ニジイロクワガタ

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ニジイロクワガタ
ニジイロクワガタ
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
科 : クワガタムシ科 Lucanidae
亜科 : キンイロクワガタ亜科 Lampriminae
属 : ニジイロクワガタ属 Phalacrognathus
種 : ニジイロクワガタ Phalacrognathus muelleri
学名
Phalacrognathus muelleri
(MacLeay, 1885)
シノニム

Lamprima muelleri MacLeay, 1885[1]
Phalacrognathus westwoodi Sharp, 1893[2]
Phalacrognathus fuscomicans Kolbe, 1908[2]

英名
Rainbow Stag beetle[3]
Mueller's Stag Beetle[3]
Magnificent Stag Beetle[3]
King Stag Beetle[3]

ニジイロクワガタ Phalacrognathus muelleri は、昆虫綱甲虫目クワガタムシ科キンイロクワガタ亜科ニジイロクワガタ属 Phalacrognathus に分類されるクワガタムシの種[4]。オーストラリア北東部とニューギニアで分布が確認されており[2]、それぞれ別亜種に分類される場合もある[5]。大型のオス成虫では体長は70 mmを超え[6]、オーストラリアに分布するクワガタムシとしては最大の種である[3][7][8]。成虫はオス・メスともに上翅に鏡面のような強い金属光沢を有し[1][9]、緑色から赤色の虹のように変化する美しい色彩を有する[2]。記載者である MacLeay は「私が今まで見た虫の中で、最も美しい虫である」と評していた[8]。日本でも世界で最も美しいクワガタムシであると評されており[2][10]、ペットとして生きた個体が流通している[11]。

ニジイロクワガタ属 Phalacrognathus はニジイロクワガタの1種のみが分類される属で、同じオセアニアに分布するキンイロクワガタ属 Lamprima やニセドウイロクワガタ属 Homolamprima、南アメリカのチリやアルゼンチンに分布するドウイロクワガタ属 Streptocerus とともに[9]、キンイロクワガタ亜科 Lampriminae に分類される[12]。ニジイロクワガタはキンイロクワガタ属の種に似ており、原記載当初はキンイロクワガタ属の1種 Lamprima muelleri として記載されていたが、キンイロクワガタ属の種より大型である[1]。学名の種小名は植物学者のバロン・フェルディナント・フォン・ミラーに由来するとする文献[3]、ドイツの甲虫研究家 Wilhelm Muller に由来するとする文献がある[13]。

分布

ニジイロクワガタは原名亜種 Phalacrognathus muelleri muelleri (MacLeay, 1885) とニューギニア亜種 P. m. fuscomicans Kolbe, 1907 の2亜種に分類される[5]。

原名亜種はオーストラリア北東部のクイーンズランド州東岸に分布する[14]。分布域は細長く、北端はクックタウン Cooktown に近いヘレンベール Helenvale、南端はタウンズビル Tawnsville に近いパインクリーク Pine Creek である[14]。このようにニジイロクワガタの分布域が狭い理由は、ニジイロクワガタは熱帯雨林を生息域としているが、クイーンズランド州にあった熱帯雨林は多くが過去に伐採され、東海岸程度にしか残っておらず、また内陸はほとんどが乾燥地であるためである[15]。なお、ニジイロクワガタの生息地には同所的にアウラタキンイロクワガタ Lamprima aurata[16]、ラトレイユキンイロクワガタ Lamprima latreilleii、ハイイロクワガタ Cacostomus squamosus も見られる[17]。またニジイロクワガタの分布域は南緯10度から南緯30度に位置し、北部は亜赤道帯、それ以外は熱帯にあたる[18]。この一帯は東の海上からの湿潤な空気が、南北に走る大分水嶺山脈に向かって吹き付けるため、山間部では雨量が多い[18]。

ニューギニア亜種はニューギニアから1907年に記録されたが[19]、その後の追加記録はまったくなく、採集場所は後に廃鉱になった鉱山だという[20]。藤田宏は、Taroni (1998) [21]に掲載された同亜種の写真を見た感想について、上翅が赤紫色っぽく、オーストラリア北東部の個体群とはやや異なった印象を受けたと述べている[2]。ただし藤田、土屋利行 (2012) ともに実物の標本は検品していない[19]。また原名亜種を界面活性剤などの入った洗剤などに漬けると、ニューギニア亜種の標本のような暗赤紫色になるという[19]。

形態

成虫の体は全体的に丸みと厚みがあり、また頭部が小さく、クワガタムシというよりはカブトムシ類やコガネムシに近い印象を受ける[22]。成虫の体型は、クワガタムシというより2本の角を生やしたコガネムシのようであるとも評されている[23]。ニジイロクワガタの成虫はキンイロクワガタ属 Lamprima の種に似るが、より大型で、雌雄ともに複眼がやや大きくて側方に突出する[1]。またキンイロクワガタ属のそれとは異なり、前脛節の前方内側には扇状の付属物(キンイロクワガタ属の成虫はこの器官を用いてキク科植物の茎を切断し、切断面から流れ出た汁を吸う)はない[2]。

オス成虫の大顎は長くて平行で、前方に伸び、先端で上向きに湾曲し、幅広く扁平になって分岐する[3]。大顎の形状には個体差があり、先端が長く伸びる個体もいれば太短い個体もおり、また大顎が太くて湾曲が強い個体もいる[24]。一般的には体長56 mm以上が長歯型、体長56 mm未満が短歯型の大顎になると評されている[22]。この大顎はキンイロクワガタ属の種と同様に、蛹期および羽化直後には上方に強く湾曲しているが[25]、羽化開始から約1日後、オス成虫が自らの前脚で大顎を伸ばそうとする行為が観察されている[8]。大顎の力は弱く、強く物を挟むことはできない[22]。メス成虫の大顎は厚みがあり、下向きに内歯が生えており、またメスにしては比較的発達した大顎を有している[26]。メス成虫もオスと同様、大顎で挟む力はそれほど強くない[27]。

前胸背板は厚みがあり、横長である[3]。頭部は小さく、金緑色の金属光沢を有し、前胸背板は緑色味を帯びた艶消し状の銅色であるが、前胸背板の側縁部のみ、帯状に金緑色の金属光沢がある[2]。また、飼育下では稀に前胸背板が黒い個体や[7]、通常は金属光沢を欠くはずの前胸背板にも上翅と同様の強い金属光沢を有する個体(構造色異常型)が出現する場合もあり[28]、後者はピカール血統とも呼ばれている[29]。ニジイロクワガタの色彩変異は、上翅や胸部の表面構造の遺伝が強いため[30]、色を選別しながら累代飼育を行い、新たな体色の個体を生み出すブリーダーもいる[31]。また、蛹の期間にごく低温に晒された個体は色の要素が変化し、出現率の低い紫紺色の個体や、前胸背板の金属光沢が強い個体などになるのではないかとの仮説もある[32]。「ピカール血統」の個体からはごく稀に前胸背板が金色、上翅が紫紺という個体が羽化することもあり、そのような個体はヘラクレスオオカブト Dynastes hercules の上翅やオウゴンオニクワガタ Allotopus rosenbergi と同様に、湿度が高いと前胸部が暗色になり、湿度が低いと金色の発色が強くなるという[30]。しかし、そのような個体は一般的なニジイロクワガタに比べて死亡率が高いという[33]。前胸背板の縁は鋸歯状になっている[34]。

成虫の上翅は金緑色の強い金属光沢を有し、中央部には幅広い帯状に赤色味を帯びている[2]。またメスは前胸背板の中央部に点刻列の溝があり、上翅にも2本の点刻列がある[2]。これが雌雄の最大の判別点であり、メスはどれほど大型であってもこのような点刻列が見られるが、オスはどんなに小型でも点刻列はない[26]。またオスの前脛節には、大きい外刺が側方に突出して並んでいる[2]。上翅だけでなく、腹面にも金属光沢があり[22]、また脚の腿節や前脛節の外側にも緑色の金属光沢がある[2]。このような体色は構造色によるものである[28]。基本的な色彩(緑色の光沢面に赤い光沢面が乗っている)以外にも、赤味の強い個体、逆に赤味がほとんどない個体、黒味がかった個体[35]、青色や緑色の強い個体も見られる[36]。ただし、基本的な色彩の個体と、赤みが強い個体以外は出現率が低く、特に青っぽい個体はほとんど見られない[35]。また、体表が摩耗すると金属光沢を持つ表層が剥離し、くすんだ黒っぽい下層が露出する[37]。このような金属光沢はかつて多くのクワガタムシが有していたが、現代に生きる褐色や黒色のクワガタムシたちは進化の過程で氷期の気温低下を生き延びるため、金属光沢を失い、熱線吸収効率を上げたと考えられている[38]。小島啓史はニジイロクワガタに加え、同様に体表に金属光沢を有するルリクワガタ類 Platycerus、そして体表に金属光沢を有さず、暗色である日本のノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus の3種を比較して、ノコギリクワガタは最終氷期に氷河に覆われた地域に生息していたことから、氷期を乗り越えるために金属光沢を失い、熱線効率吸収の良い暗色の体色に進化した種であろう一方、ニジイロクワガタは外観が原始的であることも含めて、氷期を経験していない種であろうと考察している[39]。また蛹の状態でも体の随所に虹色の輝きが見られる[40]。

野外個体では、オスは体長36.8 - 68.0 mm、メスは体長25.5 - 36.4 mmに達する[2]。また飼育個体では2023年時点でオスは体長70.1 mm[6]、2010年時点でメスは体長38.0 mmの個体がそれぞれ最大個体とされている[2]。

幼虫の体型はパプアキンイロクワガタ Lamprima adolphinae の幼虫と似ており[41]。頭部から上半身にかけては日本産のクワガタムシに似ているが、下半身から尾部にかけては細長い[37]。このことから小島啓史 (2024) はニジイロクワガタの幼虫について、メス成虫が産卵時に子供のために木屑を用意するという習性(後述)と併せ考え、中腸があまり発達していないチビクワガタ属 Figulus の幼虫のようであると評している[37]。ニジイロクワガタの幼虫は一般的なクワガタムシの幼虫と違い、腹部背側に黄色い斑紋(メスの卵巣と思われる)が見えないが、3齢幼虫の体重はオスで15 g以上、メスで10 g台前半が目安である[42]。蛹は他のクワガタムシとは違い、頭部を胸部につけるように折りたたんでおらず、頭部と胸部はカブトムシやコガネムシの蛹と同様に一直線になっており、前脚も前向きに畳まれている[34]。またオスの蛹は大顎が背中向きに巻いている[34]。このような蛹の形態はパプアキンイロクワガタの蛹とも共通する[34]。蛹は羽化が近づくと、オオクワガタやヒラタクワガタの羽化1週間前程度の蛹と同じ程度の濃さの茶褐色に変化し、前胸背板の両脇の窪みや上翅、脚、脚の付け根の前胸部などに金属光沢が見えるようになる[34]。羽化直後の成虫は、蛹の時にあった金属光沢がなくなり、上翅や大顎は白っぽくなるが、時間の経過とともに金属光沢が再び現れ、茶色を経て徐々に緑味を帯び、やがて金属光沢が強く出てくるようになる[43]。

生態

生息地

ニジイロクワガタは、主に標高700メートル以上の熱帯雨林に多く生息しているが、低標高地でも少ないながら採集記録がある[14]。また熱帯雨林および、湿潤硬葉樹林に見られるとする文献もある[3]。鈴木知之や福家武晃らは、ニジイロクワガタの主な生息地の1つであるアサートン高原 (Atherton Tableland)(英語版)について、ニジイロクワガタの発生期である12月には雨季に当たるため、山の山頂付近は雲に覆われていることが多く、森林内は暗く、極めて湿度が高かったと述べている[8]。

山口進が1996年12月にニジイロクワガタの生息地であるデントリー国立公園(英語版)付近の私有林に、オーストラリア政府の採集許可と地主の立ち入り許可を得て訪れたところ、その森林はほとんどが細い高木の林で、ところどころにイチジクなどの大木が生えており、林の中は蒸し暑く、チョウなどの昆虫は少なかったという[44]。倒木は苔むしており、山口らはそこで飛翔するニジイロクワガタの成虫や、果物のような香りがする朽ち木の中にいた幼虫、さらに寄生バチの幼虫に寄生されたオスの蛹を観察している[45]。現地では、12月は真夏であり[46]、山口はデントリー国立公園周辺におけるニジイロクワガタの生態について、成虫は年1化で12月から翌年2月にかけて発生し、幼虫期間は約10か月、蛹期は約20日ではないかと考察している[47]。なお、山口が訪問した生息地は1998年に国に買い上げられ、デントリー国立公園に編入されたため、その地で倒木を壊すことは禁止されたという[48]。

成虫の活動

ニジイロクワガタの成虫については、基本的に昼行性とする文献[48][4]、夕方に飛翔するとする文献があるが[37][3]、その生態を直接観察した山口進は前者であると述べている。小島 (2024) は、かつてはニジイロクワガタは夜行性とする文献もあったが、体表に派手な金属光沢を有する点から、日中に太陽光の下で活動するのが一般的だろうと評している[37]。国立環境研究所の侵入生物対策室で、クワガタムシを丸いボウルに入れ、上から白熱電球で熱線を照射して体温を温めるという実験を行ったところ[38]、ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus は外から白熱電球で暖められると、サイズに関わらず体表温度が30℃に達すると翅を広げて飛翔したが[39]、体表に金属光沢を有し、より高温に適応すると思われるニジイロクワガタは、体表温度が36℃を超えた段階で飛翔行動に入ったという[38]。

成虫は自然界では4月から9月にかけて発生し、倒木、切り株、樹液の出ている木の幹で見られる[3]。ニジイロクワガタの成虫の寿命は、飼育下では約1年とする文献[49]、1年以上あるとする文献[25]、1年から2年とする文献がある[23]。野外で採集されたオス成虫を1998年9月ごろに購入し、2000年3月11日に死亡するまで約18か月飼育した事例や、1999年4月上旬に羽化したメス成虫を産卵させ、2000年2月3日に死亡するまで約10か月間飼育した事例が報告されている[26]。以上の点より、ニジイロクワガタの成虫はクワガタムシの中でも長寿であり、特に「色虫」の中では最長寿ではないかと評されている[26]。交尾や産卵を行った個体は寿命が短くなる傾向にあるものの、多くの個体は半年以上生きているという[50]。

飼育下では、ニジイロクワガタの成虫は昆虫ゼリーを餌として食べる。

成虫は雌雄とも、倒木に強く惹かれるといい[51]、山口によればその匂いに惹きつけられるという[48]。成虫はユーカリやカンコノキなどの樹液をはじめ[4]、トウダイグサ科の植物 Glochidion ferdinandi の樹液[8]、ジャケツイバラ属 Caesalpinia などの植物の新芽や、ヤシ科植物の実などに集まるが、稀に外灯などに飛来する場合もある[4]。むし社 (1996) によれば、灯火に飛来したニジイロクワガタが採集された事例もあるが、日本に輸入されているニジイロクワガタの標本は朽ち木内から採集された事例が多いようだという[52]。ニジイロクワガタのオスの大顎は、オス同士の闘争のための武器として用いられるが[3]、性質は温和で、大型の飼育ケース内で複数頭の成虫を飼育していてもあまり闘争することはない[36]。

ニジイロクワガタの繁殖時の適温は25℃程度であるが[11]、日本の冬の寒さには比較的強く、室温が0℃を切らない室内環境ならば、冬でも加温せずに飼育できるとする文献[38]、10℃程度でも死亡することはほとんどないとする文献がある[11]。小島啓史 (2024) によれば、産卵用の飼育容器で飼育していたニジイロクワガタは冬季に加温しないと、産卵木に行動を掘ってその中で越冬し、翌年の4月ごろに活動を再開したという[37]。また夏の暑さにも比較的強く、気温が30℃を超えても弱らないという[53]。ただし繁殖時の低温は22 - 25℃である[54]。10℃程度の低温では活動が鈍るようになり[53]、適温より低すぎる温度ではあまり産卵しない[25]。

繁殖行動

飯島和彦は、ニジイロクワガタのオスは交尾意欲が旺盛で、メスと同居させると執拗にメスを追いかけ回すが、自身が観察した限りではオスがメスを殺すような事故は見られなかったと述べている[55]。なお、小島啓史がニジイロクワガタの飼育を開始した直後に産まれた幼虫から生育した蛹の雌雄比は1対8程度と、メスが多かったといい、小島はこの点から、自然界におけるニジイロクワガタは日本に分布するクワガタムシと同様に、樹液を占有できる有力なオスが、受益にやってくるメスと次々と交尾して繁殖しているのだろうと考察している[56]。

交尾するニジイロクワガタ

自然界では、ニジイロクワガタは乾燥した、もしくは湿った倒木の朽ち木や、白色腐朽菌に感染した生木、立ち枯れの中で繁殖する[3]。ただしニジイロクワガタの幼虫は広葉樹の倒木に見られると解説されており[2]、針葉樹の朽ち木にはいないという[57]。飼育下では、メスの成虫は軟らかい朽ち木や発酵マットに好んで産卵する[25]。日本でクワガタムシの産卵用に流通しているクヌギ・コナラの朽ち木の場合、シイタケの原木栽培に用いられた後のホダ木の中でも軟らかいものや、霊芝材(霊芝の原木栽培に用いられた後のホダ木)に好んで産卵する[58]。発酵マットの場合、アンタエウスオオクワガタ Dorcus antaeus やカブトムシ類の幼虫飼育に用いられるような真っ黒に発酵した微粒子マットに最もよく産卵するという[55]。また、カワラタケの菌糸ビンに産卵させているという飼育者からの報告もある[59]。1度の採卵で20 - 35個の卵が採れることも少なくない[23]。

小島 (2012) はニジイロクワガタについて、輸入当初は霊芝材など、比較的腐朽が進んで軟らかくなった産卵木を用いていたが、後に発酵マットにも産卵することが判明したと述べている[60]。飼育下では、ニジイロクワガタのメス成虫はケースの底面から3 - 4 cm程度の場所に集中して産卵する傾向にある[54]。ニジイロクワガタの幼虫は、後述のように多湿な環境にみられるが、鈴木・福家 (2002) によれば、飼育下ではあまり多湿な環境ではほとんど産卵しなかったといい、その理由については熱帯雨林では想像以上に水捌けがよかったためではないかと考察している[61]。また飼育下では軟らかい朽ち木を好み、硬い朽ち木には産卵しないという[61]。

飼育下では、メス成虫は交尾直後から産卵を開始し[62]、ヒラタクワガタ Dorcus titanus や[23]、アンタエウスオオクワガタと同様のセットで産卵させることができるが、アンタエウスオオクワガタのメス成虫と同じく、発酵マットに幼虫の糞を少し混ぜると産卵数が増えるという[61]。また産卵木にはあまり卵を産まず、主にマットに集中して産む傾向にあるが、産卵木を入れた方が入れない場合より多く卵を産む傾向にある[55]。飼育下では、メス成虫は産卵木に坑道を掘り、その中に木屑を詰め、その木屑の中に卵をばらまくように産卵するが、ニジイロクワガタだけでなくパプアキンイロクワガタのメス成虫も同じような産卵行動を取る[41]。このようなニジイロクワガタの生態について小島 (2024) は、チビクワガタ属 Figulus に近い生態であると評している[56]。また飼育下では、メスだけでなくオスもメスの掘った坑道に入っていることがある[41]。

卵は産卵された直後は楕円形で、長径4 mm程度であり、産卵から約3週間で孵化する[41]。産卵を開始してから1 - 2か月程度で幼虫の姿が確認できるようになるが[62]、メスは産卵用の飼育ケースに入れっぱなしにしていると自分が産んだ卵から孵化した幼虫を捕食してしまう場合がある[25]。

幼虫の生態

自然界では、ニジイロクワガタの幼虫は白色腐朽菌によって腐朽した湿度の高い広葉樹の朽ち木に多く見られる[4]。鈴木や福家らは原産地で、長さ10 m以上の倒木の中からニジイロクワガタの幼虫、蛹、成虫を発見したが、その倒木は鉈で叩くと水飛沫が跳ね返ってくるほど水分が多く、また幼虫は材が剝き出しになっている部分より、土中に埋まっていたり、土と接したりしている部分に多かったという[8]。ニジイロクワガタの幼虫が入っていた材に生えていた白色腐朽菌としては、マンネンタケ科のコフキサルノコシカケ Ganoderma applanatum、タコウキン科キコブタケ属 Phellinus のいくつかの種、ミナミクロサルノコシカケ Fomes melanoporus などが報告されている[8]。また樹種としては12属27種が記載されているが、特定の樹種を選好するわけではなく、木の朽ち方が重要だという[8]。小島 (2024) は、ニジイロクワガタが高湿度な朽ち木を好む理由について、日本に分布するヒメオオクワガタ Dorcus montivagus と同様に湿潤な森林に生息するためではないかと述べている[37]。

ニジイロクワガタの幼虫の生育に適した気温は23 - 25℃程度で[25]、やや低温で管理すると大型の成虫になりやすいという[7]。また幼虫は「菌糸ビン」や発酵マットを餌として与えることで容易に成長させることができ[25]、平均体長60 mm超の大型のオス成虫を多数羽化させることも可能である[36]。菌糸ビンに関しては、例えばタランドゥスオオツヤクワガタ Mesotopus tarandus やオウゴンオニクワガタ Allotopus rosenbergi の仲間の場合、カワラタケの菌糸ビンでないと育たないとされるが[63]、ニジイロクワガタはオオヒラタケ、カワラタケどちらの菌糸ビンも利用できる[25]。幼虫飼育に用いる菌糸ビンは、オオクワガタ Dorcus hopei やアンタエウスオオクワガタの飼育に適した商品ならば全く問題なく使用できるという[54]。気温25℃で管理し、菌糸ビンで飼育した場合、1齢幼虫として孵化した幼虫が2齢幼虫に変態するまでは約3週間、2齢幼虫から3齢幼虫に変態するまでは1か月程度で、後者の期間はメスはオスに比べて若干短いが、小型のオスの場合はメスと同じ程度の期間で変態する[64]。幼虫は菌糸ビンに投入されると、ビンの中の1箇所にとどまることはなく、ビンの中を走り回るように食べていく[64]。

オスの3齢幼虫(終齢幼虫)の場合、体重20 g以上を維持できれば、体長60 mm超の成虫として羽化するという[54]。ニジイロクワガタのオス幼虫は、菌糸ビンで飼育すれば、体長62 - 63 mm程度までは容易に羽化させることができるが、体長65&nbs;mm以上の特大個体を羽化させることは難しいという[23]。小島によれば飼育下では、ニジイロクワガタは台湾に分布するオニツヤクワガタ Odontolabis siva と同様、23℃飼育の個体よりもより低温な20℃飼育の個体の方が大顎が長い成虫として羽化する傾向が見られたという[56]。

蛹化

自然界では、ニジイロクワガタの幼虫は最長で成長までに3年を要し、自分の糞で部屋を造り、その中で脱皮する[3]。気温25℃で飼育した場合、3齢幼虫に変態してから蛹になるまでの期間は3か月前後であり、そのうち前蛹になってから蛹化するまでの期間が3週間程度である[64]。ニジイロクワガタの3齢幼虫は、他のクワガタムシに比べて、自分の体より遥かに大きな蛹室を造る傾向にある[42]。

蛹化直前になると、前蛹の外皮は尾部に寄るようになり[55]、蛹化開始と同時に気門から白い管が抜け始め、それから約15分で背皮が割れ始める[54]。蛹化開始から約45分で蛹の頭部が幼虫の外皮から脱出し、蛹化開始から約1時間で幼虫時代の外皮をほぼ脱ぎ[55]、蛹化開始から90分で脱皮を完了する[54]。その後、蛹化直後はあまり曲がっていなかった大顎が湾曲し、蛹化から約半日で蛹の外皮が固まる[54]。ニジイロクワガタは適切な方法で飼育している限り、幼虫や蛹が死亡することはほとんどなく、幼虫はマットを気に入らない場合でも、マットの上で蛹室を造らずに蛹化する場合もあるという[53]。

羽化

飼育下では、ニジイロクワガタの蛹の期間は約1か月程度である[64][65]。飼育下では、ニジイロクワガタは孵化から8 - 10か月程度で羽化に至るが、羽化してから性成熟する(繁殖が可能になる)までは6 - 8か月程度を要する[25]。幼虫から羽化までの期間は、メスで約半年、オスで早ければ約8か月程度とする報告もある[8]。

ニジイロクワガタの羽化は、羽化直前の蛹が体を動かし始め[42]、仰向けからうつ伏せに姿勢を変える[56]。そして、中脚で体を支え[56]、やがて背側の殻が割れて羽化が始まり、蛹の殻から成虫が脱出、下翅を盛んに動かしながら伸び切った上翅の下に畳むという流れであり[42]、開始から約2時間程度で完了する[50]。このような流れは日本に分布する一般的なクワガタムシと共通しているが、ニジイロクワガタのオス成虫の場合、蛹時代に丸まっていた大顎を、羽化直後のまだ硬化していない段階で、自らの前脚を用いて伸ばすという行動がみられる[56]。

飯島和彦 (2003) は、飼育下におけるニジイロクワガタは羽化から約30日で餌を食べ始め、羽化から約100日程度を目安に繁殖が可能になり[50]、その目安としては頻繁に餌を食べるようになる、ケース内を頻繁に飛翔する、活発に動き回るなどの変化が見られると述べている[11]。

人間との関わり

日本ではクワガタムシといえばオオクワガタ Dorcus hopei などの黒っぽい色というイメージが強いが、ニジイロクワガタなど鮮やかな体色のクワガタムシは「色ムシ」「色虫」という通称で呼ばれる[66]。また日本人の一般女性からは、マニアから人気を集めるオオクワガタも「ゴキブリみたい……」という反応をされることがあるが、ニジイロクワガタやキンイロクワガタに対しては「きれい!」「かわいい!」と好意的な反応を示す女性も多いという[66]。ニジイロクワガタの成虫の体色は、両親の体色の組み合わせで決まるため、色を選別しながら累代飼育することで、新たな体色の個体を作出することができる[31]。そのため、ニジイロクワガタは生きた個体だけでなく標本の需要も高く、日本のみならず海外のコレクターからも人気がある[31]。

鈴木 (2005) はニジイロクワガタについて、「入手難易度」「飼育難易度」(いずれもA・B・C・Dの4段階評価で、「A」が最も容易、「D」が最も困難[67])ともに最も容易な「A」と評価した上で、ホームセンターなどで成虫の雌雄ペアが1980円で販売されていることもあると述べている[7]。2015年時点では、ニジイロクワガタは日本国内で流通しているクワガタムシの中ではオオクワガタに次ぐ人気種であり、飼育も簡単であるため、通年流通しており[25]、成虫の雌雄ペアが2000 - 30000円程度で購入できると評されていた[68]。成虫ペアの価格は主にオス成虫の体長で変動し、体長40 mm以下のペアは4000円以下、体長50 - 59 mm台のペアは5000 - 7000円、体長60 mm以上のペアは12000円が相場とされていた[49]。2023年時点では、ニジイロクワガタはオオクワガタやスマトラヒラタクワガタ Dorcus titanus yasuokai と並んで、日本国内で最も飼育者数が多いクワガタムシの一つであるとされているが、色変わりに注力する飼育者が多く、大型個体を羽化させることにこだわる飼育者は少ないという[6]。『BE・KUWA』 (2022) はクワガタムシ各種について、飼育者数の多い順にSS、S、A、B、Cの順にランク付けしているが、SSは日本産オオクワガタのみで[69]、ニジイロクワガタはそれに次ぐSランク[70]、すなわち「かなりの数の飼育者が継続して飼育していると思われる種類。」とされている[71]。

日本におけるペットとしてのニジイロクワガタ

日本ではクワガタムシなど外国産の昆虫の輸入は原則として植物防疫法で禁止されているが[72]、ニジイロクワガタについては1997年(平成9年)10月に日本国内の愛好家から農林水産省植物防疫所に対し、輸入許可の申請が出され、同所は1999年(平成11年)4月6日付で[73]、愛好家が提出した文献や資料などを基に、ニジイロクワガタについては農業害虫になる虞がないと判断し、日本への輸入を解禁する措置を取った[72]。ニジイロクワガタ以前に、1995年にはカブトムシ Trypoxylus dichotomus(旧学名:Allomyrina dichotoma)、ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus 、アカアシクワガタ Dorcus rubrofemoratus といった日本にも分布する3種について、害虫(検疫有害動物)に該当しないという判断がなされていたが[74]、日本に分布しない外来種のクワガタムシ・カブトムシ類に対する輸入解禁は、このニジイロクワガタに対する措置が初だった。農水省によれば、ニジイロクワガタなどの輸入解禁の翌年である2000年(平成12年)から遡って4、5年前から、それらの昆虫の輸入に関する問い合わせが急増していたという[75]。植物防疫所は、特定の種類の生物について照会がなされた場合、それが植物防疫法によって輸入を規制されている「検疫有害動物」に該当するか、主に文献で検査を行うことになっているが、後述のように1999年11月に輸入を解禁された44種についてはその手続きにより、輸入解禁から遡って約1年半におよぶ検査が行われていたという[76]。農水省は同年8月時点で、ニジイロクワガタ以外の外国産クワガタムシ・カブトムシについても、無害であると確認できれば輸入を解禁する方針を示していた[72]。ニジイロクワガタの輸入許可を申請した人物の知人である後藤和洋は、1998年(平成10年)1月にクルビデンスオオクワガタ Dorcus curvidens、アンタエウスオオクワガタ Dorcus antaeus、ヒラタクワガタ Dorcus titanus などクワガタ属 Dorcus を中心とした計20種について、輸入しても無害であるという根拠や参考文献などといった必要関係書類を植物防疫所に提出した上で輸入許可を申請しており、1999年5月時点ではその申請について「解禁の方向である」という返事を受けていた旨を報告していた[73]。

このニジイロクワガタの輸入解禁がきっかけで、それ以降に輸入を解禁される種が急増したとされており[77]、農水省植物防疫所は同年11月24日、害虫に該当しないカブトムシ・クワガタムシのリストを公表したが、そのリストには先に輸入を解禁されていたカブトムシ、ノコギリクワガタ、アカアシクワガタ、ニジイロクワガタの4種に加え[74]、東南アジア産を中心にカブトムシ類・クワガタムシ44種[77]が追加されており、全48種類(カブトムシ亜科14種、クワガタムシ科34種)の輸入が解禁されたことになる[74]。この時には輸入を解禁された種の中には、ヘラクレスオオカブト Dynastes hercules、ネプチューンオオカブト Dynastes neptunus、コーカサスオオカブト Chalcosoma chiron(旧学名:Chalcosoma caucasus)、アトラスオオカブト Chalcosoma atlas、モーレンカンプオオカブト Chalcosoma moellenkampi、ゴホンヅノカブト Eupatorus gracilicornis、ノコギリタテヅノカブト Golofa porteri、アクタエオンゾウカブト Megasoma actaeon、マルスゾウカブト Megasoma mars、ゾウカブト Megasoma elephas、オウゴンオニクワガタ Allotopus rosenbergi、クルビデンスオオクワガタ(オオクワガタ Dorcus hopei binodulosus、ホペイオオクワガタ D. h. hopei、グランディスオオクワガタ D. h. grandis なども当時は Dorcus curvidens に含まれていた)、アンタエウスオオクワガタ Dorcus antaeus、オオヒラタクワガタ Dorcus titanus[78]、マンディブラリスフタマタクワガタ Hexarthrius mandibularis、オオキバナガクワガタ Prosopocoilus giraffa などの種が含まれていた[79]。

日本に輸入されるようになった直後、ニジイロクワガタは非常に高額で取引されており[11]、1頭あたり30万円程度[60]、あるいは50万円が相場と言われていたが[80]、やがて飼育が容易なことが判明したため、養殖個体が多数日本国内に流通するようになった[11]。また比較的寿命が長いこと、美しい昆虫であることから短期間に飼育者が増加し[60]、2003年時点ではクワガタムシを販売している店舗ならほとんどどこでも購入できるような状態になっていた[11]。流通量の増加に伴って価格も暴落し、小型個体なら1万円以下、体長60 mm以上の大型個体の雌雄ペアでも2 - 3万円程度で購入できるようになっていた[11]。2021年時点では、前胸部にも強い金属光沢を有する「ピカール血統」(前述)のニジイロクワガタを飼育するブリーダーが増えている[29]。

小島啓史は、ニジイロクワガタと近縁な種であるパプアキンイロクワガタ Lamprima adolphinae はモルディブに侵入して農作物の大害虫になっており、日本でも奄美大島など温暖で花卉園芸の盛んな土地に侵入すれば現地の農業に重大な被害を与えかねないのと同様に、ニジイロクワガタも仮に日本の南西部の積雪の少ない温暖な地域に放虫されれば、その環境に定着して日本の昆虫相や植物相に悪影響を与えかねず、またニジイロクワガタに限らず熱帯産のクワガタムシは日本産のクワガタムシとは違い、空中窒素固定で自分の成長に伴って土壌を肥沃にするのではなく、一方的に環境から窒素分を吸収・消費し、温帯林の再生には寄与しない可能性が高いとして[81]、決して飼育されているキンイロクワガタ類を飼育個体を野に放ってはならないと評している[60]。

原産国における人間との関わり

原産国であるオーストラリアでは、過去に侵入した動植物によって在来固有種が大打撃を受けてきた歴史や、国民の間に環境保全に対する高い意識があることから、オーストラリア政府は動植物生体の輸出入に厳しい規制を課し[82]、ほとんどの野生動植物について採取や国外持ち出しを禁止している[83]。また、ニジイロクワガタの生息する熱帯雨林のほとんどは国立公園などの保護区に指定されている[15]。

以上のような理由から、野外品のニジイロクワガタが日本へ入荷することは絶望的であるとされているが[25]、オーストラリア国内で少数の業者が政府から生体の輸出許可を得ており、ニジイロクワガタやヨロイモグラゴキブリなど、オーストラリア固有の珍しい昆虫の生体は彼らを介して他国の愛好家の手に渡っている[82]。オーストラリア国内では甲虫飼育愛好家は少なく[84]、また外国産の昆虫の輸入も禁止されているため、愛好家はニジイロクワガタをはじめ、オーストラリアの在来種のみを飼育しているが、オーストラリア在来のクワガタムシ・カブトムシ類・ハナムグリには小型な種や地味な種が多いため、ブリーダーの間ではあまり人気がなく、それが甲虫を扱う市場の規模が小さい要因になっていると指摘されている[85]。またオーストラリアでは海外からの発酵マットや菌床の輸入は禁止されているため、現地の愛好家はそれらの餌を自作しているが、昆虫ゼリーの輸入は許可されており、日本から輸入しているという[86]。

脚注

  1. 1 2 3 4 藤田宏 2010, p. 49.
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 藤田宏 2010, p. 50.
  3. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 丸山宗利 2016, p. 197.
  4. 1 2 3 4 5 土屋利行 2012, p. 24.
  5. 1 2 土屋利行 2012, pp. 24–25.
  6. 1 2 3 BE・KUWA編集部 2023, p. 10.
  7. 1 2 3 4 鈴木知之 2005, p. 52.
  8. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 鈴木知之 & 福家武晃 2002, p. 14.
  9. 1 2 土屋利行 2012, p. 7.
  10. ↑ BE・KUWA編集部 2003, p. 8.
  11. 1 2 3 4 5 6 7 8 飯島和彦 2003, p. 15.
  12. ↑ BE・KUWA編集部 2012, p. 5.
  13. ↑ 西山保典『世界のクワガタG(ギネス)』木曜社(発行)、エルアイエス(発売)、2000年7月10日初版1刷発行、265頁「ニジイロクワガタ Phalacrognathus muelleri」
  14. 1 2 3 鈴木知之 2012, p. 30.
  15. 1 2 鈴木知之 2005, p. 56.
  16. ↑ 小川晶 2000, p. 75.
  17. ↑ 山口進 2002, p. 15.
  18. 1 2 昆虫フィールド 2000a, p. 40.
  19. 1 2 3 土屋利行 2012, p. 25.
  20. ↑ 今坂二郎 2008, p. 24.
  21. ↑ Giorgio Taroni (1998-11-11). Il Cervo Volante (Coleoptera Lucanidae). Electa, Milano. p. 182. ISBN 978-8843555406
  22. 1 2 3 4 昆虫フィールド 2000a, p. 41.
  23. 1 2 3 4 5 土屋利行 2006, p. 37.
  24. ↑ 森下雄貴 2020, p. 39.
  25. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 BE・KUWA編集部 2015, p. 25.
  26. 1 2 3 4 昆虫フィールド 2000b, p. 57.
  27. ↑ 昆虫フィールド 2000a, p. 42.
  28. 1 2 編集部 2014, p. 86.
  29. 1 2 山口大介@弐朗丸 2021, p. 69.
  30. 1 2 山口大介@弐朗丸 2021, p. 68.
  31. 1 2 3 光田数一 2021, p. 58.
  32. ↑ 光田数一 2021, p. 60.
  33. ↑ 山口大介@弐朗丸 2021, pp. 68–69.
  34. 1 2 3 4 5 昆虫フィールド 2000b, p. 55.
  35. 1 2 土屋利行 2008, p. 84.
  36. 1 2 3 坪井源幸 2002, p. 136.
  37. 1 2 3 4 5 6 7 小島啓史 2024, p. 120.
  38. 1 2 3 4 小島啓史 2012, p. 67.
  39. 1 2 小島啓史 2021, p. 115.
  40. ↑ 坪井源幸 2002, p. 137.
  41. 1 2 3 4 昆虫フィールド 2000a, p. 43.
  42. 1 2 3 4 飯島和彦 2003, p. 18.
  43. ↑ 昆虫フィールド 2000b, p. 56.
  44. ↑ 山口進 2002, p. 14.
  45. ↑ 山口進 2002, pp. 16–17.
  46. ↑ 山口進 2002, p. 16.
  47. ↑ 山口進 2002, p. 20.
  48. 1 2 3 山口進 2002, p. 21.
  49. 1 2 土屋利行 2008, p. 82.
  50. 1 2 3 飯島和彦 2003, p. 19.
  51. ↑ 山口進 2002, p. 19.
  52. ↑ 『月刊むし』むし社、第307号、1996年9月1日、49頁「月刊むし・新着標本価格リスト」
  53. 1 2 3 鈴木知之 2005, p. 53.
  54. 1 2 3 4 5 6 7 飯島和彦 2003, p. 17.
  55. 1 2 3 4 5 飯島和彦 2003, p. 16.
  56. 1 2 3 4 5 6 小島啓史 2024, p. 121.
  57. ↑ 小川晶 2000, p. 76.
  58. ↑ 飯島和彦 2003, pp. 16–17.
  59. ↑ 森下雄貴 2020, pp. 39–40.
  60. 1 2 3 4 小島啓史 2012, p. 65.
  61. 1 2 3 鈴木知之 & 福家武晃 2002, p. 135.
  62. 1 2 鈴木知之 & 福家武晃 2002, p. 136.
  63. ↑ 土屋利行 2008, p. 81.
  64. 1 2 3 4 昆虫フィールド 2000b, p. 54.
  65. ↑ 土屋利行 2008, p. 85.
  66. 1 2 BE・KUWA編集部 2003, p. 4.
  67. ↑ 鈴木知之 2005, p. 8.
  68. ↑ BE・KUWA編集部 2015, p. 24.
  69. ↑ BE・KUWA編集部 2022, p. 114.
  70. ↑ BE・KUWA編集部 2022, p. 117.
  71. ↑ BE・KUWA編集部 2022, p. 116.
  72. 1 2 3 『朝日新聞』1999年8月12日東京朝刊GK面22頁「大量上陸 外国産昆虫はんらん事情(ニュース・スナップ)」(朝日新聞東京本社 斉藤勝寿)
  73. 1 2 後藤和洋「外国産の生きたクワガタ,輸入解禁か?」『月刊むし』第340号、むし社、1999年6月1日、23頁。
  74. 1 2 3 LUCANUS WORLD 1999, p. 30.
  75. ↑ 『朝日新聞』2000年7月6日大阪朝刊第1総合面1頁「夢のクワガタ・カブト上陸 ヘラクレス、パリー…44種【大阪】」(朝日新聞大阪本社)
  76. ↑ LUCANUS WORLD 1999, pp. 30–31.
  77. 1 2 『朝日新聞』2000年7月7日東京夕刊第2社会面18頁「在来のクワガタやカブト大丈夫かなぁ 外国産輸入50種超す」(朝日新聞東京本社)
  78. ↑ LUCANUS WORLD 1999, pp. 32–33.
  79. ↑ LUCANUS WORLD 1999, pp. 34–35.
  80. ↑ 『毎日新聞』1999年6月17日大阪朝刊社会面25頁「外国産クワガタムシやカブトムシ マニア向け、密輸入急増 ペット店で公然と売買」(毎日新聞大阪本社【岩崎信道】)
  81. ↑ 小島啓史 2012, p. 64.
  82. 1 2 ベンジャミン・ハリンク & 笠原泰彦 2016, p. 45.
  83. ↑ 「旅行者の皆様へ:野生動植物の採取は違法行為として厳しく罰せられます」『在パース日本国総領事館』2013年10月1日。2026年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月6日閲覧。
  84. ↑ ベンジャミン・ハリンク & 笠原泰彦 2016, p. 48.
  85. ↑ ベンジャミン・ハリンク & 笠原泰彦 2016, p. 46.
  86. ↑ ベンジャミン・ハリンク & 笠原泰彦 2016, pp. 48–49.

参考文献

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  • 丸山宗利(日本語版監修) 著「甲虫図鑑 > 多食亜目(カブトムシ亜目) > ニジイロクワガタ Phalacrognathus muelleri (MacLeay, 1885)」、パトリス・ブシャー(総監修) 編『世界甲虫大図鑑』(第1刷発行)東京書籍、2016年5月20日、197頁。ISBN 978-4487809301。 NCID BB21291106。国立国会図書館書誌ID:027293191・全国書誌番号:22757507。 
  • 森下雄貴「ニジイロクワガタの飼育レコードを目指して」『BE・KUWA』第77号、むし社、2020年11月20日、38-42頁。  - 『月刊むし』2020年12月増刊号(2020年秋号)。
  • 光田数一「「ニジ色の沼」にハマってみませんか?」『BE・KUWA』第79号、むし社、2021年5月13日、58-63頁。  - 『月刊むし』2021年5月増刊号(2021年春号)。
  • 山口大介@弐朗丸「黄金時代の幕開け!? 金色のニジイロクワガタ」『BE・KUWA』第80号、むし社、2021年8月13日、68-69頁。  - 『月刊むし』2021年8月増刊号(2021年夏号)。
  • 小島啓史「21世紀版クワガタムシ飼育のスーパーテクニック 64 日本のクワガタムシと海外種の比較と考察1」『BE・KUWA』第80号、むし社、2021年8月13日、114-117頁。  - 『月刊むし』2024年12月増刊号(2024年秋号)。
  • BE・KUWA編集部「日本産中~大型種クワガタムシの飼育レコード個体(2022年度版)」『BE・KUWA』第85号、むし社、2022年11月17日、114-117頁。  - 『月刊むし』2022年12月増刊号(2022年秋号)。
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  • 小島啓史「21世紀版クワガタムシ飼育のスーパーテクニック 77 クワガタムシの幼虫の成長時の条件が♂成虫の体型に与える影響」『BE・KUWA』第93号、むし社、2024年11月15日、118-121頁。  - 『月刊むし』2024年12月増刊号(2024年秋号)。

関連項目