日本 > 近畿地方 > 大阪府 > 堺市 > 美原区
みはらく ウィキデータを編集
美原区
黒姫山古墳
国 日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
市 堺市
市町村コード 27147-1
面積 13.20km2
総人口 36,436人 [編集]
(推計人口、2025年1月1日)
人口密度 2,760人/km2
隣接自治体
隣接行政区
堺市(東区、北区)
松原市、羽曳野市、富田林市、大阪狭山市
美原区役所
所在地 〒587-0002
大阪府堺市美原区黒山167番地1
北緯34度32分18.6秒 東経135度33分35.7秒 / 北緯34.538500度 東経135.559917度 / 34.538500; 135.559917 (美原区)座標: 北緯34度32分18.6秒 東経135度33分35.7秒 / 北緯34.538500度 東経135.559917度 / 34.538500; 135.559917 (美原区)
区庁舎位置

堺市美原区役所
外部リンク 公式ウェブサイト
堺市美原区の位置
堺市美原区の位置
美原区位置図
ウィキプロジェクト

美原区(みはらく)は、堺市を構成する7行政区のうちのひとつ。2006年4月1日に、堺市が政令指定都市に移行し、旧南河内郡美原町 (2005年2月1日編入合併)の区域を以って美原区となった。初代美原区長は松川安治。

地理

堺市の東に位置し羽曳野丘陵と接している。南東部が標高が高く北西は平坦な平野である。区内には狭山池を水源とする東除川と西除川がながれ、平野部では田畑が広がり多数のため池が現存している。また道路交通では高速道路のインターチェンジや幹線道路が集中し堺市の東玄関である。

地名の由来

平尾村、黒山村、丹南村の「三つ」の村に美しい平坦な野(原)が広がっていたことから「三原」を『美原』とした。

隣接する自治体・行政区

人口と面積の比較
堺市 美原区 36,436人(2025年1月1日現在) 13.24km2
東区 84,502人(2025年1月1日現在) 10.48km2
北区 156,768人(2025年1月1日現在) 15.58km2
松原市 114,877人(2025年1月1日現在) 16.66km2
羽曳野市 105,812人(2025年1月1日現在) 26.44km2
富田林市 104,290人(2025年1月1日現在) 39.66km2
大阪狭山市 57,447人(2025年1月1日現在) 11.86km2

小学校区

基本情報

住民意識

平成17年2月10日〜2月26日の期間に堺市が全市域を対象にした『日常生活に不便を感じる施設』についての美原区域でのアンケート調査の結果。ほかの地域と違うところは「鉄道の駅」と「病院」が上位に入っていることである。また『身近な生活環境』でも通勤通学や日常の交通の便、病院の便に対する評価が低かった。

地価公示

人口

政令指定都市行政区としては浜松市天竜区、京都市東山区に次いで3番目に人口の少ない区であり、旧堺市との合併前後では東区と同じ区になるかどうかも議論された。

人口の推移
年 世帯数 総 数 男 女 年 出生 死亡 転入 転出
18年1月1日 12,958 39,178 19,024 20,154 18年1月中 24 28 95 124
18年2月1日 12,961 39,145 19,007 20,138 18年2月中 20 23 99 128
18年3月1日 12,972 39,113 18,975 20,138 18年3月中 33 23 167 233
18年4月1日 12,985 39,057 18,931 20,126 18年4月中 22 23 142 146
18年5月1日 13,025 39,052 18,929 20,123 18年5月中 30 24 130 102
18年6月1日 13,047 39,086 18,944 20,142 18年6月中 23 25 102 134
18年7月1日 13,053 39,052 18,928 20,124 18年7月中 22 20 112 95
18年8月1日 13,105 39,071 18,945 20,126 18年8月中 29 25 138 129
18年9月1日 13,131 39,084 18,953 20,131 18年9月中 25 23 115 117
18年10月1日 13,133 39,084 18,942 20142 18年10月中 28 22 122 144
18年11月1日 13,154 39,070 18,934 20,136 18年11月中 26 26 116 116
18年12月1日 13,167 39,070 18,941 20,129 18年12月中 32 20 133 154
19年1月1日 13,166 39,061 18,922 20,139 19年1月中 - - - -

歴史

河内鋳物師(かわちいもじ)

区役所の敷地内に建つ梵鐘のオブジェ

河内鋳物師は美原区の大保を拠点に金属を溶かして鋳型に流し込み様々な鋳造製品を製造した中世の技術者を言う。その技術は渡来人からもたらされ東大寺の大仏鋳造でも活躍した。後に河内鋳物師たちは堺に移り住み時代を動かした鉄砲を製造するようになった。

旧美原町・合併の歴史

美原区の歩み

行政

警察署

消防署

美原区のおもな公共施設

教育

大学

高等学校

中学校

小学校

※堺市立さつき野小学校・中学校は施設一体型小中一貫校として教育を実施している。

住宅団地

前述のとおり美原区は平成になって堺市に編入された区域であるためか、UR賃貸住宅、大阪府住宅供給公社の住宅、堺市営住宅が一切存在せず、UR賃貸住宅に関しては堺市で唯一存在しない区である。

交通

鉄道

区内に鉄道路線は走っていない(他に鉄道駅がない政令指定都市の区は、新潟県新潟市南区[注釈 1]、北海道札幌市清田区がある)が、堺市との合併協議会では旧美原町側から鉄道の要望はあがっていた。また一部の市議や民間から南海高野線の萩原天神駅から支線を出す案やLRT(ライトレール)の東西線を中央環状線沿いに美原まで延伸する案などが出されていたがいずれも決定事項ではなかった。しかし、2007年度中には堺市全体の総合都市交通計画が見直され、鉄・軌道のない美原区民にとって朗報となるかどうかが注目されていた。そうした中、2007年7月31日に大手電機メーカーのシャープが世界最大規模の次世代液晶テレビ工場を「新日鐵堺製鐵所」がある築港八幡町に建設すると発表。工場が稼動すれば、現在はバスに頼っている東西ルートの公共交通の需要が一気に高まる事も予想され、堺市では、LRTの開業に向けて、着実にプロジェクトを進めていた。しかし、2009年9月27日に行われた堺市長選挙で「堺東〜堺駅間」のLRT凍結を唱えた竹山修身が現職だった木原敬介らを破り当選。計画は白紙になる。

バス

前述の通り、鉄道駅がないので区内の交通はバス路線が中心となる。南海高野線、近鉄南大阪線、近鉄長野線、地下鉄御堂筋線の駅へ連絡する。

南海バス(東山営業所担当 ※2013年8月31日までは金岡車庫担当。2022年3月31日までは中もず・平尾線は南海ウイングバス金岡)
合併と同時に堺市と美原町の新市都市計画により新設された。
合併と同時に堺市と美原町の新市都市計画により新設された。
区の西部から北区方面へ向かう路線。146系統(開設時は46系統)の新設で減便された。かつては菩提から堺東駅方面への系統もあった。三国ヶ丘駅、堺駅南口方面(35系統、35V系統、36系統、36V系統)は新金岡駅前で乗継となる。
2022年3月31日までは南海ウイングバス金岡の唯一の直営路線であった。大半が初芝駅前折り返し(161・161C系統)であり、中もず駅前発着(153・153C・153V系統)の便は一部のみ。153・161系統は平尾-船戸下間でループ運行するのに対し、153C・161C系統は平尾止まりでループ運行をしない。また153V系統は2023年4月1日に追加された運行系統で、ループ運行区間において美原区役所前を経由する。なお153V系統は急行美原線(65系統)の運行がない平日夜間のみの運行である[1]。
南海バス(堺営業所担当)
ららぽーと堺開業に伴い、2022年11月5日に運行開始。運行開始当初は初芝駅前までの運行であったが、2022年12月19日に中もず駅前まで延伸した。美原区役所前-初芝駅前間は美原初芝線(147系統)と重複するが、147系統と異なり当系統は途中の停留所には停車しないノンストップ運行である。
近鉄バス(松原営業所担当)
堺市と美原町の新市都市計画により2005年5月に新設された。このうち、2006年9月1日に新設された美原区役所南口経由は平日昼間の2往復のみである。
さつき野住宅と松原市を国道309号経由で運行。
さつき野住宅に隣接する梅の里住宅まで運行していた路線をさつき野まで延長したもの。
古くから北野田と富田林を結んでいた路線。41番は松原営業所への出入庫系統。
美原区東部と羽曳野市西部とを繋ぐ路線。古くからある路線で、狭隘路がある。
上記46番の東側を並行する市道経由の路線。この路線も古くから運行している。余部は農芸高校の前にある。
南海バス・近鉄バス共同運行(南海バスは東山営業所、近鉄バスは松原営業所担当)
新市都市計画により南海バスと近鉄バスの共同運行で2006年9月25日から運行。近鉄バス便は初便に多治井北始発の北野田駅前行37番、最終便に北野田駅前発大保止まりの38番を設定。回数券は共通で利用可能。
コミュニティバス

旧美原町時代の2000年に町内の公共施設を結ぶバスとして「みはらふれあい号」運行開始。4路線あり、南海バス(南・西ルート)と近鉄バス(北・東ルート)で2路線ずつ運行。他の区のコミュニティバスと異なり、運賃無料で、いずれも月曜〜金曜運行。また、東区のふれあいバス(月・水・金曜運行)が区西部に停留所を設けていた(逆に、みはらふれあい号西ルートが東区内にも停留所を設置していた)。2013年6月末に堺市他区で運行していた堺市ふれあいバスと共に廃止。のちに堺市乗合タクシー(予約制)が一部地域を代替している。

2023年2月1日より大阪狭山市が運行する大阪狭山市循環バスが美原区内に乗り入れている[2]。

おでかけ応援バス

道路

高速道路
一般国道
府道

神社・仏閣・観光スポット

祭り・イベント

イベント

だんじり祭り

市民活動(政治色のある団体は除く)

文化・芸術

音楽

企業

美原地域愛補助制度

堺市との合併寸前、平成16年6月に旧美原町が堺市の了承を得て今まで蓄積された基金(税金)を地域の発展や住民福祉の向上を目的として町民に還元する為に作った補助金制度。つまり住民の自由な意思(総意)で施設の建設や設備の購入に使うことが出来るのである。しかし合併前の堺市の議会の一部で異例のクレームが出た。と言うのもこの補助金の元資には旧美原町の職員の退職手当基金や建設事業基金なども含まれていて新市にとってはどれも必要な基金であったからである。また堺市側にはこのような制度はなく税を公平に使うという観点からも問題があった。結局、平成17年4月28日より住民が総額の5パーセント負担。平成20年度に廃止も含め検討し直すという堺市方式でこの補助制度は平成27年3月31日まで存続されることになった。

地域愛補助金の限度額はその地区の世帯数などによって決まり多い地区で約1億9200万円(1428世帯)。一番少ない地区で9970万円(116世帯)。また補助金の総額はすべての地区が限度額いっぱいまで申請した場合30億円以上になる。

新市建設計画(美原区に関する計画)

堺市・美原町合併協議会により提示された新市建設計画。目的は堺市と美原町の一体化であると同時に、立ち遅れている美原区の道路整備や下水道といった公共施設等の社会的なインフラに巨額を投じて堺市並にする計画である。計画期間は平成17年度から平成26年度まで。予算総額は872億円。そのうち人口わずか4万人弱の美原区に437億円を10年間で投じる。ちなみに旧美原町の平成14年度の決算見込みの普通建設事業費が13億円程度で、単純計算すると旧美原町ではおおよそ30年間かかる事業をこの計画では10年で完了する予定になっている。

主な事業一覧
事業名 備考
美原総合スポーツ施設 平成21年オープン。
美原複合シビック施設 平成21年開設。区役所。生涯学習施設。演劇が可能な多目的ホール。
総合防災センター整備事業
シンボルロード・プロムナード整備事業
バスターミナルの整備
美原南運動場整備事業
西除川緑道整備事業
小学校給食調理場の新設 平成20年までに全小学校で新築予定。
下水道整備事業 下水普及率平成17年2月で66.8%を平成20年に90%を目標に整備。
舟渡池公園活性化事業
路線バスルートの新設・拡充事業 堺市と旧美原町の一体化の目玉事業で新金岡、初芝、北野田、萩原天神の4駅から4ルートのバス便が開設された。
大阪河内長野線の整備
歴史ゾーン導線整備 堺羽曳野線
基盤道路の整備 美原の対人口比交通事故発生率は大阪府下の市町村の中でもトップクラスで歩道や生活道路の整備が急務である。

出身者

脚注

注釈

  1. ↑ 上越新幹線が通過するが、区内に駅施設はない。また、政令指定都市に移行する前は新潟交通電車線があり駅も存在していた。

出典

外部リンク

⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア N=1 CRITICAL PQS B75