2022年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月7日閲覧。
  3. ↑ 『日本音声製作者名鑑2007』小学館、2007年、157頁。ISBN 978-4095263021。
  4. 1 2 3 4 5 “岡寛恵”. 文学座. 2017年9月2日閲覧。
  5. ↑ “岡寛恵”. タレントデータバンク. 2022年1月7日閲覧。
  6. ↑ “岡寛恵”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2022年1月7日閲覧。
  7. 1 2 3 4 “PROFILE”. 岡寛恵オフィシャルウェブサイト「Heebow's」. 2017年8月12日閲覧。
  8. 1 2 3 4 近代映画(近代映画社)1987年3月号 p.168
  9. ↑ “岡寛恵、顔面を失い人気絶頂で突如芸能界を引退 真相を激白「フランケンシュタインみたい」”. スポーツ報知 (2017年8月11日). 2017年8月12日閲覧。
  10. ↑ 岡寛恵 (2008年6月5日). “アテレコ初体験の思い出の巻!”. Heebow's Blog. 2019年6月14日閲覧。
  11. ↑ 吹替洋画劇場『バイオハザードIII』デラックス エディションの特典映像の林真里花との対談より。
  12. ↑ 岡寛恵 (2019年2月10日). “ご報告”. Heebow's Blog. 2019年6月14日閲覧。
  13. ↑ “スパイダーマン”. 日曜洋画劇場. 2016年7月22日閲覧。
  14. ↑ “話題のふきカエ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー”. ふきカエル大作戦!!. 2018年6月19日. 2018年6月19日閲覧.
  15. ↑ “話題のふきカエ スパイダーマン:ホームカミング”. ふきカエル大作戦!!. 2017年8月2日. 2017年9月29日閲覧.
  16. ↑ “バイオハザード”. 日曜洋画劇場. 2016年7月21日閲覧。
  17. ↑ “久しぶりのキャスト発表です。9/16「バイオハザードⅣアフターライフ」…”. 日曜洋画劇場 on Twitter. 2012年8月22日閲覧。
  18. ↑ “バイオハザードV リトリビューション”. 日曜洋画劇場. 2016年7月21日閲覧。
  19. ↑ “オブリビオン”. 金曜ロードSHOW!. 2016年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月26日閲覧。
  20. ↑ “ダークナイト”. 日曜洋画劇場. 2016年7月21日閲覧。
  21. ↑ “007 ダイヤモンドは永遠に”. WOWOW. 2017年9月2日閲覧。
  22. ↑ “007 スカイフォール”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月1日閲覧。
  23. ↑ “トータル・リコール”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月12日閲覧。
  24. ↑ “特攻野郎Aチーム THE MOVIE”. 日曜洋画劇場. 2016年7月24日閲覧。
  25. ↑ “ナイト・オブ・ザ・スカイ”. 日曜洋画劇場. 2016年9月6日閲覧。
  26. ↑ “映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』日本語吹替版に浪川大輔さんや石田彰さんら豪華声優陣が出演!”. アニメイトタイムズ. アニメイト. 2016年12月14日. 2016年12月14日閲覧.
  27. ↑ “PLANET OF THE APES/猿の惑星”. WOWOW. 2016年9月2日閲覧。
  28. ↑ “トム声優・森川智之ほか「ミッション:インポッシブル」最新作で続投!”. 映画.com. 2018年5月29日閲覧。
  29. ↑ “レッドクリフ”. 日曜洋画劇場. 2016年7月23日閲覧。
  30. ↑ “Sinners of the System Case.1「罪と罰」”. アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」. 2018年10月27日閲覧。
  31. ↑ “CHARACTERS”. CHAOS RINGS III. 2014年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
  32. 1 2 Release “インパクト” by 岡谷章子. MusicBrainz. 2018年4月6日閲覧。

外部リンク