牧野憲伸

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牧野 憲伸
中日ドラゴンズ #68
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道帯広市
生年月日 (1999-09-19) 1999年9月19日(27歳)
身長
体重
180 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り NPB / 2025年 育成選手ドラフト1位
初出場 NPB / 2026年3月28日
年俸 420万円(2026年[1])
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

牧野 憲伸(まきの けんしん、1999年9月19日 - )は、北海道帯広市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。

経歴

プロ入り前

帯広市立大正小学校3年時に大正スカイファイターズにて軟式野球を始め、帯広市立帯広第七中学校を経て白樺学園高等学校へ進学[2]。白樺学園では1年夏に甲子園に出場しているが、牧野はベンチ外で出場はなかった。3年夏(2017年)の北北海道大会では自身も腰を痛めながらも決勝まで勝ち上がったが、髙島泰都を擁する滝川西に敗れ準優勝[3][4]。高校時代は2学年上に河村説人がいる。

高校卒業後は富士大学に進学したが、肘や肩の故障などもあり北東北大学野球連盟のリーグ戦では4年間で一度も登板できなかった[4]。大学時代の1学年下に金村尚真がいる。

BCリーグ・信濃時代

大学卒業後は一度野球から離れることも考えたが、最終的には将来のNPB入りを見据えベースボール・チャレンジ・リーグに加盟する信濃グランセローズに入団[5]。

信濃では入団2年目となった2023年シーズンに20試合に先発して12勝1敗、防御率3.08の成績を残し、最多勝のタイトルを獲得した。信濃に在籍した2年間いずれも、ドラフト会議前にはNPB球団からの調査書が届いていたが、指名漏れとなった[5]。

オイシックス時代

2024年シーズンより、「(NPBの)二軍相手に戦えるのが魅力」として、この年からイースタン・リーグに新規加盟したオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブへ移籍[4][5]。同年は主に先発投手として23試合に登板し3勝9敗、防御率4.24の成績を記録した。

2025年は当初先発として起用されていたが、6月中旬から中継ぎに転向したことを境に球速が上昇しドラフト指名候補として取り上げられるようになった[5][6]。同年は41試合に登板して4勝3敗の成績を残し、防御率は同僚の能登嵩都に次いでリーグ2位の2.90を記録したほか、こちらもリーグ2位の87奪三振を記録した[3]。

中日時代

2025年10月23日に行われた同年のドラフト会議において、中日ドラゴンズより育成1位指名を受けた[7][8]。2026年2月からの沖縄キャンプでは1軍北谷のメンバーに選出された[9][10]。同年3月20日、支配下登録が発表され[11]、3月23日に公示された[12]。背番号は68。

同年はそのまま開幕一軍入りした[13]が、5月31日のオリックス・バファローズ戦では2死一・三塁の場面で登板するも連続押し出し四球を含む3者連続四球を与えて降板となり、19登板で0勝3敗、防御率3.86という成績で翌日に登録抹消[14]。その後再昇格するも4登板で防御率を4.15まで悪化させ、7月20日に再び抹消された[15]。これ以降一軍での登板はなく、10月29日には球団から戦力外通告が発表され、育成選手としての再契約を打診されたことも併せて報じられた[16]。

選手としての特徴

最速151km/hの直球と、スライダー・チェンジアップなどの変化球を投げる[17]。2025年シーズン序盤までの先発時代は直球の最速が146km/h(信濃時代に記録)に留まっていたが、救援投手への転向を機に球速が上昇した[6]。

人物

かつて中日のエースとして活躍した川上憲伸と同名だが、名前の由来は漫画『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心[18]。川上憲伸について「由来は違うけど、ご縁があったので同じくらい活躍できる投手になりたい」と語っている[19]。

中日時代にチームメイトになった杉浦稔大ははとこの関係にあたる(牧野の親と杉浦の母親が、いとこの関係)[20]。

詳細情報

タイトル

BCL
  • 最多勝:1回(2023年)

記録

NPB

初記録

独立リーグでの投手成績

年

度
球

団
防
御
率
登

板
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
完

投
投
球
回
打

者
被
安
打
被
本
塁
打
奪
三
振
与
四
球
与
死
球
失

点
自
責
点
暴

投
ボ
丨
ク
2022 信濃 4.3518221020.2922212180101010
2023 3.082012100102.14341029105264383550
通算:2年 3.243814310125.052612410126344484560
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 48(2022年)
  • 17(2023年)
  • 21(2024年 - 2025年)
  • 201(2026年 - 同年3月22日)
  • 68(2026年3月23日 - )

脚注

  1. ↑ “【中日】育成1位・牧野憲伸が支配下登録、夢をかなえるために「投げられるだけ投げたい」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2026年3月21日閲覧。
  2. ↑ “牧野憲伸(オイシックス新潟アルビレックスBC)- 野球選手データ”. 週刊ベースボールONLINE. 2025年11月19日閲覧.
  3. 1 2 “いざ行け昇竜へ 能戸(音更出身)4位 牧野(帯広出身)育成1位 プロ野球ドラフト会議”. 十勝毎日新聞. 2025年10月24日. 2025年11月19日閲覧.
  4. 1 2 3 “「こんなに苦しいとは」 部員200人の大学野球部で消えかけた左腕、2軍新球団で追うNPBの夢「最後のチャンス」”. THE ANSWER. 2024年5月9日. 2025年11月19日閲覧.
  5. 1 2 3 4 “大学未登板→3度の指名漏れも… ドラフト戦線急浮上、元ハムの監督が期待する“隠し玉””. Full-Count. 2025年10月12日. 2025年11月19日閲覧.
  6. 1 2 “【オイシックス】牧野憲伸150キロ連発でピンチ脱出「厳しいところで勝負」ドラフト戦線浮上へ”. 日刊スポーツ. 2025年9月7日. 2025年11月19日閲覧.
  7. ↑ “中日、育成1位で初のオイシックス選手指名、左腕の牧野憲伸は今季イースタン41試合で4勝3敗、防御率2.90”. 中日スポーツ. 2025年10月23日. 2025年11月19日閲覧.
  8. ↑ “【速報】プロ野球 中日から育成1位指名 オイシックス新潟アルビBCの牧野憲伸投手”. テレビ新潟放送網. 2025年10月23日. 2025年11月19日閲覧.
  9. ↑ “沖縄キャンプ目前!安藤渚七がドラゴンズのイチオシルーキーを語る”. CBC MAGAZINE(CBCマガジン) (2026年1月31日). 2026年1月31日閲覧。
  10. ↑ “中日・育成ドラフト1位・牧野憲伸、連投も想定『ブルペン皆勤』目指す「自分の出せるものを出していきたい」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2026年1月31日閲覧。
  11. ↑ “牧野憲伸投手が支配下登録に:ドラゴンズニュース - 中日ドラゴンズオフィシャルウェブサイト”. 中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト. 2026年3月20日閲覧。
  12. ↑ 一般社団法人日本野球機構. “新規支配下選手登録 | 2026年度公示”. NPB.jp 日本野球機構. 2026年3月23日閲覧。
  13. ↑ 「【中日】開幕1軍メンバーにドラフト2位・桜井、育成ドラフト1位左腕・牧野…新人投手が開幕ローテに2人は『球団史上初の快挙』」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2026年3月26日。2026年10月29日閲覧。
  14. ↑ 「【中日】投手2人を抹消 髙橋宏斗は直近3戦連続5失点 牧野憲伸は前日2つの押し出し四球与える」『日テレNEWS NNN』2026年6月1日。2026年10月29日閲覧。
  15. ↑ 「【中日】3投手入れ替え 髙橋宏斗や清水達也が再昇格 牧野憲伸を登録抹消」『日テレNEWS NNN』2026年7月20日。2026年10月29日閲覧。
  16. ↑ 「中日、牧野憲伸、松木平優太、福田幸之介、有馬恵叶の4投手と来季契約せず それぞれ育成での再契約を打診、松木平と福田は他球団への移籍も視野」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2026年10月29日。2026年10月29日閲覧。
  17. ↑ 西尾典文 (2025年11月4日). “ドラフト下位指名でも“お宝”ザクザク…ヤクルト&広島未来のエース候補、中日の隠れ即戦力、セ各球団の会心指名は誰だ?”. AERA DIGITAL. 2025年11月19日閲覧.
  18. ↑ 中日育成1位・牧野憲伸が支配下誓う 白樺学園から苦難乗り越え26歳で悲願 名前の由来は…川上ではなく
  19. ↑ 中日育成1位のオイシックス・牧野憲伸、目指すは松山晋也 「ハングリー精神や迫力が伝わってくる投手」竜の守護神と同じような飛躍誓う
  20. ↑ “【中日】杉浦稔大、入団会見で新人牧野憲伸とハトコと明かす「こういう形で初対面になるとは」”. 日刊スポーツ. 2026年4月13日閲覧。
  21. ↑ 日本テレビ. “【中日】広島に開幕連敗スタート ドラ2櫻井頼之介が堂々デビューも打線の援護が1点のみ 8回に2番手の牧野憲伸が決勝点許す(2026年3月28日掲載)|日テレNEWS NNN”. 日テレNEWS NNN. 2026年3月28日閲覧。
  22. ↑ “中日・牧野憲伸がプロ初ホールド 初連投、わずか10球で3人斬り「こういった場面で使ってくれるのはうれしい」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2026年4月9日閲覧。

関連項目

外部リンク